28.愚かさと浅はかさ

 

思慮のないわざを捨てて命を得、悟りの道を歩め(箴言9:6)

 

 1.神の子供たちが、愚かになり、馬鹿なことをし、馬鹿なことを話し、愚かさの故に罪ある者とされるのは、非常に悲しいことである!

 2.ただスリルのために、自分の命を危険にさらすことを私は全く信じていない。故意に死ぬような危険を冒さなくても、私たちの生活には十分のスリルがある。

 3.5千万人の人々が愚かなことを言ったとしても、それはなお愚かなことである。

 4.一人の愚か者は、多くの愚か者を作る。

 5.からっぽの器(人)は、一番うるさい音を立てる。

 6.何千個の留めねじ(nuts)により、一台の車が組み立てられるが、一人の愚か者(nut)によって、車は路上でばらばらになってしまい得る。 7.真の内容も、意味も、メッセージも、力も、霊もなく、結果もないような、むかつく浅はかさや、はかないもの、むなしいもの、くずから、神が私たちを救い出されるように!

 8.主と波長の合っていない人々を、私たちの回りに、私たちのホームに置いておくことは危険である。何故なら、もしあなたが彼らをお仕置きしないなら、神がお仕置きされるだろう!−−そしてあなたは、そのことのために支払いをしなければならないことがある!

 9.神の御霊が別のことを知っている時に、そして実際にしばしばそうなのであるが、ただ肉に導かれてはいけない!

 10.世と交わり合うのは、神への敵対である!

 11.あなたがなお世との交わりに飢えを感じるなら、あなたは霊的にどこかおかしい!

 12.もしあなたが、自分自身の理解に頼っていて、主を認めたり、あなたを導き案内してくれる主の御霊の声を聞いたりすることを忘れているなら、油断した一瞬に、悪魔の罠の一つに落ち込み易いのである。そしてそれは危険なことである!

 13.私たちは、世の交わりを求めて出て行かなくてもよいほど、私たち自身のフェローシップがあることを非常に感謝すべきである。

 14.犬共と寝れば、蚤がついて来る。(朱に交われば赤くなる。)

 15.他の人々のレベルに引き下げられてはいけない。あなたが他の人を、自分のレベルにまで引き上げてやりなさい。

 16.あなたに御霊の知恵がない時、あなたは大馬鹿である!

 17.主の内に深くなく、軽薄で、御霊の内に深くなく、肉の内に浅はかで、肉的で、肉の思いを持つ人が、私たちのチームの中にいるのは危険である。それがサウルの問題であった。サウルは、主と預言者の代わりに、自分自身の知恵と自分自身の腕を信頼し始めたのである。そして彼がどんな羽目になってしまったか見てみなさい! サウルは王国を失い、王国の中での自分の地位を失ったのである。そして王国は、ただ自分自身の考えや知恵ではなく、御霊と主に導かれ、より霊的な誰かに任されなければならなかった。私たちの中の誰一人としてそれ程頭の良い者はいないのである。だから私たちは絶えず、主にしがみつき、主の導きを求める必要がある。

 18.私たちは、危険な仕事に携わっている。だから主に近くあり、主に従い、サウルがしたように肉の腕や自然の理性を当てにするのではなく、必ずそれが神の御心であることを確かめなくてはならない。

 19.「世と世にあるものとを愛してはいけない! 世を友とするのは、神への敵対である!」 (Tヨハネ2:15,ヤコブ4:4) だからあなたにまだそれらのものに対する渇望があるなら、気をつけなさい! それはあなた自身の心の中にあって反逆行為を成し得るものである! あなた自身の魂にある毒である! あなたが、なおそれらのものに対して誘惑にかられるなら、それは悪魔自身の道具であり、堤防にできた穴である。

 20.神が患難期を与えなければならないのも不思議ではない−−教会を浄化し、清め、白くし、教会の愚かさを取り除くためである!

 21.もし私たちが霊からはずれていて、肉の内にいて、肉的な推論に頼っているなら、全く馬鹿らしい間違いと、馬鹿げた決断をすることがある。

 22.あなたが世俗的な知恵や人間の愚かさで、あなたの思いと心とを満たすなら、必ずそれはあなたの霊に影響を及ぼす。

 23.浅い証しは、浅い結果をもたらす。

 24.浅はかさ、見せかけ、人にへつらうこと、そして偽善は、この世の多くの人々が知っている唯一のものである。だから彼らは、自分たちの心の奥底にある思いや、気持ちや、あるいは恐れでさえ、分け合える機会をとても感謝するのである。

 (No.198,340,780,784,856,930,1377,1511,1512も参照。)

 

 

 25.サムエル記上12:20,21 主に従うことをやめず、心を尽くして主に仕えなさい。空しいものに迷っていってはならない。それはあなたがたを助けることも、救うこともできない、空しいものだからである。

 26.サムエル記上13:13 サムエルは、サウルに言った、「あなたは愚かなことをした。あなたは、あなたの神、主の命じられた命令を守らなかった。もし守ったならば、主は今あなたの王国を長くイスラエルの上に確保されたであろう。

 27.ヨブ15:2-5 知者は、空しき知識をもって答えるであろうか。東風をもってその腹を満たすであろうか。役に立たない談話をもって論じるであろうか。無益な言葉をもって争うであろうか。ところがあなたは、神を恐れることを捨てて神の前に祈ることをやめている。あなたの口はあなたの不義を語り、あなたは悪賢い人の舌を選び用いる。

 28.詩篇39:5,6 見よ、あなたは、わたしの日をつかの間とされました。わたしの一生は、あなたの前では無に等しいのです。まことに、すべての人はその盛んな時でも息に過ぎません。セラ。まことに人は影のように、さまよいます。まことに彼らはむなしい事のために騒ぎまわるのです。彼は富を積みたくわえるけれども、だれがそれを収めるのかを知りません。

