92.霊 界
「恐れることはない。われわれと共にいる者は、彼らと共にいる者よりも多いのだから。」 そしてエリシャが祈って、 「主よどうぞ、彼らの目を開いて見させて下さい。」 と言うと、主はその若者の目を開かれたので、彼が見ると火の馬と火の戦車とが山に満ちて、エリシャの回りにあった。(列王紀下6:16,17)
1.私たちは今、この世を離れ去った聖徒たち、すなわち神の人、大いなる知恵の持ち主、行政管理者、王たち、預言者たち、詩篇作者たち、及びその他大勢の人たちから成る、驚くべき軍隊を持っているという利益を受けている。そして私たちが必要とする時にはいつでも、彼らを私たちに与えて下さるために、神は、彼らに呼びかける事ができる。
2.あなたは、霊たちを解放するために、あなたの権威を用いているか? イエスの御名の力を! 「あなたがたが、地上でつなぐことは、天でもみなつながれ、あなたがたが地上で解くことは、天でもみな解かれるであろう!」(マタイ18:18)
3.あなたはたった今、霊の中でタイム・トラベルする事ができる!−−すなわち記憶の内に過去にさかのぼり−−預言の内に未来に進むことが!
4.あなたは心の内に、時間をさかのぼって戻ることも、あるいは、未来に向かって進むこともできる。そしてそれをするのにタイム・マシンはいらない。ただそんなにも簡単なことなのである!
5.私たちの戦いは、血肉に対するものではなく、大気圏にいる、悪の霊に対する戦いである!(エペソ6:12)
6.もし悪魔を信じることができるなら、神を信じることもできる! もし悪魔がいるなら、神もおられるに違いない!
7.霊的な世界は真空を嫌う! もしあなたが、神の御霊を拒むなら、悪霊は出て行って、以前よりも悪い悪霊たちを呼び集める。そしてあなたの後の状態は、初めの状態よりも悪くなる!
8.神は赤ん坊をもてなし、また彼らを楽しませるために、小さな霊の子供たちを遣わされる!
9.この物質的な世界は、過ぎ去ってしまう幻想、夢の世界、悪夢の世界、まがいもの、イミテーション、錯覚、幻覚であるが、霊の世界は決して過ぎ去ることのない現実である!
10.私たちは、この世を離れ去った聖徒たちのために、祈ることができ、そして彼らは、私たちのために祈る。そして私たちはみな、互いに愛し合う! 彼らにはまだ、すべき多くの仕事、すなわち、私たちを助けようと務め、また、私たちがすべきことになっていることを、私たちにさせるという、困難な仕事があるので、彼らにはまだ、祈りが必要なのである!
11.私たちは、超越瞑想、すなわち、御霊において、ひとつの世界から別の世界へ移行することを信じている。
12.明らかに色々な国々は、神がその国民たちを支配するようにと置かれた色々な異なる霊たちを持っている。良い霊であれ、悪い霊であれ、神は人々が何をうけるに値するかに応じて、その霊をそこに置かれるのである。
13. 「こう言うわけで、私たちはこのような多くの証人に、雲のように囲まれている!」(ヘブル12:1) だから、あなたが正しいことを行う時、彼らがどれほど喜び踊り、また叫ぶかを想像してみなさい!−−あなたが勝利を得るたびに、目標を成し遂げるたびに、魂を勝ち取るたびに!
14.霊界と超自然的なもの、及び霊的なものに対する信仰を霊感する時、あなたはそのすべてを造られた、神に対する信仰を霊感しているのである。
15.その体は、本当のあなたではない!−−それはただ単に、あなたがその中で暮らしている、肉体的な家に過ぎない! 本当のあなたは、内側にある霊なのである!
16.霊たちは今でも、ある一定の活動の自由を持っているが、彼らは明らかに、人間よりもはるかに厳重で厳しいコントロール下に置かれている。
17.私たちはこの戦いを一人で戦っているのではない! 主が私たちのために戦っておられるのである。そしてたった今は、絶え間なき、大いなる戦いの内に、天使長たちが悪霊共と戦いを交えている!
