１０．慰め
神はいかなる患難の中にいる時でも、わたしたちを慰めてくださり、またわたしたち自身も、神に慰めていただくその慰めをもって、あらゆる患難の中にある人々を慰めることができるようにして下さるのである。(Ⅱコリント1:4)
１．彼は、悲しみの代わりに喜びをくれた。
彼は、恐れを追い出すために愛をくれた。
彼は、私の影のために太陽の輝きをくれた。
灰の代わりに美しさを！
２．ああ、苦しみの中にいる私を探し求める喜びよ、
私は、あなたに対して心を閉じることができない。
私は、雨の中に虹を発見する。
そして朝には涙がなくなるという約束が
無駄ではないと感じる。
３．私たちの希望が全てなくなり、全てが失敗に終わり、私たちの夢が破れ私たちの船の帆が破れて船が帰ってきても、私たちにはなおイエスがいる！－－そしてイエスこそ、私たちの必要とする全てのもの！
４．世界が忘れても、イエスはなお覚えていてくださる！
５．私は、時々岩の上で身震いすることがあっても、岩は私の下で決して揺れ動くことはない。
６．天が癒すことの出来ないような悲しみは、地上にはない。
７． 神の明日、神の明日！
その日の夜明けとともに、全ての雲は過ぎ去る！
神の明日！ もはや悲しみはない！
神の明日は、今日よりももっと明るくなることを
私は知っている！
８．最も暗い時は、夜明けの直前である。そして夜明けと共に神の明日が始まり、それはあなたと私と共に永遠に続く！
９．あなたがた恐れる聖徒らよ、
新たなる勇気をもちなさい！
あなたがたが非常に恐れる雲には、大きな憐れみがあり、あなたの頭上に祝福を注ぎ出してくれるだろう。
１０．嵐の中を歩むとも、頭を高く上げていなさい。
暗闇を恐れるな、
嵐の終わりには、黄金色の空、
そして甘いヒバリの声がさわやかに響いている。
１１．もしイエスがあなたと共におられるなら、イエスは少しのエジプトでさえも、ひとかけらの天国に変えて下さる。
１２．私が疲れ切った時、
彼は、私の魂を生きかえらせて下さる。
彼は、日毎に私に力を与えて下さる。
私をいこいのみぎわに伴われる。
彼は、私の歩みを一歩一歩守られる。
１３．あなたは、自分の好きなだけたくさん、主を他の人に与えることができるが、決して主を取り除いてしまうことはない。あなたにはいつも主がおられ、主はいつもそばにおられる。
１４．全てが暗く、何も見えない時、
私は、あなたの名前を呼ぶ、
するとあなたは、私の所に来て下さる。
あなたは、わたしの手を取って、
私を近くに引き寄せられる。
あなたは私の道を照らし、明るく輝かされる！
１５．他の全てのものが過ぎ去っても、あなたにはなおイエスがおられる！ 他の全てのものがなくなっても、なおイエスがおられる。他の全ての人があなたを捨てても、なおイエスがおられる。あなたに何も残されていなくても、なおイエスがおられる。世界に何も残っていなくても、あなたにはなおイエスがおられる。
１６．愛する者よ、この世界での私たちの前途と将来は、ほとんどこれ以上暗さを増し得ないであろう。しかし上を見上げればより明るく、より栄光に満ちていて、ほとんどこれ以上明るくなることなどないほどである！
１７．見通しが暗ければ暗いほど、上を見上げることはより明るい。
１８． 「私こそ全てのものを満たし、乾いた大地に注ぎ出し、低いものを高めて美しくし、ひどく傷ついた者を癒し、暗い心を明るくし、そして恵みと美と知恵とをもたらす者である。」
１９．あなたは、全聖書の全ての約束を自分の側に持っている。
２０．未来は、神の約束のように明るい！
２１．神は、ご自分が最初に痛みを置かれた所だけ、慰めを置かれる。
２２．弱さがなければ、私たちは他の人々を助けることができなかっただろう。
２３．あなたが通っている試練の内で、イエスがすでに通られた試練でないものはない！
２４．神は、私たちと共におられ、嵐は私たちに打ち勝つことはできない！
２５．私たちが負けることはない！ 私たちを打ち負かすことは不可能である！－－私たちの敵は、すでに呪われていて、敗北と地獄の運命にある！
２６．あなたに起こることで、他の誰かに起こったことのないことというのはない。
２７．彼は、私が望んだよりも素晴しかった、
彼は、私の全ての恐れよりも明るかった。
彼は、私の壊れたわざから橋を作られた。
そして、私の涙から虹を作られた。
２８．私たちが暗闇の中でおののき、
力と励ましが必要な時も、
恐れるな、私はここにいるという
優しい父の言葉がある！
２９．自分が、神の御心の中心に生きている時には、神の許しがなければ何も自分には起こり得ない、と覚えていることよりも大きな慰めはない。
３０．全ての精神的緊張で疲れ切った時、神だけがあなたに与えることのできる慰めを得るために、あなたは祈りと信仰の翼によって、神のところに飛んで行くことができる。
３１．水の中を通る者があり、洪水の中を通る者があり、
火の中を通る者がある。
しかし皆イエスの血を通って救われる。
大きな悲しみを通る者もあるが、
神は常に、その者に歌を与えられる、
夜も昼も一日中！
３２．主の御言葉は常に慰めであり、主の御霊の声は、常に最大の試練の時の励ましである。
３３．清めてくれる主の御言葉の慰めを、神に感謝しよう！
３４．あなたの目を主に向けて、
彼の素晴しい御顔をよく見よう。
そうすれば神の栄光と恵みの光の中で、
地に属するものは、不思議にかすんでゆく！
３５．主は、 「私が、自分の者たちを顧みないことがあろうか？」 と言われた－－すなわち私たちと、私たちの幼い子供たちと、あらゆる所にいる全ての子供たちを！
３６．どんな事があっても、主は全ての事から私たちを守ることができる！
３７．あなた自身を忘れよ:
あなたの近くにある悲しみを慰めよ、
