80.体制との関係

 

  だから、彼らの間から出て行き、彼らと分離せよと主は言われる。そして汚れたものに触れてはならない。触れなければ、わたしはあなたがたを受け入れよう。(Uコリント6:17)

 

 1.私たちは、生まれではこの世の市民であるが、再生では天国の市民である!

 2.戦闘地帯、及び悪魔の闘争において、一方の肩を持つことを避けるように努めなさい。私たちは主の側についている−−愛と平和と救いとの側である。

 3.全世界は、暗闇の中に置かれているが、私たちはそこから出て月のように輝き、全世界を照らしている!

 4.体制から、物をぶんどることを恐れてはならない!−−それはエジプトから物をぶんどるのと同じである!

 5.もし人々が、私たちは少々常軌を逸していると思うなら、それは私たちが中心からはずれているからではない−−彼らの方がはずれているからであり−−ひとつの、そして唯一の、真の中心であるイエス・キリストから、はるかにはずれてふらついているからである!

 6.あなたは、すべての人を祝福する必要はない。彼らを呪う必要さえない! もし彼らがイエスを愛していないなら、彼らはもうすでに呪われている!

 7.あなたは王の王、すなわち全宇宙を動かしているかたを代表している神の大使である。だから、彼らにこづき回されてはならない!

 8.善と悪との、平和的共存といったようなものは存在しない!

 9.あなたには、あなたがキリストを告白し、また証しして魂を勝ち取ることを禁じるどんな法律でもやぶるためのあらゆる権利がある!しかし、刑務所に行く気がない限り、それを図々しく、またあからさまに行なってはいけない! もしかしたら、あなたは、それでもこっそりと内密に証しできるかもしれない。

 10.あたり一面が暗闇なら、どんな光の源でも、非常に力強い!

 11.あなたが、体制の言いなりになるなら、 ほとんど主を否定し、裏切ることまでも強いられてしまう!

 12.私たちは共産主義が説くことの幾つかに、同意することができる。その理想主義は、聖書からそのまま盗み取られたものだからである−−すなわちそれは、兄弟愛と分け合うこととに関する、主の模範の悪魔自身のイミテーションなのである! しかし、私たちが必ずしも常に、同意することのできないのは、彼らのやり方、 及び戦術なのであり、それは暴力と残酷さと欺まんであって、また彼らの主義を伝え広めようと努めるにあたり、彼らが時々用いる方法なのである。

 13.体制のルールに従って、行動しないなら、あの体制の世界に再び入ることはできない!

 14.体制の代価を支払わずして、体制の恩恵を得ることはない!

 15.私たちは、サタンにまさる力を持っている。体制にまさる力は何ひとつ持っていない。−−もっとも神がそれを私たちに与えて下さるなら、話は別であるが!

 16.私たちは、他の信仰や宗教に対して、寛容でなければならないが、私たち自身の者と私たちの信仰とに対しては、特に忠誠心を持っていなければならない!

 17.政治的なものでも、経済的なものでも、社会的なものでも、宗教的なものでも、及び物質的なものでも−−全世界の諸問題は、神と互いに対する愛とによって、解決することができる!

 18.故意に体制人の気を害そうとすることが、本当に神の愛であるとは思わない。

 19.私は、警察と彼らの保護、及び助けとを、いつも有り難く思っている。警察のことについて心を悩ませている唯一の人々とは、大抵の場合、何か悪いことをしてきた人々である。

 20.私は悪魔から人々を盗み取ることを何とも思わない。そしてそういった人々を大勢盗みとってきた! 私は、以前悪魔の所有物であったあなたたちを、神の栄光のために用いることを、何とも思わない!

 21.主の仕事を行うために体制からの助けを受け入れる時、それにはほとんど常に、何らかの妥協が要求されるようである。

 22.政府の恩恵は、大抵の場合、代価があまりにも高すぎる!

 23.政府は常に、あなたに対して与えようとしている恩恵、1オンスにつき、1ポンドの肉を要求する!

 24.私たちは、政治的、社会的事柄にも意識が強く、経済的にも、国際的事柄にも、意識が強い。すなわち私たちは、これらの事柄に関して、良心的であり、世界に良い影響をもたらすことを望んでいる。それは私たちが、個人的な福音と同様に社会的な福音をも信じているからである。私たちはまた、社会的正義、経済的公平、政治的正義、人種的公平、及び宗教的自由にも関心を持っている!

