16.仕事における勤勉さ

 

  あなたはその仕事に勤勉な人を見るか? そのような人は、王の前に立つが、卑しい人々の前には立たない。(箴言22:29)

 

 1.神の働き人たちに、何にも増して必要であると神が言われる一つの事は、忠実であることである。

 2.簡単なことを正確に行う忍耐のある者だけが、難しいことを正しく行う技術を習得する。

 3.成功している仕事の管理は、単に物事を非常に単純な方法で行うこと、それらを定期的に行うこと、そしてそれらをするのを決して怠らないことから成っている。

 4.もしあなたが何かを成し遂げたいなら、忙しい人にそれをするように頼みなさい。偉大で忙しい人だけが、今、事を成し遂げることの重要性を知っているからである。

 5.遅れてはならない−−神の取り決めた約束は、待つことができない!

 6.その仕事を怠る者は、滅ぼす者の兄弟である。箴言18:9

 7.あなたがすることに対する以上に、支払ってもらうことを期待する前に、まずあなたが支払ってもらう以上のことを行いなさい。

 8.現在の状態に達した全ての者は、その人がかつてあった状態から始めねばならなかった

 9.しばしば、良い仕事をする方が、何故その仕事をしなかったのかを説明するよりも、もっと容易である。

 10.能率とは、オフィスのスタッフの各自に自分の務めを行わせること。厳格な管理とは、自分の務めを行わせられること。

 11.良いことは、しばしば最善なことの敵である。

 12.浪費しなければ、不自由することはない。

 13.事業がうまくいっている時、広告を出すことは、割に合う。事業がうまくいっていない時、あなたは広告を出さざるを得ない。

 14.時間の約束を守る事における不忠実さは、完全なる不正直行為である。その人の時間を盗むことは、彼のお金を盗むことよりも悪い! 15.少しでもやる価値のある事は、何でも上手にやる価値がある。

 16.良い、より良い、最も良い。決してそれを停止させてはならない。あなたの良いがより良いになり、あなたのより良いが最も良いになるまで。

 17.あなたはいかなる種類の著述、表、あるいはどんな種類の記号が書かれた一枚の紙の切れ端をも、日付と場所を記し、サインすることなしには作り出すべきではない。

 18.結果を決定するのは、あなたが持っているものによるのではなく、あなたが持っているもので何をするかによる!

 19.神ご自身、帳簿や日誌をつけられる−−あなたの頭の髪の毛の数さえ数えられている。

 20.最善に劣るいかなるものででも満足してはいけない。

 21.より大きな事ではあなたを信頼できない時、私たちはより小さな事であなたが忠実になることを望んで、あなたを降格するのである。

 22.率先することとは、正しい事を、正しい時に、誰からも言われずに行うこと。

 23.問題を、それがあまりにも重大なものになる前に見つけることは、全てのことが崩れてしまうまで待つよりも良い。

 24.神は、あなたが世話をしないものをあなたに与えることにうんざりし、嫌気をさしておられる。

 25.もしそれについて、ほんのわずかな疑いや、いかなる取引に関しても、少しでもためらいがあるなら言っておくが、私は契約書に一点一画すらサインすることはないだろう。

 26.私たちは投資家であり、私たちは文字通り魂に投資しているのである。そして単に資金や人生をその成果を全く示すことなく、全てを食い尽くしてしまう 「ブラック・ホール」 のようなものに注ぎ込んでいるのではなく、私たちにできる限り最高の、魂の配当金を得たいのである!

 27.私たちは成長しつつあるグループではあるが、 大したお金も持たずに成長している。だからそれを、本当にそれが値する所に投資しよう! 私たちのお金の価値を十分に生かそう! 一円残らず、考慮に入れよう!−−特に、一つ一つの尊いかけがえのない生命を!

 28.故意に浪費されるものは、後にひどく必要とされる。

 29.救うことが私たちの仕事である!−−私たちは紙や郵便切手まで救う (節約の意)!