18.あなたは旅をしたいか? 旅行をしたいか? ただ主と一緒に夢を見なさい! 主は何処にでも、あなたを連れて行くことができる!−−しかも、ただ夢の内においてだけではない!−−もしあなたが行くことを望み、またそれが主の御心であるならば、たった今、ここで行くことができる!−−ただ、あなたの夢を実現させて下さるように、主にお願いすることだけである!
19.もしあなたがイエスを愛しているなら、あなたは聖なる霊である。そしていつかその内に、あなたが死んで、主と相まみえる時には、あなたは聖なる幽霊となる!
20.あなたたちは、地上最大のショーである。そして天国がみな、あなたたちを見守っている!
21.主にとっては、過去も現在も未来もない! そのすべては、一つの大いなる永遠の今である。
22.霊界における霊たちは、その感情、情緒、願望、選択、意見、及び好みにおいて、今でも、私たちと非常に良く似ている。
23.そのトンネルは、一体何のためにあるのか?−−悪の軍勢が縛られている、この地上のすべての暗闇を、あなたたちに安全に通過させ、また、主による保護を受けて、あなたたちを、あなたたちの行く先に、ロケットにように打ち上げて、送り届けるためである!
24.幾つかの星は、実際に霊であり、陽性の星もあれば、陰性の星もある。これはまさしく科学が発見していることである。
25.ある面では、私たちは御使よりも重要な者でさえある! 神が御子を遣わされたのは、御使のために死ぬためではなく、私たちのために死ぬためだったからである! 私たちは、御使を裁くようになるであろう!
26. 「もし、あなたの父の言葉を信じることができるなら、すべてのことは可能である!」 あなたは過去に戻って行って、未来を変えることさえできる!
27.この世界において、死者となることよりも、次の世界で生者となることの方が優れている!
28.良い幽霊たちは、あなたを愛しており、悪い幽霊たちは、あなたを怖がっている!
29.私の人生は、主が巻き戻すことも、早送りすることも、あるいは、何処でも望まれるところで止め、過去や未来を私に示すために、それをかけることのできるテープのようなものである!
30.日の下には新しいものは何もない! 人間がこれまでに発明してきたすべてのものは、安っぽいイミテーション、お粗末なプラスチック製のまがいもの、あるいは、御霊において実在しているものを表す、単なるたとえ以外の何物でもない。
31.霊界においては、嘘をついたり、誰かを欺いたりするという可能性は全くない。何故なら、あなたが正確に何を考えているのか、またあなたの心には、実際どんなものがあるのかが、すべての人に分かるからである。
32.次の世界は、この世界とあまり大きな違いはないであろう−−ただもっと良くなるだけである! 結局のところ、神がもうすでに造っておられる世界よりも、はるかに美しい世界を一体どうして神は造ることができるだろうか!
33.幽霊が、人間を助けることは、あまり容易なことではない。何故なら、人々は幽霊を怖がるからである。だから神は、あなたたちを用いなければならないのである。
34.すべての物質界の国々や物質界の現れ、及び王たちや権威の背後には、互いに争い合っている霊的な権威が存在する。
35.私たちは、完全に、霊の領域に入るまでは、決して、完全な現実を知ることはないであろう。
36.すべての良い発明品は、主の霊界から主によって霊感された物であり、すべての悪い発明品は、悪魔と彼の悪鬼共からのものである。
37.私たちの日常生活と世界の未来とは、霊界における戦いによって影響を与えられており、その戦いとは、主と主の御使たちと悪魔と悪魔の使いたちの間のものである。
38.神は、神の代理、使い、あるいはメッセンジャーとして、この世を離れ去った人間の霊たちも用いられる。
39.表面上で起こっていることは、真に起こっていることの小さな物質的表れ以外の何物でもない。真の物事が起こっているところ、それは霊界であり、そこが完全にコントロールしているのである。
40.霊界には、時間というものがなく、それは一つの大いなる永遠の今である!
41.光輪とは、霊的な冠のようなものである。それは、アンテナのような、あなたの力の源である。 それは力の冠、啓示の冠、ちょうどあなたの守護天使のように、主があなたに与えておられる権威の冠である。
42.私が以前知っていて、死んでしまった子供たちを、私たちが霊において見た時、彼らは年をとって、すっかり成長していたが、美しかった! すでに死んでいて、わたしが霊の内に見た老人たちは若返っていて、壮年期であるように見えた!