そうすればあなた自身の悲しみは去っていく。
そして喜びの歌が、天の小鳥のようにあなたを元気づけ、あなたの心のうちに宿る。
３８．間もなく主は私を迎えに、
星空を越えたはるか彼方からやって来られる！
私はその時、未知の世界に飛んで行く。
そして高き所におられる主と共に統治するだろう！
３９．主よ、全ての人の心を清め、全ての傷をいやし、全ての汚れを取り除いてくれる喜びと、愛と、いやしの香油を彼らが知るのを助けて下さい。
４０．もし主があなたの心を砕いて溶かすことができるなら、その時主は、あなたの心に求愛して、それを勝ち取り、暖め、溶かし、明るくし、燃やし、幸せにされる！－－もはや一人ぼっちではない！
４１． 「私は、彼らの全ての涙をぬぐい去る。彼らはもはやそれを覚えることはない。彼らの痛みは、来たるべき美と喜びの内に忘れられるからである！」
４２．「もう暫く続くだけで、そのあとは、もはや時間は存在しなくなる！ ただもう少し、もう暫く間だけで、その後、あなたは永遠に私と共にいる！ 悲しみは暫く続くだけで、喜びが朝に訪れる。その時、これら全てのものは取り去られる！ それ故に、これらの言葉によってお互いを慰め合いなさい！」
４３．「決して終わることのない永遠の喜びと、永遠の慰めによって、私はあなたの苦悩と悲しみとをとこしえに取り去ろう！」
４４． 「この香水が悪臭をぬぐい去るように、私の愛も痛みをぬぐい去る！」
４５．イエスが来られる時、誘惑する者の力は破られる！
イエスが来られる時、あなたの涙はぬぐい去られる！
イエスはあなたの暗闇を取って
あなたの人生を栄光によって満たして下さる！
イエスが来てここにとどまられる時、
全てのものは変わる！
４６．あなたの心がうずく時、イエスの方向を向きなさい。
イエスは、あなたが知り得る中で最も親愛なる友。
あなたは、イエスが平安と祝福を与えようとして
自分のそば近くに立っておられることを知るだろう！
４７．彼は、全ての心痛をいやし、
全ての嘆きを聞かれる。
私の素晴しい救い主が！
彼は、悩む私を助けて下さる。
私が泣く時、彼はそれを聞いて下さる。
私の素晴しい救い主が！
４８．イエスのように、私を顧みてくれた人は誰もいない！
それほども親切で、誠実な友人は他にいない！
私からあの罪と悲しみを取り去ることのできる人は、
他にいない。
ああ、彼はどれ程私の事を顧みていて下さることか！
４９．私は、明日のことには全く関与しない。
私の救い主が、すでに顧みてくださったから。
明日の恵みと明日の力を、私は借りることができない。
だからどうして明日の思い煩いを借りるべきなのか？
５０．恐れるな、私はあなたと共にいる、
私はなお、あなたの舵手になろう。
船を揺さぶる大波を決して気にかけるな。
私の手をとって、私を信頼しなさい！
５１．私は幸せだから歌う！
私は自由だから歌う！
主の目は雀にさえも注がれる。
だから主が、わたしを顧みて下さることを知っている。
５２．あなたは、永遠に主のものである。だから世の終わりまでも、主はあなたから離れることも、去ることもされない！ 主は、あなたを堅くつかんでいて下さる！
５３．心を悩ますな、
主の優しい言葉を聞きなさい。
ただ主のいつくしみの内に休息し、
疑いと恐れを忘れなさい！
５４．あなたは今日つまずいたか？ 今日倒れたか？ 主はそれを見ておられた。たとえどんなことが起ころうとも、主はあなたを顧みて下さり、あなたをしっかりとつかまえていてくださるだろう。たとえあなたがつまずいたり、倒れたりしても、主はあなたを引き上げて下さる！
５５．神は、なお王座に座っておられる。
そして主は、ご自分の者たちのことを覚えておられる！試練が私たちを悩まし、
重荷が私たちを圧迫しても、
主は決して私たちを一人にはさせられない！
神は、今もなお王座に座っておられ、
神は、ご自身の者たちを決してお捨てにはならない！
神の約束は真実である。
神はあなたをお忘れにはならない。
神は、今もなお王座に座っておられる。
５６．あなたは何のことを心配しているのか？－－あなたは主のみ手の内にある！
５７．谷は暗く、闇が深く覆っているが、
羊飼いは、ご自分の寂しい羊たちを守られる！
５８． 「悲しんでいる者たちはさいわいである。彼らは慰められるであろう！」 悲しむことがさいわいなのか？ 問題や悲しみを持つことがさいわいなのか？ その通り、何故ならあなたは慰められるからである！
５９．主ご自身は、私たちを耐えられないような試練に会わせることは、決してされない！－－彼はいつも私たちに何か逃れる道を与えていてくださる！
６０．あなたは、自分がどのようにしてやり遂げるのか分からないが、主はあなたのために、それをやり遂げることができる！
６１．今、最大の医師が近くにおられる、
憐れみ深いイエスが！
彼は、沈んだ心を元気づけるために語られる、
ああ、イエスの声を聞きなさい！
６２．たとえあなたの回りの全てが戦争と混乱であっても、あなたは平和の君、すなわちイエス・キリストを通して、あなた自身の心の中に平和を持つことができる！
６３．イエスは、決して眠られない！ イエスとイエスの全ての天使と、イエスの聖徒たちは、絶えず見守っておられる！－－イエスは、あなたの頭にある一本一本の毛を御存じである－－何もかも主のみ手の内にある！
６４．主は、私の魂を岩 (イエス) の裂け目に隠される。
それは渇き、乾燥した土地に陰を与える:
主は、私の人生を主の愛の深い所に隠される、
そしてそこで、ご自分の手で私を覆われる！
６５．イエスのみ手の内で安全、
イエスの優しい胸に抱かれて安全、
そこであなたの心は幸せになり、
そこであなたは、甘美な休息を見つけるだろう！
