GN502 DFO

 

あなたのための聖書:

 1.No.21!--創世記7章!(#2751)

 5.No.22!--創世記7章のテスト!(#2752)

 8.No.23!--創世記8章!(#2753)

 13.No.24!--創世記8章のテスト!(#2754)

 15.パイロットが箱舟を発見する!

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あなたのための聖書!−−No.21! 10/90

−−創世記7章!−−洪水! DFO 2751

−−グランパとの聖書のクラス!

 

  1.(デービッド:主よ、このクラスの時間を感謝します。私達が大切な事柄を学べるように祈ります。どうぞこの時間を祝福し、私達皆に良い夜を与えて下さい。イエスの御名で祈ります。)アァメン! イエスよ、感謝します!主よ、子供達が良く学んでおり、良い成績を修めている事を感謝します。

  2.勉強し、復習するたびにテストしていくというこのやり方、好きかい? ああ、私は、先生が月の終わりまで待ってテストをするのが本当に嫌いだった! もっとひどいのは、学期末になってからテストするんだ。4ヶ月ぐらいたってから、最終試験をするわけだ。もしかしたら、おまえ達がどれくらい覚えているかを見てみるために、学期の終わりに最終試験をするかもしれない。でも勉強する度にその主題について頻繁にテストをしているから、それほど難しくはないだろう。(テッチー:創世記の書の終わりにテストをするんですか?)そうだよ!

  3.でも章を勉強し、復習した直後にテストをする方が、はるかに容易だ。なぜなら記憶が新しいからね。その方がもっと公平だと思う。だが、しばらく時間が経った後、どの程度覚えているか知るのは重要だ。1日、2日たったら忘れてしまうのなら、目的を達した事にはならないだろう? 私はおまえ達が生涯ずっと覚えておくように助けたいのだ! OK?(子供達:はい!)あるいは至福千年中ずっと覚えておくようにだ!

 

箱舟を満たすようにという命令!

  4.よろしい、創世記7章だ! 主をほめよ! この聖書をよく使っているのが分かるだろう−−ばらばらになってきている! 私の持っている聖書は全部こうなってしまう。

  5.(1節:)「主はノアに言われた、あなたと家族とはみな箱舟にはいりなさい。あなたがこの時代の人々の中で、わたしの前に正しい人であるとわたしは認めたからである。あなたはすべての清い獣の中から雄と雌とを七つずつ取り、」だからノアは清い種類の獣を実際には何匹箱舟に入れたのかな?(テッチー:14です。)その通り! 14だ。雄が7で、雌が7だ。(テッチー:今日分かったの。)上出来だ! (テッチー:本当は、アンティー・ドラが助けてくれたの。)「清くない獣の中から雄と雌とを二つずつ取り、また空の鳥の中から雄と雌とを七つずつ取って、種(たね)が全地のおもてに生き残るようにしなさい。(訳注:日本語では、「その種類が全地のおもてに生き残るようにしなさい」となっています。)」

  6.この洪水は1年以上続く訳だから、草木は水に埋れてしまったことだろう? だからどうして主は、鳥が種を保存するのを助けると言われたのだろう?−−「種が全地のおもてに生き残るようにしなさい。」(テッチー:鳥は種を食べるから?)そうだ、鳥は穀物を食べる。そして鳥の糞には穀物の種が含まれている。そして結局そういった種は、水に埋れてしまったであろう草木をまた地のおもてに生えさせる事が出来たのだろう。(テッチー:そうです、すべての植物や木々でさえ水に埋れて死んでしまっただろうから!)

  7.(4節:)「7日の後、わたしは40日40夜、地に雨を降らせて、」そんなに雨が降り続いた事があっただろうか?「わたしの造った全ての生き物を、地のおもてからぬぐい去ります。ノアは全て主が命じられたようにした。さて洪水が地に起った時、ノアは六百歳であった。」

  8.洪水が起った時、ノアは何才だったかな?(テッチー:600才。)その通り!−−さて、これは重要な事だ。これは覚えておかなければならないよ。なぜなら後で、もう少し進んだら、地球の年齢を計算するからね! これらの年数が載っている箇所から地球の年齢を算出するんだ。自分の自由時間にその計算をしたらいいかもしれない。それが年表の初めの部分となるからだ。5章に載っている人々の年齢を足していって、何年になるか計算するんだ。5章の終わりでノアは500才だった。そしてこの章の初めではノアは何才だったかな?(デービッド:600才です。)

 

ノアと、ノアの家族と、生き物は箱舟に入る!

  9.(7節:)「ノアは子らと、妻と、子らの妻たちと共に洪水を避けて箱舟にはいった。」 洪水はもうすでに始まっていたのかな?(テッチー:いいえ。)でも洪水が始まるからノアは箱舟に入ったんだ。それはノアが何を持っていた事を示しているかな?(子供達:信仰です!)

  10.(8節:)「また清い獣と、清くない獣と、鳥と、地に這うすべてのものとの、」私はいつも、ノアはバッタや全部の種類の昆虫も箱舟に入れたのだろうかと思っていた。たぶんそうしたのだろう!(テッチー:聖書には「地に這うすべてのもの」と書いてあります。)」ある種類のセミは、幼虫が羽化(うか)するまでに何年もかかる。幼虫を地に埋め、それが羽化するのに何年もかかるのだ。(デービッド:へー、驚いた!)だから、洪水の後羽化するので箱舟に入れなくてもよかった昆虫などが沢山いた事だろう。

  11.(9節:)「雄と雌とが、2つずつノアのもとにきて、神がノアに命じられたように箱舟にはいった。」 さて、ノアはどうやってそれらの動物達が箱舟に入るように説得したと思うかい?(テッチー:動物達がノアのもとに来ました。)動物達がノアのもとに来たんだ! 神がノアのもとに来るようにさせたんだ。たぶん神が動物たちに、ノアのもとに来て箱舟に入るよう命じられたか、あるいは動物達は神がそう望んでおられることを理解したんだ。(テッチー:とても良い動物を選んだ事でしょうね。汚染などされていないものを。) アァメン!

 

  水!

  12.(10節:)「こうして7日の後、洪水が地に起った。」7日の後、洪水が起った。ノアは洪水が起る前、何日間箱舟の中にいたかな?(テッチー:7日間です。)そうだ。これはテストの質問になるだろう!

  13.(11節*:)「それはノアの六百歳の」−−ノアの六百歳の誕生日という意味ではない。ノアが六百歳だった年のという意味だ−−「第2の月の17日であって、その日に大いなる淵の源は、ことごとく破れ、天の窓が開けて、」 洪水の2つの源はどこかな?(デービッド:大いなる淵と、天の窓です。)−−その通り! 言い換えれば、雨と、地からの泉だ。(テッチー:火山が水を吹き出すみたいに?)間欠泉と呼ばれるもので、噴水のように水が吹き出すんだよ。

  14.だから主は全ての泉を開き、水が吹き出すようにさせ、雨は40日40夜降り続けた。もし教会の人に、「洪水はどれくらい続いたか?」とか「ノアは箱舟にどれくらい居たか」と尋ねるなら、たいていは「40日40夜」と答えるだろう。だが、40日40夜というのは、洪水を引き起こすために雨が降り、水が吹き出した日数である。それから洪水は、それよりはるかに長い間地表にとどまった! 日曜学校の先生は、この事をあまり良く理解せず、それが分からないのだが、私は自分で考えついたのだ。

  15.私と同じ意見を見つけたのは、一つの本の中でだけだった。ハーレイのハンドブックだ! ハーレイはノアと箱舟の期間について私と同じ意見なのだ。(テッチー:どうやって分かったの? 聖書に書いてあるの?)教えてあげよう! それが分かるんだ。

  16.(13節:)「その同じ日に、ノアと、ノアの子セム、ハム、ヤペテと、ノアの妻と、その子らの3人の妻とは共に箱舟にはいった。」

 

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 間欠泉は、時折爆発的な力を伴って熱湯を噴出する泉である。間欠泉から放たれる水はしばしば、雲のような蒸気を伴った巨大な柱となる。間欠泉を見に、多くの観光客が訪れる。

  アメリカのイエローストーン国立公園の「オールドフェイスフル」は、おそらく世界で最も有名な間欠泉だろう。平均、73分ごとに噴出する。噴出は、たいてい高さ37から46メートルに達する。80年以上「オールドフェイスフル」を観測しているが、噴出しなかった事は一度もなかった。他の間欠泉のほとんどは、噴出の間隔が不規則で、次にいつ噴出するか誰も予想できない。一時間に数度噴出する間欠泉もあれば、何時間も、何日も、何週間も、時には何ヶ月も噴出しないものもある。あるものは、水が地表でぶくぶくとなるだけである。あるものは高さ100フィート(30メートル)の噴水となって高く吹き出る。

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神が戸を閉ざされた!