 25.私たちが、王たちや行政官たち、及び私たちを治めている人々のために祈るということは、私たちができるだけ長く、福音のための平和を持つことができるようになるという上で、私たちの益となる。

 26.私たちは、これらすべてのイエスを知らない見知らぬ者たちの間にあって、この世の、 この見知らぬ国に対する、天国の神の大使である。

 27.立腹している親は、最悪のかつ最もしつこい敵の一人である。

 28.あなたの友人、及び敵は、常に少数派であるということを覚えておきなさい。大多数の者たちは常に、あなたたちのことなどいっさい関心がなく、あなたたちを単なる時間の浪費だと見なしている無関心な者たち、なまぬるな者たちである。

 29.私は共産主義者でもなければ、資本主義者でもなく、ファシストでもない。私は主の側にいるのである!

 30.神は、あなたたちが従わなければならない政府が、どれであるかを明確にされていない。ただあなたたちがいる国の政府に従えば良いのである!

 31.死ぬよりも、赤になる方が良い!−−たとえそれが、ただラデイシュのような赤であったとしても!−−もしそうせざるを得ないなら、ただ外側だけ赤くなって、内側はすべて白いままでいなさい!

 32.体制は、絶えず人々を洗脳し、しきりに宣伝をなし、常にあらゆる戦法を用いて、私たちが有罪ではないことに関して、私たちを偽って非難している。彼らは、彼ら自身のすべての罪に関して、私たちを非難し、彼らよりもさらに悪いものとして、私たちを描く。

 33.私は、「わが国、わが国、正しくても間違っていても、わが国」というあの言い回しを信じない。もし私の国が間違っているのなら、それは私の国であるのにふさわしくない!

 34.あなたが物を所有する代わりに、物の方が、あなたを所有することができる! 物をあなたのために働かせる代わりに、あなたの方が、物のために働いてしまうことがある!

 35.可能な場合には、政府に協力すべきであるということを、神の御言葉は、はっきりと教えている。

 36.体制があなたたちを容認することと、あなたたちがそれに加わることとは、全く別問題である。

 37.理解していない人々に対しては、忍耐を持ちなさい! 友人には説明はいらないし、敵はいずれにしても、決してそれを信じようとはしない!−−しかし、解らない人たちには、幾らかの助けが必要である。

 38.羊飼いは主であり、私たちは羊であって、牧羊犬は悪魔のようなものであり、狼とは、私たちの苦々しい敵共のことである!

 39.たとえ他のすべてのことが失敗しても、人間に従うよりは、神に従う方が良い。しかし、あなたがそのはっきりとした態度を示す前に、あなたを訴える者に、できるところまで同意して仲直りするために、できる限りのことをしなさい。

 40.人間の心は世界中同じであり、その心の痛み、悲しみ、罪、痛み、そして死への恐れも同じである!

 41. 「この世では、われわれは彼らであるような振りをする。しかし、自分たちでは違うということを知っている。われわれは、彼らの体制に従う振りをする−−だが、その一部でないことは分かっている。」−−アーブラヒーム。

 42.神を愛することと、同胞を愛すること−−今日の世界のような、これほども複雑に入り組み、混乱した社会においてさえ、これは今もなお神の解決策である。

 43.罪を憎むことと罪人を愛すること、 悪徳な体制を憎むこととその哀れな犠牲者を哀れむこと、あなたはその両者の違いを学ばなければならない。

 44.あなたは、常に体制人が体制人でしかないことを確信することができる。

 45.エジプトから脱出することと、あなたの中からエジプトを取り出すこととは、全く別問題である。

 46.彼らが、あなたを連れ去って行ってしまう程、われを忘れて夢中になってはいけない。

 47.主は、世界が私たちを無視し続けるのを許されはしない!

 48.私は、あなたたちが住んでいる町や国のために、またその人々のために祈ることを信じている。何故なら、あなたたちがそこにいるからであり、たとえそれが、ただあなたたちと神の御国のためだけであったとしても、彼らが祝福されるというのは、良いアイディアだからである。

 49.何らかの代価を支払うことなしに、体制から何かを得ることは決してない。

 50.私たちにとって、常に体制に完全に従うというのは、不可能なことである!

 51.私たちの砦は、神であって−−体制ではない!

 52.私たちは、全体的にあまりにも論争を引き起こす存在なので、体制と共に深く協力し合うというようなことは決してない−−私たちは、体制の不倶戴天(ふぐたいてん)の敵である!

