――― 輝くひととき 49  ――― PDFファイル49-52

 

リーダーシップとは

 

  求 む!

神よ、今このような時代だからこそ

強い精神と寛大な心、真の信仰、行動力のある人を

与えて下さい。

地位に溺れることなく

役得に目がくらむこともなく

信念と意志を貫き

誇りを忘れず、嘘をつかぬ人

煽動にも毅然(きぜん)として立ち向かい

甘い誘いに耳を貸そうとしない人

公私ともに、高潔な理想を持って生きる人を。

なぜなら、大衆が道徳を説いて

大言壮語しながら、行ないは伴わず

私利私欲のために醜い争いをする一方で、

見よ、自由は泣き、不正が国を動かし、正義は眠ったままだから。

    −ジョサイヤ・ギルバート・ホランド(米国の作家)

 

真の政治的手腕とは、国の状態を、現在のものからあるべきものへと変える能力のことである。

−ウィリアム・R・アルジャー(1822-1905)

 

真の偉人は、その偉大さが自分の内から出たものではなく、神から授かったものであることを知っている。

−ジョン・ラスキン

[英国の評論家](1819-1900)

 

大変革は社会の表面から始まるのではない。それは、日ごろから、神との交わりによってその時代の無関心を克服し、熱意を込めて語り、社会に命を捧げ、大衆に正しい観念を呼び覚まさせる人の心から始まる。

−エドワード・ビーチャー

[米国の牧師](1803-1895)

 

 

人の上に立つ人に贈る聖書の言葉

 

主のあなたに求められることは、ただ公義をおこない、いつくしみを愛し、へりくだってあなたの神と共に歩むことではないか。(ミカ6章8節)

 

かえって、あなたがたの間で偉くなりたいと思う者は、仕える人となり、あなたがたの間でかしらになりたいと思う者は、僕(しもべ)とならねばならない。それは、人の子がきたのも、仕えられるためではなく、仕えるためであり、また多くの人のあがないとして、自分の命を与えるためであるのと、ちょうど同じである。

(マタイ20章26-28節)

 

人を正しく治める者、神を恐れて治める者は、朝の光のように、雲のない朝に輝きでる太陽のように、地に若草を芽ばえさせる雨のように人に臨む。

(サムエル記下23章3-4節)

 

あなたの羊の状態をよく知り、あなたの群れに心をとめよ。(箴言27章23節)

 

主の僕たる者は争ってはならない。だれに対しても親切であって、よく教え、よく忍び。(2テモテ2章24節)

 

神はあなたがたをかえりみていて下さるのであるから、自分の思いわずらいを、いっさい神にゆだねるがよい。(1ペテロ5章7節)

 

何事も思い煩ってはならない。ただ、事ごとに、感謝をもって祈と願いとをささげ、あなたがたの求めるところを神に申し上げるがよい。そうすれば、人知ではとうてい測り知ることのできない神の平安が、あなたがたの心と思いとを、キリスト・イエスにあって守るであろう。(ピリピ4章6-7節)