106.非利己主義/利己主義

 

  施し散らして、なお富を増す人があり、与えるべきものを惜しんで、かえって貧しくなるものがある。(箴言11:24)

 

 1.あなたの人生を愛で満たしなさい。そうすれば、利己主義を入れる場所はなくなるであろう。

 2.神は、非常に多くのことをあなたの動機によって、それが利己的であるか、非利己的であるかによって、判断される!

 3.貧しい者に施す者は、物に不足しない。目を覆って見ない人は、多くの呪いを受ける。(箴言28:27)

  4.自分自身によって包まれている人は、非常に小さな包みにしかならない。

 5.私たちは余りにもしばしば、ただ私たちだけのための正当さを求める。

 6.自分たちの知性を崇拝している人々は、自分たち自身を崇拝しているのである。そしてもし、自分たち自身を崇拝しているなら、彼らは文字通り、この世の神を崇拝しているのである。

 7.自衛本能は、自然の第一の法則であると言われている。しかしそれは、愛の第一の法則ではない!

 8.世界には、二通りの人々がいると誰かが言ったことがある。すなわち、部屋の中に入ってきて、 「やあ、僕はここだよ!」 と言う人たちと、やってきて 「やあ、君たち」 と言う人たちである。

 9.自己憐憫は自尊心であり、傷ついた感情はいまわしい、悪臭を放つ自己である!

 10.利己的な欲望は、害を及ぼす痛みを引き起こす。しかし犠牲的な愛は、いやしと幸福に至る。

 11.利己心は、そのすべてを望むので、何も得ることはない。

 12.もしあなたが、ここファミリー内で、すべてのものを、何でも、またどんな人でも、喜んで分け合う気がないなら、このファミリーにいる資格はない。

 13.もしそれを他の人たちに与えないなら、一体どうして主が、それをあなたに与えるだろうか?

 14.彼の心が倉の中にあった理由は、彼の心の中に倉があったからである。

 15.利己心とは、私有財産に対する独占欲である。

 16.自分だけで、また自分のために生きている人は、その付き合っている仲間(彼自身)によって堕落させられがちである。

 17.利己心は、狂気の初期症状の一つである! 狂気の人は、めったに他の人のことを考えない。彼らは普通、自分たち自身のことだけを考えている。

 18.独立自尊的な霊は、本当は利己主義である。

 19.あなたは他の人々を偏り見ることをせずに、真に愛することができるか。それともあなたは、ただ利己的に受け取りたいと望んでいる者たちに対してのみ、ただ利己的に与えているだけか?

 20.彼らはそれを分け合うよりは、むしろ殺すことを望む!−−それが利己主義の究極である!

 21.高慢で利己的で、嫉妬深い者は、分け合うよりもむしろ殺してしまう。

 22.あなたは、自分の利己心によって、あなたが愛していると言っている者を完全に殺してしまうことがある。

 23.神は、小さな利己的で、私的な世俗的家族を壊すという仕事に従事しておられる。それは、その砕かれた譲渡した破片を、より大きなユニット−−ひとつの家族−−神のファミリー−−とするためである!

 24.神に対する私たちの結びつきにとって変わるような、より重要な、あるいは、利己的で私的な結びつきなど、何もあってはならない!

 25.他の人々の為に、喜んで犠牲を払い、分け合い、自分の命を捨てる気持ちを持っていない、独立的で、利己的な人々を私は好きではない。

 26.もしあなたに、 利己的に差し控えているものが一つでもあるなら、それは多すぎる!

 27.分け合うことを拒んだり、すべてを与えることを拒んだり、すべてを捨て、またすべてを犠牲にすることを拒んだりする気持ちが、ひとかけらでもあるなら、それはより多くの、またより大きな拒絶へとつながっていく。

 28.デービッド・リビングストーンはこう言った、 「私は、決して犠牲を払ったことはなかった。」

 29.非利己主義とは、育成しなければならない一つの習慣である。

 30.神が正気であると見なす唯一のものは、愛と非利己主義と犠牲である。愛がなく、利己的で、自分たちのことにしか関心のない人々は気が狂っている。それは狂気の一つの形態である。

 

  (No. 123, 215,259,287,290,302C,321,340,530,

575,603,607,647,648,662,676,698,721,727,752,

804,811,837,880,902,918,919,928,974,1002,

1022,1265,1330,1372,1373も参照。)

 

 31.Tコリント10:33  わたしが、何事にも、すべての人に喜ばれるように努めるのは、自分の益を求めているからではない。

  (与えることに関する聖句を参照。)