 53.神の子供たちは、すべての時代を通じて、新しい政体を予告し、宣言し、そしてさらには、その発足を促すことさえ時々あった。

 54.明日のことを思い煩うべきではない。明日は明日自身が思い煩うであろう。さて残念なことに、時々政府は、あなたに明日のことを前もってあらかじめ思い煩わせることがある。彼らは信仰によって生きること、明日について神に信頼することを理解してはいない。だからあなたは、明日のための計画、お金、切符、その他のすべてのものが準備されてあることを、彼らに示さなければならない。

 55.あなたが平和を持てるように、王たちや行政官や州知事のため、またあなたがいる国の平和のために祈りなさい。

 56.もしあなたが今でも、この世との交わりを切望しているなら、あなたは霊的に何処か誤ったところがある。

 57.神は私たちに、自由と解放と、お互いとの親密なフェローシップとを相当多く与えてこられたが、もしそれによって私たちが、体制とトラブルを起こすようになり、私たちの命や仕事を危険にさらしてしまうようになるのであれば、私は生き伸びるために、服を再び身に着けることをためらわないであろう!

 58.生き残るために法律や政治的、及び社会的圧力によって、従うことを余儀なくされている場合、思いと心において、 同じままにとどまっている一方で、ただ外面で彼らの慣習に従う振りをしても、罪にはならない。

 59.たとえあなたの人生、微笑み、及び愛による以外に、証しする方法がないとしても、生き残って証しをし続けるためであるならば、そうせざるを得ない場合、従うこと、あるいは妥協することを懸念してはいけない。

 60.あなたは官庁を相手に戦うことはできない!

 61.ある意味では、神は世界とは交信をなさらない。そうする代わりに、神は神ご自身の子供たちであるあなたたちと交信し、そのメッセージを世界に伝えるのは、あなたたちの仕事なのである。

 62.  あまりにも素早く朽ち果ててしまう、

この世の空しい富を切望してはいけない。

決して過ぎ去ることのない、

天の宝を手に入れるように求めなさい!

 63.本当に自由な者はいない−−人は悪魔の奴隷か、神の奴隷か、そのいずれかである。誰かのために働かなければならない。

 64.他の人からどう呼ばれようと、それは問題ではない!−−神があなたを呼ばれる限り!

 65.  イエスは、この世の空しい、

金色をした商店への崇拝から、

私たちを虜にするそれぞれの偶像から、

私たちが離れるようにと呼びかける。

「クリスチャンよ、わたしをもっと愛しなさい!」

と言って。

 66.呪われた管理者であるよりは、救われた奴隷である方が良い!

 67.皿洗いをするためには、自分自身の手を汚さなければならない。

 68.人は、その敵によって、またその友によっても知られる。

 69.あなたは時には、すべての人を、また私たちのファミリーのような人なら、何人か四六時中、 喜ばせることができるかもしれないが、すべての人を四六時中喜ばせることはできない。もしそれができるとしたら、何かが間違っている!

 70.何かをおかえしに求めることを恐れてはならない。たとえそれが、彼らの家畜小屋での、一晩の宿泊であっても、あるいは、口伝てにモーを伝えたことに対する一回の食事であっても、あるいは、真の富を生む源泉を与えたことに対して、彼らのシャツをもらうことでも!

 71.ある人々に対しては、私たちは清新と祝福との雲であり、他の人々に対しては、滅びと呪いとの嵐である!

 72.私たちの敵共は、正しい精神状態にない。何故なら、イエスなしに何が善であるかを知ることなど、到底できないからである!

 73.新聞で読むすべてのことを信じてはいけない!−−ただ神の御言葉だけが信頼できる。

 74.権力、人気、そして豊かさは危険である!−−祈りを込めて扱いなさい!

 75.主は、私たちに憐れみを持つ者たちに対して、憐れみを施される。

 76.この国の扉は、あなたの子供たちというちょうつがいにかかっています!