43.一体誰が観光旅行をして回ることを望むだろうか? ガラクタや古い廃墟や残骸を見るというのは、全くの時間の浪費に過ぎない! 私にスリルを与えてくれるもの、それは御霊における旅行である! その旅行をするなら、 以前に一度も見たことのないものを、本当に見ることができる!
44.あなたは、御霊の領域におけるクリスチャンに他ならない! 神は、あなたの肌の色、国籍、あるいは性別、あるいはその他の如何なるいまいましい肉的な特徴にも目を留められない!
45.良い霊であれ、悪い霊であれ、すべての霊たちは、あなたたちに服従する!
46.あなたは、あなたの精霊を、すなわち、あなたが望むことをしてくれる、あなたの天の使い、あなたが神の仕事を遂行するのを助けてくれる、あなた自身の個人的なメッセンジャーを、思いのままに使うことができる!
47.人間の霊は、夜に不活発になり、静かになるが、その時、霊的な世界の霊たちは、はるかに活発になり、はるかに容易に、交信を取ることができるようになる!
48.すべての声が神からのものではない。だからあなたはあなたの聞いているものが、主からのものであることを確かめるために、「霊を」試さなければならない。
49.私たちは今、私たちの仕事をしていて幸せである!−−そして私たちは、そこでもしなければならない仕事を持つようになるが、宇宙のビジネスを遂行し、ひとつの惑星から別の惑星へ、ひとつの星から別の星へ、ひとつの星雲から別の星雲へと旅をして回る時、私たちはさらに幸福になるであろう!
50.悪魔は、神の支配下に置かれており、すべての霊たちも神の支配下に置かれている。そして彼らは、何であれ、主が言われることも行なわなければならない!
51.霊界は、私たちの回りを取り巻いており、上にも下にも、私たちの四方を取り囲んでおり−−さらには私たちの内にさえ存在する!
52.科学とは何か?−−知識である! 超自然的なもの、霊的なもの、奇跡的なものとは何か? それはただ、人間になじみのない、神の科学であるに過ぎない!
53.私たちが好きなように、また思いのままに使うことができるように、あなたが私たちに与えて下さっている、あなたの多くの助言者たちと、おびただしい数の霊の助け手たちを、主よ、感謝します!
54.霊界では、ものすごい戦いが行なわれており、私たちと、また私たちが主のために行っていることとに敵対して、大いなる騒音、武器が激しくぶつかり合う音、叫び、及び悲鳴が起きている!
55.私はいつでも、鳥でいっぱいの庭を見るのが好きだ! それは、あたかも主からのしるしであるかのようだ。何故なら、鳥たちは、神の小さな守護天使、神の小さな保護の霊たちだからである!
56.鳥たちは、主がおられることと、主の祝福のしるしであり、主の良い霊たちを象徴している。
57.私に、あなたの目の中に入らせてほしい、そうすれば私の脳が、あなたの脳となり、私たちは、共に霊の旅に出る!
58. 御使の速度、それが私に必要なもの!
ただそう思うだけで、私はそこに行っている。
59.霊たちには、いろいろな異なる持ち場があるが、彼らはみな制限されている。
60.悪魔が地獄を管理運営するようになるのではない!−−彼も収容されている者の一人となるからである! 神が、地獄の刑務官、すなわち所長である!−−悪魔と悪鬼共とは、神の囚人である!
61.心の中にイエスを持っている人は皆、霊媒である。霊的な力の存在がのり移り、普通その人自身の力の元にいる時にはできないことを、媒介するのに使われる人である。
62.私はまだ、少しも年老いたとは感じない。霊には年齢はない。
63.正しい人が、その正しさに応じて、良い霊たちの助けを受けることができるのと同じように、悪しき者も、彼らの悪しき行いに応じて、悪霊たちによって悩まされることがある!
64.私たちは、敵が私たちに戦いを挑んでくるにつれて、敵の仕業がさらにいっそう表立つようになり、さらにいっそう超自然的で、より奇跡的で、より活発になっていく、深刻な時代に突入しつつある。
65.霊において、病気にかかるのは、肉体において病気にかかるのと、全く同じくらい可能であり、事実、霊においてはその可能性がなおさら高いのである。
66.あなたや私は今日、時間と永遠の両方に属している! 私たちは、一方の足を天国におき、もう一方の足を地上においている!
