39.天国と地獄

 

  また、わたしヨハネは、聖なる都、新しいエルサレムが、夫のために着飾った、花嫁のように用意を整えて、神の元を出て、天から下って来るのを見た。(黙示録21:2)

 

 1.私たちは、神の子供たちのための来世での人生は、喜びと、私たちが今、送っている、胸をときめかせ、心をはずませるこの人生の延長、あるいは拡大、増幅となるであろう!

 2.地獄とは、世界の悪しき人々が、たった今送っているその同じ恐ろしい人生の延長、増幅、拡大、終わることのない継続である!

 3.地獄は、救われた者たちや祝福された者たちのための天国における人生の恍惚状態とは、正反対のものである!

 4.世界にとって、彼らが今まで生きてきた、その同じ人生を、それがいつ終わるとか、あるいは、それから逃れ出ることができるとかの望みも全くなしに、生きていくこと以上の地獄があるだろうか?

 5.天国は私たちの故郷、天国の都は、私たちの目的地である。

 6.神を愛する者たちには、これっ限りの出会いなどというものは決してない。

 7.天国は、終わりではない。それは始まりに過ぎない。

 8.天国とは、どんなものであれ、あなたが好きなものを、なんでも望むだけ手にいれることのできる場所である。

 9.あなたたちと私は永遠に生きるであろう! 私たちは、私たちの永遠の霊と合体される超人的な体を持った、超自然で、奇跡的なスーパーマンとなるであろう!

 10.信仰によって生き、また見たことはないが、信じてきた私たちは、「より祝福された」 カテゴリー、すなわち、上流階級に属している!

 11.イエスと神に対する信仰を見出し、主を愛している私たちは、地上の天国を見つけたのである!

 12.私たちが天国に行くのではない。天国が私たちの方にやってくるのである!

 13.天国において、あなたは同じ型ではあるが、新しい構造になるのである!

 14.あなたが神と共に暮らすために天国に行くようになるのではない。神の方が、あなたと共に暮らすために、地球に来られるのである!

 15.善良であっても、地獄に行く人たちは大勢いる。あなたと私のような、悪い人であっても、天国に行く人たちは大勢いる!

 16.この人生の死が訪れる前に、今イエスを愛し、今イエスを持っている、あなたたちや私たちだけが、天国の都の特別のスーパー市民の中に、すなわち、人々の内の特別なスーパー階級の中に属することができるようになる!

 17.天の都は、その美しさと華麗さを、月と共に、さらには太陽と共に競い合うであろう!

 18.神があなたたちや私のために、建てておられるその都は、死でさえもその門を通ることはできない! 神の明日の都には、つまり、神々たちの主の園には、痛みも死も、そして悲しみもない!

 19.私たちの救い主、愛人、そして王として、イエス・キリストを受け入れている私たちは、もうすでに心の中に、回復されたエデンの園とパラダイスとをもっている!

 20.天国に到達する時、あなたにはもう信仰はいらない。何故ならその時、あなたはそれを見、またその全てを知ることができるようになるからである。希望もいらない。何故なら、それはもうすでにかなっているからである。しかし、愛はなおも存続する。何故なら、 「このうちで、最も大いなるものは愛」 だからである!(Tコリント13)

 21.天国には、セックスに対する必要はない。何故なら、比喩や図解の必要がないからである−−ただ、それを楽しむ必要があるだけである!

 22.私たちは、魔法に守られたような、都の中で生きる権力の中枢グループとなって、永遠の不朽の超自然的な存在として、魔法に守られたような生活を送るようになるだろう!

 23.神は人種差別主義者である! 神は聖なる都、すなわち、魔法のような、神秘的で、驚嘆すべき、不可思議な宇宙都市の中で、他の全ての者たちに勝って生活するようになるスーパーマンたちの特別なエリート人種を、持っておられるのである! 

 24.ある人々にとっては、天国でさえ地獄となるであろう。何故なら彼らは、神のあまりにも近くにいるようになるからである!

 25.天の都は、もうすでに存在している。そして、この世を去った聖徒たちがもうすでにそこにいるのである!

 26.新しい天と新しい地とは、2倍の至福千年、つまり、永遠の至福千年のようなものである!−−すなわち、あなたの快楽、あなたの楽しみ、決して終わることのないあなたの天国が2倍になるのである!

