17.弟子であること

 

  それからイエスは弟子たちに言われた、 「誰でもわたしについて来たいと思うなら、自分を捨て、自分の十字架を負うて、わたしに従ってきなさい」 (マタイ16:24)

 

 1.弟子は全てのものを捨て、イエスと共に歩み、イエスに従い、そしてイエスと共に暮らす! これがただのクリスチャンたちと、弟子たちの間の相違である。

 2.中途半端で、不熱心で、生焼けの弟子たちは、神に吐き気を催させる!

 3.もしあなたが、クリスチャンであることのために逮捕されるなら、そこにはあなたを有罪に定めるための十分な証拠があるだろうか? 

 4.弟子とは、

キリストがそれを通してものを考える思いであり、

キリストがそれを通して愛される心であり、

キリストがそれを通して語られる声であり、

キリストがそれを通して助けられる手である。

 5.この戦争に除隊はない−−ただ昇進だけである!

 6.二人の主人に兼ね仕えることはできない。(マタイ6:24)

 7.私の唯一の遺憾は、私の主のために与える命が一つしかない、ということである。

 8.山の上であなたは何を聞くだろうか?−−世界中に響き渡るようになる物事である! 山の上で何を聞くだろうか?−−歴史の進路を変えてしまうささやきである!

 9.どの人間の軍隊においても、一番要求されるのは忠誠心である。

 10.失われた者たちを勝ち取り世界を救うために、神は強力な兵士たちを望まれる!−−熱狂的でイエスと他の人々のために、日々死ぬのを厭わないで働く証人を望まれるのである!

 11.軍隊に加わるなら、それを好むと好まざるとにかかわらず、あなたは軍隊の規則に従うことを要求される。

 12.主の軍隊において、主が許容されることのない一つのもの、それは脱走である。

 13.あなたは神の消耗品である!−−主の燔祭の祭壇の上で燃え尽き−−他の人々が生きるために、主の設計された道具として消耗して死ぬために造られたのである。

 14.あなたは彼らに対して、やって来て、あなたと共に死ぬようにとの−−すなわち、彼らが御霊において生きるために肉に対して死ぬようにとの−−招待状を差し出せるだけである!

 15.新しい弟子が、私たちの兵卒として、三カ月間過ごす頃までには、彼は一人立ちすることができるべきである。

 16.もし悪魔に、 あなたがクリスチャンになることを阻 (はば) めないなら、彼はあなたが革命的なクリスチャンになることを阻もうとするだろう。

 17.神は決して、人数に限定されない!−−神は質を好まれるのである!

 18.重要なのは人数ではなく、主と失われた魂に対する、あなたの弟子たちの質と献身の程度である。

 19.メンバーシップに対する、私たちの主要な要求事項:  救い、フェローシップ、文書伝道または証し。

 20.一人の危険な兵士のために、全軍を危険に落とし入れるな!

 21.弟子の身分には、承認され、真価を認められ、また用いられなければならない、数多くの同心円や段階がある。

 22.召された者は、非常に大勢いたが、選ばれた者は非常に数少なかった。それは主の道に従っていくことを選んだ者が、ごく僅かしかいなかったからである。(マタイ22:14)

 23.あなたが、全時間で神に仕えることを決心する時、大騒動になる!

 24.私たちは、一人の兵士の個人的な問題のために、全軍を危険にさらすことはできない!

 25.聖霊の力は、弟子たちの数が増し加わり、またあなたたちに現在いる弟子たちの事で抱える問題がより少なくなる事を意味している!

 26.あなたがひとたび、神と神の道を選んだならば、神はどんなもの、あるいはどんな人に対しても二番目の地位に甘んじることを拒まれるのであり−−あなたの昔の仕事であれ、昔のボスであれ、さらには昔の家族や友人であれ−−他のいかなる神々をも、神の前に置くことを許されないのである。

 27.仕事と他の家族の者たちとに固執した父親は、忘却の彼方に消え去って行った。それに反して、彼の悪臭を放つ、不潔な漁師の子供たちは、全くの見ず知らずの人と共に去って行ったのであり、幾百万もの魂を永遠に渡って救うのを助けた歴史を作ったのである!