67.もしあなたが霊的に敏感であるなら、それは、あなたが聞いているのがどんな霊であるのかに、特に注意深くなければならないことの、いっそう大きな理由である!
68.もし物事が、この人生において、公平なものでないなら、来世においては確かに公平なものとなるであろう。
69.次の世界において、私たちはあらゆる種類の、胸踊らせるような仕事を持つようになり、また、多くの可動性、成果、進歩、バラエティー、旅行、自由、メッセンジャーとしての仕事、及びその他のスリルのある仕事によって、さらに幸せになるであろう。
70.御使たちは、一度も、人間ではなかったので、彼らは−−星か、光輪か、空飛ぶ円盤か、エネルギーか、力の輪のような−−何らかのエネルギー体なのである。彼らはある意味では、人格を持ってはいるが、エネルギー、 あるいは、霊のようなものなのである。
71.悪魔が行うすべてのことは、キリストが成されることのイミテーションであり、悪魔は一度も、何か新しいものを考えついた事はなかった。
72.悪魔は神の支配下に置かれている−−ただ人間だけが神に支配されておらず、あからさまに背くことができる!
73.古代の偶像の多くは、実際の悪鬼の霊たちを象徴していた。神が偶像を好まれなかったのは、それが理由である。その偶像が象徴していた霊たちの故にである。
74.悪魔は、神の雇用者であり、神の死刑執行人、神の検察官である。
75.敵は主の死刑執行人、すなわち主の最高執行人である。しかし敵は、主と同じくらい高いものではない。彼は、神の裁きの多くを成し遂げるが、主は、それに対して何らかの理由を持っておられるのでない限り、彼が私たちに触れるのを許されることはない。
76.悪魔でさえ、遍在ではない。彼はただ、一時に一つの場所にいることができるだけである。
77.あなたは、一日中、さらには夜眠っている時にも、主の交信を受け取っている。
78.主の天的な存在−−すなわち、絶えず私たちを見守り、常に私たちを助けてくれている、主の奉仕の霊たちや御使たちを−−神に感謝しなさい。
79.悪魔は神のようではなく、すべてのことを知ってはいない。悪魔が知っていることはただ、神がもうすでに語られたこと、もうすでに成されたことだけである。悪魔は、預言などのような、神がこれから成そうとしておられることを、公に予告されたことは知っているので、歴史の進路、及びこれから起こることは知っているわけである。しかし、私たちもまた、それを読むことができるので、そのことについて、私たちも彼と同じくらい多くのことを知っているわけである。しかし悪魔は、神のすべての動き、また神が次に何をしようとしておられるのかを知ってはいない。
80.主はやってきて、人間として生まれることを選ばれた−−すなわち、前世とその選択のまぎれもない一例である! もし主にそれをすることができるなら、私たちにもできない理由はない。
81.確かに霊界は、とてもとても近くにある−−それは今この場にあり、私たちの回りを取り囲んでいる! 私たちはおそらく、 たった今それを知らずに、その中に座っているのであろう!
82.物理学の法則では、二つのものが同時に同じ場所を占拠できないことになっている。しかし、霊にはそれができる! 何故なら霊は、物理的なものではなく、物質的なものでなく、霊であって、霊的なものだからである!
83.神は、非常に偉大で、私たちの理解の域を越えておられるので、神は、私たちに対して、より親密に、より個人的に、より直接に奉仕するために、御使たちと、この世を離れ去った奉仕の霊たちとの、両方を用いられるのである。彼らは、この人生において、私たちを助けてくれている、来世からの主の道具なのである。
84.霊界にいる者たちにとって、ただ単に、死んでいくすべての人々を世話することだけでさえも、それがどんなに大きな仕事に違いないか、あなたたちは気づいているだろうか? それは、そこにいるほとんどすべての人を忙しくしておくのに十分なものである。
85.霊たちが話し合いをし、色々な物事について討議することがあるのを知っていたか? 霊界においては、すべてのものが、全く完全に決定しており、定着されているのではなく、事実、それはこの世界に、とても良く似ているのである。(列王紀上22:19-22)
86.私たちと霊界との間には、何らかの分離線があり、普通、霊たちは、ある特定の目的のためを除けば、その一線を越えることを許されていない。
87.時がもはや存在しなくなり、また私たちが、過去も未来もなく、ただ現在だけがあり、永遠の今の世界に、住むようになる日が近づいている。
88.霊においては、過去も現在も未来も、みな一つのようなものである。今の神の御国は、後の神の御国でもある−−すなわち、永遠の御国である!