 27.あなたの名を、天国の小羊の命の書にしるしてもらいなさい。そうすればあなたは、神の黄金の宇宙都市にある、住まいの一つの予約が確保されていることを確信していられるだろう!

 28.新しい地球に据えられたピラミッドの内側、すなわち都の内側の地上レベル全体は、そっくりそのまま、大きな園における、すなわち大きな都市公園になっている!−−非常に美しい主の天国における、主の天国のような博覧会である!

 29.神は何と素晴しい展示館を持たれることだろうか! 歴史的な展示物、科学的な展示物、また霊界の驚嘆すべき不思議を見ることができる、霊的な展示物! 

 30.地上における天の都の、主の大いなる博覧会場にある、神の全ての、展示物は、決して見飽きることがないであろう。そこでは、全てのことに関する事実と真実とを、それが真にそうであった形で、本当に学ぶことができるのである。非常に美しい、天国の大いなる天的な博覧会として、それは素晴しいではないか?

 31.私たちは、栄光に満ちた、素晴しい現在を体験できるのと同様に、時間の中をさかのぼって、あるいは先へ進んで、旅をすることができるようになるのであり、物事がどうであったのかを、またどのようになるのかを見ることができるようになるのである!

 32.天国において、動いている人々は、優雅さと美とをもって、滑るようにゆっくりと動くのであり、彼らの足は、ほとんど地面に触れていないように思われる!

 33.天国には、交通面での問題は何もないであろう−−人は滑るように動くことも、浮かんでいることも、あるいは飛んで行くこともできるからである!

 34.また食糧問題もないであろう。何故なら人は、快楽の為に食べることもできるし、全く食べないでいることもできるからである!

 35.享楽の半分は、ただ、私たちの心とホームの中に、天国を所有することであり、この地上で、今、私たちに与えられている胸踊らせるような愛と愛の営みとの内に感じる、御霊と肉の両方の恍惚としたあのオルガズムによって、体で天国を感じることであり、また同時に天国が訪れるのを、楽しみにして待つことであるように思われる!

 36.天国は、永久的なものとなり、セックスもまた、永久的なものとなる! 私たちは、ちょうどイエスがそうされたように、向こう側でも、これらのいわゆる肉的な快楽の多くを楽しむことができるようになるのである!

 37.来世において、あなたたちは一体どのようなものになるのか?−−イエスのようなものになるのである!

 38.この現在の、この世における全ての快楽は、次の人生にもまた同様に持ち込んで行くことができる!

 39.私たちの天的な体は、非物質化することも、次元から次元へと越えていくことも、イエスがされたように、壁や鍵をかけられた扉を通り抜けて歩くことも、意のままに現れたり、消えたりすることも、思考速度で旅をすることもできるようになるであろう!

 40.私たちは、お互いが誰であるのかが分かり、お互いを区別し、お互いを知ることができるほど、今の私たちと同じような容姿になるであろう!

 41.私たちはこの世と天国の全ての最高のものを持つようになるであろう。すなわち、両方の世界の最高のものである!−−今の天国と来たるべき天国とである!

 42.天国は、私たちの全ての愛する者たちと、親戚たちと子供たちと、両親たちと祖先たちと、子孫たちと先祖たちとが、皆一緒に一つの場所に同時により集い、最大の天国的なフェローシップ・ミーティングにおいて、皆共に喜び、主をほめたたえる、私たちがこれまでに知ったことのないような、最大のファミリー・リユニオン (再会の集い) となるであろう!

 43.私たちが、イエスの愛と主の御霊によって、 私たちの心の中に持っている天国の故に、また私たちが互いに対して、私たちのホームの中に、また私たちの共有する愛の中に、そして主のために、共に行う私たちの仕事と奉仕の中に持っている天国のゆえに、ハレルヤ! それは実際、たった今ここにある天国の小さなひとかけらである!

 44.私たちはここで、霊において、天国への半分の所まで到達している。そして私たちはただ、それについて考え、それの故に主をほめたたえ、それを主に感謝し、それについて読み、それを夢に描き、それを楽しみに待ち、それを期待するだけで、前もってその享楽の半分をえることができるのである!

