10月29日    #303

 

神はその御子の内に現される。

 

  私達のうち誰一人として、私達の父がいかに偉大な神であって、どれほど素晴らしいかを十分把握している者はいません。それは、人間の思いを越えています。神は全く偉大なので、宇宙全体をもしのいでいると、聖書に書かれています。神はそれほども私達の理解を越えているので、私達に神の愛を示すことのできる方、私達の次元にいて、私達が見たり、感じたりすることのできる方、私達が実際に体験できる方、神を私達の理解できるレベルにまで下ろしてくれる方を、神は造らなければならなかったのです! その方は、神のようであって、神がご自身の御子と呼ばれる方です。

  神は、ご自身がどのような方かの見本を示すために、わざわざ私達のために御子イエス・キリストを送り、イエスがこの地上で生まれるようにされました。イエスは、神が私達にご自分の意志を伝えるための最も素晴らしい手段であって、神は、御子を通して、ご自身の愛を私達に伝えておられます。

  イエスは、氷山の一角のようなものです。その一角は私達の目に見えるけれど、水面下にある氷山の大部分、つまり神は、私達の目には見えません。たとえ氷山全体は見えなくとも、この世界、この次元、つまり人間の次元の中で、水の上に姿を見せている部分によって、それがどんなものか、かすかな想像がつくのです。私達は、イエスの中に見ることができる、神の愛情深い部分によって、神が愛に違いないことを知っています!