  17.(14節:)「またすべての種類の獣も、すべての種類の家畜も、地のすべての種類の這うものも、すべての種類の鳥も、すべての翼あるものも、皆はいった。すなわち命の息のあるすべての肉なるものが、2つずつノアのもとにきて、箱舟にはいった。そのはいったものは、すべて肉なるものの雄と雌とであって、」−−聖書はおまえ達がちゃんと理解しているように繰り返し書いている−−「神が彼に命じられたようにはいった。そこで主は彼のうしろの戸を閉ざされた。」 これはどうだ! たった1つの戸しかなく、窓は、現代の5階立ての高さのところについていたので、誰も窓から飛び降りようとはしなかっただろう!−−同時に、邪悪な者達も入る事ができなかった! 神が戸に鍵を掛けられたんだ! 誰も入れないように神が戸を閉ざされた。邪悪な者達が入れないようにロトの家の戸を天使が閉じた日のようだ。−−創世記19:9-11。

 

水かさはどれくらいだったか?

  18.(17節:)「洪水は40日のあいだ地上にあった。」もしこの節だけを読むなら「じゃあ、洪水は40日しか続かなかったんだ」と言うかもしれない。「水が増して箱舟を浮べたので、箱舟は地から高く上がった。また水がみなぎり、地に増したので、箱舟は水のおもてに漂った。水はまた、ますます地にみなぎり、天の下の高い山々は皆おおわれた。」ということは、水かさはどれくらいでなくてはならないのかな? 世界で最も高いエベレスト山はどれくらいの高さかな? 私の記憶では、8700メートルだと思った。

  19.(テッチー:そして水はそれよりも、15キュビト高くなりました。)そうだ! エベレスト山でさえおおってしまったのだ。20節にこう書いてある。「水はその上、さらに十五キュビトみなぎって、山々は全くおおわれた。」15キュビトは、何フィートかな? 1.5かける15は、22.5フィートだ(7.5メートル)。だから万単位で言うとしたら、洪水の水はどれくらい深かったかな?(デービッド:3万フィート[1万メートル]です。)その通り。だいたい3万フィートの深さだ! すごいじゃないか!

  20.それがどれくらいの高さか知りたかったら、それはだいたい旅客機が飛ぶ高さと同じだ。旅客機は約3万から3万5千フィートの高さを飛ぶんだ。だから今度飛行機に乗る時、3万フィートがどれくらい高いかが分かるよ。洪水はそれぐらい深かったんだ!(デービッド:驚いちゃう!−−3万フィートだなんて!)(テッチー:信仰が必要だわ。)そうだね、これを信じるには信仰が必要だ。でも信じなくてはいけないよ、神の言葉がそう言っているのだから!

  21.(21節:)「地の上を動くすべて肉なるものは、鳥も家畜も獣も、地に群がるすべての這うものも」−−這う爬(は)行動物−−「すべての人(man)もみな滅びた。」 もちろん女性もだ。人(man)は総称であり、男性と女性を指している。「すなわち鼻に命の息のあるすべてのもの、陸にいたすべてのものは死んだ。」「すべてのもの」というのだから沢山の植物も意味していたのだろう。−−もし鉢に植えてある植物を水に浸し過ぎるなら、水につかって死んでしまうのと同じだ。「地のおもてにいたすべての生き物は、人も家畜も、這うものも、空の鳥もみな地からぬぐい去られて、ただノアと、彼と共に箱舟にいたものだけが残った。水は百五十日のあいだ地上にみなぎった。」

 

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    エベレスト山は、世界で最高峰の山である。標高約5.5マイル(8.9キロ)。インド北部の、チベットとネパールの境にあるヒマラヤ山脈の一部をなす。測量技師達は、エベレスト山の正確な高さについて一致した意見を持っていない。英国政府は、1800年の中頃に測量し、29,002フィート(8,840メートル)と定めた。1954年に、インド政府が測量し、現在公認されている標高29,028フィート(8,848メートル)を定めた。しかし非公式の29,141フィート(8,882メートル)も幅広く使用されている。

  エベレスト山は、インドのイギリス人測量技師、ジョージ・エベレスト(1790年-1866年)にちなんで名付けられた。チベット人はエベレスト山をチョモランマと呼び、ネパール人はサガーマタと呼ぶ。シェルパ高地族は、イェーティーと呼ばれる生き物、つまり忌まわしい雪男がエベレスト山に生存すると主張しているが、登山者によって発見されてはいない。

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箱舟にいた期間!

  22.さて、計算の残りは次の章まで出てこない。だが、150日の終わりにはどれくらい箱舟にいた事になるかな? 水は洪水を起こし、水かさは増えていったのだ。(デービッド:197日でしょう?)そうだ! 24節には150日とあり、12節には40日とある。洪水の前にどれくらい箱舟の中にいたかな?(デービッド:7日間です。)だから今までの所、合計197日だ。(デービッド:でもそれで全部ではないでしょう?)私達はまだ終わっていないよ。(デービッド:ああ、そうか!)次の章まではその続きは出てこない。

  23.でもヒントとして8章14節を見てごらん。何が分かるかな。(創世記8章14節*:)「第2の月の27日になって、地は全くかわいた。」さて、ノアはいつ箱舟に入ったかな? 創世記7章のどこかに書いてあるよ。(テッチー:「2月17日」)そうだね、どこに書いてあったかな?(テッチー:11節です。)ああ、そうだ! 「それはノアの六百歳の第2の月の17日であって、」

  24.だからこの14節では、また2月だろう?(テッチー:はい。でも13節では、「六百一歳」とあります。)その通り! 分かっただろう! 地のおもてがかわいたのは、一年後の第2の月の27日だったんだ。だからノア達は箱舟に第2の月の17日から第2の月の27日までいた事になる。17と27の差は?(デービッド:10日です。わあ!)それに雨が降る前にいた7日間を加えると、合計1年と17日間だ! 十分に地がかわき、箱舟から出なさいと神が言われた日までの日数だ。これが、数学的に正確な日数だ!(テッチー:あちこちにいっぱい水たまりがあった事でしょうね!)そうだね。だけど箱舟は山の頂上に着いたから、水はけが良かった! そうだろう?(子供達:そうです!)

 

箱舟の窓!

  25.よろしい、7章が明日のテストの課題であり、それだけだ。何か質問はあるかな?(テッチー:前の章の、窓について質問があります。)何かな。(テッチー:どうして窓が箱舟の屋根の下にずっと並んでいた、と分かるんですか? 6章の16節*には、「箱舟に窓を造り、上へ1キュビトにそれを仕上げ、」としか書かれていません。)「上へ」が鍵となる言葉なんだ。窓が屋根の下にずっと並んでいたという意味でなかったとしたら、箱舟の中にいる人達やそれら全ての動物達のために十分な空気がなかった事だろう。

  26.「上へ(above)」の言葉が関係しているんだ。ヘブル語*の原文を読んでみると、窓が屋根の下にずっと並んでいた事を意味しているんだ。(テッチー:ああ、分かったわ。窓からしか空気が得れなかったのね。)そうだ!そうでなかったら十分な空気がなく、かなり臭い家畜小屋となった事だろう!(*ヘブル語で「above」は「Mah'al」であり、「上部、上、頭上、上端から」などの意味。)

 

口頭での復習!

  27.ちょっと復習してみたいかな?−−テストに出るかもしれない質問をしてみようか? 子供だった頃、年とった不信者である町の酔っ払いが、ノアについての質問で、私を困らせた時の事を覚えている。まず最初にその人は「おまえは、クリスチャンなんだろ。」と言った。−−私が福音伝道者の息子だと知っていたからだ。彼は、「聖書を読んでいるんだろ。カインが妻を見つけた場所を教えてくれ。」と言った。さて、その時、私は本当に知らなかったので、「知りません!」と答えた。それから彼はノアと動物達について聞いてきた。普通の人に、ノアはそれぞれの生き物の種類をいくつずつ箱舟に入れたか、と尋ねたら、何と答えるかな?(子供達:2つずつ。)2つずつ。よくある間違いだ。

  28.そこで年とった酔っ払いは私に聞いた。「ノアが箱舟から出てきた時、すべての生き物を一つずつ取って燔祭をささげた、と書いてある。」(創世記8:20)(デービッド:すべての生き物ですか?)(テッチー:清い生き物よ。)そうだ、すべての清い生き物から一つずつ取ったのだ。彼は言った、「だからノアがそれぞれの生き物から雄か雌を燔祭として捧げたとしたら、獣はどうやってまた増殖したり、繁殖したりしたんだ?」 さて、私はそれについての答えも知らなかった! だから私は自分の聖書を調べ、ノアは清い生き物を7つずつ取った事を知ったのだ。だからノアには洪水の後、燔祭にささげるために、選べるほど十分な数の清い獣がいたのだ! だが、その事については後で勉強しよう。OK?