６６．私は、あなたが本当に天国に行くことにスリルを覚え、興奮し、楽しみに待ってほしいのである。そうすればあなたが、これらの重荷をただつかのま背負うだけだ、ということを悟る時、あなたがこれらの重荷の幾つかに耐えるのに助けになるだろう！
６７．今、この時の苦しみは、やがて私たちが共に預かろうとする栄光に比べると言うに足りない！(ロ－マ8:18)
６８．堅く立って動かされず、主のためによく働きなさい、何故ならあなたの働きが無駄になることはない！ あなたは間もなく、あの驚異的な天的な体と天の都を受け継ぐのだから！
６９．ただ心を開けて陽光をいれなさい！－－あなたが見あげる時、限界はない！－－上では太陽がいつも輝いている！ 光りはトンネルの出口ではいつも輝いている、いつも！
７０．私たちは、全能者の陰に宿る！ 私たちは、その陰によって保護されている。私たちは、それに包まれている。あなたのみ腕は、私たちの回りに置かれています。そして私たちは一つです！
７１． 「悩みの時に私のみ顔を捜し求める者は、さいわいである。それによって彼は勝利を得る、そして私は、その者と共にいよう！」
７２． 「主の王国の中に場所を、主のみ腕の中に安全な避け所を見つけた平和な娘はさいわいである！」
７３．私の魂の恋人、イエスよ、
水がそば近くに押し寄せ、大嵐がなお激しい時に、
わたしを、あなたの胸まで飛んで行かせて下さい！
７４．生きている限りは、希望がある。
７５． 「もしあなたが行って、私があなたに示した事柄に対して従順であるなら、あなたは嵐の中にあっても安全であり、私があなたのために準備した場所で、すなわち私の手のくぼみにあって安全である！」
７６．神と私が、一緒に扱うことのできないようなどんなものも、私に起こることを神は許されない。
７７．悲しみは、喜びが入れるように、私たちの心の中の場所を広げるためにやって来る。
７８．クリスチャンの人生で起こり得る千の事の内、共に働いて益となるのは、999ではなくて、999＋1の事柄なのである！
７９．人が他に何もできない時、祈ることができる。祈る人は、決して役に立たない者とはならない。
８０．暗闇でも歌い続けよう。
光の中で歌おう－－
朝と共に歌おう、夜でも歌おう:
あなたの目が痛みで曇っていても歌おう、
陽光の中で歌おう、雨が降る中でも歌い続けよう。
８１．もし主が私たちを導かれるなら、暗闇の中でつまずくことは決してない。
８２．神は、私たちを気持ち良くさせるために慰められるのではなくて、私たちが他の人を慰める者になるように、私たちを慰められるのである。
８３．大昔に私は、その全てをあなたのために計画した。
あなたには、私が必要だと、知るように、
それを準備した。
子よ、それがなかったらあなたは、
私のこの愛の慰めの場所に、
来ることはなかったであろう。
私が負うことのできる
このような十字架があなたになかったなら、
あなたは、 私の力強い世話が
必要だとは感じなかったであろう。
しかしあなたは、弱さの内に、
私のところに来た。
そしてこの計画を通して私は、あなたを勝ち取った。
８４．私たちの人生の模様を編むお方が、私たちが使おうと思った模様ではなく、他の模様を選ばれるなら、彼は私たちより賢いのではないか？ 間違いなくそれは、私たちが夢見た最高の模様よりももっと美しい模様になるであろう！
８５．非常に重い悲嘆で疲れ切っている人々がいる。
暗闇の中で打ちひしがれている。
今彼らを慰めに行きなさい、行きなさい！
あなたの悲しみを葬りに行き、
他の人に祝福をあげなさい。
行って彼らに陽光をあげ、
イエスにあなたの悩みを打ち明けなさい。
８６．悲しみは人生の付きものにすぎない。そして私たちはそれに邪魔させられてはいけない。私たちは、悲しみを後ろに置いて、前のものに向かって体を伸ばさなければならない。仕事をどんどん押し進めることで、私たちが自分たち自身のための最も誠実で、最も豊かな慰めを得るように神は定められた。
８７．子供は今、もっと幸せである。計り知れない程大きな愛が子供を呼び、計り知れない程大きな知恵がその子を取り去った。あなたは再びその子と共になるであろう。
８８．「私にはできない！」と絶望的に叫ぶ！
するとこの優しい声が私のそばでそっとささやく、
「勿論できない、子よ、
あなたはそのようには造られていないのだから。
しかしあなたの父である私には、できるのだ。
そしてしてあげよう。
私は、あなたの全ての弱さを知っており、
あなたの全てのあこがれを知っている。
そして私は、いつも強く、
あなたを強めることができる。」
８９．あなたのとげをバラの中に隠しなさい。あなたのため息を歌の中に埋めなさい。あなたが望むなら、あなたの十字架をもっていてもいいけれど、それを花輪の下に置いておきなさい。あなたに悲しみを忘れさせてくれるのは、あなたの心の歌。主は、 「砂漠のような夜の中での歌」 をあなたに与えて下さるだろう。そして栄光の地にいるあなたの愛する人は、それを聞いて喜ぶであろう。
９０．イエス・キリストは、無類の人生修繕屋である。彼を試してみなさい。彼は、一見粉々に砕けたような人生を取って、あなた自身が念入りに仕上げたものよりも、その破片からずっとはるかに美しい種類のものを作り上げられる。
９１．傷つける方は、いやすこともできる。取り去る方は、その空っぽになった場所をご自身で満たされる。そしてあなたが彼に委ねたものを、彼はあずかって下さり、またそれを完全な健康と美に回復して戻して下さる。
９２．神は、完全に御自分に明け渡す魂を決して失望させられない。神は、そのような者のために御自分の全知全能の全てを使われる。
９３．私たちの愛する者たちは、あなたと共にいます。だからもし私たちがあなたの近くにとどまるなら、彼らから遠く離れていることなどあり得ません。