 77.この世が神の子供たちを助けるという、その努めを果たし、彼らに危害を加えない限り、神はこの世をさえ祝福される。

 78.名声ははかなく、人気はしばしば、ただつかの間である、だから、私たちは、まだ私たちにその名声と人気とがある内に、つまり迫害が始まる前に、メッセージを徹底的に世に伝え広めるために、それを用いなければならない。

 79. 「われわれは彼らの間の抜けたルールを守る振りをするが、われわれが本当に守っているのは、神のルールだ!」 −−アーブラヒーム。

 80.神の預言者と神の子供たちの任務は、いずれの側にもつかず、両方の側を見つめること、特に神の側につくことである。そしてそれは、時にはいずれの側でもない。

 81.ヨシュアがそのユダヤ人たちを率いて、エリコの難攻不落の防壁を七たび速足で回った時、エリコの人々はそれを嘲笑した。しかし、それらの防壁が崩れ落ちたのは、そのちっぽけなラッパが、いっせいに吹き鳴らされた時だった!

 82.ダビデが、たった一つの正直な石を解き放った時、ペリシテ人のいかさま師はうつ伏せに倒れ伏した!

 83.イエスは、私たちが忌むべき者たちによって軽視され、空しい者たちによってさげすまれ、社会から拒絶されるであろうと言われた。

 84.私たちは、ライオンと小羊の2つの顔を持っている。狼共に対しては、私たちはライオンのようなものであり、羊たちに対しては、小羊のようなものである!

 85.多数派は常に間違っている!

 86.体制の仕事に就くのは、給料のためではなく、ただ滞在する権利を得るためである!

 87.人は火を、そのふところに抱いて、その着物が焼かれないであろうか。また人は、熱い炭を踏んでその足が焼かれないであろうか。箴言6:27,28

 88.助けを世界に求めに行くことはできない。彼らはただ、あなたを引きずり降ろすだけである!

 89.もし今でも、世界に対するあこがれを持っているなら、気をつけなさい! それは、あなた自身の心の中の反逆者である! あなた自身の魂の毒である! もし今でも、世俗的なものに対する誘惑をもっているなら、それは悪魔自身の道具、堤防にあいた穴である。

 90.勇気のテストは、私たちが小数派である時にやってくる。許容性のテストは、私たちが多数派である時にやってくる。

 91.人は、その友によってと同様、その敵によっても判断できる。

 92.この世が与えるすべての贈り物には、その代価がある。

 93.人の目には、この世の市民でありなさい。しかし、神の目には、私たちの天の御国の市民でありなさい。

 94.この世に関する限りでは、私たちは、かなり感謝されることのないビジネスに従事している。すなわちそれは、愛、あるいは神を信じない世界を前にした、かなり信じ難いビジネスであり、神の愛をもって人々を真正に、本当に、非利己的に、誠実に、愛するビジネスなのである。そして、愛と神とは二つとも同じものであるので、私たちの行いということが、神の故、また愛の故であるということを、一体彼らはどうやって信じることができるだろうか?−−そのいずれをも信じてはいないのに!

 95.世界は常に懐疑的である。そして悪魔は、聖徒たちを訴える者であり、ちょうど彼らがイエスにしたように、あなたたちを訴えるべき口実を何か見つけるために、あなたたちの過失、過ち、間違いを指摘し、またあなたたちの活動全体、動機、人格、行動、仕事に対して疑惑を投げかけようと努めながら、せっせと仕事に取り組んでいる。

 96.神の離脱者でい続けなさい。たとえ体制の中で、あるいは体制と共に働かなければならないとしても、体制に戻っていくな!−−霊においてであれ、何においてであれ、その一部となるな! 革命的でい続けなさい!−−敵と妥協するな! できる限り彼と平和に暮らすように努めるべきであるが、彼に加わるな。手加減するな。自分の確信を妥協させるな。メッセージを水増しするな! 離脱したままでいなさい!

 97.体制は、金持ちと成功者が大好きである−−そして体制は、彼ら、あるいは彼ら自身の子供たちを助けてくれるかもしれない者たちを、助けることを非常に好む−−しかし、彼らは貧しい者を憎み、貧困者を見下げ、ただそれを無視することを好む。だから体制に対しては、見かけを良くすることができればできるほど、彼らはより感心するであろう。彼らはその外見が−−それらの良い服が−−その豪華なオフィスが−−大好きである! 彼らに対して、あなたたちが大事業であるように見えれば見えるほど、彼らは、ますますあなたたちを愛するようになる。たとえそれが、神の事業であったとしても。

 98.神は、すべての人の父ではない!−−神はただ、神を愛し、御子イエスを受け入れる者たちだけの父である! その他の者たちは、彼らの父、悪魔から出た者である!(ヨハネ8:44)

 99.私たちは、神がすべての人類の父であり、すべての人間が兄弟であるといった、そんなたわごとを信じない。それは真実ではないのである! 私たちは、悪魔の息子、娘たちの兄弟ではない! 私たちはただ、イエス・キリストの兄弟姉妹、すなわち、神の子供たちの兄弟なのである! やがて、この全世界は、非常にはっきりと、二種類の人々に分けられるようになる−−すなわち、御子イエス・キリストによって神の子供となっている者たちと、悪魔の子アンチキリストによって、悪魔の子供となっている者たちである!