89.絶えず私たちを見守っていてくれる、主の御使たちを、そしてまた、あなたを受け持っている、あなたの個人的な御使をさえも神に感謝しなさい!
90.御使は、輪、円形物、光輪、リング、あるいは光の 「空飛ぶ円盤」 で旅をする! エゼキエルが神を見た時、神は輪に乗って旅行されていた。(エゼキエル1章) その輪は明らかに、単に他の物事だけではなく、霊的な旅行用にも使われる、何らかの力の一種なのである。
91.霊として、あなたには、なお個人的な選択と願望とがある。御使たちが如何に人の娘たちを望んだかを見てみなさい。彼らが非常に美しかったので、御使たちは、文字通り、彼女らに対して欲情を起こし、愛を営むことをして、巨人の子供を産ませたのである!(創世記6:1-4)というわけで、霊たちは明らかに、今なお学んでいるのである。
92.霊界と至福千年において、あなたたちには、今持っているのと同じ性格や同じ問題の幾つかがあるかもしれない。しかし、あなたたちの状態は、もっと良くなっているであろうし、より直接的な支配下にいるようになるので、より直接的な交信を取り、より良く従うようになるであろう。
93.霊界は、私たちがそれを把握したり、あるいは、それを理解することさえできないほど、この現在の世界とそれほどひどくかけ離れたものではない。
94.私たちはただ、私たちが超自然的な体を持つようになるということを除けば、今の私たちと、ほとんど同じようなものとなるであろう。私たちは、ちょうどイエスが、その復活後にそうであられたように、今のような容姿になるであろう。
95.UFOは存在する! UFOは、霊的な存在であり、確かに出現するのであり、人々もそれを見てきている。専門家も科学的に、それらを追跡したことがある。それらは、不信心な者たちに対して、 「空のしるし」 として現れてきた。 (ダニエル6:27; ルカ21:11,25; 使徒行伝22:6; 黙示録15:1) ある御使たちは、そのようにして旅をする。そのスピードと移動能力とは、とてもすごいものであり、霊だけが、そのような激しい方向転換に耐えることができる!
96.霊界はすべて、非常に現実的で、かつ実際的であり、あなたたちが、ある者たちによって信じ込まされてきた以上に、現実的である。
97.霊界には、ちょうど軍隊のように、明確な区別や霊的な階級や等級、そして権威のレベルがある。ただ単に、良い霊たちや悪い霊達だけではなく、色々と異なる種類の霊たちがいるのであり、良い霊達や悪い霊達の中にも、様々な支配、及び権威の等級や階級が存在している。
98.霊界におけるすべてのものは、まるでスローモーションでもあるかのように、実にゆっくりと、また実に優雅に動くようである。
99.夢とは、ある意味では主によって導かれる、あなたの想像以外の何であろうか?−−あるいは、もし悪夢を見ているのであれば、それは悪魔によって導かれているものである!
100.霊たちや心霊主義の研究は、主や主の御業以上に、悪魔や悪魔の策略に対して、より多くの興味を持つようになってしまうので、危険なものとなり得る−−だからといって、そのことに関してすっかり無知であってはいけない!
101.他の者たちに対する反感を築き上げ、また誰を本当に狙っているのかを、実際に明らかにすることなしに、その同じ網の中に、私たちをも捕らえてしまうことを望んで、他の者たちに対して、網をしかけるというのは、悪魔が彼の攻撃を開始するための、よくあるお気に入りの戦術である。そして、悪魔はついには、ある特定の問題に対して、政府や人民をすべて煽動し、すべての者の心に同じ思いを起こさせ、それを阻止して、また弾圧しようという考えにさせ、しかも政府を説得して、ある特定の規制を敷かせ、その規制の下で、私たちの敵共が、今度は彼らの真の敵である、神の子らに攻撃をかけることができるようにするのである。
102.もし私たちが、私たちを取り巻く、霊の助け手たちの群衆を見ることができたなら、私たちは本当に、私たちの行いを正すことであろう!