９４． 私の愛の子よ。未知の明日を恐れるな。
人生に起こる新しい差し迫った事態を案じてはいけない。あなたの知らないことを私は知っているので、
悲しむ理由は何もない。
９５．家が壊されてしまったことで悲しむ代わりに、小鳥が巣を作り直す時のように、私たちも自分たちの家を建て直すことができる。
９６．私たちが砕かれていない限り、修繕されることはない。
９７．もしも信頼しようとする努力する代わりに、慰め主を近く抱き締め、私たちの疲れ切った頭を主の十分の恵みの上にもたげかければ、信頼は努力しないでもやって来る。そして約束された 「全き平安」 は、全ての悲しみの逆巻く波をなだめてくれる。
９８．義務が私に前進するように命じる。
けれども私は、行くことが恐い、
仕事は、私には大き過ぎる。
私は、少ししか見ることができないし、
少しのことしか知らない。
それでも私は、取るべき方向を見つけ
主の命令に従うことができる。
父の手が私をしっかりと握り
導きの力を感じるから。
９９．彼は、あなたより大いなる者であるので: 彼に頼りなさい！
１００. あなたの父の手の内に、自分の手を置きなさい。
そしてできるなら、行きながら歌いなさい:
あなたの歌は、後ろにいて勇気を失っている人を
元気付けるかもしれない。
そしてもしあなたの唇がぶるぶる震えるなら、
神は、あなたをより愛される。
１０１．神は、一つ一つの悲しみの全てから服従が生じることを意図されている: つまり彼御自身の大きな愛の心により近く引き寄せ、どれほど世俗的な流れが浅はかであることか、どれだけ神聖な流れに深みがあるのかの新しいビジョンを与え、かつて以上にイエス・キリストに近くなって献身させ、時間にしがみつくのを止め、永遠にしがみつくようになることを。
１０２．ああ不朽の愛の、素晴しい物語り！
一人一人の子供は、
上に座する方の心にとって愛しいもの、
私が戦えない時、彼は私の代わりに戦って下さる。
夜の薄暗さの中で、彼は私を慰めて下さる。
彼は強く、重荷を持ち上げて下さる。
彼はそのため息を止めて、歌を眠りから覚まし、
私を打ちのめしていた荷を、負って下さる。
そして彼は、わたしのことを顧みていて下さるので、
私を愛し、哀れんで下さる。
１０３．あなたの悲しみは、あなたに対して力を与えるものとなるように意図されている。そしてまたあなたが、他の人に力を与えるために、あなたを用意するものでもある。
１０４．悲しみを勇敢に耐える人々のことを、
神は誇りに思っておられる、と私は思う。
主を見つけようとして暗闇の中を真っすぐに歩み
信仰によって膝まづいて主のみ衣のすそに触れる者達を神は本当に誇りに思っておられる。
１０５．私たちは、慰められることを選ばなければならない。私たちは、それを信じなければならない。私たちは、自分自身にこう言わなければならない、 「神がそう言われた。それは真実だ。たとえ状況がどのように見えようとも、私はそれを信じる」 と。
１０６．私は、荒れ狂う海の中で
船を自分で漕ぐことはできない。
けれども私のそばについていてくださる方が
私と共に漕ぎ
舵を取って下さる。
１０７．英国のブライトンのムーン博士が盲目に襲われた時に、彼はこう言った: 「主よ、私はこの盲目というタラントをあなたから受け取ります。来臨される時にあなたが利子と一緒にあなたのものを引き出せるように、私がこれをあなたの栄光のために使うことができますように」 それから神は、盲人のためのムーン・アルファベットを彼が発明するのを可能にされたのである。それによって何千人もの盲人が、神の御言葉を読むのを可能にし、その内の多くのものは素晴しく救われたのである。
１０８．暗い陰の真っ只中で、私の前には歩いたことのない、新しい道がある:
私のそばにガイドがおられ、私は日々、彼と歩く、
１０９．大きな試練は、並のクリスチャンを並はずれた聖徒にし、また並はずれた奉仕に仕えることができるようにする。
１１０．悲しみを埋めに行きなさい。
世界はもう十分悲しみを知っているから。
それを深く埋めに行きなさい。
それが見えないように、注意深く隠しなさい。
そのことを静かに考えに行きなさい。
夜のとばりがおりる時、
そのことをイエスに語りなさい。
そうすれば全てが解決される
１１１．いえ。私たちはただ私たちのためだけにここにいるのではありません。愛は、強くて、非利己的でなければならないもの。愛は、自分の傷ついた心よりも愛をより必要としている世界に、目を向けなくてはいけません。永遠の喜びの燈を待ち望み、何もかも素晴しく行なわれる父を見上げなければなりません。
１１２．子よ、私はあなたの悲しみを知っている。
それをよく知っている。
悲しげな声で話そうと努めなくてもよい。
ただ頭を、私の胸で休ませなさい。
そうすればそこで、最も甘美な慰め、
完全な休息を見付けるだろう。
子よ、自分で荷を負わなくてもよいのだ。
私自身が、その全ての荷を負う事を
切望しているのだから。
そして今日も、明日も、そして永遠にさえ、
そのすべての荷を私に任せなさい。
私は、あなたの悲しみを知っているから。
１１３．十字架が重いと感じる者に対しては、イエスは非常に優しく扱われる。イエスは、苦しむということがどんなものか知っておられるので、哀れに思われるのである。主は、ご自分の十字架の下で弱くなり、カルバリ－の丘まで行くのに、通りがかりの者に助けてもらわなければならなかった。
１１４．悲しみの真っ最中に始まった、あなたの父との親密なフェロ－シップは、あなたをより勇敢で、より良い行いへと推進させるダイナミックな勢力となる。
１１５．私の子よ、道は長いが、あなたの益となるために、一歩でも長すぎるということはない。