 30.小さな炎が、いかに大きな火を燃え立たせることか。しかしあなたは、一本のマッチの不足の故に凍え死ぬこともあり得る。

 31.もし他の全てのことが終えるまで何かを後回しにするなら、それは決して成し遂げられないであろう。何故なら、他の全てのことは決して終わらないからである! あなたは全てのことに、ある一定の優先権を与えなければならない。

 32.私たちはこの仕事を正しく行うか、さもなければ全く行わないかのいずれかである。

 33.あなたはこの一週間に、永遠に残るようになるどんなことをしたか?

 34.あなたがちょっと時間を取ってそれを、それがあるべき場所にしまうなら、後でそれを捜すたくさんの時間を節約するであろう! 全てのものには、そのための場所があり、全てのものはその場所にあるべきである!

 35.私たちはこれを、神のための能率の良い事業のように運営すべきである。主は 「仕事に勤勉でありなさい」 と言われる−−何故私たちは、世よりももっと勤勉ではなく、もっと能率悪くあるべきなのか?

 36.あなたにできる全ての事を行い、神が残りをやって下さると期待しなさい。

 37.教会は、喜んで行う人々でいっぱいである−−ある者たちは喜んで働き、他の者たちは、喜んで彼らに働かせるのである。

 38.近道は、しばしば間違った抜け道である。

 39.始め良ければ終わり良し。

 40.始め良ければ、半分終えたも同然。

 41.何故、それを正しく行う時間は決して十分にはないが、常にそれをやり直す時間は十分にあるのか?

 42.あなたは、自分の行うことに栄光を持たねばならない!

 43.腰を下ろして書くには、自己鍛練と研究と勤勉さとを要する。

 44.もしあなたがそれを喜んで終えるつもりがないなら、それを始めるな!

 45.嫌な仕事を先に行うことを習慣づけなさい。過去の仕事を持ち越して、それを思い煩う事によって、現在行っている事を停止させてはいけない。

 46.たとえそこに入って来た時に、どんなに悪い状態であったとしても、あなたが今その管理者なのであり、その管理をし、維持し、修理し、それからそこを前よりも良い状態に残していくのは、あなたの責任である。

 47.時を得た一針は、九針の手間を省く。

 48.昼間心配するには忙しすぎ、夜心配するには眠すぎる人は、さいわいである。

 49.時々棚卸をすることがないなら、あなたは廃業してしまうだろう。

 50.あなたの器具を優しく、愛情深く、女性を扱うように扱いなさい。そうすれば彼女は、あなたを永遠に愛し、長持ちするであろう!

 51.クリスチャンにできる最も重要な証しの一つは、自分の請求書の支払いをすることである!−−期限通りに!

 52.自分の約束を守り、特定の場所に特定の時刻にいるという誓いを実行することは、あなたの良い証しとテスティモニーの一部である。

 53.あなたの仕事の計画を立て−−あなたの計画を行え。

 54.あなた自身のビジネスに関する全てを知っていることの次に最善の事は、他の仲間のビジネスに関する全てを知っていることである。

 55.あなたに、あげてしまう余裕のあるものだけを貸しなさい。

 56.あなたに、行うべき嫌な幾つかの仕事がある時には、常に、最もいやなものを最初に行いなさい。

 57.  故意の浪費は、悲惨な欠乏を招く。

そしてあなたは、その欠乏を苦しむこともある。

かつて私が投げ捨てた、

あの堅いパンの一切れがあったら

どんなに良いだろう。

 58.疑いがある時には、尋ねなさい。

 59.二兎を追う者は、一兎も得ず。

 60.あなたが神のお仕事の世話をするなら、神はあなたの世話をされるであろう!

 61.もし財政的に不足があり、収入が少し減っているなら、それは私たちが立ち上がって動き、戦い始め、より忙しくし、拡大し、より多くの事をしなくてはならないことを示している!−−より少なくではなく!

