7月21日    #203

 

すべては、愛という観点から判断されなければならない!

 

  イエスは、地上に来られた時、愛以外のすべての律法を廃止されました! イエスは、聖書の中にある新旧すべての律法を全うする一つの律法を与えられました。その新しい律法とは、神を愛し、他の人達を愛せよというものです!(マタイ22章37-39節参照)  イエスの愛の律法は、何もかも含んでいて、何もかも全うしているので、いかなる法律にもまさっています。今、神の唯一の律法は愛です。非利己的で、犠牲的でさえある真の愛によって、つまり神からの愛によって行なったことなら何であれ、神の目から見て全く律法にかなったことなのです。

  私達は、モーセの律法の中の、延々と続く、細々とした戒めをどれだけ守らなかったかによって裁かれることはありません。私達は、どれだけ愛を持っているか、他の人に与えるかどうか、分け与えるかどうかによって裁かれるのです。今、神は私達を、愛を持っているかどうか、つまり、愛を持っているか憎しみを持っているかによってのみ裁かれます。私達がした事が愛の内になされたか、それとも、愛のない、利己的な動機によってなされたかによってすべてを裁かれるのです。それは、良い結果を引き起こしていますか? それとも悪い結果を招いていますか? あなたは、助けになっていますか? それとも妨げになっているのですか?

  すべての事は、次の事によってのみ判断されるのです。「それは愛ですか? それは愛のゆえになされたことですか?」 自分が愛をもって行動しているという確信があるなら、神の言葉に従って、信仰によってそれをすることができます。他のどんな律法にも従う必要はないし、他の律法によってそれをしてもいいという裏付けを求める必要もありません。あなたは、神の唯一の律法である愛の律法に従っている限り、他のどんな律法にも縛られることはありません。だから愛しなさい!