１１６．慰められようのないような悲しみの、最も深刻な危険の一つは、死んだ者を悼むことで、生きている者たちへの私たちの義務を怠るようにさせることであろう。私たちは、決してそうするべきではない。私たちの心が悲しみにうちひしがれているからといって、私たちが仕事をあきらめてしまうことを、神は望んでおられない。
１１７．「主よ、私の荷は重すぎます。」 と、
私はおののいて言う。
「私はもうこれ以上背負うことはできません！」 と、
私は涙を流した。
その時突然私は、心を痛ませて悩む者が、
助けを求めて叫ぶ声を聞く。
私は、その人を捜し求め、
そして彼に、喜んで自分の最善を与えた。
それから私は、自分の重い荷のことを考えたが、
それはなくなっていた。
憂うつと疑いは、すっかり消えさり、愛の光が輝いていた。
１１８．あなたの人生の仕事は、一見克服できないものに対する人間の勝利を通して、神がどんな奇跡を働くことができられるかを証明してみせることである。もしあなたの荷が極度に重いものであるなら、それは神があなたに対してより大きな信頼をよせておられる証拠であり、あなたが特別の重要な仕事を引き受ける事を許されているという証拠なのである。神は、あなたが勝利を得ると信用されているのである。
１１９． 死は、人を隠すが、別つことはしない！
あなたは、キリストの向こう側にいるだけだ。
あなたは、キリストと共にいる。
そしてキリストは、私と共にいる。
だからキリストにあって、私たちはなお一緒にいる。
１２０．どんな信心深い人でも、奉仕のために受けた傷痕や、冠を受けるために損失したものや、キリストのために受ける恥辱や、また 「主人」 の奉仕において自分が使いふるされることなどよりも、もっと目立たない誉れの勲章を求めることができようか！
１２１．私の愛する者が幸せで、
隣の部屋で待っていることを知っているのに、
死ぬことは滅亡だと考え、
父の憐れみを疑うだろうか？
１２２．教訓なしに痛みを感じ、和らげられることもなく悲しみを味わうことほど、ひどい人生の失敗はない。
１２３．得たものによってではなく、失ったものによって、
飲んだワインによってではなく、
注ぎだしたワインによって、人生を計りなさい。
愛の強さは、愛の犠牲にあるのだから。
そして最も苦しむ者が、
最も与えるものを持っているのだから。
１２４．孤独と絶望の砂漠から、ハガルの 「ああ、神よ、あなたはここでも私を見ておられる方です！」 という言葉が出た。試され、テストされた心からヨブの 「わたしは知る、わたしをあがなう者は生きておられる。」 という言葉が出た。砕かれ、低くされた心からダビデの 「わたしを洗ってください。わたしは雪よりも白くなるでしょう。」 という言葉が出た。人けのないゲッセマネの園から、 「どうか御心がおこなわれますように」 という完全な服従が生じた。最も深い悲しみの門を通って、偉大な人々は、より見事な人生を見出だしたのである。十字架の下には冠が見つけられた。墓は、復活の門である。死は命への扉である。
１２５．神があなたを扱うやり方を全て理解しなくてもよい。神は、あなたがそれらを理解することを求められてはいない。あなたは理解するのではなく、ただ信じることだけを自分の子供に求める。あなたが理解しなかった事の中に、いつかあなたは神の栄光を見るであろう。
１２６．この世で自分にとって最も愛しい人に、
さよなら、を私が告げる時、
イエスはそのことを思い遣ってくださるだろうか？
私の悲しい心が痛みでうずき
ほとんど粉々になる時、
それはイエスにとって何かであるだろうか？
イエスはそれを見ておられるだろうか？
そうともイエスは顧みてくださる。
私はそのことを知っている。
イエスの心は、私の悲痛によって動かされる。
日々にうんざりし、長い夜をわびしく思っても、
私の救い主が顧みていて下さる事を私は知っている。
１２７．全く、真に十字架を耐え忍ぶ者は、 十字架が重荷であるよりも、むしろまるで装飾品であるかのように自分の十字架を背負う事を学び、後になると十字架が彼を負うようになることを知る。そのような人は、自分が十字架に与えるよりも、もっと多くの力を十字架から受ける。しかし十字架を少しでも背負うことを試みる人が、一体何人いるだろうか！ それが大抵の人の上に投げ掛けられると、彼らはその十字架の下で弱ってしまう。
１２８．大きな悲しみを味わわずに、偉大になった人はいない。
１２９．富が破産し、片意地が砕かれ、大望が妨げられ、自分の美しい理想が破れ、世間の評判が衰え、恋に破れ、健康がしばしば衰え、人々に軽んじられ、完全に見捨てられたように思われ、無力である者たちこそ、聖霊が彼らを捕らえて神の栄光のために使われる。 「足なえまでも、獲物を取る」 と、イザヤは私たちに告げている。
１３０．神が指差される所に、神の手が道を作る。
１３１． 神への奉仕の内にだけ、苦労を耐え忍ぶ力がある。
他の人の喜びによって、
自分自身の心痛を癒すことを学ぶ人は幸いである。
１３２． 「香油が入れてある石膏の壷」 (マタイ26:7) のような尊い魂があるが、大きな悲しみがその魂を砕いたことが一度もなかったので、献身の芳香を流したことがないのである。
１３３．祈りはあなたのために何を成すか？－－神が成しえる全てのことを成す。
１３４．主イエスよ、牢獄の扉が閉じられる時、私が信頼しつづけ、喜びで満ちあふれるのを助けて下さい。牢獄の中でも、私を通してあなたのみ仕事を栄えさせて下さい: たとえ牢獄の中でも、私を真に自由にして下さい。
１３５． 困難と戦う祈りは、不思議なことを成しえる。
極度の苦境の内にあっても、
それは安堵をもたらしてくれる。
祈りは、鉄格子と真鍮の門に
通路をこじ開けることができる。