(No. 56, 57, 72,73A,75A,80,102,195,206,
224,261,262,271,273,275A, 279, 296, 298,301,
341,365,368,554,614,615,616,620,621,
622,623,624,686,710,711,713,723,760,794,795,
796,818,820,945,948,980,998,1237,1261,1262,
1264,1278,1304,1369,1403,1404,1405,1408-1415,
1420, 1421, 1423,ジェネシス・シリーズ、
1430,1476,1477,1479-1484,1513,1541,1606も参照。)
103.創世記20:6 神はまた、夢で彼に言われた、 「そうだ、あなたが清い心をもって、このことをしたのを知っていたから、わたしもあなたを守って、わたしに対して罪を犯させず、彼女に触れることを許さなかったのである。」
104.創世記24:40a 主人はわたしに言いました、 「わたしの仕えている主は、御使をおまえと一緒につかわして、おまえの旅に幸いを与えられるであろう。」と。
105.出エジプト3:2 時に主の使いは、しばの中の炎の内に彼に現れた。彼が見ると、しばは火に燃えているのに、そのしばはなくならなかった。
106.民数記22:23,30,31 ロバは主の使いが、手に抜き身のつるぎをもって、道に立ちふさがっているのを見、道をそれて畑に入ったので、バラムはロバを打って、道にかえそうとした。ロバはバラムに言った、 「わたしはあなたが、今日まで長い間乗られたロバではありませんか、わたしはいつでも、あなたにこのようにしたでしょうか。」 バラムは言った、 「いや、しなかった」 この時主が、バラムの目を開かれたので、 彼は主の使いが手に抜き身のつるぎをもって、道にたちふさがっているのを見て、頭を垂れてひれ伏した。
107.列王紀上22:19-22 「わたしは、主がその玉座に座り、天の万軍がそのかたわらに、左右に立っているのを見たが、主は、 『誰がアハブをいざなって、ラモテ・ギレアデにのぼらせ、彼を倒れさせるであろうか』 と言われました。すると一人はこのことを言い、一人が他のことを言いました。その時、ひとつの霊が進み出て、主の前に立ち、 『わたしが彼をいざないましょう。』 と言いました。主は、 『どのような方法でするのか』 と言われたので、彼は、 『わたしが出て行って、偽りを言う霊となって、すべての預言者の口に宿りましょう』 と言いました。そこで主は、 『おまえは彼をいざなって、それを成し遂げるであろう。出て行ってそうしなさい』 といわれました。」
108.列王紀下6:16,17 エリシャは言った、「恐れることはない、われわれと共にいる者は、彼らと共にいる者よりも多いのだから。」 そしてエリシャが祈って、「主よ、 どうぞ彼の目を開いて見させて下さい。」と言うと、主はその若者の目を開かれたので、彼が見ると、火の馬と火の戦車とが、 山に満ちて、エリシャの回りにあった。
109.列王紀下19:35 その夜、主の使いが出て、アッスリヤの陣営で、18万5千人を打ち殺した。人々が朝早く起きて見ると、彼らはみな死体となっていた。
110.歴代志下32:21 主は、一人の御使をつかわして、アッスリヤ王の陣営にいる、すべての大勇士と将軍、軍長らを滅ぼされた。そこで王は赤面して自分の国に帰ったが、彼の神の家に入った時、彼の子の一人が、つるぎをもって、彼をそのところで殺した。
111.ヨブ1:6 ある日、神の子たちが来て、主の前に立った。サタンもきてその中にいた。
112.詩篇34:7 主の使いは、主を恐れる者の回りに、陣を敷いて彼らを助けられる。
113.詩篇68:17a 神のいくさ車は、その数二万、また御使の数、数千であって、主は彼らの中におられる。
114.詩篇78:49 神は彼らの中に、悪しき使いの群れを送って、 激しい怒りと憤りと悩みとを放たれた。
115.詩篇91:11,12 これは主があなたのために、天使たちに命じて、あなたの歩むすべての道で、あなたを守らせられるからである。彼らは、その手であなたを支え、石に足を打ちつけることのないようにする。