 62.私たちが、こんなにも長く生き延びてきた一つの理由は、私がどんな事でも当然の事として受け入れないからである! 私はいつでもそれを良く見て、自分に、 「これはそれだけの価値があるだろうか?」 と尋ねるのである。

 63.私たちの敵は、私たちのことで嘘をついて、私たちを廃業させようとしてきたが、私たちはなおここにいる! そしてそれは、主と主の憐れみと私たちの祈りと、又勤勉になって従うという、私たちの忠実さのゆえであると、私は確信している。また目を覚まして祈り、何が起きているか、何が行なわれているかを注意深く見守り、持っていない金を使っていないか、必要としていない事に人員を使っていないか、あるいは真実ではないスタッツはないか、実際に存在していないメンバーをもっていないかを見てきたからである!

 64.この団体で、私が唯一のアイディアを持つ者でなくてもよいはずである! あなたたちは、お金、人員、時間、労働の節約の仕方に関して、幾つかの頭の良い妙案を考えつくことができるはずだ! あなたたちの働きを綿密に調べ、色々なことがなくてもやっていける方法を考え出しなさい。

 65.私たちが考え抜き、調査し、代価を考慮に入れ、分析し、チェックするのを神が助けられるように。

 66.主よ、私たちを助け、私たちに知恵と導きと霊感を与えて下さい! あなたからこの世の子らは、光の子らよりも賢い (ルカ16:8) と言われなくてもいいように、 主よ、私たちをもう少し賢くして下さい!物事を考え抜き、分析し、慎重に考慮し、代価を計算し、どのようにお金を節約するかを考え、お金がなくなってその節約の方法を考えなくてはならなくなるまで、待たなくてもいいように助けて下さい。イエスの御名によって祈ります。どうか私たちが行う必要のあることだけを行うように、あなたの仕事に対する、神聖な導き、知恵、手腕、真の関心を与えて下さい。

 67.あなたたちはアイディアを持ったり、提案したり、質問したりすべきである−−ただそのようにいつも行なわれているというだけで、それを受け入れてはいけない。

 68.理由を尋ねるのを恐れてはいけない!−−何故これをしているんですか? どうしてそのように行っているんですか? どうしてこれをしなくてはならないんですか、と。

 69.私たちはただ好きだからというだけで、人々を援助する余裕はない。愛しているから、あるいはいてほしいから、必要だと考えるからという理由でも、その余裕はない。私たちは、どうしてもいてもらわなくてはならず、いなれけばやっていけないというような人々だけを援助する余裕がある! 私たちは切り抜けると私は思うが、主は私たちがその脂身を切り取り、助けるために、私たちにできることをするのを望まれるのである!

 70.この世界の中で、苦境の時に労働者を解雇せず、給料を支払えない時に、労働者を去らせることをしない会社というものを私は知らない。

 71.どんな事業でも、事業を行う前に用意を整えて、事業の下準備をしなければならない!−−あなたが事業を始める時、その準備ができていなければならない。

 72.誰も当然すべき以上のことを、能力がある以上のことを扱うべきではないし、またしなくてはならない事をする代わりに、しなくてもいい事に、少しの時間もかけるべきではないし、少しの注意も払うべきではない。

 73.私は、偽りの統計や水増しされた帳簿や、つりあげた数字を読むことには興味がない! それは全く煙ばかりで火がない!

 74.主は、役に立たない僕について語っておられる。そして私たちは、主がされたように彼らを取り除いてしまいたいのである。

 75.もし質問が何なのか分からないなら、答えを提出することはあまりうまくできないであろう!

 76.本当に従事せず、考えず、分析せず、時間、お金、仕事、人員、郵便代、全てのものの節約の仕方を考え出そうとせずに、物事がなるがままに運営されていくことを許す人々に対しては、私は少しばかり、腹を立てる!

