3月2日  #62

                        

「人が一人でいるのは良くない。

彼のためにふさわしい助け手を造ろう。」(創世記2章18節)

 

  アダムには主がいたし、エデンの園では全世界が彼のものだったのですが、女性がいなかったため、アダムは、心から幸せで満足していたわけではありませんでした! 彼は、名前をつけるためだけではなくて、どれが自分の相手になれるか決めようと、動物を見ていったのですが、どれも、彼の必要を満たせそうにありませんでした。それで神は、とうとう彼のために非常に美しい助け手を造られたのです。もちろんそれこそが、神がもともと計画されていたことだったのですが! その時には、アダムはかなり必死に妻を求めていたに違いありません。しかし、主は多分、女性がとうとう彼の前に現れた時にアダムが彼女のことをありがたく思うよう、アダムが自分の必要を悟るのを助けなくてはならなかったのでしょう!

  神は、アダムを眠らせて、彼のあばら骨を取り、それを使って女性を造られました! どうして神は、彼の頭から骨を取られなかったのでしょうか? それは、彼女が家の頭になろうとしたかもしれないからです。どうして彼の足から骨を取られなかったのでしょうか? それは、彼が彼女にいばりちらしたいと思うようになるかもしれないからです。神は、彼女がアダムの心に近い者となるように、彼の心臓の近くから骨を取られたのです!

  神は、私達にはみな、親しい交わりや絶えず私達のそばにいてくれる助け手が必要な事を知っておられました。だから、ただ忍耐強く待つなら、神はいつもぴったりの連れ合いを連れて来て下さるでしょう。そして、その時には、私達は本当にその相手を有難く思うことでしょう!