116.詩篇103:20 主の使いたちよ、その御言葉の声を聞いて、これを行う勇士たちよ、主をほめまつれ。
117.詩篇104:4 主は、主の御使たちを霊として、その僕を燃える炎とされる。
118.イザヤ14:12-15 黎明の子ルシファーよ、あなたは天から落ちてしまった! 諸々の国を弱めた者よ、あなたは切られて地に倒れてしまった! あなたは先に心の内に言った、 「わたしは天にのぼり、わたしの王座を高く、神の星の上に置き、北の果てなる集会の山に座し、雲のいただきにのぼり、いと高き者のようになろう。」 しかし、あなたは黄泉に落とされ、穴の奥底に入れられる。
119.イザヤ37:16 ケルビムの間に座しておられるイスラエルの神、万軍の主よ、地のすべての国の内で、ただあなただけが、神でいらせられます。あなたは天と地とを造られました。
120.ダニエル3:25 王は答えて言った、 「しかし、わたしの見るのに、4人の者がなわめなしに火の中を歩いているが、何の害をも受けていない。その第四の者の様子は、神の子のようだ。」
121.ダニエル10:12,13 すると彼はわたしに言った、 「ダニエルよ、恐れるには及ばない。あなたが悟ろうと心を込め、あなたの神の前に、身を悩ましたその初めの日から、あなたの言葉はすでに聞かれたので、わたしは、あなたの言葉の故に来たのです。ペルシャの国の君が、21日の間、わたしの前に立ちふさがったが、天使の長の一人であるミカエルが来て、わたしを助けたので、わたしは、彼をペルシャの国の君と共に、そこに残してきたのです。」
122.ダニエル10:18,19 人の形をした者は、再びわたしに触り、わたしを力づけて言った、 「大いに愛せられる人よ、恐れるには及ばない。安心しなさい。心を強くし、勇気を出しなさい。」 彼がこう言った時、わたしは力づいて言った、 「わが主よ、語って下さい。あなたはわたしに力をつけて下さったから。」
123.ダニエル12:1 その時、あなたの民の子らのために戦っている、大いなる君ミカエルが立ち上がる。また国が始まってから、その時に至るまで、かつてなかったほどの悩みの時があるであろう。しかし、その時、あなたの民は救われる。すなわち、あの書に名をしるされた者は、みな救われる。
124.マタイ4:11 そこで悪魔はイエスを離れ去り、そして御使たちが御元に来て仕えた。
125.マタイ26:53 わたしが父に願って、天の使いたちを、十二軍団以上も今遣わしていただくことができないと、あなたは思うのか。
126.ルカ1:19 御使が答えて言った、 「わたしは神の御前に立つガブリエルであって、この喜ばしい知らせをあなたに語り伝えるために遣わされた者である。」
127.ルカ4:5-7 それから悪魔は、イエスを高い山へ連れて行き、またたく間に世界のすべての国々を見せて言った、 「これらの国々の権威と栄華とをみんなあなたに上げましょう。それらはわたしにまかせられていて、だれでも好きな人にあげて良いのですから。それで、もしあなたがわたしの前に膝まづくなら、これを全部あなたのものにしてあげましょう。」
128.ルカ9:29-31 祈っておられる間に、御顔の様が変わり、御衣がまばゆいほどに白く輝いた。すると見よ、二人の人がイエスと語り合っていた。それはモーセとエリヤであって、栄光の中に現れて、イエスがエルサレムで遂げようとする最後のことについて、話していたのである。
129.ルカ10:18 彼は言われた、 「わたしはサタンが、電光のように、天から落ちるのを見た。」
130.ルカ17:20b,21 神の国は、 見られる形で来るものではない。また、 「見よ、ここにある」 、 「あそこにある」 などとも言えない。神の国は、実にあなたがたのただ中にあるのだ。」
131.ルカ22:43 その時、御使が天から現れて、イエスを力づけた。
132.ルカ24:30,31 一緒に食卓につかれた時、パンを取り、祝福して裂き、彼らに渡しておられる内に、彼らの目が開けて、それがイエスであることが分かった。すると、御姿が見えなくなった。
133.ヨハネ5:4 それは時々、主の御使が、この池に降りてきて水を動かすことがあるが、水が動いた時、まっ先に入る者は、どんな病気にかかっていてもいやされたからである。