 45.イエスが私たちのために用意しに行かれ、今すっかりその準備が整っており、ここに来る途上である、その驚嘆すべき、最終かつ最大の天国の都の収容能力は、実に驚くべきとてつもないものである。それは、主の再臨において空中で主と会う時、イエスが死者と生ける者たちの両方の中から引き上げられ、私たち全ての者を、主と共にそこへ連れ去られるようになるところの、その新しい居住者たちのために、まさに用意が整っているのである!

 46.私はあなたたちが、その不思議、その驚くべきこと、そのサイズとを真に把握することができるように、またその壮麗さとそのとてつもない広大かつ巨大な驚くべきほどの大きさと美と華麗さを本当にしっかりと理解することができるように望む。

 47.私は神の御国に属している。それが私の母国である! 私は宇宙都市の出身である。それが私の郷里である! 私は、揺るがぬ土台の建てられた都からやって来た。そしてその都をもくろみ、また建てたのは神である!

 48.私は、私の心の中に、もうすでに天の王国を持っている! それが私の国籍であり、私の市民権であり、私の母国である!−−それはアメリカがしてきたように、貧しいものの迫害、あるいは弱き者の圧制、あるいは世界の小さき民の破壊を一度としてしたことのない国である。それは一度として、戦いに敗れたことのない国であり、一度として誤った理由のために、戦争をしたことのない国である。 

 49.私の国は、世界を救い、諸々の戦争を止め、貧しい者を救済し、飢えた者を養い、病人をいやし、アメリカのような国々によって束縛された囚われ人を解放しようと努めている!

 50.私は、宇宙で唯一の義なる国−−イエス・キリストの王国!−−の一市民である!

 51.天国の最悪の場所でさえ、地上で最も高級な街の最高の場所よりも、良いものとなるであろう!

 52.私たちが、私たちの心の中に、諸々の王の王、平和の君、諸々の主の主、天国の神、義の御子、そして天の王国を受け入れ、天の都を私たちの故郷とした時、私たちは事実上、この世における市民権を放棄したのである!

 53.私たちは間も無く、この地獄のような混乱状態を後にして、私たちの王と相まみえるために、私たちの国に、また私たちの都に行こうとしているのである!

 54.私は、神の御国における私の市民権を、また神の御国と神の都に対する私の忠誠を宣言したい!

 55.いつかその内に、あなたは費用の全然かからない住居に移るようになるだろう!−−維持費もなく、出費もなく、もうすでにイエスにかかった代価以外には、全く何もかからないのである!−−又それは、地上におけるあなたの働き、すなわち、あなたがこの地上で、それに対してもうすでに支払っているものと相応するであろう。

 56.天国は、私たちの最後の引っ越しとなるであろう!−−手荷物も小荷物も、辛い旅も荷作りも、長い旅行もない! それは長旅かもしれないが、あなたが思っているよりは近いかも知れない!

 57.あなたはそれを携えて行くことはできない! あなたがそこに持つものはどんなものであれ、あなたは、勝ち取られた魂、勝ち取られた勝利、勝ち取られた戦い、あなたのここにおける奉仕のために勝ち取られた報酬という形で、もうすでに前もって送っていることになるであろう!

 58.世界で最も完璧な都である天国においてでさえ、色々な階層、色々な階級、色々な段階があるようになり、ある者は非常に高く、ある者は非常に低いであろう。

 59.天国は、女性たちを別にすれば−−彼女らに神の祝福を−−神がこれまでに造られた内で、最も美しいものである! そして事実、主はその都を象徴するために、あなたたち女性を用いてさえおられるのであり、主はその都を主の花嫁、新しい天、新しいエルサレムと呼んでおられるのである! そのことをどう思うか? 主は、その都を象徴されるのに、あなたたち、すなわち、あなたたち美しいガールズたちよりも、もっと美しい何かを思いつくことができなかったので、それを主の花嫁と呼ばれた訳である! 何故か? それは主の花嫁がそこに住むようになるからである!