  29.だからテストの質問の一つは、「ノアは、清い獣の雄と雌を幾つずつ箱舟に入れたか?」となるだろう。(子供達:7つです。)または、清い獣をいくつずつ入れたか、と聞くかも知れない。(子供達:14です。)清くない獣は何つがいずつかな?(テッチー:2。)(デービッド:1つがいです。)1つがい、つまり2つずつだ。だから注意するように! 前と同じように、質問の仕方で間違えてしまう事もある。

  30.洪水の前、ノアはどれくらい箱舟の中にいただろうか?(子供達:7日間!)その通り! 雨はどれくらい降り続いたか?(子供達:40日40夜!)その通り! 万単位で言ったら、水はどれくらいの深さになったか?(子供達:3万フィート。[1万メートル])水は一番高い山をどれくらい越えたか?(テッチー:15キュビト。)(デービッド:22.5フィート。[7メートル])22.5フィート、あるいは、15キュビト、両方とも正しい。私はキュビトの方を選ぶ。覚えやすいからだ。そして箱舟の外の全てのものは、水の下でどうなったか?(デービッド:滅びた。あるいは死にました。)そうだね。そして箱舟のノアとその家族と彼らの救った生き物だけが生き残ったのだ。OK? 早く済んだね!

 

海のごみ屋!

  31.(テッチー:だからノアと家族が箱舟から出て来た時には、沢山の死骸などが散らばっていたの?)ハニー、サメとかピラニアなど、ごみを食べて生きる魚が沢山いる海の中に一年もいたんだから、ほとんど完全に食べられてしまっていた事だろう。(テッチー:ああ、そうね。)人々が食べる蟹や・・・(テッチー:ロブスターも。)そうだ。蟹やロブスターや、その他色々な海の生物はごみを食べて生きている! だから1年以上たった後、滅んだ人々や動物達は、ごみとなり、おそらく海のごみ屋によって食べられ、取り除かれていた事だろう!

  32.(テッチー:でも沢山の骸骨は散らばっていたと思いますか?)ああ、骸骨は沢山あったに違いない。全くその通りだ! 疑いの余地はない。(テッチー:ああ、かわいそうなノアと家族達! その全部を片付けなければならなかったのでしょうね!)どうして彼らがその全部を片付けなければならなかったのかい? 彼らは地球の一箇所に住んだだけだし、たったのひと家族だったんだよ。(テッチー:でも彼らがいた所に散らばっていた骸骨は?)ハニー、バベルまで、少しの骸骨は飛び越して行けないかい?−−ハ!それに沢山の骨は洪水による堆(たい)積物や泥の中に埋れてたんだ。

 

締めくくりの祈り

  33.祈る準備は出来ているかい?(子供達:はい!)(テッチー:主よ、この聖書のクラスを感謝します、イエスよ、本当に霊感されるものでした。イエスよ、私達に教えて下さった事で、主よ、グランパを祝福して下さい。グランパに知恵を与えて下さい、イエスよ。また私達にも、学び、明日のテストに合格するための知恵を与えて下さい。イエスの名前で祈ります。アァメン!)アァメン、PTL!

  34.私が聖書の勉強を少しユーモアのあるものとしても気にしないだろう?(デービッド:気にしません!)冗談を言ったり、おかしな面を指摘しても気にしないだろう?(テッチー:大丈夫だわ、グランパ! もしそうしなかったらきっと飽きてしまうわ。)OK! 愛してるよ!

中央揃え“BIBLE FOR YOU!-NO.21!"--JAPANESE.

 

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あなたのための聖書!−−No.22! 11/90

−−創世記7章のテスト!  DFO 2752

−−グランパとの聖書のクラス!

 

  1.(テッチー:イエスよ、感謝します! 主よ、感謝します! イエスよ、このためになるクラスを感謝します。そしてグランパが教えてくれ、私達が学べるのを感謝します。どうか私達を祝福し、このテストをするのを助けて下さい。) 主よ、子供達がこれらの事を覚えているよう助けて下さい。(テッチー:アァメン! 私達が覚えているように助けて下さい、主よ。そしてできるだけちゃんと答えられますように、イエスの御名で祈ります。アァメン。主よ、感謝します!) アァメン、アァメン!XXX! さて! 準備はいいかい? テスト用紙に題名を書いたかな?(子供達:はい!)

 

創世記7章のテスト

  2.第1問、最初の節で神はノアを何と呼んだか? 神は「あなたと家族とはみな箱舟に入りなさい。‥‥であると、わたしは認めたからである。」と言った。何か? ノアは何だったのか? 意味が同じなら、どんな言葉でもいいよ。

  3.第2問、2節で神は、清い獣をそれぞれ何つがいずつ箱舟に入れなさいとノアに告げたか?

  4.第3問、そして清くない獣はそれぞれ何つがいか?

  5.第4問、そして洪水が起こった時、ノアは何歳だったか?

  6.第5問、ノアが箱舟に入ってから洪水が起こるまでは何日間だったか?

  7.第6問、そして何日間雨が降ったか?

  8.第7問と第8問、ノアが箱舟に入ったのは、600歳の時の、第何の月と何日の時だったか? 何月だったかじゃあないよ。ただ、第1の月か第2の月か第3の月か第4の月かだよ。(デービッド:これは洪水の起こる前でしょう?) そうだ。何日目にノアは箱舟に入ったのかい? 聖書に正確な月日が書かれてあるよ。これは大切だし、この事を学習した。箱舟の中にいた期間を正確に教えることになるからね。(デービッド:ということは、これは2つの質問なの? 第何の月かと何日かの?)そうだよ。

  9.第9問、洪水の水は天から来ただけではなかった。他にどこから来たかな? 「大いなる‥‥の源は、ことごとく破れ」 それはどこか?

  10.第10問、自分達と動物達だけではなく、彼ら自身のための十分な何を持っていかなければならなかったか? 貯蔵のためにかなり広い場所を要したものだよ!

  11.第11問、何故それが起こった事を何度も繰り返されていると思うか? この章で主は、再三再四繰り返している。(テッチー:それは問題なの?) そうだよ。お前はどう思う? ただお前達の意見を書きなさい。それが妥当な理由なら何でも正解としよう。

  12.第12問、神は戸をどうしたか? 箱舟には戸が一つしかなかった。そして神はどうしたのかな?

  13.第13問、何故神はそうしたと思うか? ただノアと動物を中に入れておくためかい? それとも、何か危険があって、神はそれを締め出そうとされたのかい?

  14.第14問、前にボートはなかったなんて書かれていないね。多分その頃漁師のボートはあったかもしれない。でもそんな小さなボートでは、誰も生き残ることはできなかっただろう。(テッチー:ユーフラテス川が一番近い川だったんでしょう?) ううん、これが正確にどこで起こったかはわからない。私達には、ノアが実際どこで箱舟を造ったかわからないんだ。(テッチー:でも人々はそんなに大きなボートがそこにあるのは、馬鹿げてると思ったわ!) そうだ。だがノアと動物達は長い間、箱舟の中で暮らさなければならなくなったんだ。もうすぐお前達に、その期間を聞くからね! だがまず最初に水はどのくらい深かったかな、万の位にすると、大体何万フィートだったか?

  15.第15問、地上の一番高い山々より、どのくらい上まで水があったか? キュビトでもフィートでも好きな方で答えていいよ。

  16.第16問、地の表にいた全ての生き物はどうなったか?

  17.この章からの問題はこれぐらいで終わりだ。16問! 100を割るには簡単な数じゃないね。100を16で割ると6になると思うよ。誰か私の代わりに計算してくれないか?(デービッド:16×6は96で、余りが4です。) そうか、よろしい。問題一つを6点として大丈夫だね。書き終わったら、テスト用紙を交換しなさい。

 

テストの解答!

  18.第1問、ノアは何だったか? (子供達:正しい人です。) その通り!

  19.第2問、ノアは清い獣を何つがいずつ箱舟に入れたか?(子供達:7つがいです。)

  20.第3問、清くない獣は何つがいずつか?(子供達:1つがいです。)

  21.第4問、洪水が起こった時、ノアは何歳だったか?(デービッド:600歳。) そうだ。

  22.第5問、ノアが箱舟に入ってから洪水が始まるまで、何日間だったか?(子供達:7日間。) よろしい!

  23.第6問、何日間雨が降ったか?(デービッド:40日40夜です。) そうだ!

  24.第7問と第8問、ノアが箱舟に入ったのは、まさに第何の月の何日か?(デービッド:それは第2の月の17日です。) 大変よろしい! お前達は本当に良い生徒だよ! それはノアが600歳だった時だ。

  25.第9問、天から降ってきただけではなく、どこからも水が噴き出してきたのか?(テッチー:大いなる淵の源からです。) 地から噴き出してきたんだ。

  26.第10問、そして皆のために、十分な何を持っていかなくてはならなかったのか?(子供達:食べ物!) すごい船だね。箱舟がそんなに大きかったのも無理はないよ!

