5.大胆さ/内気
悪しき者は、追う人もないのに逃げる。正しい人はししのように勇ましい。(箴言28:1)
1.「Shy」 (シャーイ・恥ずかしい) というのは、ただ 「I」(私) を「Sh」 の前につけただけである。内気というのは、本当には自分中心の事なのである。恥ずかしがる人というのは、自分の事を考えるのに忙しくて、他のどんな話題に対しても、「Sh」(シーッ)という人の事である。
2.批判などをうけるかもしれないようなことに身をさらすことがないなら、人よりぬきん出ることはない。
3.びくびくして求める者は、自ら拒否を招く。
4.用心深すぎる者は、少ししか成し遂げない。
5.キリスト意識過剰なら、自意識過剰にはなれない。
6.内気の根源は、実際には自尊心にある。
7.立ち上がれ、思いを語れ。すべての者があずかれるように。
持っている真理を宣言せよ。
大胆であれ、そしてあらゆる所で真理を宣言せよ!
あえてそれをする者だけが生きる!
8.沈黙は、証の時以外は素晴しい−−証の時に沈黙するなら、ただの臆病にすぎない。
9.下役の男に脅され、追い払われてはいけない! その男と話すことを拒み、上役に会うことを強く要求しなさい!
10.勇敢さは、決してすたれない。
11.あなたの同意がなれけば、誰もあなたに劣等感を抱かせることができない。
12.肉体と魂の力とスタミナのために、あなたを大胆にさせる御言葉を飲み込みなさい。
13.もしあなたが大胆であり、祈りと主の力の内に出ていき、まるで自分が何をしているのか知っているように行動し、彼らがするな、とあなたに告げるまでただ進んで行うなら、人々はあなたに、きっとそれをする権利があるに違いないと考えるであろう。
14.もしあなたが何をすべきかしっているように見えるなら他の人があなたに質問することは減多にない!
15.尋ねない質問は答えられない。
16.思い切って大胆になれ! おびただしい数のロボット的な眠ったような、型にはまった、みせかけの、順応主義の芸をさせられているような人々、また平均的で、いわゆる 「普通」 の体制である 「大部分の声なき、大多数」 とは全く異なって、大胆に考え、行動し、生活し、教えなさい! 彼らは、あなたが思い切って彼らの権威者に挑戦する事で、あなたを憎むであろう。しかし神は、あなたを愛して下さるであろう。
17.内気、恥ずかしがること、臆病とは何なのか? それは2つのもの、すなわち恐れと自尊心の組み合わせである! あなたは自分に対する人々の意見について心配しているのである。あなたは、人間の意見を恐れているのである。(エペソ6:6,7, 箴言29:25)
18.内気は、根本的には恐れであって信仰の反対である。だから恐れに打ち勝つためには、あなたはより多くの信仰を持たなければならないのである。
19.あなたにより多くの信仰があれば、あなたにはより多くの大胆さと、より多くの勇気と、神の信頼するより多くの信仰がある事になる。
20.私が聖霊を受け入れたあと、私には大胆さと、言わば恐れを知らない態度とより大きな勇気を持つようになった。そしてそれは、神より与えられたものだと思う。自分が正しく、また正しいことをおこない、正しいことを言っていると知っている限り、人々が自分のことを良いように考えようが、悪いように考えようが関係のないことだった。自分が神の御心の中にいて、神の御心を行っていると知っている限り、神の御霊は私にこの大胆さを与えてくれた。
21.質問されたなら、言い逃れしたり、遠回しに言ったり、何かを恥じているかのように下をむいたりすることだけはしてはいけない。彼らの目を真っ直ぐにみなさい。そして力にあふれ、率直で、明らかな確信と、誠実さのある態度をとりなさい。攻撃にまわって、彼らに真理をぶっつけなさい!
22.主の御霊の力の内にあって、神の言葉の約束によって、人間に対する恐れを直視しなさい。そうすればあなたは失敗することはない!神をほめたたえよ!
(No.337,983,1006,1032も参照。)
23.創世記32:24,26 ヤコブはひとりあとに残ったが、一人のひとが夜明けまで彼と組みうちした‥‥ヤコブは答えた、 「わたしを祝福してくださらないなら、あなたを去らせません」
24.詩篇119:6 わたしはあなたのもろもろの戒めに目を留める時、恥じる事はありません。
25.箴言28:1 悪しき者は追う人もないのに逃げる。正しい人はししのように勇ましい。
26.箴言29:25 人を恐れるとわなに陥る。主に信頼する者は安らかである。
27.エゼキエル3:9 わたしは、あなたの額を岩よりも堅いダイヤモンドのようにした。ゆえに彼らを恐れてはならない。彼らの顔をはばかってはならない。彼らは反逆の家である。
28.マルコ8:38 邪悪で罪深いこの時代にあって、わたしとわたしの言葉とを恥じる者に対しては、人の子もまた、父の栄光のうちに聖なる御使たちとともに来る時に、その者を恥じるであろう。
29.使徒行伝4:13 人々は、ペテロとヨハネとの大胆な話しぶりを見、また同時に、二人が無学なただの人たちであることを知って不思議に思った。そして彼らがイエスとともにいた者であることを認めた‥‥
30.使徒行伝4:29 僕たちに、思い切って大胆に御言葉を語らせて下さい。
31.使徒行伝5:28 言った、「あの名を使って教えてはならないと、厳しく命じておいたではないか。それだのに何ということだ。エルサレム中にあなたがたの教えを氾濫させている。あなたがたは確かに、あの人の血の責任をわたしたちに負わせようとたくらんでいるのだ。」
32.使徒行伝9:28,29 彼は‥‥主のみ名によって大胆に語り、ギリシャ語を使うユダヤ人たちとしばしば語りあい、また論じあった。
33.使徒行伝18:9,10 するとある夜、幻のうちに主がパウロに言われた、 「恐れるな、語り続けよ、黙っているな。あなたにはわたしがついている。誰もあなたを襲って危害を加えるようなことはない。この町にはわたしの民が大勢いる。」
34.ローマ1:16 わたしは福音を恥とはしない。それはユダヤ人をはじめ、ギリシャ人にも、すべて信じる者には救いを得させる神の力である。
35.エペソ3:12 この主キリストにあって、わたしたちは彼に対する信仰によって、確信をもって大胆に神に近づくことができるのである。
36.エペソ6:19,20 またわたしが口を開く時に語るべき言葉を賜り、大胆に福音の奥義を明らかに示しうるように、わたしのために祈ってほしい。わたしはこの福音のための使節であり、そして鎖につながれているのであるが、つながれていても語るべき時には、大胆に語れるように祈ってほしい。
37.Tテサロニケ2:2 それどころか、あなたがたが知っているように、わたしたちは先にピリピで苦しめられ、はずかしめられたにもかかわらず、わたしたちの神に勇気を与えられて、激しい苦闘のうちに神の福音をあなたがたに語ったのである。
38.Uテモテ1:8 だからあなたは、わたしたちの主の証をすることや、わたしが主の囚人であることを、決して恥ずかしく思ってはならない。むしろ神の力に支えられて、福音のためにわたしと苦しみをともにしてほしい。
39.Uテモテ2:12 もし耐え忍ぶなら、彼とともに支配者となるであろう。もし彼を拒むなら、彼もわたしたちを拒むであろう。
40.Tヨハネ4:17 わたしたちもこの世にあって彼のように生きているので、裁きの日に確信をもって立つことができる。そのことによって愛がわたしたちに全うされているからである。