 60.天国、あるいはその天国の都、あるいは至福千年にいるのは、それほど困難なこととはならないであろう。しかし、あなたには何かすべきこと、また、あなたを忙しく保ってくれる何かがあるであろう。そしてもしそうでないなら、あなたは不幸せになってしまう。ここでそれほども忙しくしていた後で、天国にたどり着いたら、一千年の間−−ましてや永遠に渡って−−雲の上に座って、ハープを奏でること以外に、何一つすることがなくなってしまうのだとすれば、それは滑稽なことではないだろうか? あなたは本当に退屈してしまうだろうと思う。

 61.消えたり、現れたり、壁を通り抜けたり、思考速度で飛んだりできるという幸福感も、自分が証した者たちを見る時に比べると、それの半分にもならないであろう。 「やあ、今日は! 君とは路上で会わなかったっけ? 君にイエスのことを話しかけなかったっけ? わあ! 元気かい! ハレルヤ!」  それは、あらゆるものの内で、最大のスリルとなるであろう。

 62.私は、 未来を訪れた事があり、 天の都がこの地上にそびえ立っているのを見た事がある! 美しく、壮麗で、比類のない、ほとんど筆舌に尽くしがたいものであり、あなたが見たいと望むようになるものの内で、最も壮麗な光景である! 古代エジプト人のピラミッドのように。しかしただ、それよりもはるかに美しいピラミッド型をした、美しい都である!−−2400Kmの幅を持ち、水晶のような金でできた、ピラミッド型のあの黄金の都である! その事を考えてもみなさい! そして2400kmの高さを持っている!  

 63.地上の神の天国、すなわち、新しい天と新しい地とには、動物たちがいるようになる! 神は、神の創造物が損なわれてしまうようなことをなされない。神は、あなたや、あなたの子供たちのために、ペットとして、またおもちゃや遊び相手として、それらの動物をここに置かれたのである。そしてあなたたちは、なおも動物たちを楽しむようになるのである。

 64.あなたたちは思考速度で旅をすることができる! あなたはただ、自分が木星にいると考えるだけで、あっという間にそこにいる! あなたはただ、自分が土星にいると考えるだけで、あっという間にそこにいる! あなたはただ、自分が最寄りの星にいると考えるだけで、あっという間にそこにいる! あなたは輸送機関も、宇宙船も、光速も、あるいはどんなものも必要ではない。あなたはその瞬間にそこにいるのである! というわけで、私たちは、御使いたちの力と権威とを持ち、スピードと能力とを備え、復活した体を持った統治する霊たちとなるであろう。しかしその体は霊的な体であって、それには神の御使いたちのような、すなわち、イエスが甦られた時のようなとてつもない御使いの力を備えている!

 65.しかしその時、地上には十二分な場所ができるようになる。何故なら、たった今、一体それは何なのか?−−陸地は地表面のわずか5分の1である。そうだろう? それに反してその時には、もはや海は存在しなくなり、その全ては陸地となって、海はなくなってしまうのである。海は、世界最大の浄化層、世界最大の汚水だめであって、世界の全ての廃棄物は、海の中に流れ込む。

 66.もしかしたらそれは動き回るようになるのかもしれない。一体誰に分かるだろうか?−−それによって、それが世界の色々な場所に対して奉仕できるようにである! もしそれが、宇宙から、すなわち、神の元を出て、天から地球へ下ってくることができるのであれば、恐らくそれは、やはり、地球の回りに浮かんで、ここそこに漂い、あるいは、ここそこに定着することができるのである。結局のところ、それはわずか2400Km四方、 そして2400Kmの高さしかないのだから!−−神がいて下さるなら、このような都は、ただ浮かんで回ることができるのである!

 67.そこは、貴石や宝石類で満ちあふれていることであろう。そして何よりも素晴しいのは、かけがえのない魂で満ちあふれているということである!−−あなたが主に勝ち取った、イエスを愛する不朽の魂、救われた魂である!

 68.その都は、非常に美しいものとなるであろう! 幾つかの場所は、非常に美しい公園のようなものとなり、より低いところには、川が都の中央を流れ、その両側には、これらの美しい木々が、12種の異なる実を結ぶフルーツの木が生え、毎月異なった実を結ぶようになるであろう。そのことを考えてもみなさい!−−そしてその葉は、都の外にいて、今もなお罪の故に病気である人々、そして自分たちの不従順や神に対する反抗の故に、病気である人々をいやすことができるようになるであろう。私たちは、それらの葉を、都の外に持って行って、彼らをいやすことができるようになるのである!