 29.詩篇53:1 愚かな者は心の内に 「神はない」 と言う。彼らは腐れ果て、憎むべき不義を行った。善を行う者はない。

 30.詩篇94:11 主は人の思いのむなしいことを知られる。

 31.詩篇119:113 わたしはむなしい思いを憎みます。しかしあなたのおきてを愛します。

 32.箴言9:6 思慮のないわざを捨てて命を得、悟りの道を歩め。

 33.箴言10:13 さとき者のくちびるには知恵があり、知恵のない者の背には鞭がある。

 34.箴言12:23 さとき人は知恵を隠す、しかし愚かな者は、自分の愚かなことをあらわす。

 35.箴言15:2 知恵ある者の舌は知識をわかち与え、愚かな者の口は愚かを吐きだす。

 36.箴言15:14 さとき者の心は知識をたずね、愚かな者の口は愚かさを食物とする。

 37.箴言18:6,7 愚かな者のくちびるは争いを起こし、その口は鞭打たれることを招く。愚かな者の口は自分の滅びとなり、そのくちびるは自分の捕らえる罠となる。

 38.箴言22:15 愚かなことが子供の心の中につながれている。懲らしめの鞭はこれを遠く追い出す。

 39.箴言26:4,5 愚かな者にその愚かさに従って答えをするな。自分も彼と同じようにならないためだ。愚かな者にその愚かさに従って答えをせよ。彼らが自分の目に自らを知恵ある者と見ないためだ。

 40.伝道の書5:3b 愚かな者の声は、言葉の多いことによって知られる。

 41.伝道の書7:25 わたしは心を転じて物を知り、事を探り、知恵と道理を求めようとし、また悪の愚かなこと、愚かさと狂気ですら知ろうとした。

 42.伝道の書10:11-15  蛇が、もし呪文をかけられる前に噛みつけば、蛇使いは益がない。知者の口の言葉は恵みがある。しかし愚者のくちびるはその身を滅ぼす。愚者の口の言葉の初めは愚痴である。またその言葉の終わりは悪い狂気である。愚者は言葉を多くする。しかし人は誰も後に起こることを知らない。だれがその身の後に起こることを告げることができようか。愚者の労苦はその身を疲れさせる。彼は、町に入る道をさえ知らない。

 43.マタイ12:36,37 あなたがたに言うが、審判の日には人はその語るすべての無益な言葉に対して言い開きをしなければならないであろう。あなたは、自分の言葉によって正しいとされ、また自分の言葉によって罪ありとされるからである。

 44.マルコ7:18-23 すると言われた、「あなたがたもそんなに鈍いのか。すべて外から人の中に入ってくるものは、人を汚し得ないことがわからないのか。それは、人の心の中に入るのではなく、腹の中に入り、そして外に出ていくだけである。」 イエスはこのように、どんな食物でも清いものとされた。さらに言われた、 「人から出てくるもの、それが人を汚すのである。すなわち内部から、人の心の中から悪い思いが出てくる。不品行、盗み、殺人、姦淫、貪欲、邪悪、欺き、好色、妬み、そしり、高慢、愚かさ。これらの悪は、すべて内部から出てきて、人を汚すのである。」

 45.ルカ6:45 善人は、良い心の倉から良いものを取り出し、悪人は悪い倉から悪いものを取り出す。心からあふれ出ることを口が語るものである。

 46.ルカ21:34 あなたがたが、放縦や、泥酔や、世の煩いのために心が鈍っているうちに、思いがけない時、その日が罠のようにあなたがたを捕らえることがないように、よく注意していなさい。

 47.ローマ8:6-8  肉の思いは死であるが、霊の思いは命と平安である。なぜなら肉の思いは神に敵するからである。すなわちそれは、神の律法に従わず、否、従い得ないのである。また肉にある者は、神を喜ばせることができない。

 48.ガラテヤ5:19a,21 肉の働きは明白である‥‥妬み、殺人、泥酔、どんちゃん騒ぎ、及びその類いである。わたしは以前も言ったように、今も前もって言っておく。このようなことを行う者は、神の国を継ぐことはできない。

 49.エペソ4:17 そこでわたしは主にあっておごそかに勧める。あなたがたは今後、異邦人が空しい心で歩いているように歩いてはならない。

 50.エペソ5:4 また、卑しい言葉と、愚かな話や、みだらな冗談を避けなさい。これらは宜しくないことである。それよりは、むしろ感謝を捧げなさい。

 51.エペソ5:6,7 あなたがたは、だれでも不誠実な言葉でだまされてはいけない。これらのことから、神の怒りは不従順な子らに下るのである。だから彼らの仲間になってはいけない。

 52.コロサイ2:18 あなたがたは、わざとらしい謙遜と天使礼拝とに溺れている人々にだまされてはいけない。彼らは幻を見たことを重んじ、肉の思いによっていたずらに誇るだけである。

 53.Tテモテ1:4-7  作り話や果てしのない系図などに気を取られることもないように命じなさい。そのようなことは、信仰による神の教化を果たすものではなく、むしろ論議を引き起こさせるだけのものである。わたしのこの命令は、清い心と正しい良心と偽りのない信仰とから出てくる愛を目標としている。ある人々は、これらのものからそれて空論に走り、律法の教師たることを志していながら、自分の言っていることも、主張していることも分からないでいる。

 54.Uテモテ2:16,17 俗悪な無駄話しを避けなさい。それによって人々は、ますます不信心に落ちていき、彼らの言葉は癌のように腐れ広がるであろう。

 55.テトス3:9  しかし愚かな議論と、系図と、争いと、律法についての論争とを避けなさい。それらは無益かつ空虚なことである。