 28.私たちにとっては量ではなく質である。人気ではなく純度であり、人数ではなく自立性であり、人口ではなく力であり、単なる羊ではなく指導者であり、単なる教会メンバーではなく弟子であり、単なる一般市民ではなく兵士である!

 29.神は、あなたがリーダーたちを獲得することを望まれる!−−もうすでにリーダーである者たちを!

 30.あなたたちは今、イエスのことを、弟子がその当時知っていた以上に良く知っている!−−何故ならその当時、イエスは弟子たちと共におられたが、今はあなたたちの中におられるからである。 (ヨハネ14:17)

 31.真に信頼のおける者たちとは、その目を主に留めている者たちだけである。

 32.あなたたちは、この最後の偉大なる霊的革命の幹部であり、士官であり、指導者である−−そして、それには100%の献身が!−−決死の覚悟が!−−要求される。

 33.私たちは世界のリーダーシップのために幹部を養成している、真の士官学校である!

 34.弟子であることにかかる代価は、あなたの昔の生活だけであろう。そして私たちは、それを完全な喜びと幸福の新しい人生と取り替えてあげるのである!

 35.もしあなたが、これを自分の家族、自分の家庭と考えないなら、あなたは私たちの一員ではない。あなたは、あなたの属している体制の家族と家庭に戻って行くべきである。

 36.主よ、私たちは、私たちの体制の肉親たちと世俗的な家庭と、彼らが象徴している全てのものを、主よ、私たちがあなたを愛する様と比較して 「憎んで」 いるのでない限り、あなたを愛し、他の人々を愛し、彼らに仕えることにおいて、良い仕事をすることはできません。主よ、勿論私たちは彼らを愛しています。主よ、勿論私たちは、私たちの敵さえも愛しています。すなわち私たちは、あなたとあなたの栄光のために彼らを愛しているのであり、彼らの魂を愛し、彼らが救われるのを見たいと思っています。しかし主よ、私たちは、彼らが今ある様を憎むのです。私たちは彼らを変え、彼らを私たちのようにしてあげたいと思っています。そうすればあなたは、彼らを愛することにおいて、私たちを信頼することができるでしょう。しかし主よ、もし彼らが私たちを愛しておらず、また主よ、あなたをそれほど愛していないのであれば、私たちは彼らを憎まずにはおれません。いったいどうして私たちに、あなたを憎む者たちを愛することができるでしょうか?

 37.私たちはイエスのためなら、どんなものでも断念し、どんな事でも行い、どんなものでも分け合うことを厭わない、神の特別部隊である。他の者たちは、イエス・キリストの常備軍である。そして彼らは、イエス・キリストを少し愛し、イエス・キリストを少し信じている。そして天国に行くために必要なのはただそれだけである。しかし私たちにとっては、それだけでは十分ではない!−−それだけでは足りないのである。私たちにとっては、私たちの全身全霊をもって、全時間でイエス・キリストに仕えることが必要なのである!

 38.イエスは、あなたたち主の弟子たちに対して、より良いファミリーと、より大きな報酬のために、より良いボスのいる、より良い場所におけるより良い人生、より良い仕事を提供される!

 39.山を選ぶなら、あなたは群衆を後に残すのである。主の弟子たちだけが主のもとに来た−−彼らこそ、イエスに最後まで従った者だった。(マタイ5:1,2)

 (No.B,F,S,34,42,140,148,153,203,225,242,251,314A,

328B,334A,542,551,641,703,756,960,1033,1068も参照。)

 

 

 40.詩篇4:3  しかし、あなたがたは、知るが良い。主は神を敬う人をご自分のために聖別されたことを。主は、わたしが呼ばわる時にお聞き下さる。

 41.マタイ4:19,20 イエスは彼らに言われた、「わたしについてきなさい。あなたがたを人間をとる漁師にしてあげよう」 すると彼らは、直ぐに網を捨ててイエスに従った。

 42.マタイ10:36-38 そして、家の者がその人の敵となるであろう。わたしよりも父、または母を愛する者はわたしにふさわしくない。わたしよりも息子や娘を愛する者はわたしにふさわしくない。また自分の十字架をとってわたしに従って来ない者は、わたしにふさわしくない。