 69.諸教会において、一般的に信じられていることとは異なって、私は、あなたたちが天国に到着するその瞬間に、全てのことを知るようになるとは信じていない! ただパウロが 「わたしたちは、今はガラスを通しておぼろげに見ている。しかしその時には、顔と顔とを合わせて見るであろう。わたしたちの知るところは、今は一部分に過ぎない。しかしその時には、わたしたちが完全に知られているように、完全に知るであろう」 と言ったからといって、(Tコリント13:12)−−それは、あなたたちが直ちに全てのことを知るようになるという意味にはならない。そのことは、あなたたちが完璧な知識と完璧な知恵とを持ち、知るべき全てのものを知るようになるという意味にはならないのである。神は、来世においてあなたたちに何かすべきことを与え、また過去や聖書の歴史や、もうすでに起こってきた事柄について、もっと多くを学ばせ、それらがどうして起こったのか、またそのすべての事柄についての神の理由、神の倫理、そして目的や意味について、もっと多くのことを学ばせるために、それを残りの時間と永遠とのために、残しておられるのだと思う。

 70.私たちは、天国においてセックスさえするようになる! すごいと思わないかね? それは素晴しいことではないだろうか? あなたの望む全てのガールズたちを愛し、あなたの望む、全てのハンサムなボーイズたちを愛し、また、あなたが愛したいだけ愛しても、決して疲れることもなく、不能になることもなく、頭痛を起こすこともなく、空腹になることもなく、眠くなることもなく、痛みも性病も、何一つなく、ただ喜びと賛美とハレルヤと、あなたの花婿、あなたの全ての友人たち、愛する者たち、そして神のファミリー、すなわち、イエスが来られる際の、天における主の神の子供たちである、主の愛のファミリーと共に、たくさんの楽しみだけを持つようになるのである!

 71.それはとても素晴しいものとなるので、あなたは、過去のあなたの全ての悩みを忘れてしまうようになるであろう! それは、とても素晴しいものとなるので、あなたは以前に起こった、それら全ての事柄について、すなわち、あなたが体験してきた、それらの恐ろしい物事について、忘れてしまうようになるであろう! ハレルヤ?  「イエスを見る時、その全ては甲斐のあるものとなる。キリストを見る時、人生の試練は、とても小さなものに思える! 主の愛しいみ顔を一目仰ぐだけで、悲しみは全て消え去ってしまう! だから、キリストに会うまで、勇敢に競争を走り抜きなさい!」 

 72.神はただ、神に創造することのできる全ての美を、急に現される。そしてその、最終的な地上の天国、すなわち、新しい天と新しい地の永遠に続く天国は、あらゆるものの内で最も美しいもの、また最も完全なものとなるであろう!−−すなわち、直接に、またあらゆる面において、完璧さをもって支配される、神の完璧な政府である!

 73.私たちはもうすでに、天国のように暮らしている。たった今、この場にある天国の小さなひとかけらである! 私たちは、これ以上の、一体何を持つことができるのであろうか?−−ただ同じものやもっと良いものを、もっとたくさん持つようになるだけである!

 74.天国は、この人生、すなわち、私たちが今楽しんでいるこの地上の天国の全てのスリルと喜びと快楽との増大、拡大、増加、及び延長となるであろう。ただそこでは、それがさらにもっと天国的なものとなるのであり、永遠のものとなるのである。神をほめたたえよ!

 75.天国についての私の概念とは、私たちがたった今、この場でもっているものである!−−すなわち、この全ての美と快楽と楽しみとインスピレーションと霊とフェローシップと喜びとこの全てであり、またこれらがさらに強まり、さらに増えるのである!

 76.天国は、この人生のようなものとなるであろうが、ただ短所がひとつもなく、全てが長所ばかりの、もっと良いものとなるだけなのである!

 77.天国についての私の概念は、主における一つのファミリーとして、私たちが今、この地上で暮らしているような類いの人生である! 私たちは、天国のようなホームに暮らしている。私たちは天的な創造物と天的な仕事と天的な快楽とでいっぱいの、天的な人生を送っている。天国であるためには、このようなものでなければならず、ただもっと良いものでなければならないであろう。

 78.ペテロが、色々な鍵がぶらさがった輪を持って、天国の門の所に立っている絵像は、滑稽ではないだろうか? 扉は、もうすでに私たちのために、錠がはずされているのであり、私たちは、ただその正門を歩いて通り抜けるだけで良いのである!