  27.第11問、何故主はこの事を何度も何度も繰り返し言われたと思うか?(デービッド:僕達がポイントを得て、覚えているため。)その通り!(テッチー:強調することによって、覚えていられるように?) そうだ。または必ず覚えているようにとか、疑うことがないようにと言うこともできる。それが実際に起こった事だからだよ! 主は、このような事が起きたことを疑う批評家が出てくると知っておられたんだ。でも知っているかい? 地上の多くの古代文明の記録の中に、洪水についての記述が発見されているんだ! アダムとイブの話さえもだよ。必ずしも「アダムとイブ」と呼ばれているわけではないが、学者たちは多くの古代文明において、アダムとイブや二人に起こった事によく似た話や、また洪水の話を発見したんだ。インド古代文明やバビロニアの話などからだ。だから、洪水が確かに起こったというのは、かなり立証されている!

  28.第12問、神は戸をどうしたか?(子供達:閉めました!)

  29.第13問、ノアを中に入れておく以外にどんな理由から神は戸を閉めたのか?(デービッド:邪悪な人々が中に入らないように。)その通り! 邪悪な人々が中に入らないようにだ。(テッチー:邪悪な者を締め出すため。)そうだ! そして窓は地上から約13.5メートルのところにあったから、よじ登って中に入ることもできなかった。

  30.第14問、水の深さはどのくらいだったか?(デービッド:大体3万フィート[1万メートル]です。) 深さ3万フィートぐらいあったんだ!

  31.第15問、そして一番高い山からどのくらい上まで水があったか?(デービッド:15キュビト。) そうだ。

  32.第16問、そして地の表の全ての生き物はどうなったか?(子供達:死にました!)

 

  点!

  33.よろしい、問題は16問あるから、1問につき6点だね。分数にならなくてすむから、6点ずつということにしよう。それでいいかい? 間違った問題一つにつき、6点ずつ100から引きなさい。そして全部合ってたら、100点にするんだ。

  34.さて、成績はどうだった?(デービッド:100%でした!) 二人ともかい?(デービッド:そうです!) すごいじゃあないか! お前達は天才だよ! テスト用紙を返したかい?(デービッド:イエス・サー!) さあ、テストの結果が書いてあるリストにその成績を書き込もう。よろしい!(テッチー:わあ、私達12のテストをしたのね!) お前達は本当に良くやっているよ! そしてその殆どが100点か一つか二つ間違っただけだ。だから、とても良い成績だ! お前達は素晴らしい生徒だよ!(デービッド:グランパは素晴らしいティーチャーです!) お前達が素晴らしい生徒だからだよ!

  35.主よ、感謝します! さて私の頭の中には知識が一杯詰まっているが、お前達はそれを全部知っているかどうかわからなかった。(デービッド:確かに僕達は知りません!) そこで、私達には少しこのようなクラスが必要だなと思ったんだ。このようなクラスを持ててうれしいだろう?(デービッド:はい、うれしいです!) 私も楽しんでいるよ。主をほめたたえよ!

  36.じゃあ、誰が締めくくりの祈りをしたいかな?(デービッド:僕がします! アァメン! イエスよ、感謝します! 主よ、このとても楽しい聖書学習と、たくさん学んでいることを感謝します! テストで良い成績が取れたことと、僕達が学んだ全ての事を感謝します。イエスよ、夜の残りの時間も、どうぞ祝福して下さい。イエスの御名で祈ります。アァメン! 主よ、感謝します!) アァメン! 主をほめたたえよ! 神の祝福があるように!

BIBLE FOR YOU!-NO.22!"--JAPANESE.

 

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洪水に関する話。ハーレイの

聖書ハンドブックより:

 

  バビロニア人、アッシリア人、エジプト人、ペルシヤ人、ヒンズー人、ギリシヤ人、中国人、フルギヤ人、フィジー島人、エスキモー人、原始アメリカ人、インド人、ブラジル人、ペルー人、また実に全人類のあらゆる種族間に、1家族を除いて全人類が大洪水によって滅ぼされたという伝説がある。それはこの大洪水が、諸民族の祖先の記憶に消え去らないで残ったとの印象を受ける。

 

  洪水に関するバビロニアの伝説:前300年のベロッソスが述べているように、バビロンのマルドゥクの神殿の記録文書には、次のような物語の記録がある。「キススロス王は、神々の1人から、舟を造り、友人親族及びあらゆる種類の動物を乗せ、必要な食物を携えよと告げられた。そこで彼は巨大な舟を建造した。舟はアルメニアの山に乗り上げた。食糧が少なくなった為に、彼は鳥を放った。3度目に鳥は帰って来なかった。彼は外に出て、祭壇を築き、犠牲を捧げた。」

  エジプト人の伝説:神はある時、大洪水によって地を清めた。その洪水からはごく少数の羊飼いだけが山に逃れた。

  ギリシヤの伝説:デューカリオンは神々から「悪が極まったので地に大洪水を起こそうとしている」という警告を受け、箱舟を造った。それはパルナソス山上にとどまった。1羽の鳩が2度放たれた。

  ヒンズーの伝説:マヌーは警告されて舟を造り、全被造物を滅ぼした洪水から彼だけが逃れることができた。

  中国人の伝説:中国文化の創設者ファ・ヘは、その妻と3人の息子と3人の娘と共に、人間が天に背いたために起こされた洪水から逃れた代表者とされている。

  イギリス:ドルイト教には次のような伝説がある。人間の悪のためにこれを滅ぼそうとして送られた洪水から大きい舟にのって助かった正しい一族長によって人間は再び増えていった。

  ポリネシア人:洪水の物語がある。洪水からは8人だけが逃れた。

  メキシコ人:1人の男とその妻及び子供達が舟に乗って、全地を覆った大洪水から逃れた。

  ペルー人:1人の男と1人の女とが浮かぶ箱で、洪水から助かった。

  アメリカ・インディアンには、各種の伝説がある。1人、3人または8人の者が高山を越す洪水から舟によって救われた。

  グリーンランド:伝説では地球がある時傾き、1人の男と1人の女を除いて、全ての人間が溺れて死んでしまい、その2人によって再び人々は増えていった。

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あなたのための聖書!−−No.23! 11/90

−−創世記8章!  DFO 2753

−−グランパとの聖書のクラス!

 

  1.(テッチー:アァメン、イエスよ、感謝します! イエス様、グランパと持てるこのクラスの時間を感謝します。あなたがそれを祝福して下さるように心から祈ります、イエス様。主よ、どうか私達がそこから真剣に学び、また出来るだけそれから学べるように助けて下さい。また、私達が学んだ事を覚えておくのも助けて下さい。どうかグランパを祝福し、彼に知恵を与えて下さい、主よ。イエスの御名で。主よ、感謝します!) アァメン、主をほめたたえよ!

 

水が退く!

  2.さて創世記8章だよ。「神はノアを覚えておられた。(日本語の聖書では[心にとめられた]になっています)」「あっ! ノアを船の中に入れたままだ!」 主は彼の事を忘れたりされなかったね? 私はいつもそれが何となくおもしろく聞えると思った!−−ハ! (テッチー:「ノアが船にいるのに、まだ雨が降っている!」−−ハ!)(デービッド:「ああ、雨を止めなくちゃ!」)「…箱舟の中にいたすべての生き物と、すべての家畜とを心にとめられた。神が風を地の上に吹かせられたので、水は退いた。」−−つまり水がひいたという事だね。(注:ここで英語で「assuage」と訳されている言葉には、ヘブル語で「洪水がひく」という意味もあります。)

  3.主が別の時にも、水の上に風を送られたのを覚えているかな? (デービッド:イスラエルの子供達が紅海を渡った時です。) そうだね、主は風によって紅海を乾かされたんだったね?(出エジ14:21) (デービッド:イスラエルの子供達がヨルダン川を渡った時も、主は風で水を乾かされたでしょう?)(ヨシュア3:14-17) その通り、ハニー、よく聖書を知っているね! いいぞ! (デービッド:彼らはエリコを征服するつもりだったんです。) そうだ。(テッチー:そして契約の箱をかついでいたのね。) そう、それに祭壇のための石や何かもだ。(テッチー:それは祭司が水に触れると、水がうず高く分れた時のこと?) その通り、すごいぞ! お前達は本当によく聖書を知っているね!

  4.(2節:)「また淵の源と、天の窓とは閉ざされて、天から雨が降らなくなった。それで水はしだいに地の上から引いて、」 どういう意味かな? (デービッド:水が川や海に流れ出し続けたんです。) そうだね。それに地面にも染み込んだ。水かさが減り、地上や山、すべてから水が引いていったんだ。グランドキャニオンや、その他の渓谷、谷間が出来たのはそのせいだろうと言う人々もいる。つまり水が海に流れている時に、その過程で地面が洗い流されたのだろうと。進化論者達が教えるように、これらの巨大な渓谷が、小さな流れに削られて何百万年もかかって出来たのではない事は確かだ。

  5.「百五十日の後には水が減り、」「減った」というのは水が無くなったという事ではなく、かなり減ったという事だ。浴槽に座って、水が流れ出てしまうまで待っているとどうなるか知っているだろう? さてそれはかなり大きな浴槽だった!