 43.マタイ12:48-50 イエスは知らせてくれた者に答えて言われた、 「わたしの母とは誰のことか、わたしの兄弟とは誰のことか」 そして弟子たちの方に手を差し延べて言われた、 「ごらんなさい、ここにわたしの母、わたしの兄弟がいる。天にいますわたしの父の御心を行う者は誰でも、わたしの兄弟、また姉妹、また母なのである」

 44.マタイ22:14 招かれる者は多いが、選ばれる者は少ない。

 45.マルコ4:34b  ‥‥彼らだけになった時、主は全てのことをその弟子たちに解き明かされた。 

 46.マルコ10:21  イエスは、彼に目を留め、いつくしんで言われた、 「あなたに足りない事が一つある。帰って、持っているものをみな売り払って、貧しい人々に施しなさい。そうすれば、天に宝を持つようになろう。そして十字架を負ってわたしに従ってきなさい。」

 47.ルカ9:57-62  道を進んで行くと、ある人がイエスに言った、 「あなたがおいでになる所なら、何処へでも従ってまいります。」 イエスはその人に言われた、 「狐には穴があり、空の鳥には巣がある。しかし人の子には枕する所がない。」 又他の人に、 「わたしに従ってきなさい」 と言われた。するとその人が言った、 「まず、父を葬りに行かせて下さい」 彼に言われた、 「その死人を葬ることは、死人に任せておくがよい。あなたは出て行って、神の国を告げ広めなさい。」 また他の人が言った、 「主よ、従って参りますが、まず家の者に別れを言いに行かせて下さい。」 イエスは言われた、 「手をすきにかけてから後ろを見る者は、神の国にふさわしくない者である。」

 48.ルカ10:23,24 それから弟子たちの方に振り向いて、ひそかに言われた、 「あなたがたが見ていることを見る者は幸いである。あなたがたに言っておく、多くの預言者や王たちも、あなたがたの見ていることを見ようとしたが、見ることができず、あなたがたの聞いていることを聞こうとしたが、聞けなかったのである。

 49.ヨハネ6:27 朽ちる食物のためではなく、永遠の命に至る、朽ちない食物のために働くがよい。これは人の子があなたがたに与えるものである。父なる神は、人の子にそれを保証されたのである。

 50.ヨハネ12:26  もし、わたしに仕えようとする人があれば、その人は私に従って来るがよい。そうすればわたしのおる所に、わたしに仕える者もまたおるであろう。もしわたしに仕えようとする人があれば、その人を父は重んじて下さるであろう。

 51.ヨハネ13:35  互いに愛し合うならば、それによってあなたがたが、わたしの弟子であることを全ての者が知るであろう。

 52.使徒行伝4:34,35  彼らの中に乏しい者は一人もいなかった。地所や家屋を持っている人たちはそれを売り、売ったものの代価を持って来て、使徒たちの足元に置いた。そしてそれぞれの必要に応じて、誰にでも分け与えられた。

 53.使徒行伝15:26 われらの主、イエス・キリストの名のために、その命を危険にさらした人々。

 54.ローマ8:35-37  誰がキリストの愛からわたしたちを離れさせるのか、患難か、苦悩か、迫害か、飢えか、裸か、危難か、剣か、 「わたしたちは、あなたのために終日、死に定められており、ほふられる羊のように見られている。」 と書いてあるとおりである。しかし、わたしたちを愛して下さった方によって、わたしたちはこれら全てのことにおいて、勝ち得てあまりがある。

 55.エペソ6:13-16 それだから、悪しき日にあたってよく抵抗し、完全に勝ち抜いて、堅く立ちうるために神の武具を身につけなさい。すなわち、たって真理の帯を腰に締め、正義の胸当てを胸につけ、平和の福音の備えを足に履き、その上に信仰の盾を手に取りなさい。それをもって、悪しき者の放つ火の矢を全て消す事ができるであろう。

 56.Uテモテ1:9  神はわたしたちを救い、聖なる招きをもって召して下さったのであるが、それはわたしたちのわざによるのではなく、神御自身の計画と恵みに基づくものであり、それは、世界が始まる以前にキリスト・イエスにあって、わたしたちに与えられていたものである。