 79.もし、この生活が天国のようであるなら、天国はこのようなものとなるであろう!

 80.今、天国の半分を楽しもうではないか、霊において私たちはここで、天国までの半分の道程を来ている。そして私たちはただ、それについて考え、それの故に主を賛美し、それを主に感謝し、それについて読み、それを夢に描き、それを待ち望み、それを期待するだけで、前もってその享楽の半分を得ることができる! 私たちはただ、それを楽しみに待つことによって、今私たちの享楽の50%を持つことができるのである。

 81.天国のことを語り、天国について考え、天国のことを読むのを、私が好む一つの理由は、結局のところ、そこが私たちが永遠を過ごそうとしている場所だからである。だからそれは、かなり重要な場所なのであり、私たちは、かなり興味を抱いていて当然なのである。あなたはそうは思わないか? そこは、私たちの永遠の住居、すなわち、イエスが私たちのために用意しに行かれた永遠の場所なのである。だから私たちは確かに、それに興味を持ち、それがどのような場所であるのか、また、私たちがそこに到着する際には、私たちがどのようなものとなるのかを知りたがって当然なのである!

 82.あなたの天的な体は、今の体と非常に似通ったものとなるであろうが、ただもっと良いのである。そしてもしあなたが、今その快楽を楽しんでいるなら、あなたの体が、より多くの力とより多くの美と、より多くの恵みとさらに大きなスリルとより多くの驚嘆すべき、胸踊らせる体験とこれまで以上の愛とによって、本当に優れた超自然的なものとなる際に、その快楽がどれほど素晴しいものとなるかを考えてもみなさい!−−すなわち、この人生の全ての快楽と天国もであり、向こう側でのその継続なのである!

 83.この現在の物質的な人生の全ての快楽は、私たちが、私たちの肉体的な体と似通った体を持つようになるために、次の人生にも又同様に継続していくことができる、そしてそれは、はるかに栄光に満ちた、素晴しい、超自然的なものなので、霊的な体とさえ呼ばれている。しかしそれは実際に物質化することも、食べたり飲んだりすることも、楽しく愉快に過ごしてセックスや愛を楽しんだり、次の人生にまで継続されるこの今の人生の全ての快楽を楽しんだりすることもできるのである。この不滅の朽ちることのない全能の体は、痛みや病気や疲れや死を苦しむことさえなしにこれらの快楽を今、ここでこうして楽しんでいる以上に、また永遠に楽しむことができるのであり、実に驚嘆すべき永遠に生きる天的な体なのである!

 84.おやまぁ、あなたが完全な、天的な体を持つ時に、どんなふうになれるのか、考えてもみなさい。すなわち、空を飛んだり、浮かんだり、現れたり消えたり、壁や錠のかけられたドアを歩いて通り抜ける事を含めて、あなたに今することのできる全てのことと、さらにそれ以上のことをすることができ、あなたの敵共に対する防衛と裁き、あなたの友人たちのための保護のための、驚嘆すべき超自然的で、奇跡的な力を持ち、至福千年の最中に、なおも地上で暮らしている、哀れな人類が、主のことをもっと学び、主を愛し、さらにはあなたがしているように、主に仕えるのを助けてあげることができるのである。

 85.天国が、これ以上良くなり得ようか? 私はもうすでに天国に暮らしている!−−天的な心と天的な心を持つ人々と天的な体と天的な御使いたちと天的な愛のある天的なホームに! 今でさえ、それはとても素晴しく、スリルと興奮に満ち、驚異的で、天的で素晴しく、快楽に満ちたものなのだから、天国が一体どうやって、これ以上良くなり得ようか? だが、実際はそうなのである! 何故なら、ここでは私たちは、敵共やこの朽ちる肉体やその必要、その疲れ、病気、痛み、苦痛、及びその試練や患難で、今でも二、三の問題を抱えているが、私たちの天的な体においては、それらのものがなくなるからである。