 100.私たちの敵共は、イエスを抜きにしては、何が正しいのかを到底知ることはできないので、彼らは正しい理性を備えてはおらず、それ故に真実は、彼らに対してはほとんど、少しの違いも生じないのである。

 101.それらの悲しい年寄りたちは、世界中で最も悲しく、最も孤独な者たちである。彼らは、まるで一人でトランプ遊びをしながら、死ぬのを待っているようなものである! 少なくとも私たちは、最後のところで、すなわち、死の境界にあって、その孤独さと悲しさとから、彼らを救い出すことができる。主よ、私たちを思いやりのあるものとし、これらの哀れな年寄りたちを、助けたいという気持ちを起こさせて下さい。

 102.その日が来れば、私たちは、反キリスト的、共産主義世界政府が、偽物でまやかしで、偽善的な模造品であるという正体を暴くようになる! 私たちは、ちょうど今、西側資本主義世界とその体制に対してそうであるように、結局は彼らのまやかしに対する挑戦、脅威、及びそれを暴露する者となるのである! しかしその一方で私たちは、彼らと共に働かなければならないかもしれない。

 103. 「あなたの父と母とを敬え。そうすれば、あなたは地上で長く生きながらえ、幸いを得るようになる。」 (エペソ6:2,3) パウロはそれを、  「約束の伴う第一の戒め」 であると言った。それは本当に、良い配当を刈り取り、敵を友とし、妨げる者を助ける者とし、そして少なくとも一般大衆をなだめることができる。

 104.少なくとも、あなたが今でも生きているということで、あなたの両親が安心してくつろげるように、少なくても1カ月に1回は、彼らに手紙を書きなさい−−そうすれば、あなたを捜すために、ローマ人を出動させるといったようなことは、あまりしないであろう! しかし、何カ月も、あなたからの音沙汰がないのであれば、彼らを責めることはほとんどできない!

 105.彼らは無知であり、わきまえておらず、またあなたが何をしようとしているのかを、実際に理解しておらず、あなたに関する、ありとあらゆる種類の嘘やとんでもない噂を耳にしているので、少しの同情、少しの共感を持ち、彼らの立場にあなた自身を置き、彼らがどのように感じているのかを考えてあげるようにしなさい! 混乱した者たちに対しては、愛情深い忍耐と同情心とをもって理解し、また説明して聞かせてあげるようにしなさい。

 106.もし主が、そのように導かれるのであれば、時には、両親を慰め、彼らを励まし、また彼らにイエスの愛を示すように努めてあげる必要があるのかもしれない。

 107.あなたは、両親に手紙を書いて、テスティモニー、証し、励ましとなり、あなたが幸せであること、彼らを愛していること、彼らがあなたのためにしてくれたすべてのことのために、またあなたを始動させるにあたり、彼らがあなたのために払ってくれた犠牲のために、彼らに感謝していることを知らせるべきである。

 108. 「イージーライダー」 の中で、 その弁護士はヒッピーにこう言った、 「彼らは君を殺さないわけにはいかないのだ。君が自由であり、そのことは、彼らが自由ではないことを立証しているからだ。そして彼らは、自分たち自身が自らの手で造り上げた、服従という鎖の奴隷であることを思い起こされることに耐えられないのだ!」

 109.罪人を愛しなさい。しかし、罪を愛してはいけない! 体制人を愛しなさい。しかし体制を愛してはいけない!

 110.「カイザルのものはカイザルに、神のものは神に返しなさい。」(マタイ22:21)

 111.悪魔と取引することはできない−−あなたのメッセージに激しく怒り、あなたのやり方に腹を立て、あなたの生活方法そのものにつまづいている、まさにその体制と妥協することはできない。

 112.パウロの、カイザルあるいは政府に対する訴えは、彼のミニストリーに、もう少しで終止符を打つところだった。だからカイザルに訴えようと努めていないように気をつけなさい。カイザルは、あなたの1ポンドの肉、命、そして自由を要求してくるからである−−パウロには、彼の首がその代価となってしまった! 

