輝くひととき 97 PDFファイル95-98

 

何よりも大切なもの

  ある朝、カールの通勤途中に、他の車とフェンダー同士がぶつかった。双方の車が停止し、相手の車からは、女性ドライバーが損傷具合を見るために出てきた。

  その人は取り乱していた。事故はその人の責任で、本人もそれを認めていた。その上、車は購入して二日もたっていない、ピカピカの新車だったから、夫に何と言われるだろうかと考えて、たいそう落胆していた。

  カールは同情したが、免許証や車検証等を見せてもらわなくてはならなかった。

  女性はダッシュボードにある小物入れから、封筒に入った書類を取り出した。

  最初に封筒から出てきたのは、夫からの手書きのメッセージだった。

  「事故が起きたら、このことを思い出してほしい。私が愛しているのは車ではなくて、君だということを。」

−ポール・ハーベイの記事をもとに編集

 

 

  多くの結婚が最初の輝きを失ってしまうのは、夫も妻も日常生活の中にロマンスを見いだすのをやめてしまうからだ。または、相手に対する愛を言葉に表すのをやめてしまうからだ。

       

  ある日、初老の夫婦がバルコニーに座って美しい夕焼けを眺めていた。二人ともその光景に感動していたが、何も言わなかった。夫は後でこう思った。「あまりにも胸がいっぱいになったんで、もうちょっとで妻に『愛しているよ』と言ってしまうところだった。」最愛の人を励ます機会を逃してしまうとは、なんと悲しいことだろう。

 

  有名な福音伝道師ビリー・サンデーは一度、次のようなアドバイスをした。「奥さんをほめるようにしなさい。たとえ、最初はそれを聞いて、奥さんがギョッとしたとしても。」

 

愛のこもった賛辞

  大半の人が、感謝されること、そして最大級の賛辞、つまり、愛していると言われることに飢えています。誰もが、自分の長所を認めてくれる人や、倒れてしまいそうな時に支えてくれる人を必要としています。正直な賛辞は簡単で、何の労力もいりませんが、それを過小評価してはいけません。

  今まで聞いた中で最も愛のこもった賛辞は、元駐英大使、ジョセフ・チョートの言葉でしょう。死んだ後で再び地上に戻ってこられるとしたら、今度は誰になりたいですかと尋ねられて、チョートはためらうことなく、「妻の再婚相手です」と答えたのでした。

−レオ・バスカグリア

 

愛する人への言葉

 

誇りに思っています

立派な人

あなたならできると思っていた

特別な存在

信じている

かけがえのない人

万歳!

さすが!

よくやったね!

いろいろしてくれて、本当にありがとう

あなたは私の喜び

よく話を聞いてくれる

愛している

神の愛の素晴らしい手本

優しくしてくれてありがとう

覚えていてくれたんだね

君は最高

頭が下がる

あなたを誇りに思ってる

人生を明るくしてくれる

祈っている

あなたは素晴らしい

あなたは祈りのステキな答!

君なしの生活なんて、考えられない

応援しているから

神様を信じているあなたが好き

信頼してくれてありがとう

あなたの愛は素晴らしい

君と暮らせてうれしいよ

尊敬しています

いつでも一緒

私を幸せな気分にしてくれる!

あなたは神さまからの最高の贈り物!