 

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  世界でも有名なグランドキャニオンは、世界の自然の7不思議の一つである。アメリカ合衆国のアリゾナ州北西部にあるこの巨大な峡谷は、長さ349キロ、深さ1.6キロ以上もある岩の断面で、毎年、2百万以上の観光客が訪れ、その雄大な眺めを堪能する。

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箱舟がアララテ山にとどまる!

  6.(4節*:)「箱舟は第七の月の十七日にアララテの山(英語では複数)にとどまった。」 どの山に着地したのかな? (子供達:アララテです!) (テッチー:アララテの山々?) さてここには「アララテの山々」と書いてあるから、多分山脈の事を言っているんだろうが、アララテ山自体は、一つの山で、箱舟の残骸がまだそこにある。

  7.箱舟は第1次世界大戦中にロシア軍のパイロットが見た。普通、山頂はずっと雪と氷に覆われているが、それは山頂の雪や氷が溶ける程の、特に乾燥した夏の後の事だった。アララテは非常に高い山で、およそ5,100メートルもあり、多年性の雪がある、つまり1年中雪が絶えないんだ。だがその時には猛暑のせいで雪と氷が溶け、山をおおう氷がかなり薄くなったので、ロシア軍のパイロットは箱舟の残骸が湖から半分突き出しているのが見えたと言ったんだ!斜体 1(この物語全体については、このGNの15と16ページを参照!)斜体 標準(テッチー:箱舟がそんなに長くもつなんて本当に驚きね!) そうだね、イトスギ製だからだ。(テッチー:何千年も。)イトスギはとても長い間もつんだよ!(テッチー:タールを使えば特にね。)  その通り!

  8.それについて私は本で読んだことがある。お前達も読んだら興味深いと思うだろうが、私の蔵書からずっと前になくなった。沢山の本を持ち歩くことは出来ないからね。飛行機で旅をする時には、せいぜいコンコルダンスと聖書を持つのが精一杯だ。

  9.ここに書かれている月日やどの月だったかなどのすべてを覚えておけたらいいと思うが、私がお前達に覚えておくよう求めるのはたった1つの節だけだ。そしてそこまで来たらどの節か教えてあげよう。これらの事に関してはいくつか質問するかも知れないよ。(テッチー:いろいろな日付について聞くつもり?)いや、それは私が聞かないと言った事だ。お前達が、正解を知っている日付以外はね。この前の章では、ノアが箱舟に入ったのはいつかが書いてあったし、この章では彼が箱舟を出たのはいつかが書いてある。だからお前達に知っておいてほしいのは、彼が箱舟の中にどのくらいいたかだ。

  10.5節の終わりの部分で、山々の頂上が見えた。それから6節。「四十日たって、」−−さらに40日−−「ノアはその造った箱舟の窓を開いて、」(テッチー:窓がずらっと箱舟の上の部分に並んでいて、既に開いていたのなら、どうして窓を開く事が出来たの?)雨戸があったのかもしれない! 私達が前に住んでいた家で、端から端まで雨戸が閉められた家を覚えているかい? だからその可能性はあるよ!

 

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  アララテ(ARARAT:アララットと発音)は、黒海とカスピ海の間にある山岳地域で、洪水がひいた時にノアの箱舟が上陸した所である。(創世記8:4) この山々の幾つもの流れが集まってチグリス・ユーフラテス川の源流となっている。もともと、アララテはこの山岳地帯全体をさしていたが、徐々に、トルコとイランとソ連の国境にある巨大な火山に限って使われるようになってきた。アララテ山として知られるこの火山には、峰が2つあり、高いほうは標高5,666メートル、もう一方は4,333メートルである。

  ノアの箱舟を発見しようと幾度か探検隊が出たが、素早く移動する氷河やなだれ、隠れた岩の裂け目、突然の嵐などから登山は非常に困難で、そのため地元の人々からは「苦難の山」と呼ばれている。アララテ山のふもとにナクスアナ、またの名をナヒチェヴァンという町があり、そこはノアの墓だとされている。その名前の意味は「ここにノアが来て住んだ。」である。

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カラスとはとが送り出される!

  11.(7節:)「からすを放ったところ、からすは地の上から水が乾ききるまで、あちらこちらへ飛びまわった。」「raven」(ワタリガラス)というのは、大きな黒い鳥でカラスと同じ種類だ。そしてとても強いんだ! カラスもワタリガラスも長距離を飛ぶ事が出来る。それだけではなく、死肉を食べる、つまり肉食なんだ。あるものは虫や何かしか食べないが、ワタリガラスは水に浮いた死骸にとまってそこにとどまる事が出来たので帰って来なかった。

  12.(8節:)「ノアはまた地のおもてから、水がひいたかどうかを見ようと、彼の所から、はとを放ったが、はとは足の裏をとどめる所が見つからなかったので、箱舟のノアのもとに帰ってきた。水がまだ全地のおもてにあったからである。」(テッチー:はとはカラスと同じ事が出来なかったの?)そうだよ。とまる所が見つからなかったんだ。木も何もなかったんだよ。(テッチー:でも山々の頂上はあったわ。)山頂というのは、大抵あまり何も生えていないんだよ。特に食べ物を全部流してしまうような洪水のあった後にはね。「彼は手を伸べて、これを捕え、箱舟の中の彼のもとに引き入れた。」ここには本当に沢山の詳細が書かれているね!

  13.(10節:)「それから七日待って再びはとを箱舟から放った。はとは夕方になって彼のもとに帰ってきた。見ると、そのくちばしには、オリブの若葉があった。ノアは地から水がひいたのを知った。」オリーブに関してだが、私達がポルトガルからスペインのマドリードに行く時に、オリーブの木が何キロも続く所を通ったんだよ。オリーブはとても乾燥した土地でも育ち、とても強いんだ。

  14.(12節:)「さらに七日待ってまた、はとを放ったところ、もはや彼のもとには帰ってこなかった。」(テッチー:ノアは後で、はとのメイトを放してやったの?)そうだと思うよ。私は多分、彼が何度はとを放ったかを聞くと思う。(テッチー:2回でしょ?)もう一度読んだ方がいいな!(テッチー:ああ、3回ね! オリーブの葉っぱは水の下にあったの?)多分まだ木につながっていたことだろう。これを読むと、はとが、おりる場所や多分食べ物も見つけたのがわかるね。

  15.(テッチー:でも木は水の中で空気もなしに生き延びたの?) 多分そうじゃないだろう。大抵木は水中に沈むと死んでしまうからね。(テッチー:そうよ、だから葉っぱはなかったはずだわ。)でも葉っぱが木についていた可能性はあるよ。(テッチー:ああ、わかった! 木は残っていたのね。でもオリーブの木はどうやって流されずに生き延びたのかしら?)そうだな、それは強かったんだろう。多分、あまり水が強く流れていない所でたまたま守られていたんだろう。

  16.しかしお前達は本当に沢山の質問をするね! 伝道師達がこのクラスを教えなくてよかった。そんなに多くの質問に答える事は出来ないだろうから! (テッチー:わかったわ。もう聞かない。) いいんだよ! 私はお前達に質問してほしい! 答えを知っているとは限らないが、少なくとも、推測からこうじゃないかという答えは言える。私はこういう事も出来る。「チャーリー、あんたはそこにいたのかい?」残念だが、私はそこにいなかった! お前達が私の答えに満足するかどうかはわからないが。他に質問があったかな?

  17.(テッチー:はとはその木に巣を作る事は出来なかったの? だから戻ってきたの? それともはとが帰ってきたのは、帰ってノアに葉っぱを見せる事を主が望んでおられたから?)多分はとが帰ってきたのは、もうすぐ乾いた土地に出られるようになる事をノアに知らせるためだったのだろう。(テッチー:それに自分のメイトを連れに来たのかも!)かも知れないな。そして口にオリーブの葉をくわえたはとが、現在何の象徴になっているか知っているかい? (子供達:平和です!)その通り!