 113.体制のやり方でゲームをやって、体制を撃ち破ることはどうしてもできない−−そのゲームは、彼らの有利になるように、札が不正な切り方でそろえられているからである!

 114.体制のやり方でゲームをやって、体制を撃ち破ることは決してできないであろう。何故なら、この世の子らは、その時代に対しては、光の子らよりも利口だからである!(ルカ16:8)

  115.この世は、私たちが実際にそうであるすべてのことや、また支持し、信じ、実践しているすべてのことにとても相反している!

 116.私は、悪魔の体制との平和を望まない!−−交戦中なのである!

 117.私は人々に暴力を使うことは好まないが、神の真理で、サタンの体制を粉砕しようと努めることはためらわない!

 118.金持ちは、人々の中でも、霊的に最もおろそかにされている階級である!

 119.  人は、われわれの善は狂気であって、

この世の利得を求めるべきだと言う!

しかし、わたしは彼らに告げる。

彼らの正気は悲嘆であって、

とても多くの人々に

ひどい苦痛をもたらしているのだと!

 120.神は、宇宙の権威を支配され、この世の大いなる諸々の権威を支配され、神の民に対する彼らの扱い方に応じて彼らを裁かれる。歴史を一貫して、神は、神の民に対する彼らの扱い方に応じて一つを立て、また一つを下げてこられた。

 121.それはちょうどヒッピーが、警察官にこう言ったのと似ている、 「一体どうして彼らに、僕たちを止めることができるのか? 彼らは、僕たちの行き先さえ知っていないのに!」

 122.体制は、ある理由のためにここに存在している。体制がここに存在しているのは、政府機構、すなわち組織の目的のためであって、神の民の物質的な必要物を供給し、彼らの保護を与えるためである。(ローマ13章) 体制が行儀良く振舞い、神の子らを保護し、彼らに対して良くしてやり、また彼らの安全を守り、その必要物を供給するという、その存在の任務を遂行している限り、体制の意志は、神の御心と同調しているのであって、神は体制を保護され、またそれが成り立つのを許されることさえされるのである。

 123.資本主義、あるいは共産主義にとって代わることのできるもの、それは私たちだけである! 私たちは、今日の世界における、ただ一つの正真正銘なる、共産主義的宗教グループである!

 124.体制の土俵上で体制に挑戦するということは、また私たちが小ねずみ以外の何ものでもないのに、ライオンの穴の中でライオンと戦うということは、全くの狂気である!

 125.この世界には、ただ2種類の子供たちしかいない。それは神の子供と悪魔の子供である! その中間は存在しない。あなたは神の子供と共に暮らさなければならないか、そうでなければ悪魔の子供と共に暮らせなければならないか、そのいずれかである! 神のために働くか、そうでなければ、戻って行って悪魔のために働かなければならなくなるか、そのいずれかである!−−中立者はいない! その選択をするのはあなたである!

 126.私たちは、共産主義者以上に革命的である。共産主義者には、たった一つの心も変えることができないからである! 事実、もしイエスを見つけないなら、彼らは皆ことごとく失われている! 彼らは、たった一つの心をも変えてはいない。そして、神の地上には、心が変えられていない限り、いつまでも残るような革命は存在しないのであり、永遠はおろか、この人生さえ、持ちこたえないだろう! 神が心に革命をもたらさなければならないのである!

 127.嘘の作り出したものを破壊することによって、嘘を破壊することはできない。何故なら、嘘とは、アンチキリストの霊−−すなわち、目には見えないが、目に見える邪悪な体制を作り出した、悪の霊的な軍勢−−だからである。嘘は、神の御霊によって撃ち落とされなければならない!

 128.私たちは世界大の戦争に従事している!−−左についているのでもなく、右についているのでもなく、唯一の真に正しい方の側について戦っているのであり、その方は神である!

 129.神はあなたたちが、あなたたちの仕事を行い、それを成し遂げるのを待って、歴史の進行全体を遅らせておられる。神は次の戦争を引きのばして、諸国の破滅を一時的に見合わせておられるのである。

 130.世界を変えるためのただ一つの方法は、人生を変えることである。人生を変えるためのただ一つの方法は、心を変えることであり、心を変えることのできるただ一人の方とは、イエス・キリストである。

 131.悪魔の子供たちが、神の子供たちからパンを盗むことを許してはならない!