 77.あなたは統計や数字に良く通じている必要がある−−正確に!あなたが会議に出る時、人々が知りたいと思う事柄に対する答えを知っている必要がある。

 78.それを明確に、短く、要点をついたものに、またできる限り、単純なものにしなさい! 言葉数の多いものにしないようにしなさい。非常に簡単にはっきりと説明するようにしなさい。そして番号をつけてみたらどうだろうか?−−あなたが最初にすべきことは1、二番目にすべきことは2、というふうに。

 79.統計とは、あなたが分析し、解釈し、どういう意味なのか調べないなら、何の意味もない。

 80.私なら、そのショーや音楽を他のどこでも使うことを禁じるほど、プロデューサーに独占的な権利を与えるような契約に署名することはしないと思う。

 81.神は、詳細や統計に興味をもっておられる! 主はあなたの頭の毛の数まで数えられていて天の父が知らずには、一羽のスズメも地に落ちることはない、とすら言われた! またいつか、あなたは全ての無益な言葉や自分の行ったことに応じて言い開きをしなければならなくなるであろう。そして全ての人は、そのわざに応じて裁かれるであろう−−主の言葉がそう語っている!

 82.統計は、それぞれのホームの状態を診断するのに極度に重要であり、絶対に欠くことの出来ないものである。もしホームが良い健康状態にあるなら、その統計がおそらくそれを示すであろう。だがもし、それの具合が悪いなら、そのこともまた統計は示してくれる。

 83.統計のレポートの目的は、これらの実際の数字を通して、私たちが、どれだけ多くを成し遂げているかを見ることができることによって、私たち全員を励ますためであり、又私たちがトラブルのある所や、問題や、あるいは助けを必要とする領域を見抜き、また私たちの間違いを矯正するのを助けるためである。

 84. 「どの王国においても、万事が適切になされ、全ての任務が歩調を合わせているように、私の王国もまた、私の王ダビデのもとにおいてそうなるであろう!」

 85.私たちは節約しなくてはならない。そして節約するためには、中央集権化しなくてはならない!−−中央集権化された政府−−実際には、独裁政府−−の方が、この全ての広範囲に広げられたやり方、全ての人が思う通りの事を行い、 「おのおのの天幕」 にいて、全ての人が自分の小切手を得、全ての人が独力で独立して働き、誰にも言い開きをしなくても良い、というやり方よりも、はるかにもっと能率的で、経済的なのである。

 86.ただ今日なされなくてはならない事だけをして、他の全てのことは明日、あるいは来週、来月、来年まで延ばしなさい。そしてもし他の事がどれひとつとして成されないなら、それがなされることを神は意図されなかったのだと私は考える。

 87.もしあなたが、一週間ぶらつき回り、暇つぶしをしていて、それから一日で一週間分の仕事をしようとするなら、それは神の誤りではなく、あなたの誤りなのだから、神のせいにしてはいけない。もしあなたが、荷を負いすぎているか、あるいはくびきが重すぎるなら、それはあなた自身の誤りか、誰か他の人の誤りであって、神の誤りではない。 88.全ての産業会社には、 「能率専門家」 や 「時間と作業の分析研究」 係がいて、労働者が何をしているか、何をしているべきではないか、また何をする必要がなく、何をする必要があるかを、またどうすれば労働者がより容易に、より安く、より早く行うことができるかを考え出すために、彼らの仕事を検査するのである。

 89.私は、あなたの仕事が、週か月の終わりの最後の土壇場で、詰め込み式に、大急ぎで行なわれるよりも、楽に、余裕をもって、毎日時間をとって行なわれるのを見る方をはるかに好むであろう。

 90.たとえどれだけよく働いても、もしあなたがひどい、お粗末な、情け無い下手な仕事をするなら、あなたの全ての重労働は無駄である。

 91.ある領域において、私たちはより多く強調することが必要であり、また他の領域において、少しばかりゆるめる必要がある。それは全くいかなる戦争にも似ている:  激しい戦いが行なわれているところでは、あなたは自分の持っている全ての力を出すために、ほとんどの兵をそこに送らなくてはならない。またあなたが、かなりよく手中に収めている戦場に対しては、多少ゆるめることができるのである

 92.ただ私たちが、よくそうしていたから、また間違いを犯したことを認めたくないからというだけで、私はそのままやり続けたり、現状を維持し、自由放任主義を取り、いつもの通り仕事をするというつもりはない。

 93.時々、私たちは、財政的にほとんど破産してしまいそうになることがあるが、私たちが一番気遣っているのは、そのことではない。私たちは実の点で、魂の点で破産することを、即ち私たちが仕事を成し遂げ、福音を宣べ伝え、魂を勝ち取っているかどうか、ということを最も気遣っているのである!