134.使徒行伝5:19 ところが夜、主の使いが獄の戸を開き、彼らを連れ出した。
135.使徒行伝12:7 すると突然、 主の使いがそばに立ち、光が獄内を照らした。そして御使は、ペテロの脇腹をつついて起こし、 「早く起きあがりなさい。」 と言った。すると、鎖が彼の両手からはずれ落ちた。
136.使徒行伝27:23 昨夜、わたしが仕え、また拝んでいる神からの御使が、わたしのそばに立った。
137.Uコリント4:18 わたしたちは、見えるものにではなく、見えないものに目を注ぐ。見えるものは一時的であり、見えないものは永遠に続くからである。
138.Uコリント11:14,15 しかし、驚くには及ばない、サタンも光の天使に偽装するのだから。だから、たとえサタンの手下共が、義の奉仕者のように偽装したとしても、不思議ではない。彼らの最後は、そのしわざに合ったものとなろう。
139.エペソ6:12 わたしたちの戦いは、血肉に対するものではなく、もろもろの支配と権威と闇の世の主権者、また天上にいる、霊的な悪に対する戦いである。
140.ヘブル1:14 御使たちは、すべて仕える霊であって、救いを受け継ぐべき人々に、奉仕するために遣わされたものではないか。
141.ヘブル11:16,10 しかし実際、彼らが望んでいたのは、もっと良い、天にある故郷であった、だから神は、彼らの神と呼ばれても、それを恥とはされなかった。事実、神は彼らのために、都を用意されていたのである。彼は、揺るがぬ土台に建てられた都を、待ち望んでいたのである。その都をもくろみ、また建てたのは神である。
142.ヘブル12:1a こう言うわけで、わたしたちはこのような多くの証人に雲のように囲まれている。
143.ヘブル13:2 旅人をもてなすことを忘れてはならない。このようにしてある人々は気づかないで、御使たちをもてなした。
144.Tペテロ3:19 こうして彼は、獄に囚われている霊共のところに下って行き、宣べ伝えることをされた。
145.Tペテロ3:21b,22 それは、イエス・キリストの復活によるのであって、キリストは天にのぼって、神の右に座し、天使たちともろもろの権威、権力をしたがえておられるのである。
146.Tペテロ4:6 死人にさえ福音が宣べ伝えられたのは、彼らは肉においては、人間として裁きを受けるが、霊においては、神に従って生きるようになるためである。
147.Uペテロ2:4 神は、罪を犯した御使たちを許しておかないで、彼らを地獄に落とし入れ、裁きの時まで、暗闇の鎖につないでおかれた。
148.Tヨハネ4:1-3 愛する者たちよ、すべての霊を信じることはしないで、 それらの霊が神から出たものであるかどうか試しなさい。多くの偽預言者が世に出てきているからである。あなたがたは、こうして神の霊を知るのである。すなわち、イエス・キリストが、肉体をとってこられたことを告白する霊は、すべて神から出ているものであり、イエスを告白しない霊は、すべて神から出ているものではない。それは、反キリストの霊である。あなたがたは、それが来るとかねて聞いていたが、今やすでに世に来ている。
149.ユダ6 主は、自分たちの地位を守ろうとはせず、そのおるべきところを捨て去った御使たちを、大いなる日の裁きのために、永久に縛りつけたまま、暗闇の中に閉じ込めておかれた。
150.ユダ9 御使のかしらミカエルは、モーセの死体について、悪魔と論じ合った時、相手をののしり裁くことはあえてせず、ただ「主がお前を戒めて下さるように。」 と言っただけであった。
151.黙示録12:7 さて、天では戦いが起こった。ミカエルとその御使たちとが、龍と戦ったのである。龍もその使いたちも応戦した。
152.黙示録12:9 この巨大な龍、すなわち、悪魔とか、サタンとか呼ばれ、全世界を惑わす、年を経たへびは、地に投げ落とされ、その使いたちも、もろともに投げ落とされた。
153.黙示録22:8,9 これらの事を見聞きしたものは、このヨハネである。わたしが見聞きした時、それらの事を示してくれた御使の足元にひれ伏して拝そうとすると、彼は言った、 「そのようなことをしてはいけない。わたしは、あなたや、 あなたの兄弟である預言者たちや、この書の言葉を守る者たちと同じ僕仲間である。ただ神だけを拝しなさい。」
(ヨブ4:15-19も参照。)