 132.このファミリー内の誰も、世界で起きていることに無関心であるべきではないと思う!

 133.イエスにお願いして、私たちの心の中に入っていただく時、私たちは、王の王、平和の君、主の主、天の神、義の御子、そして私たちの天の御国を心の中に受け入れるのであり、私たちは事実上、私たちの世俗的な市民権を放棄したことになり、天の都を私たちの故郷としたのである!

 134.私たちに敵対している、あなたたちの親たちの中には、救われている者たちも何人かいるかもしれないと思うが、しかし彼らは、彼らが今は、私たちと戦い、私たちを呪うことによって、悪魔と協調しているのだということを悟っていない!

 135.体制には、あなたたちが彼らによって打ち破られ、捕らえられてしまったと考えさせておき、あなたたちの方は、再び体制の中から出て行き、私たちの次の大きな畑に至る、神の大きな船に乗るための、次の大きな飛躍に備えておきなさい!

 136.私たちは、法律に従うことを、すなわちもしそのことについて知っているならば、その一つ一つにできる限り従うことを信じている。私たちは、平和的であって、誰かを傷つけるのではなく、人々を助けようと努めることを信じている。これが、私たちの生き方であり、私たちのメッセージである。

 137.私たちは、存在している権威に従い、彼らに逆らうことは避けるようにすべきであるということになっている。しかし、証しをなし、魂を勝ち取り、福音を宣べ伝えるということとなると、それにも限度が訪れることもある。彼らがそういった自由を規制し始る時、彼らは神の律法にあからさまに挑戦し、神の目の玉、すなわち、神の預言者に触れ始めるのであり、彼らは神の預言者たちと、神の証人たちをトラブルに落とし入れようと努めることによって、自分たちの身にトラブルを招き始めるようになる。

   (No.B,E,L,7,27,61,67,69A,121,143A,163,

193,200,208,211,212,222, 246, 270, 283A,311C,313B,330C,333,333C,567,605,701,

709,766,771,780,783,800,834,840,848,905,

911,1036,1039,1533,1534も参照。)

 

 

 138.出エジプト23:32,33  あなたは彼ら、及び彼らの神々と契約を結んではならない。彼らはあなたの国に住んではならない。彼らがあなたをいざなって、わたしに対して罪を犯させることのないためである。もし、あなたが彼らの神に仕えるならば、それは必ずあなたの罠となるであろう。

 139.詩篇1:1  悪しき者のはかりごとに歩まず、罪人の道に立たず、あざける者の座に座らぬ人は幸いである。

 140.箴言4:14  よこしまな者の道に入ってはならない。悪しき者の道を歩んではならない。

 141.箴言13:20  知恵ある者と共に歩む者は知恵を得る。愚かな者の友となる者は滅ぼされる。

 142.箴言16:7 人の道が主を喜ばせる時、主はその人の敵をもその人と和らがせられる。

 143.箴言22:16  貧しい者をしえたげて、自分の富を増そうとする者と、富める者に与える者とは、常に必ず貧しくなる。

 144.箴言24:1 悪を行う人をうらやんではならない。また、彼と共におることを願ってはならない。

 145.イザヤ52:11  去れよ、去れよ、そこを出て汚れた物に触るな。その中を出よ。主の器を担う者よ、己れを清く保て。

 146.イザヤ65:13a,23  わが僕たちは食べる。しかしあなたがたは飢える。見よ、わが僕たちは飲む。しかし、あなたがたは渇く。彼らの勤労は無駄ではなく、その生むところの子らは、災いにかからない。彼らは、主に祝福された者の末であって、その子らも彼らと共におるからである。

 147.エレミヤ29:7 わたしがあなたがたを捕らえさせたところの町の平安を求め、そのために主に祈るが良い。その町が平安であれば、あなたがたも平安を得るからである。

 148.マタイ5:16 あなたがたの光を、人々の前に輝かし、そして人々があなたがたの良い行いを見て、天にいますあなたがたの父をあがめるようにしなさい。

 149.マタイ5:25  あなたを訴える者と一緒に道を行く時には、その途中で早く仲直りをしなさい。そうしないと、その訴える者はあなたを裁判官に渡し、裁判官は下役に渡し、そしてあなたは獄に入れられるであろう。