 94.主があなたに注意を払わせ、仕事に取り掛からせ、また全ての人が実際に何を行っているのか、また何を行っていないのか、またそれが割にあっているのかいないのか、それが価値のあることかないことかを知るために、全ての人の仕事をあなたに綿密に調べさせるために、財政的にあなたに圧力を加えられることほど効き目のあるものはない。

 95.主は、いつも私たちの必要な全てのものを与えて下さる。だからもし与えて下さっていないなら、それは割に合っていない何かに必要以上のお金を私たちが費やしているからである。

 96.時々主は、あなたが、何がうまくいって、何がうまくいかないか、何が最善であって、何が最善ではないかを知るために方法を検討するのを許されることがある。そうすればあなたが、そのことに関して何一つ疑いを持たないからである! またもし試さなかったなら、あなたは決して信じなかっただろうからである。

 97.どんな投機的事業においても、利益が非常に少なく、あなたが投資しているだけの価値もほとんどないなら、それをやめて利益率が最も高い所に投資するように努めるのである! 最善の利益配当と最も多くの成果と最も高い利益率を与えるところに、あなたのお金を投資するのである。そして失敗していて、損なビジネス、すなわち邪魔になっているものを削減するのである。それこそ私たちの行っている事である。ただ私たちは、私たちの利益を魂として−−預言者たちとして−−すなわち福音を宣べ伝えるような類の人々として、考えるのである!

 98.時々主は、良い理由のために、あなたに圧力をかけられるのである。即ちそれは、ただ金がかかるだけで割に合っていないような、必要としないクズをあなたに取り除かせるためなのである!

 99.より能率的で、より効果的で、より実りがあり、より有益で、より経済的になる方法を学びなさい!

 100.私たちの間違いでさえ、私たちがそれから学ぶ限り無益ではない! 欲求不満にさせる事とは、 「常に学んではいるが、いつになっても真理の知識に達することはできない!」 ことである。 (Uテモテ3:7)−−つまり決して、目が覚めず、自分がどれだけ悪い状態であるかに気づかないのである!

 101.私たちは一年かそれ以上前に、私たちがどれだけ遅れていたかを比較することによってどれだけ進歩を遂げたか、どれだけ成し遂げたかを感謝するためだけに、過去を振り返るべきである。

 102.私たちが昨日のことで、あるいはこぼれたミルクのことで泣くのではなく、幾らかのミルクが失われたにも拘わらず、主が守って下さった全てのミルクを主に感謝できるように助けて下さい。

 103.私たちは急いでいる! 私たちにはすべき仕事がある。そしてそれをするための時間が非常に少ししか残されていない!

 104.ビジネスレターを書く時、それを手短で、簡単なものにするように努めなさい! それを読む人は、あなたと全く同じくらい頭が鈍く、あなたにとってそうであったと全く同じくらい、その人にとって、あなたの言っていることを把握するのが難しいからである!

 105.もしあなたが、もう少し多くの時間をかけて祈るなら、物事を終えようとして働くのに、ずっとより少ない時間しか費やさなくて済む!

 106.毎日、一日にすべきことや委任するためのリストを作成することによって始めなさい。この習慣を、歯を磨くことや、朝のコーヒーを飲むことと同じくらい、常習的なものとしなさい。その日に達成したいすべての事を紙に書き、重要な順に並べていきなさい。それから最優先の仕事を最初に行いなさい!

 107.混乱や騒音や邪魔や妨害から離れて一人にならない限り、考えたり、集中したり、祈ったり、郵便にどのように答えるかに関して、神の声を聞いたり、考えをまとめたり、文章を口述したり、その場で何をすべきかを考えついたりすることはできない。

 108.鉛筆かペンを手に持って、アイディアが浮かぶたびに、指示を得るたびにそれを書きなさい。短い鉛筆は、長い記憶よりも良い!