 86.私たちは、この全ての最も良いものと天国も、すなわち、二つの世界の最高のものを持つようになるであろう!−−今の天国と来たるべき天国!−−私たちが、今楽しんでいる地上の天国、私たちがたった今楽しんでいる、全ての素晴しいもの、美しいもの、天的なもの、スリルに満ちたもの、胸踊らせるもの、恍惚とした状態にさせるもの、愛情深いもの、驚嘆すべきもの、すなわち私たち皆が楽しんでいる地上の天国であり、私たちがもうすでに持っている、私たちの心の中の天国であり、私たちが分け合う天的な愛であって、この全てと天国もなのである。

 87.あなたは、ある時代とそこで起きたことについて知りたいと思うか?−−あなたがこの建物の中に入ると、全く突然にあなたは運び移される! あなたはただ写真を、あるいは立体写真や映画を見せられているのでもない。そうではなくて突然に、タイムマシンによるかのように、あなたは他ならぬその時間、他ならぬその時代に転送されるのであり、それが起こるのを見るのである。つまり、それが起こるのを見守るのであり、それが起こるのを聞くのであり、それが起こるのを感じるのである! そのことを考えてもみなさい

! 単なるムービー (動画) ではなく、フィーリー (感じることのできるもの) である! あなたはそこにいるのである!

 88.空が限界なのではなく、ただ天国だけが限界なのである。そして天国には限界がない!

 89.神の御国は飲食ではないが、それは御国において、あなたが飲んだり食べたりできないという意味ではない。

 90.神の計画は、挫折に終わるのだろうか?−−それとも天国で生まれる、完璧な赤ん坊と完璧な子供たちを持つ人々がいて、物事が神が最初に計画された通りに進むようになる、地上の天国を、神は持たれるのであろうか!

 91.主は、主の新しい完全な子供たちによって、他の色々な世界に入植することを望んでおられるのかもしれない! もし主が、一つの小さな惑星に入植することだけに関心を持っておられるのであれば、全宇宙とこの全ての巨大な空間は一体何の為にあるのか? 何という保育!他の文明のための何という保育器であろうか!−−それは、他ならぬこの新しい地球と天的な都のことである!

 92.私は、子供たちのいない天国をどうしても想像することができない!−−赤ん坊や子供たちがいないなら、何と活力のない、また生命のない場所であろうか!

 93.命の木の葉は、諸国民のいやしのためにあるが、果物は一体何のためにあるのか?−−それはただ、食べるという快楽のためにあるに違いない!

 94.悪魔や彼の全ての小悪魔共がまわりにおらず、罪や呪い、そして全ての痛みや悲しみや叫びもなしに、天国で子供たちを産み、彼らが成長し、発育して行くのを見守るというのは、何という楽しみであろうか! 天国で子供たちを産むことは、全くの快楽となるであろう!

 95.私は、天国には食べ物があるようになるということの、もう一つの証明を持っている! 「人は天使のパンを食べた」−−マナである!だから、御使いたちは食べ物を食べることができるのである!

 96.天国で全てのものが、どれくらい完璧になるのか私には分からないが、いずれにしても、ここよりはるかに良いことは確かである!

 97.おそらくは何万もの救われている、妊娠した母親たちがラプチャーにおいて引き上げられるようになるであろう。そしてあなたたちは、彼らが天国においてか、あるいは至福千年に彼らが地上に戻ってくる時のいずれかに、彼らの赤ん坊を産むようになるということが、当然分かるだろう!

 98.私はどんなことでも可能だと思う! あなたが夢に描くどんなものでも、主は、あなたのために用意して下さるであろう!

 99.天国とは、あなたの心の願望がことごとく成就される場所である。あなたの注文を出しなさい。きっと主は、あなたのために、あなたの望むものを、喜んでそこに用意して下さるであろう!

 100.教会が、天国に関する、こういった質問の幾つかを扱わない理由は、彼らがその答えを恐れているからである! もし天国で赤ん坊を産むことができるのであれば、天国でセックスすることもできるわけである!−−そしてそれは、諸教会にとっては、身の毛もよだつものである!

 101.人間が、これまでに夢に描いてきたもので、神がもうすでに考えておられなかったことは何一つない!

  (No. 75A,80,262,316,624,686,818,850,852,882,1198,

1199,1237,1252,1303,1391,1465,1466,1473,1479,

1484,1529-1534,1542-1546,1555-1562,1568,1569も参照。)