輝くひととき 98 PDFファイル95-98

 

結婚生活での秘訣

デービッド・ブラント・バーグの言葉

 

  誠実でいつまでも続く愛がほしいなら、ただの目先の満足よりも、その愛をより永続する土台の上に築かねばならない。相手を守り、助け、幸せにするという利他的な願いがなければならないのだ。

 

 

  私の母がよく言っていたように、「この人とならやっていける」と思う女性と結婚してはならない。「その人なしではやっていけない」と思う女性と結婚しなさい!

 

 

  結婚はできるだけ公平で、分かち合われるものでなくてはならない。あなた達は話し合い、祈り合い、愛し合い、相談し合い、一緒に決断し、同意するべきだ。

 

 

  結婚において一番大切なのは、両方が神とイエス・キリストへの信仰を持つこと。信仰があるなら、何でも可能だ!

 

 

  結婚とは、自己を捨てて、新しい命を見いだすこと。

 

 

  妻、または夫に感謝することを忘れてはならない。夫婦生活において、感謝の気持ちは大切だから。

 

 

  「愛している!」と言うのを忘れてはならない。愛の言葉を語り続けさない。言葉以上に、女性に影響力のあるものはない。特に、あなたが愛と優しさと誠実さを込めて心から伝えるなら…。

 

 

  正直さとユーモアのセンスも、良い結婚の条件である!

 

 

  非利己的になること、謙遜、分かち合うことについて学びたいなら、結婚しなさい!

 

 

  「すべて真実なこと、すべて尊ぶべきこと、すべて正しいこと、すべて純真なこと、すべて愛すべきこと、すべてほまれあること、また徳といわれるもの、称賛に値するものがあれば、それらのものを心にとめなさい。」(聖書、ピリピ4章8節) これは、あなたの夫または妻にもあてはまる! 常に相手の良い資質、良い面を思い出すようにし、悪いことについて、考えないようにしなさい。

 

  夫婦生活を最も破壊するのは、お互いを信じられなくなり、さらには神も信じられなくなることである。

 

 

  毎日、「愛している」と100回言いなさい!

 

 

  建築の世界では、二人は一人の三倍の仕事をこなすと言われているが、神の原則では、二人は一人の十倍できることになっている。「一人で千人を追い、二人で万人を敗ることができる!」(聖書、申命記32章30節)

 

 

  結婚とは、セックスや友情、ビジネスパートナー以上のものである! それは人生の中でも最も親密で、謙遜で、愛情深く、自己犠牲的な人間関係である。「人がその友のために自分の命を捨てること、それよりも大きな愛はない!」(聖書、ヨハネ15章13節) 妻のために喜んで自分を犠牲にしようとする夫、夫のためなら自分の命をも投げ出したいと思う妻。これこそが愛、本物の愛、真実の愛である。人間の愛を越えた超自然的な愛、神聖な愛、神の愛だ。

 

 

  現代社会において結婚は難しい。数え切れないほどの誘惑がある。夫または妻を裏切ることだけでなく、利己的になること、自己を主張すること、相手に自分の『権利』を強いることなどだ。このすべてが、とにかく自分をより良い立場におきたいという願いから出ている。しかしそれは、自己犠牲こそ幸せへの道だという神の考えとは正反対だ。

  自己を捨てて、相手の事をまず考え、自分と自分の必要は後回しにすること…それこそ幸せな結婚の秘訣である。過去の寂しい生活を後に残すことで、新しい人生を見いだす。あなたの人生にやって来た素晴らしい人のために、昔の習慣、昔の好み、昔のやり方は捨てて新しくするのだ。愛のゆえにそうすることで、素晴らしい幸せを見いだすことになる。自分よりも相手を優先させることを神は祝福されるからだ。神は、人が相手の意志を尊重するために自分の意志を放棄し、自分の幸せにまさって相手の幸せを望むことを祝福してくださる。愛を優先させるなら、神は幸せを与えて下さる。それがうまくいく秘訣だ。