 109.主は、あなたに答えを与えるのが大好きである。主は正確に何をすべきか、どのようにすべきか、御存知である。だから自分で考え出そうとして骨を折る代わりに、主に尋ねてみたらどうだろうか?

 110.スタッツは、私たちのコミュニケーションの一部であり、私たちの福利のために絶対に欠くことの出来ない、必要なものである。それは私たちにとって、体の健康と肉体的な働きを正確に知るために、脈を測ったり、体温を調べたりするようなものである。

 111.一部始終を一人の人に任せておくのは良くない。だからあなたはいつも、あなたの仕事をするように、誰かを訓練しておくべきなのであり、それはまた、その人がどんな間違いも必ず見つけられるように、あなたの仕事をダブル・チェックできるからである。

 112.時を得た一針は、九針の手間を省く。

 113.崖の下に病院を作るよりも、崖の所にフェンスを作る方が良い。

 114.持っていて必要ではなかったという方が、必要なのに持っていないよりも良い。

 115.安全は、後悔に勝る!

 116.もしあなたが自分の仕事をできないなら、あなたはそのために代わりの人を得なくてはならない。

 117.自分が正しいことを確かめてから、進んで行きなさい! だが自分が正しいことが確かではないなら、全く行かない方がいい−−何が正しいかをはっきりと知るまで、のろのろゆっくり行った方がいい。 

(No.22,212,283A,301A,667,682,701,1028も参照。)

 

 

 118.列王紀上11:28  ヤラベアムは、非常に手腕のある人であったが、ソロモンはこの若者が良く働くのを見て、彼にヨセフの家の全ての強制労働の監督をさせた。

 119.列王紀上20:40a ところが、しもべはあちこちと忙しくしていたので、ついに彼はいなくなりました。

 120.箴言6:6-8  怠け者よ、ありのところへ行き、そのすることを見て、知恵を得よ。ありは頭なく、つかさなく、王もないが、夏の内に食物を備え、刈り入れの時に糧を集める。

 121.箴言10:4 手を動かすことを怠る者は、貧しくなり、勤め働く者の手は富を得る。

 122.箴言12:22 真実を行う者は彼に喜ばれる。

 123.箴言13:4 怠け者の心は、願い求めても何も得ない。しかし勤め働く者の心は豊かに満たされる。

 124.箴言18:9 その仕事を怠る者は、滅ぼす者の兄弟である。

 125.箴言18:16  人の才能は、その人のために道を開き、また尊い人の前に彼を導く。

 126.箴言19:15 怠りは人を熟睡させる。怠け者は飢える。

 127.箴言19:24  怠け者は手を皿に入れても、それを口に持っていくことをしない。

 128.箴言20:4 怠け者は、寒いという理由で耕さない。それ故刈り入れの時になって、求めても何もない。

 129.箴言20:13  眠りを愛してはならない。そうすれば貧しくなる。目を開けそうすればパンに飽くことができる。

 130.箴言22:29  あなたはその仕事に勤勉な人を見るか、そのような人は王の前に立つが、卑しい人々の前には立たない。

 131.箴言31:27  彼女は家のことをよく顧み、怠りの糧を食べることをしない。

 132.伝道の書10:18  怠惰によって屋根は落ち、無精によって家は漏る。

 133.ルカ16:8 ところが主人は、この不正な家令の利口なやり方を誉めた。この世の子らは、その時代に対しては、光の子らよりも利口である。

 134.ローマ12:11 仕事を怠ることなく、霊に燃え、主に仕え。

 135.Tコリント4:2  さらに、管理者に要求されているのは忠実であることである。

 136.Tテサロニケ5:6 だから他の人々のように眠っていないで、目を覚まして慎んでいよう。

 137.ヘブル6:12 怠ることがなく、信仰と忍耐とをもって約束のものを受け継ぐ人々に見習う者となるように、と願ってやまない。

 138.ヘブル13:16  そして善を行うことと交信することとを忘れてはいけない。神はこのようないけにえを喜ばれる。