１３６．神に仕えていたが故に、私たちが牢獄に行くことを神が許され、神が私たちと共に牢獄に行かれる時、牢獄は私たちのいることのできる、世界で最も祝福された場所となる。
１３７． 雨が、雨が、窓ガラスに激しく打ち付ける！
外では、やむことなく雨が降り続いている。
あの黒い空から降り続けている。
－－どうしてなんだろう、と首をかしげる。
花が、花が、雨の後から顔を見せ始めた。
どこにでも、新鮮さと美しさがみなぎっている！
ああ、神は、何故雨が降ったのか教えて下さった！
１３８．涙を流すことを恐れるな。何も恥じることはない。イエスでさえ涙を流されたのだから！
１３９．「恐れるな、私は世の終わりまであなたと共にいる！」
１４０．主を愛する者たちにとって、万事が全く共に働いて益になる－－たとえ何であろうとも。いつもそのように見えるとは限らないが、神はしばしば一見敗北のように見えるものの中から、神の最大の勝利を収められる。
１４１．神は、私たちが耐えることのできる以上の重荷を、私たちに決して与えられない。
１４２．神は愛情深く、憐れみ深い神である。神は、あなたの造られたさまを知っておられる。神はあなたがチリ以外の何でもないことを覚えておられる。そしてあなたがどれだけ耐えられるかも御存じである。
１４３．生きている限りは、希望がある。
１４４．あなたが絶望のどん底に落ち、人生における何か大きな危機を経験している時、この試練の時に、この十字架刑が後に従うゲッセマネの時に絶望的に主に呼ばわるなら、神は答えられるであろう。それはあなたの全ての素晴しい夢を上回る、栄光ある復活にいたるであろう。またそれはあなたが、かつて考えたどんなものよりも力強く、偉大である！
１４５．主はあなたの平和である。あなたの助けは主からくる。主があなたの信頼する方である。あなたは主に信頼しなければならない。
１４６．事態が暗く見える時、下を見てはいけない！－－上を見あげなさい！－－恐れるのではなく信じなさい！
１４７．いつもたやすいように見えるとは限らないが: 主はそれがたやすいと約束されている。(マタイ11:28～30)
１４８．あなたの荷を主に委ねなさい！ ただイエスにそれを任せ、あなたは心配しないで眠りなさい。そして主に一晩中起きていてもらいなさい！ そのことで心配しなくてもよい!－－主に心配してもらいなさい！主の肩は、どんな荷でも背負うことができるほど広く、ご自分の荷も含めて、全ての荷を全部合わせたものを背負うことができる！
１４９．私たちは祈り、神は私たちの祈りに答えられた。そして神ご自身が戦いの流れを変えて下さり、また神ご自身が人間の期待にそってではなく、神の知恵に応じて、神ご自身の方法で答えて下さるだろう！何が勝利をもたらすのか、神が最善を知っておられるから！
(Ｎo.18,25,75,114,581,698,720,900,1064,1367も参照。)
１５０．創世記15:1 恐れてはならない、わたしはあなたの盾であり、あなたのはなはだ大きな報いである。
１５１．創世記28:15 わたしはあなたと共にいて、あなたが何処へ行くにもあなたを守り、あなたをこの地に連れ帰るであろう。わたしは決してあなたを捨てず、あなたに語ったことを行うであろう。
１５２,申命記33:27 とこしえにいます神はあなたのすみかであり、下には永遠の腕がある。敵はあなたの前から追い払われるであろう。
１５３．ヨシュア記1:5 わたしはモ－セと共にいたように、あなたと共におるであろう。わたしはあなたを見放すことも、見捨てることもしない。
１５４．サムエル記上30:6b ダビデはその神、主によって自分を力づけた。
１５５．歴代志下16:9a 主の目はあまねく全地を行き巡り‥‥
１５６．ヨブ記11:16 あなたは苦しみを忘れ、あなたのこれを覚えることは、流れ去った水のようになる。
１５７．詩篇9:9,10 主はしえたげる者のとりで、悩みの時のとりでです。御名を知る者はあなたに寄り頼みます。主よ、あなたを尋ね求める者はあなたに捨てられたことがないからです。
１５８．詩篇18:19 主はわたしを広い所に連れ出し、わたしを喜ばれるが故に、わたしを助け出されました。
１５９．詩篇18:28 あなたはわたしの灯をともし、わが神、主はわたしの闇を照らされます。
１６０．詩篇27:10 たとい父母がわたしを捨てても、主がわたしを迎えられるでしょう。
１６１．詩篇32:7 あなたはわたしの隠れ場であって、わたしを守って悩みを免れさせ、救いの歌をもってわたしを囲まれる。セラ
１６２．詩篇34:17 正しい者が助けを叫び求める時、主は聞いて、彼らをその全ての悩みから助け出される。
１６３．詩篇34:22 主はその僕らの命をあがなわれる。主に寄り頼む者は、ひとりだに罪に定められない。
１６４．詩篇37:9 悪を行う者は絶ち滅ぼされ、主を待ち望む者は国を継ぐからである。
１６５．詩篇37:17 主は正しい者を助け支えられるからである。
１６６．詩篇37:24 たといその人が倒れても、全く打ち伏せられることはない。主がその手を助け支えられるからである。
１６７．詩篇56:8 あなたはわたしのさすらいを数えられました。わたしの涙をあなたの皮袋に蓄えて下さい。これはみなあなたの書に記されているではありませんか。
１６８．詩篇71:20,21 あなたはわたしを多くの重い悩みにあわされましたが、再びわたしを生かし、地の深い所から引きあげられるでしよう。あなたはわたしの誉れを増し、再びわたしを慰められるでしょう。
１６９．詩篇86:7 わたしの悩みの日に、わたしはあなたに呼ばわります。あなたは、わたしに答えられるからです。
１７０．詩篇86:17 わたしに、 あなたの恵みのしるしを表してください。そうすればわたしを憎む者どもは、わたしを見て恥じるでしょう。主よあなたはわたしを助け、わたしを慰められたからです。