 

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  ワタリガラス。聖書では、カラスやワタリガラス、ミヤマガラス、コクマルガラス、カササギ、カケスなどをすべて「からす」と呼んでいる。これらはすべてユダヤ人から清くない鳥とされている(レビ記11:15)。翼を広げると1メートルにもなるワタリガラスは、この中で最も大きい種類である。

  ワタリガラスは腐肉を食べる鳥で、ほとんど何でも食べる。恐らくその荒々しい鳴き声のせいで、不吉な鳥と呼ばれるようになったと思われる。鋭い目と強力な翼を持っている事から、ノアが箱舟から最初に放った鳥がワタリガラスだったというのも、ある程度納得出来る(創世記8:7)。  聖書には、神がからすの子にさえ食べ物を与えられると書かれている(ヨブ38:41)。イエスも、神の世話を描写するために似たような例を使われた(ルカ12:24)。預言者エリヤに食べ物を与えるために、神がからすを遣わされた事から、からすはまた神の保護と結びつけて考えられている(列王紀上7:4,6)。ソロモンが使った「からすのように黒い」という表現は、欧米でもよく使われる(雅歌5:11)。

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    オリーブの木は果実のなる木で、高さ6メートルあり、幹はねじれていて、白い花が咲き、実は熟すると黒くなる。オリーブの木は成長がとてもゆっくりで、かなりの年月が経っても実を結び続ける。枯れる前に、新しい枝がその根元から伸びてくる。オリーブの木は、他の殆どの果樹よりも長生きで、スペイン人がカリフォルニアに持ち込んだオリーブの中には、今もなお生きているものもある。パレスチナには、クリスチャン時代の初期の頃にまでさかのぼるようなオリーブの木がある。聖書の中で述べられた最も有名なオリーブ園は、ゲッセマネであり、その名前の意味は「搾油機」である(マタイ26:36)。

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  山ばと(doves)と家ばと(pigeons)は、同じ種類に属する。聖書の中では、二つが同じ鳥であるかのように書かれていることがよくある。路上でよくみかける家ばと(pigeon)は、もとをたどればパレスチナに見られる野性の岩ばと(rock dove)と同じ種類である。きじばと(turtledoves)は渡り鳥で、4月から10月までをイスラエルで過ごす。毎年春になるとやってきて、優しいクークーという鳴き声が空一杯に響く(雅歌2:11-12)。

  山ばとは様々な色をしており、真白なものから栗色のしゅろばともいる。単なる灰色の家ばとでさえ、銀色の光沢がある。ソロモンは山ばとの目について、詩的に感動した。ダビデは「はと(dove)のように翼を」持って(詩篇55:6)、敵から飛んで逃げ去りたいと願った。

  家ばとは、おそらく人に飼い慣らされた最初の鳥であろう。山ばとが長距離を旅して、いつも家路を見付ける事が出来るのに気付いた時、人々は手紙を運ぶために使った。伝書ばとは、鋭敏な目をしていて、正しい軌道から外れないようにするための目印を見付ける事が出来る。

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淡 水!

  18.(デービッド:考えていたんだけど、周りにそれほど塩水があったら、飲み水のために、彼らは箱舟に普通の水も乗せなければならなかったと思う?) そうは思わない。 (テッチー:雨で薄まったから?) それは「淵の源」と雨だったからだ。きっと海も淡水にかわった事だろう。海からの塩水よりもはるかに淡水の方が多かったから。ただ少し…(テッチー:塩気があったの?) 当りだ! どうしてわかったんだい? (テッチー:「ノアの箱舟」のコミックにあるからよ! 彼らが海から水を汲んでこう言っているの。「ふつうの水の味がするぞ。少し塩気があるけど、なかなかいけるよ!」)(LWG5-14巻の47ページを参照!) 想像してごらん、この大量の淡水のせいで海水は薄められたんだ。飲むのに十分良かったのは間違いない。

 

乾いた土地!

  19.(13節*:)「六百一歳の第一の月の一日になって、地の上の水はかれた。ノアが箱舟のおおいを取り除いて見ると、土のおもては、かわいていた。」 もう乾いていたんだね。そうでなければ、かなりぬかるみになっていただろう! (14節*:)「第二の月の二十七日になって、地は全くかわいた。」(テッチー:海と川を除いては、水が全部蒸発したの?) 少なくとも、この山の頂上は、彼らが泥に足を取られずに外に出られるほど乾いていたんだ!

  20.(15節:)「この時、神はノアに言われた、『あなたは妻と、子らと、子らの妻達と共に箱舟を出なさい。あなたは、共にいる肉なるすべての生き物、すなわち鳥と家畜と、地のすべての這うものとを連れて出て、これらのものが地に群がり、』」ノアは畜産家だった。どうだい!「『地の上にふえ広がるようにしなさい。』ノアは共にいた子らと、妻と、子らの妻達とを連れて出た。またすべての獣、すべての這うもの、すべての鳥、すべて地の上に動くものは皆、種類にしたがって箱舟を出た。」

  21.よろしい! 彼らが箱舟を出たのはいつか?(テッチー:2番目の月の20と7日目、つまり2月の27日。)ユダヤ人達は異なった暦を使うんだ。彼らは4月を1年の最初の月として数える。(テッチー:少し都合が悪そうだけど、一生の間それに従っていると奇妙だとは思わなくなるのね。)その通り!

  22.彼らは春の最初の月を1年の始めとして選んだんだ。だから「第一の月」というのはたぶん4月の事だっただろう。「第一の月の一日になって、地の上の水はかれた。」私はきっとお前達へのテストでその質問をすると思うよ。「ユダヤ人のカレンダーでいけば、彼らが箱舟を出たのはどの月か?」(テッチー:5月!)ヘブル語の月の名前を全部はそれほどよく知らないが、第一の月がヘブル語の名前でアビブというのは覚えている。(出エジ34:18参照)(テッチー:アビブ[Abib]はエイプリル[April]みたいなものね?)そうだよ、だがお前達はそれを覚えていなくていい。ただユダヤ人にとっては、最初の月は私達が現在エイプリルと呼んでいる4月の事だと覚えておけばいい。

 

箱舟の中にいた期間!

  23.では聞くが、彼らは箱舟にどのくらいいたのかな?(テッチー:今、聞くの?)今と、テストの時だ!(テッチー:1年と17日。)どうしてわかった?(テッチー:創世記7:11と8:14からよ。)その通り!(デービッド:僕達が知っておくのはそれだけですか?)どちらの日付も知っておくべきだと思うよ。彼らが箱舟に入ったのは第二の月の17日だ。(テッチー:それが7章の11節ね。)そうだ。そして彼らが出てきたのはいつかな?(テッチー:創世記8章14節からすれば、5月27日よ。)そうだね、彼らの第二の月を私達のカレンダーでみると5月だね。だが5月と言わなくてもいいよ。ただここに書いてある通りに言えばいい。「第二の月の二十七日」だ。いいね?

  24.つまり、彼らは箱舟の中に、最初の年の第二の月の17日から次の年の第二月の27日までいたと言う事だ。だから14節から11節を引くと、何になる?(テッチー:1年と10日。)その通り! そして創世記7章の4と10節からすると、ノアは雨が降り始める7日前に箱舟に入った。従って合計は1年と17日間彼らは箱舟の中にいたのだ。考えてもごらん!

  25.牧師の中には、これらの節や時間や月や日にちを見ようとも思わない人々がいるくらいだ! 彼らが、ノアは箱舟の中にたった40日と40夜いただけだと言うのを聞いた事がある!−−ハ! (テッチー:馬鹿みたいね? 私、最初に地面が乾かなければならない事を考えもしなかったわ。)そうだね、雨が降ったのはたった40日と40夜だったが、洪水はそれよりもずっと長く続いたんだ。彼らが箱舟に入ってから、出て来られるほど十分に地面が乾くまで、どのくらいかかったかい? (デービッド:1年と17日です。)それを証明するために使う節は?(テッチー:創世記7:10と11、それに8:13と14。)その通り!

 

犠牲の祭壇!

  26.よろしい、次にノアがした事を見てみよう。(20節:)「ノアは主に祭壇を築いて、」彼が箱舟から出て、動物を全部放した後、最初にした事はこれだった。「ノアは主に祭壇を築いて、すべての清い獣と、すべての清い鳥とのうちから取って、燔祭を祭壇の上にささげた。」誰かがこう言ったらどう答える?「ノアがそれぞれの動物から2頭ずつ連れて行っただけなら、どうやって繁殖させたのか?」(テッチー:2頭よりも多くいたからよ!)彼は清い動物を何組連れて行ったんだった?(デービッド:7組。)(テッチー:14匹よ。)

  27.(21節:)「主はその香ばしいかおりをかいで、」 彼らが祭壇に捧げたこれらの捧げものを、彼らがその後どうしたか知っているかな?(テッチー:食べちゃった!)その通り! ノアはバーベキューをしていたんだ! (テッチー:驚きだわ! 話しかけたり、生涯ずっと友達だった動物を犠牲にするのは、きっと辛かったでしょうね。)この後、動物は話すことはできなかったと思うよ。(テッチー:でも、その前までは話ができた動物達を食べなくてはならないなんて、人間を食べるのと殆ど変らなかったでしょうね!)ハニー、お前がその場にいなくてよかったね。そんなにも優しい心をしているんだから。

 

地を呪わないという神の約束!

  28.「主は心に言われた、『わたしはもはや二度と人のゆえに地をのろわない。人が心に思い図ることは、幼い時から悪いからである。』」(デービッド:つまり、役に立たなかったわけですね。)無駄なんだ! それは何の役にも立たなかった!(デービッド:結局人間は同じことを繰り返すだけだったから!)そうだ。現在もノアの時代のようになっているし、今回主は確実にかたをつけられるだろう!

