40.歴  史

 

  先にあったことは、また後にもある。先になされたことは、また後にもなされる。日の下には新しいものはない。(伝道の書1:9)

 

 1.歴史上の、いわゆる悪漢たちの多くは、実際には英雄だったのかもしれない! その全ては、勝利を収めた側の歴史家たちが、口述しようと決定するものにかかっている。

 2.およそ6千年間に渡って、神は人間にたいして、人間はその創造主なしには、生き延びることも、生きることも、存在することも、あるいは幸せになることもできないということを、納得させようと努めてきた。

 3.His story (主の構想) が、 history (歴史) を作る! 主の御言葉と人間のそれに対する反応が、世界の出来事の進路を決定する!

 4.神には、過去を変更することができない。しかし、歴史家たちにはそれができる。

 5.歴史とは、一致して了解に達した、一連の嘘である−−ナポレオン・ボナパルト。(1769-1821年)

 6.私たちが歴史から学ぶことが何かあるとするなら、それは私たちが歴史からは、決して学ばない、ということくらいのものである−−アーノルド・トインビー。

 7.歴史とは、ほとんどが卑劣漢である支配者たちと、ほとんどが愚か者たちである兵士たちとによって、生じた出来事の記述であって、そのほとんどは重要でもなく、またそのほとんどが偽りである。

 8.ポリティシャン (平凡な政治家) は、次の選挙のことを考える。ステイトマン (善良政治家) は、次の世代のことを考える。

 9.歴史とは、普通、その出来事の幾世代も後になって、あいまいな事実や記憶が全て溶け合わされて一つとなり、真実であろうとなかろうと、真実として受け入れられるものになった時、書かれたものである。

 10.その時代の思考に影響を及ぼす者は、その後に続く、全ての時代の思考に影響を及ぼす。

 11.歴史とは、ほらである−−ヘンリー・フォード。

 12.歴史は、一致して了解に達した作り話以外の何であろうか?−−ナポレオン・ボナパルト。

 13.歴史は、本当に神の存在を証明している。神の応報の法則、すなわち、正しい行い、あるいは悪しき行いのいずれかによる諸帝国の興亡は、神が存在しておられることの、最も確かな証拠の一つである。

 14.歴史上、最大の偉人は、最も貧しかった。(Uコリント8:9)

 15.いつか私たちは、歴史の進路に、私たちがどんな影響を与えたのかを知るようになるであろう!

 16.私たちは今世紀の、そして世界の終わりの主要な宗教的爆弾である!

 17.人間の記憶は、余りにももろい糸なので、歴史を吊すことはできない。(ただ人の記憶だけによって歴史を書くべからず)

 18.世界によって最も優れていると考えられている人々が、世界を最もめちゃめちゃにしてしまった!

 19.歴史は、非常に悲しむべき物語である。−−しかしイエスは、ハッピーエンドを付け加えて下さるであろう!

 20.世界の出来事と歴史の進路とは、神の預言者たちによって、影響されている。

 21.この世において、主は世界を人間とその選択とに、委ねて来られた。主は、ある一定の制限の中で、つまり、主の御心のトンネルの内で、歴史を人間自身の自由意志と選択とに委ねてこられたが、これまでのところ、人間はそれをかなりのひどい混乱状態にしてしまっている!  (No. H, 6, 7,12,42,105,269,299,321,371,376,388,601,645,693,694,709,961,1277,1385,チャイルドケア・ハンドブックV, 思い出の本TとUも参照。)