１７１．詩篇91:3 主はあなたをかりゅうどの罠と、恐ろしい疫病から助け出されるからである。
１７２．詩篇91:7 たとい千人はあなたのかたわらに倒れ、万人はあなたの右に倒れても、そのわざわいはあなたに近付くことはない。
１７３．詩篇91:15 彼がわたしを呼ぶ時、わたしは彼に答える。わたしは彼の悩みの時に共にいて、彼を救い、彼に光栄を与えよう。
１７４．詩篇94:19 わたしのうちに思い煩いの満ちる時、あなたの慰めはわが魂を喜ばせます。
１７５．詩篇94:22 しかし主はわが高きやぐらとなり、わが神はわが避け所の岩となりました。
１７６．詩篇103:6 主は全てしえたげられる者のために、正義と公正とを行なわれる。
１７７．詩篇103:14 主はわれらの造られたさまを知り、われらのちりであることを覚えていられるからである。
１７８．詩篇116:6 主は無学な者を守られる。わたしが低くされた時、主はわたしを救われた。
１７９．詩篇119:50 あなたの約束はわたしを生かすので、わが悩みの時の慰めです。
１８０．詩篇121:1,2 わたしは山に向かって目を上げる。わが助けは何処から来るであろうか。わが助けは天と地を造られた主から来る。
１８１．詩篇121:4 見よ、イスラエルを守る者はまどろむこともなく、眠ることもない。
１８２．詩篇138:7 たといわたしが悩みの中を歩いても、あなたはわたしを生かし‥‥
１８３．詩篇139:7-12 わたしはどこへ行って、あなたの御霊を離れましょうか。わたしはどこへ行って、あなたの御前を逃れましょうか。わたしが天に昇ってもあなたはそこにおられます。わたしが陰府に床を設けても、あなたはそこにおられます。わたしがあけぼのの翼をかって海の果てに住んでも、あなたのみ手はその所でわたしを導き、あなたの右の手はわたしを支えられます。 「闇はわたしを覆い、わたしを囲む光りは夜となれ」 とわたしが言っても、あなたには闇も暗くはなく、夜も昼のように輝きます。あなたには、闇も光も異なることはありません。 １８４．詩篇145:14 主は全て倒れんとする者を支え、全てかがむ者を立たせられます。
１８５．詩篇145:18,19 全て主を呼ぶ者、誠をもって主を呼ぶ者に主は近いのです。主は、おのれを恐れる者の願いを満たし、またその叫びを聞いてこれを救われます。
１８６．詩篇147:3 主は心の打ち砕かれた者を癒し、その傷を包まれる。
１８７．箴言11:21 確かに、悪人は罰を免れない。しかし正しい人は救いを得る。
１８８．イザヤ12:1 その日あなたは言う、 「主よ、わたしはあなたをほめたたえます。あなたはさきにわたしに向かって怒られたが、その怒りはやんで、わたしを慰められたからです。」
１８９．イザヤ40:1 あなたがたの神は言われる、 「慰めよ、わが民を慰めよ」
１９０．イザヤ41:10 恐れてはならない、わたしはあなたと共にいる。驚いてはならない。わたしはあなたの神である。わたしはあなたを強くし、あなたを助け、わが勝利の右の手をもってあなたを支える。
１９１．イザヤ41:17 貧しい者と乏しい者とは水を求めても水がなく、その舌が渇いてやけている時、主なるわたしは彼らに答える。イスラエルの神なるわたしは彼らを捨てることがない。
１９２．イザヤ41:18b わたしは‥‥荒野を池となし、乾いた地を水の源とする。
１９３．イザヤ42:6,7 主なるわたしは、正義をもってあなたを召した。わたしはあなたの手を取り、あなたを守った。わたしはあなたを民の契約とし、もろもろの国びとの光として与え、盲人の目を開き、囚人を地下の獄屋から出し、暗きに座する者を獄屋から出させる。
１９４．イザヤ42:16 わたしは、目しいを彼らのまだ知らない大路に行かせ、まだ知らない道に導き、暗きをその前に光とし、高低のある所を平らにする。わたしはこれらのことをおこなって彼らを捨てない。
１９５．イザヤ43:2 あなたが水の中を過ぎる時、私はあなたと共におる。川の中を過ぎる時、水はあなたの上にあふれることがない。あなたが火の中を行く時、焼かれることもなく、炎もあなたに燃えつくことがない。
１９６．イザヤ43:19b わたしは荒野に道を設け、さばくに川を流れさせる。
１９７．イザヤ49:13～16 天よ歌え、地よ喜べ。もろもろの山よ、声を放って歌え。主はその民を慰め、その苦しむ者をあわれまれるからだ。しかしシオンは言った、 「主はわたしを捨て、主はわたしを忘れられた。」 と。女がその乳のみ子を忘れて、その腹の子をあわれまないようなことがあろうか。たとい彼らがわすれるようなことがあっても、わたしはあなたを忘れることはない。見よ、わたしは、たなごころにあなたを彫り刻んだ。あなたの石がきは、常にわが前にある。
１９８．イザヤ54:10,11 山は移り、丘は動いても、わがいつくしみはあなたから移ることなく、平安を与えるわが契約は動くことがない」とあなたをあわれまれる主は言われる。 「苦しみをうけ、あらしにもてあそばれ、慰めを得ない者よ、見よ、わたしはアンチモニーであなたの石をすえ、サファイヤであなたの基をおき‥‥
１９９．イザヤ63:9 彼らのすべての悩みのとき、主も悩まれて、そのみ前の使いをもって彼らを救い、その愛とあわれみによって彼らをあがない、いにしえの日、つねに彼らをもたげ、彼らを携えられた。
２００．イザヤ66:13 母がその子を慰めるように、わたしもあなたがたを慰める。あなたがたはエルサレムで慰めを得る。
２０１．エレミヤ1:19 「彼らはあなたと戦うが、あなたに勝つことはできない。わたしがあなたと共にいて、あなたを救うからである。」 と主は言われる。