  29.「わたしは、このたびしたように、もう二度と、すべての生きものを滅ぼさない。」 すなわち、洪水によってすべての人々やものを滅ぼす事はなさらないという事だ。(テッチー:でも主は、後に火でそうされるわ。)(ヘブル12:29、2ペテロ3:12)だが、主は何もかも滅ぼす事はされないよ。至福千年に、主はゴグとマゴグの軍勢の攻撃から多くの人々を救われるだろう?−−黙示録20:9。

  30.(22節:)「『地のある限り、種まきの時も、刈り入れの時も、暑さ寒さも、夏冬も、昼も夜もやむ事はないであろう。』」それは地球の温暖化の理論を完全にめちゃめちゃにする! 人々は地球がとても暑くなって、すべての氷山が溶け、海面があまりに上昇する為に全てを一掃してしまう、とか何とか言っている! だが、主はこう言われているのだ。「種まきの時も、刈り入れの時も、暑さも寒さも、夏冬も、昼も夜もやむことはないであろう。」(テッチー:でもイエス様が来なければ、それが多分起こるでしょうね!)ああ、もちろんだ! だから主は来られるんだ。主は来られなくてはならない! 主が早く来られなければ、人間は地球を完全に破壊してしまうだろう!

 

締めくくりの祈り!

  31.よーろしいっ! 今晩、何かを学んだと思うかな?(子供達:はい!)そのいくつかは覚えていられると思うかい?(子供達:はい!)だといいな。それが目的だからね! 今晩の宿題は、明日のテストに備えて勉強する事だ! いいね? 主をほめよ! 締めくくりの小さな祈りをしようか?

  32.(デービッド:主よ、素晴らしいクラスを感謝します! 主よ、創世記8章や、洪水やノアに関して僕達が学んだ全ての事を感謝します。この時間のゆえに、またこれらの聖書クラスが出来るように取り計って下さっている事のゆえに心から感謝します。イエス様、それらが本当にためになり、僕達がそこから多くを学んだり、僕達が以前には知りもしなかった事柄を学べる事を感謝します。今夜の残りの時間もあなたが祝福して下さい、主よ。イエスの御名によって。主よ、感謝します!)アァメン!主をほめたたえよ! GBY!

 

BIBLE FOR YOU!-NO.23!"--JAPANESE.

 

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あなたのための聖書!−−No.24! 11/90

−−創世記8章のテスト! DFO 2754

−−グランパとの聖書のクラス!

 

  1.(テッチー:TYJ! 主よ、どうかこのクラスを祝福して下さい。テストで良い成績を取れるように、また学ぶ必要があることを全て学ぶのを助けて下さい。イエスの御名において!−−またグランパが私達を教えてくれる時、彼を祝福して下さい。TYJ!)主をほめたたえよ! オーケー、今がテストの前にこの章を見直す最後のチャンスだよ! いつも自分の名前や日付や主題を、テストの紙の上のほうに書くのを忘れないように。準備は出来たかい?(子供達:はい!)主よ、彼らを祝福して下さい。イエスの御名において。

 

8章のテスト!

  2.第1問、主はどうやって地の表から水が引くのを助けられたのか? 何を使ってか?

  3.第2問、箱舟はどこに降りたのか?

  4.第3問、箱舟から出るのに十分なくらい地面が乾いているかどうかを調べるために、ノアが最初に放った鳥は何だったか?

  5.第4問、その鳥に何が起こったか? 自分なりに説明しなさい。ワタリガラスまたはカラスは、鳩よりもはるかに強いことを示しているね!

  6.第5問、ノアが初めてはとを出した時、はとはとまる所が見付からなかったので、どうしたのか? 自分なりに答えていいよ。

  7.第6問、7日後、ノアが再び鳩を放った時、鳩は口に何をくわえて帰って来たか? かなり賢い鳩である!

  8.第7問、だから彼らはまた7日待って、ノアは再び鳩を放った。その鳩に何が起こったか?

  9.第8問、だからノアは鳩を何回放ったのか?

  10.第9問、ノアがカラスを放つ直前に、ノアは何を開いたか?

  11.第10問、鳩が帰ってこなくなった直後に、ノアは何を開いたか?

  12.第11問、「ノアが箱舟のおおいを取り除いて見ると、土のおもては・・・していた。」−−どうだったのか?

  13.第12問、その日付は? ノアの年令に基づいて言うと、それは601年だった。だが第何の月の何日だったのか? 言い換えると、まる一年過ぎた後だった。今聖書を見ることは出来ないが、創世記8章14節に書いてある。13節に既にこう書かれている。「六百一歳の・・・になって、」

  14.第13問、だからノアと彼の家族と全ての動物達は、箱舟にどれくらい居たことになるのか?

  15.第14問、私達はその期間をどうやって計算したのか? 知らない人達が多いので、これはとても大切だよ! 7章の何節に、六百歳の第二の月の17日にノアは既に箱舟に入っていて、雨が降り始めたと書いてあるか? この二つの節の番号はとても大切だから、おまえ達はそれを覚えておく必要がある。7章の11節だ! ああ、言ってしまった!

  16.第15問、私はどの節か言ってしまったので、日付を言ってもらおうか。7章の11節に書いてあり、ノアが箱舟の中にいて洪水が始まった日だ。それは6百歳のいつの日付か?

  17.第16問、地は十分乾いていて、神はノアに箱舟から出てきて、全ての動物達も箱舟から出すように言われた。それからノアは何を建てたのか?

  18.第17問、ノアはどの種類の動物を燔祭として捧げたのか?

  19.第18問、そして神は人間にかなり見込みがないのを見て、神はもはや二度と人の故に何を呪わないと言われたか?

  20.第19問、次に神が言われたことから、神が二度と洪水をもって人間を滅ぼされないことがわかる。これは正しいか間違いか?

  21.第20-25問、地のある限り、これからもそのまま続くと神が言われたことを、8つある中から6つあげなさい。これらのことは全て、この章の最後の節に書いてある。その一つ一つは答になるから、それで25問になると思う!(テッチー:よかったわ。木曜日の夜にモップの「創造」のところでその節をちょうど読んだわ。)よかったね! 終わったら紙を交換していいよ。

 

テストの答!

  22.第1問、主は何を使って地が乾くのを助けられたのか?(子供達:風です。)

  23.第2問、箱舟はどこに降りたのか?(子供達:アララテ。)

  24.第3問、ノアが最初に放った鳥は何だったか?(子供達:カラス。)

  25.第4問、カラスに何が起こったのか?(子供達:出ていって、戻って来ませんでした。)その通り!

  26.第5問、だからノアは次に鳩を放ったが、鳩はどうしたのか?(子供達:戻って、帰って来ました。)その通り!

  27.第6問、ノアは再び鳩を放ったが、今回鳩は何を持って帰って来たのか?(子供達:オリブの若葉!)

  28.第7問、次にノアが鳩を放った時、何が起こったのか?(子供達:鳩は帰って来ませんでした。)

  29.第8問、ノアは何回鳩を放ったのか?(子供達:三回です。)

  30.第9問、カラスを放つ直前に、ノアは何を開いたのか?(子供達:窓。)

  31.第10問、鳩がもはや帰って来なかった時、ノアは何を開いたのか?(子供達:箱舟の戸。)大変よろしい! 私は今まで自分のクラスに、こんなに頭のいい子供達を持ったことがない。(テッチー:だってグランパがそれを物凄く簡単にしてくれるからよ!)

  32.第11問、そして神が見られたら、土のおもては・・・ていた。(子供達:乾いて)

  33.第12問、ノアの年令に基づけば、その日付はいつかな?(テッチー:第二の月です。)何日?(デービッド:27日。)

  34.第13問、ということは、ノアは箱舟にどれくらい長く居たのか?(テッチー:1年と17日です。)

  35.第14問、7章の何節によって、どれくらい長く箱舟に居たのかを計算出来たのか?(デービッド:7章の11節です。)

  36.第15問、その節によれば、洪水が始まった日はいつだったのか?(テッチー:第二の月の17日です。)その通り!

  37.第16問、ノアは何を建てたのか?(子供達:祭壇です。)その通り!

  38.第17問、ノアは、その祭壇に燔祭としてどの動物を捧げたのか?(テッチー:清い動物だけです。)何つがいの清い動物が箱舟の中に居たのか?(デービッド:7つがいです。)その通り、7つがいだ。私はこの間のテストでおまえ達にその質問をした。

  39.第18問、そして神は、もう二度と何をしないと言われたのか?(デービッド:地を呪わない。)その通り!

  40.第19問、正しいか間違いか。神は、もう二度と洪水をもって人々を滅ぼさないと言われた。(子供達:正しい!)

  41.第20-25問、地のある限りこれからも続くと、神が言われた8つの内の6つは何か?(デービッド:刈り入れ、寒さ、暑さ、夏、冬です。)(テッチー:それに昼と夜もです。)6つだけ言えばいい。だが8つのものとは、種まきの時、刈り入れの時、寒さと暑さ、夏と冬、昼と夜だ。

  42.25問あるから、それぞれの質問は4点になる。(テッチー:とても良いテストだったわ!)

