フェローシップ

「一緒に集まること」(ヘブル10:25*)

 

1.聖書は、私達が交わりを持つよう告げている

  A.交わることの大切さ:

ヘブル 10:25    集会をやめることはしないで、かの日が近づいているのを見てますますそうしよう

詩篇 133:1-3    兄弟が和合して共におるのはいかに麗しく楽しいこと

マタイ 18:19,20 二人または三人が集まっている所にはわたしも中にいる

1ヨハネ 1:7    私達も光の中を歩くならば、私達は互いに交わりをもち

(1ヨハネ1:3、詩篇119:63も参照)

 

  B.私達は、イエスにあって一つのからだである:

ローマ 12:5   私達も数は多いがキリストにあって一つのからだであり、また各自は互に肢体(1コリ12:12-28も参照)

 

  C.団結した交わりには力がある:

申命記 32:30     ひとりで千人を追い、二人で万人を敗ることができた

(レビ26:8も参照)

伝道の書 4:9,10  二人は一人に勝る。倒れる時にはその友を助け起す

伝道の書 4:12    三つよりの綱はたやすくは切れない

使徒 28:15       兄弟たちは、アピオ・ポロ…まで出迎えてくれた。パウロは彼らに会って、神に感謝し勇み立った

 

  D.交わりを持たずに、一人でいるのは困難である:

伝道の書 4:10   一人であって倒れる時、助け起す者のない者はわざわい

2テモテ 4:16   わたしの第一回の弁明の際、わたしに味方をする者はなく

 

2.交わりを持つ理由

  A.霊や徳を高める:

使徒 2:42     一同はひたすら、教を守り、信徒の交わりをなし

1コリ14:3,4  [預言と教義は教会の徳を高める]

1コリ 14:26  一緒に集まる時、すべては徳を高めるためにすべき

 

  B.一緒に御言葉を読む:

ネヘミヤ8:1-4a、8  民は皆…集まり…エズラは読んだ

使徒 15:30,31     会衆を集めて、その書面を手渡した

1テモテ 4:13     聖書を朗読する事、勧めをする事、教える事に心を用い

(使徒16:4、コロサイ4:16、1テサ5:27も参照)

 

  C.訓戒と指示を与える:

使徒 15:32    多くの言葉をもって兄弟たちを励まし、また力づけた

使徒 20:7     私達が集まった時、パウロは…語りつづけた

ヘブル 10:25  集会をやめることはしないで互に励まし

(使徒11:22,23、15:36,41も参照)

 

  D.特別な祈りのために集まる:

1テモテ 4:14  恵みの賜物…長老の按手を受けた時、あなたに与えられ

ヤコブ 5:14    教会の長老たちを招き、祈ってもらうがよい

 

  E.団結して祈る:

使徒1:13-15    [120人の弟子達が、祈るために上の部屋に集まった]

使徒 12:5,12  その家には、大ぜいの人が集まって祈っていた

 

  F.聖餐式(コミュニオン)をする:

使徒 20:7a  私達がパンをさくために集まった

 

  G.重要な事柄に関して話し合うために集まる:

使徒 15:2,4     [行って]使徒達や長老達とこの問題について協議

使徒 20:17,18   パウロは、教会の長老たちを呼び寄せた

使徒 21:17-19   長老たちがみな集まっていた…(パウロは)説明した

 

  H.交わりを求めて行くことの大切さを教える:

(使徒21:3,4a、27:2,3、28:13,14を参照)

 

3.集会を開く

  A.誰もが何かを提供することが出来る:

1コリ 14:26  あなたがたが一緒に集まる時、各自は賛美を歌い、教をなし、啓示を告げ、異言を語り、それを解く

 

  B.交わりのための集会では、団結し、秩序を守る:

使徒 4:32        信じた者の群れは、心を一つにし思いを一つにして

1コリ14:33,40   聖徒達のすべての教会で行われているように、すべてのことを適宜に、かつ秩序を正して行うがよい

(1コリ11:17-34、14:23-31、ヤコブ2:2-4も参照)

 

  C.交わりの時に団結して歌う:

エズラ 3:11    彼らは互に歌いあって主をほめ、かつ感謝し

マタイ 26:30   彼らは賛美を歌った後、出かけて行った

ヘブル 2:12    教会の中で、あなたをほめ歌おう

 

  D.集会を祈りで終える:

使徒 20:36    こう言って、パウロは一同と共に祈った

使徒 21:5,6   共にひざまずいて祈り、互に別れを告げた

 

  E.絶えず一緒に交わりの時を持つ:

使徒 2:46    日々心を一つにして…家で

 

4.「思いを一つにし」、団結の内に共に働く

1コリ 1:10     お互の間に分争がないようにし、堅く結び合って

1コリ 12:25    からだの中に分裂がなく、互にいたわり合うため

ピリピ 2:2      同じ思いとなり…心を合わせ、一つ思いになって

(ガラテヤ2:9、1ペテロ3:8も参照)

 

5.世との交わり

  A.世俗的な人とは深い交わりを避ける:

エペソ 5:11     実を結ばない闇のわざに加わらないで

2コリ 6:14-17  不信者とつり合わないくびきを共にするな

(ヨハネ15:19、1コリ10:20,21、1ヨハネ5:19も参照)

 

  B.不信者とある程度かかわることは、避けられない:

ヨハネ 17:15    彼らを世から取り去ることではなく、悪しき者から守り

1コリ 5:9,10   全然交際してはいけないのではない。そうしたら、この世から出て行かなければならない

 

  C.不信者を勝ち取るため、彼らとの交わりを利用する:

マタイ 9:9-13   なぜあなたがたの先生は取税人や罪人と食事をするのか?わたしが来たのは罪人を招くためである

1コリ10:27,31  不信者の誰かに招かれてそこに行こうと思う場合…すべて神の栄光のためにすべき