2月6日    #37

 

あなたは、体は養っても、魂は飢えさせるのか?

 

  あなたは、体は養っても、魂を失ってしまうことがあります。ちょうど、倉いっぱいに穀物をためこんだ、聖書に出てくるあの男のように。神は、その男にこう言われました。「愚かな者よ。あなたの魂は今夜の内にも取り去られるであろう。そうしたら、あなたが用意したものは、誰のものになるのか?」(ルカ12章16-21節) おなかを満たし、財布をいっぱいにし、頭の中をいろいろなことで満たしても、心を満たすことはできません。もしあなたが、自分の魂に必要なものよりも、肉的な願望を優先させるなら、何物も決して満足を与えてはくれないということがわかるでしょう! そして世界中に名声を博した、詩人のバイロン卿のようになってしまいます。彼は名声の極みにあって、絶望にくれ、こう言ったのです。「私はすべての快楽の泉を飲み干し、すべての名声の杯を飲み干した。それなのに、ああ、私は乾きのために死ぬ!」

  ちょうど体力をつけるために、食べなければならないように、あなたの霊的な生命には、健全で信頼できる、神の御言葉の良き霊的な食べ物が欠かせません。それなしには、長くはもたないでしょう! あなたは毎日、楽しみながら、神の御言葉を十分に食べ、飲む必要があります!

  たとえあなたの外なる人は古びても、内なる人は今でも成長しているでしょうか? 命を与える主の御霊の流れによって、主の御言葉の栄養を受け、毎日新たにされているでしょうか。「主の恵み深きことを味わい知れ!」(第二コリント4章16節、イザヤ55章1,2節、詩篇34篇8節)