２０２．エレミヤ31:13 その時おとめたちは、舞って楽しみ、若い者も老いた者も共に楽しむ。わたしは彼らの悲しみを喜びにかえ、彼らを慰め、憂いの代わりに喜びを与える。
２０３．エレミヤ39:17 主は言われる、その日わたしはあなたを救う。あなたは自分の恐れている人々の手に渡されることはない。
２０４．哀歌3:31-33 主はとこしえにこのような人を捨てられないからである。彼は悩みを与えられるが、そのいつくしみが豊かなので、またあわれみをたれられる。彼は心から人の子を悩ますことをされないからである。
２０５．ミカ7:8 わが敵よ、わたしについて喜ぶな。たといわたしが倒れるとも起き上がる。たといわたしが暗やみの中にすわるとも、主はわが光となられる。
２０６．マタイ5:4 悲しんでいる人たちはさいわいである。彼らは慰められるであろう。
２０７．マタイ5:10-12 義のために迫害されてきた人たちはさいわいである。天国は彼らのものである。わたしのために人々があなたがたをののしり、また迫害し、あなたがたに対して偽ってさまざまな悪口を言う時には、あなたがたはさいわいである。喜び、喜べ、天においてあなたがたの受ける報いは大きい。あなたがたより前の預言者たちも同じように迫害されたのである。
２０８．マタイ28:20b 見よ、わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたと共にいるのである。
２０９．ルカ6:20-22 その時イエスは目をあげ、弟子たちを見て言われた、 「あなたがた貧しい人たちは幸いだ。神の国はあなたがたのものである。あなたがた、いま飢えている人たちはさいわいだ。飽き足りるようになるからである。あなたがた、いま泣いている人たちはさいわいだ。笑うようになるからである。人々があなたがたを憎むとき、また人の子のためにあなたがたを排斥し、ののしり、汚名をきせる時あなたがたはさいわいだ。
２１０．ルカ12:32 恐れるな小さい群れよ。御国を下さることはあなたがたの父のみこころなのである。
２１１．ヨハネ14:1-4 あなたがたは心を騒がせないがよい。神を信じ、またわたしを信じなさい。わたしの父の家には、すまいがたくさんある。もしなかったならば、わたしはそう言っておいたであろう。あなたがたのために場所を用意しに行くのだから。そして行って、場所の用意ができたならば、またきて、あなたがたをわたしの所に迎えよう。わたしのおる所にあなたがたもおらせるためである。わたしがどこへ行くのか、その道はあなたがたにわかっている。
２１２．ヨハネ14:18 わたしは、あなたがたを捨てて孤児とはしない。あなたがたのところに帰ってくる。
２１３．ヨハネ16:20 よくよくあなたがたに言っておく。あなたがたは泣き悲しむが、この世は喜ぶであろう。あなたがたは憂えているが、その憂いは喜びに変わるであろう。
２１４．ヨハネ16:33 これらのことをあなたがたに話したのは、わたしにあって平安を得るためである。あなたがたは、この世ではなやみがある。しかし勇気を出しなさい。わたしはすでに世に勝っている。
２１５．ローマ8:18 わたしは思う、今のこの時の苦しみはやがてわたしたちに現されようとする栄光に比べると、言うに足りない。
２１６．ローマ8:28 神は、神を愛する者たち、すなわち、ご計画に従って召された者たちの為に、万事が共に働いて益となるようにして下さることをわたしたちは知っている。
２１７．ローマ15:4 これまでに書かれた事がらは、すべてわたしたちの教のために書かれたのであって、それは聖書の与える忍耐と慰めとによって望みをいだかせるためである。
２１８．Ⅱコリント1:4 神はいかなる患難の中にいる時でも、わたしたちを慰めて下さり、また、わたしたち自身も神に慰めていただくその慰めをもって、あらゆる患難の中にいる人々を慰めることができるようにして下さるのである。
２１９．Ⅱコリント1:7 だからあなたがたに対していだいているわたしたちの望みは、動くことがない。あなたがたが、わたしたちと共に苦難にあずかっているように、慰めにも共にあずかっていることを知っているからである。
２２０．Ⅱコリント7:4b またあふれるばかり慰めを受け、あらゆる患難の中にあって喜びに満ちあふれている。
２２１．ピリピ1:6 そしてあなたがたのうちに良いわざを始められたかたが、キリスト・イエスの日までにそれを完成して下さるにちがいない、と確信している。
２２２．ピリピ1:20b 生きるにも、死ぬにも、わたしの身によってキリストがあがめられることである。
２２３．Ⅰテサロニケ5:11 だからあなたがたは、今しているように、互いに慰め合い、相互の徳を高めなさい。
２２４．Ⅰテサロニケ5:24 あなたがたを召されたかたは忠実であられるから、このことをして下さるであろう。
２２５．Ⅱテサロニケ2:16,17 どうかわたしたちの主イエス・キリストご自身とわたしたちを愛し、恵みをもって、永遠の慰めと、確かな望みとを賜るわたしたちの父なる神とが、あなたがたの心を励まし、あなたがたを強めて、すべての良いわざを行い、正しい言葉を語る者として下さるように。
２２６．Ⅱテモテ1:12b なぜならわたしは、自分の信じてきたかたを知っており、またそのかたは、わたしが彼にゆだねたものをかの日に至るまで守って下さることができると確信しているからである。
２２７．Ⅱテモテ2:12a もし耐え忍ぶなら、彼と共に支配者となるであろう。
２２８．黙示録21:4 神は、人の目から涙を全くぬぐい取って下さる。もはや死もなく、叫びも、痛みもない。先のものがすでに過ぎ去ったからである。
(イザヤ54:1-5; 11-14; イザヤ60:1,3,4-9,19,20; イザヤ62:2,3,12も参照。)