1月15日    #15

 

神がすぐに答えられなくても、

神が答えるのを拒否しておられるのではない。

 

  神は祈りに答えられますが、必ずしも、私達の思う通りの方法で答えられるとは限りません。天地創造でも明らかなように、神があせいだり、急がれたりすることはめったにありません。神は、赤ん坊や、花や木を造るのに時間をかけられ、日没にも、草を生えさせるのにさえも、じっくりと時間をかけられます。神をせかす事はできません。神の時を待たなくてはならないのです。神は時々、あなたに教えようとしている教訓をあなたが学ぶまで、祈りに答えるのを待たれる場合があります。あるいは、祈りの答をもたらすのに絶好の状況になるのを待っておられるのかもしれません。聖書の中に出てくる、生れつき盲目だった男を例にとってみましょう。その男が生まれつき盲目だったのは、彼が盲目だということをすべての人が知るためでした。そして、ある日イエスがやってこられ、奇跡的に彼を癒された時に、すべての栄光が神に帰されるためだったのです。(ヨハネ9章参照) なぜ自分の望んだ通りに神が祈りに答えられなかったのか、あるいは、なぜ祈ってもすぐに答えて下さらなかったかを理解するまでには、何年もかかるかもしれません。でも、時がくれば、神はやはり正しかったのだという事がわかるでしょう! だから、主の時を待ちなさい!

  闇が最も深い時こそ、夜明けは近い、絶望感にさいなまれている時こそ、救いは近いのです! もうだめだ、とあきらめたくなる時、そんな時こそ、救いの手がすぐそこまで来ているのです! だから神が答えて下さることを決して疑ってはいけません。そうすれば神は、必ず答えて下さいます!神を信頼し、たとえ、すぐに神が答えられるのを見ることができなくとも、神が与えて下さろうとしている答えを、神に感謝しなさい! 明日あなたは、主に信頼していて良かったと思う事でしょう!