天の贈り物
オブザーバー誌より転載
1999年8月11日に、イギリスでも72年ぶりに皆既日食が観察された。これは地上最大のショーであったばかりか、太陽系で最も壮麗なる光景でもあった。皆既日食とは、それほども重要な意味を持つのだ。
そもそも、地球以外に、日食や月食が起こる惑星はまだ発見されていない。太陽に最も近い惑星である火星や金星には、月(衛星)がない。火星にはデイモスとフォブスという小さな衛星があるだけで、小惑星体より外側を運行する木星、土星、天王星、海王星、冥王星からは、太陽ははるか彼方にあって、非常に小さくしか見えないので、衛星が一つ通過するたびに、太陽は完全にその影に隠れてしまう。
地球だけが、地表面から見た太陽と衛星(月)の大きさが同じになる。それで、月が太陽をぴったりおおってしまえるのだ。太陽は月の400倍の大きさだが、同時におよそ400倍離れている。英国国立宇宙センターのポール・マーディン博士はこう述べている。「この宇宙最大級の天体ショーが起こるには、このようにサイズが正確に合っていることが不可欠だ。
月が太陽を、ちょうど人間が目を痛めない程度にすっぽりとおおいながら、太陽の紅炎、コロナ、光球、その他の炎を見せてくれる。他のどの惑星でも、このような光景は見られない。」
* * *
世界的に有名な統計学者、故ジョージ・ギャラップ博士(1901-1984)はこう言った。「私は統計学的に神を証明できる! 人体を例にとってみても、各機能が『偶然に発生』する確率など、統計学的にみて、超奇怪現象としか言えないほどだからだ!」
英国の天文学者かつ数学者であるフレッド・ホイル卿(1915-)の言葉。「生化学者たちが生命の驚異的な複雑さを発見するにつれ、それが偶然に発生したという確率は極めて小さいのは明白なので、完全に除外してもいいぐらいだ。」
あなたは何を信じますか?
デービッド・ブラント・バーグ
ある人がこう尋ねました。「神は進化の過程を使って、世界を造ることはできなかったのですか?」
私は答えました。「そうですね、神が本当に神であって、宇宙を創造できる方ならば、別に進化の過程を使うまでもなかったでしょう。聖書にあるように、6日で創造できたはずではありませんか?」
進化論とは宗教であって、信仰によって信じるものです! 失われた環の発見は、いかさまか、嘘か、推測か、理論にすぎないことが証明されています! 進化論とは、神を信じないという宗教なのです! 神への信仰を台無しにすること、それが進化論の目的です。
そして、進化論を裏付ける証拠となると、有名な人類学者マーガレット・ミード女史(1901-1978)ですら、「確固たる進化論の信奉者」(信奉者という言葉に注目)と自称しつつも、執筆した人類学の教科書の前書きにはこう書いています。「それにもかかわらず、私たちは誠実な科学者として、進化論を裏付ける確固とした証拠は何もないということを告白しなければならない!」
われわれは進化したのか?
それとも、造られたのか?
サルが三匹、ココヤシの木の上で、
ちまたで聞いたことを、あれこれ話していた。
「おい、聞いてくれ、
全くばかげたうわさがあるんだ。
人間がわれわれ高貴な種の子孫なんだとさ。
とんでもない話じゃないか! 何たる不名誉!
妻を捨て、赤ん坊を飢えさせ、
妻の人生を台無しにしたサルなどいない。
それに、自分の赤ん坊を他人にあずけて
遊びほうける母親だって。
われわれサルは
夜に出歩いて飲んで騒いだり、
銃やバットやナイフを使って、
他のサルの命を奪ったりしない。
その通り! 人間という子孫は、下等なやつだ!
だが、彼らは我々の子孫ではない!