 150.マタイ22:21b するとイエスは言われた、 「それでは、カイザルのものはカイザルに、神のものは神に返しなさい。」

 151.ルカ6:27 しかし、聞いているあなたがたに言う、敵を愛し、憎む者に親切にせよ。

 152.ルカ14:26,27  誰でも、父、母、妻、子、兄弟姉妹、さらには自分の命までも憎んで、わたしのもとに来るのでなければ、わたしの弟子となることはできない。自分の十字架を負うて、わたしについてくる者でなければ、わたしの弟子となることはできない。

 153.ヨハネ15:19 もしあなたがたが、この世から出たものであったなら、この世はあなたがたを自分のものとして愛したであろう。しかし、あなたがたはこの世のものではない。かえって、わたしがあなたがたをこの世から選び出したのである。だから、この世はあなたがたを憎むのである。

 154.ローマ12:2 あなたがたは、この世と妥協してはならない。むしろ、心を新たにすることによって造り変えられ、何が神の御旨であるか、何が善であって、神に喜ばれ、かつ全きことであるかをわきまえ知るべきである。

 155.ローマ12:17  誰に対しても、悪をもって悪に報いず、すべての人に対して善をはかりなさい。

 156.ローマ13:3 一体支配者たちは、善事をする者には恐怖ではなく、悪事をする者にこそ恐怖である。あなたは権威を恐れないことを願うのか、それでは善事をするが良い。そうすれば、彼からほめられるであろう。

 157.Tコリント7:23 あなたがたは、代価を払って買い取られたのだ。人の奴隷となってはいけない。

 158.Tコリント7:31 世を利用する者はそれを誤用しないようにすべきである。何故なら、この世の有り様は過ぎ去るからである。

 159.Uコリント6:14-17  不信者とつり合わないくびきを共にするな、義と不義と何の係りがあるか、光と闇と何の交わりがあるか、キリストとベリアルと何の調和があるか、信仰と不信仰と何の関係があるか、神の宮と偶像と何の一致があるか、わたしたちは生ける神の宮である。神がこう仰せになっている、 「わたしは彼らの間に住み、かつその中を歩むであろう。そしてわたしは彼らの神となる。彼らはわたしの民となるであろう。」 だから、 「彼らの間から出て行き、彼らと分離せよと主は言われる。そして汚れた者に触れてはならない。 触れなければ、わたしはあなたがたを受け入れよう。」

 160.エペソ5:11 実を結ばない闇のわざに加わらないで、むしろそれを指摘してやりなさい。

 161.コロサイ4:5  今の時を生かして用い、外の人に対して賢く行動しなさい。

 162.Tテモテ5:22 また、他の人の罪に加わってはいけない。自分を清く守りなさい。

 163.Uテモテ2:4  兵役に服している者は、日常生活のことに煩わされてはいない。ただ、兵を募った司令官を喜ばせようと努める。

 164.ヤコブ4:4  不貞のやからよ、世を友とするのは、神への敵対であることを知らないのか。おおよそ、世の友となろうと思う者は、自らを神の敵とするのである。

 165.Tペテロ2:12-17  異邦人の中にあって、誠実な生き方をしなさい。そうすれば、彼らは、あなたがたを悪人呼ばわりしていても、あなたがたの立派なわざを見て、かえって訪れの日に、神をあがめるようになろう。あなたがたは、すべて人の立てた制度に、主の故に従いなさい。主権者としての王であろうと、あるいは悪を行う者を罰し、善を行う者を賞するために、王から遣わされた長官であろうと、これに従いなさい。善を行うことによって、愚かな人々の無知な発言を封じるのは、神の御旨なのである。自由人にふさわしく行動しなさい。ただし、自由をば、悪を行う口実として用いず、神の僕にふさわしく行動しなさい。すべての人を敬い、兄弟たちを愛し、神を恐れ、王を尊びなさい。 166.Tヨハネ2:15-17 世と世にあるものとを愛してはいけない。もし世を愛する者があれば、父の愛は彼の内にない。すべて世にあるもの、すなわち肉の欲、目の欲、持ち物の誇りは、父から出たものではなく、世から出たものである。世と世の欲とは過ぎ去る。しかし、神の御旨を行う者は永遠にながらえる。

 167.黙示録18:4 わたしはまた、もうひとつの声が天から出るのを聞いた、 「わたしの民よ、彼女から離れ去って、その罪にあずからないようにし、その災害に巻き込まれないようにせよ。」

  (申命記7:2-4;  ローマ13章も参照。)