天国とまではいかなくとも、天国のようなもの
結婚について
結婚とは達成ではなく、冒険である。
−デービッド・A・シーマンズ
たとえ深く愛し合っていたとしても、二つの魂が完全に結ばれるには時間がかかる。幸せな結婚生活とは、長い間、恋をしていることである。−セオドア・パーカー
たとえ二人が結ばれるのは、神の定められたことであっても、その関係を長く続けていく責任は人に課せられるだろう。
−ジェームズ・C・ドブソン
互いの心をしっかり結んで、ほどけることのないようにしなさい。
−ウィリアム・シェークスピア
結婚生活の成功のためには、正しい相手を見つけることはさほど重要ではない。自分が正しい相手になるかどうかが重要なのだ。
−ロバート・ブラウニング
(1812-1889)
自分の欠点に我慢できるのだったら、妻の欠点も我慢しては?
−ベンジャミン・フランクリン
良い結婚には、とこしえに夫婦でいようという決意が必要だ。
クリスチャンは隣り人を愛することになっている。そして、妻は一番そばにいる隣り人なので、最愛の人であるべきだ。
−マルチン・ルター(1483-1546)
今から400年以上も前、マルチン・ルターと妻のキャサリンは幸せな結婚生活を送っていたと伝えられている。しかし、彼らも現代のほとんどの夫婦が抱えているのと同じような悩みがあったようだ。
一度、旅に出ている時、ルターは妻にこう書き送った。「聖人のようであり、心配性なキャサリン・ルター、ザルツドフ[彼女が相続した農場]とヴィッテンベルクの医者、優雅で愛らしいわが妻よ。貴女が夜も眠れぬほど心配してくれていることを、私たちは心から感謝している。貴女が心配し始めたので、宿のすぐ近くで火災が起きた。昨日は、大きな岩が落ちてきて、ワナにかかったネズミのように私をペシャンコにするところだったが、天使によって助けられた。これも、むろん貴女の心配のおかげだ。貴女が心配するのをやめないなら、地が私たちを飲み込むのではないかと思っている。祈りなさい。そして、心配事は神にお任せするのだ。」
夫婦間での意見の食い違いはあったものの、ルターは家庭を非常に大切にした。そして結婚前は、結婚を人間の身体的必要の一つとして語っていたが、結婚後は、信仰を高める機会と考えるようになった。ルターはよくこう言ったものだ。「妻は、夫が喜んで帰宅できるようにすること。夫は、自分が出かけるのを妻に残念に思わせること。」
主なる神は言われた。「人がひとりでいるのは良くない。彼のために、ふさわしい助け手を造ろう。」
(聖書・創世記2章18節)
ひとりではない
神にはすぐわかった
一体いつ
わかったのだろう
だが、人間を一目見たときから
神にはわかったのだ
「人がひとりでいるのはよくない」と。
これには例外もあるが
私は例外ではない
この人生という旅において
ひとりで生きるのは頭がおかしくなる
気づかう人
分かち合う人
共に重荷を負ってくれる人なしでは
私には耐えられない
悩みを悲しみを
あなたが一緒に祈ってくれることもなく
ひとりで受けるなんて
ふたりだと
ひとりよりも心強い
だから、私は
神が私たちを一緒にして下さったのが
うれしい
−作者不詳