 

宿題−−創世記9章!

  43.では次のクラスで勉強するところは何章かな?(子供達:創世記9章です!)そうだね! 明晩、それは火曜日の夜だが、創世記9章を読んで、重要なポイントを上げてそれをクラスの時に復習しよう。そして水曜日の夜のテストには、それらのポイントを知っているように願っているよ! OK?(テッチー:はい! 私達はこれまでにテストを13回したわ!)

  44.おまえ達の成績をまだ聞いていなかったな。(子供達:100点です。)二人共?(子供達:はい!)おまえ達は本当に天才だ! よく勉強したね! 主をほめたたえよ!(デービッド:グランパは良い先生です!)(テッチー:そうね。グランパは本当に良い先生だわ!)締めくくりの祈りをしようか?

  45.(デービッド:アァメン! 主よ、感謝します! イエス様、僕達がしたテストや、良い成績を取れたことをあなたに感謝します! イエス様、創世記を勉強するのを助けて下さり、また沢山のことを学んでいることを感謝します! 僕達を教えてくれるグランパを感謝します。今晩のこれからの時間も祝福して下さるように祈ります。イエスの御名において、アァメン。主よ、感謝します!)アァメン! 主をほめたたえよ! 神があなた達を祝福されるように!

 

BIBLE FOR YOU!-NO.24!"--JAPANESE.

 

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ロシア人パイロットがノアの箱舟を発見する!

(LIN37に載っているニュースの再印刷)

 

  1917年のボルシェヴィキ革命直前に、ロシア皇帝の軍隊のパイロット、ウラジミール・ロスコビスキーは、ノアの箱舟の残骸を発見したこと、またアララット山の凍った湖に箱舟は横たわっていて、驚くほどしっかりした形で保存されていることを報告した。以下はロスコビスキーの証言である。

 

  「それはロシア革命の直前のことです。私の飛行部隊は、アララット山の北西40キロほどにある人気のない空港を一時的な駐屯地としていました。ここは半砂漠地帯で、8月にはよく空気がからからに乾いて、猛暑が襲いました。手前に見える山は雷雨でしたが、その向こうには白い雪をかぶったアララット山の頂上が見えます。とても高いので一年中雪に覆われているのです。暑さにうだっていた私達は、どんなにその雪にありつきたかったことでしょう!

  大佐が入ってきて、一機に新しい過給機の取り付けがすみ、高度での試験準備が出来ているので、私と相棒にそれを試験するように命じたのです。ついにこの暑さから解放されるのです! 言うまでもありませんが、私達はパラシュートや酸素ボンベを装着し、離陸前にしなければいけない多くのことをするのに、一分たりとも時間を無駄にしませんでした。熱い太陽が照りつけていて、エンジンを暖める時間など必要ありません。

  私達は、4、700メートルの上空に達するまで7回旋回し、それから高度に慣れるために数分間上昇するのを止めました。私は右手のすぐ真上にある、雪に覆われた美しいアララット山の頂上に目をやりました。そしてうまく説明出来ないのですが、何かの理由で私達は向きを変え、山に向かって真っすぐ飛行機を飛ばしたのです。そして、頂上の下をぐるりと囲んでいる巨大な岩を見下ろしていた私は・・・

  紀元前7百年以来、誰もその山に登っていないことを思い出しました。その頃に何人かの巡礼者が、古い箱舟のタールの破片をはがして首につけ、豪雨で自分の作物が破壊されず、幸運が訪れるためのおまじないとしようと、その山に登ったそうです。伝説によれば、雷が彼らの近くに落ちたので一目散に逃げ出し、二度と戻ってはこなかったそうです。私は、古代人は何と愚かだったんだろう、よりによって山の頂上に難破船を探しに行くとは馬鹿げた話だと思いました。白い山頂の回りを二回回ってから、長い山の斜面に沿って一気に下降すると、突然、サファイヤのように青く完璧なまでに美しい湖が眼下に広がりました。日影の部分はまだ凍っています。私達は旋回して、もう1度その湖を見るために戻ってきました。

  すると突然、相棒が旋回して、何事か大声で怒鳴ったのです。溢れるばかりの湖の端を興奮しながら指さしています。私はそれを見て気絶しそうでした! 潜水艦だ! いや、潜水艦ではない。短くて太い帆柱があるからです。でも上部は丸くなっており、ただてっぺんに1.5メートルほどの幅の平な部分がまっすぐ一本あるだけです。何て面白い船なんだ。設計者は、ほとんどの時、船の上部が波に洗われているのを予測して建てたようで、その短い帆柱は船が波に向かって進んで行くに十分なだけの大きさの帆しかつけられないものです、船が丸太のように波にもまれながら浮かんでいるように設計されていたのです。(何年も後にアメリカの五大湖で、有名な『ホエールバック』式の(鯨の背のように盛り上がった)鉱石運搬船を見ましたが、それも、発見した船と同じように甲板が丸くなっていました。)

  安全範囲ぎりぎりのところまで低空飛行し、幾度も旋回しました。近づいてみて、それがあまりにも巨大なのでびっくりしました。船体の長さは100メートル以上あり、今の戦艦の大きさと殆ど変わりません。湖の岸に乗り上げており、船体の後ろの4分の1は水の中にあり、後ろの一番端は4分の3の高さまで水につかっていました。船の片側の先端近くの板ははぎ取られており、反対側には3メートル四方の大きな戸がありましたが、その戸は無くなっていました。今の船でさえ、この戸の半分の大きさのものを使うこともまれなので、この戸は船の大きさとかなり不釣り合いに見えました。

  私達は、空からできる限り細かく調査した後で、記録破りの速さで基地に戻ったのです。この発見について話すと爆笑が起こり、それはしばらく止みませんでした。私達が酸素の吸いすぎで頭がおかしくなったんだと言う者達もいましたし、他にもいろいろ言われました。しかしながら、大佐は真剣に受けとめ、私達にいくつか質問しました。そして自分もそれを見たいのでその場所に連れて行くようにと言ったのです。私達は無事に飛行し、空港に戻りました。

  『あれを何だと思いますか?』と飛行機から降りながら尋ねると、大佐はこう答えました。『驚きだ。あれが何の船だか知っているか? ノアの箱舟の事を聞いた事があるか?』『はい。でも私達が4300メートルの山の上であの奇妙なものを発見するのと、ノアの箱舟の伝説と何の関係があるのか分かりません。』そこで大佐は次のように説明してくれました。『あの奇妙な船が、ノアの箱舟だ。その船は5千年近くもそこにあったんだ。一年の内9ヵ月か10ヵ月は雪と氷に閉ざされているので腐敗せず、今までずっと冷凍で保存されていた。君達は、今世紀最大の発見をしたんだよ。』

  大佐からの報告がロシア政府に届くと、多くの関心を集めることになり、ロシア皇帝は特別部隊を2部隊その山に派遣しました。50人の部隊は山の一方から登り始め、100人の部隊は反対側から登り始めました。山の下部の崖のまわりを切り開いて通り道を作るのに二週間の重労働を要し、箱舟にたどり着くには殆ど一カ月かかりました。

  全ての寸法が計られ、沢山の写真が撮られ、設計図も描かれ、詳細に渡る報告がロシア皇帝へ送られました。箱舟には小さな部屋が何百とあり、中には天井が高くて非常に広い部屋もありました。広い部屋はたいてい部屋の端から端まで大きな材木で作った囲いがついていて、その囲いの厚さが60センチもあるものもありました。まるで象の10倍もある巨大な獣を入れるためのようでした。その他の部屋には、現在ペットショップで見られるような鳥かごが数え切れないほどあり、その鳥かごは、前の部分に細工された小さな鉄の棒が並んでいるだけのものでした。

  全体はセラックに似たペンキのようなろうが分厚く塗られていて、その船の建築技術から、高い文化を持ち合せた人達によって造られたことを示していました。船全体に使われた材木は、イトスギ科に属するセイヨウキョウチクトウで、決して腐敗せず、船に塗料が塗られていたこと、ほとんどの間、凍っていたことも重なって、船がほぼ完全な形で保存されていたのです。

  遠征隊は船からさらに上の頂上に登り、船の側面から無くなっていた材木の焼け残りを発見しました。これらの材木は山頂まで運ばれ、一部屋からなる小さな宮を造るのに使われたようで、その中には荒っぽい岩で出来た炉があり、ヘブル人が燔祭に使った祭壇のようでした。その部屋は、祭壇から火が燃えうつったか、落雷で焼け落ちたかのようでした。

  この遠征隊がロシア皇帝に報告書を送って2、3日後に、ロシア政府は共産主義者達の手に落ちたので、記録は一度も公表されないまま、聖書の信憑(しんぴょう)性を破壊しようとする熱狂的な共産党員によってほとんどが処分されてしまったようです。」

RUSSIAN PILOT DISCOVERS NOAH'S ARK!"--JAPANESE.