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彗星来たる!

 

  その造り主の手から投げられる、力強いブーメランのように、ハレー彗星は、1986年の初めに私たちの人生を切り進み、それからそれを投げた方の手に戻っていくことになっている! この大いなる彗星の76年毎の出現は、AD1066の征服王ウィリアム一世による英国征服から宗教裁判、ジンギス・カン、新大陸の発見などに至る幾つかの主要な変遷、または事件を常に告知し、またその前兆となってきた! 古代のユダヤ人歴史家ヨセフスは、AD66のハレー彗星を、エルサレムの頭上に吊された 「火の剣」、すなわち、差し迫る滅亡の警告として描写した。そしてそれはローマの軍団によってその4年後に実現したのである!

  ハレー彗星が最後に出現したのは、第一次世界大戦の直前のことだった。それは、最初の悲惨な世界戦争であり、ヨーロッパの君主政体および支配階級の没落だった! 神は、その憐れみの内に、大戦の直前に彗星を送ってくださったのであり、それは疑いもなく人々をゆすり起こし、彼らが間違った方向に進んでいることを警告しようとするためだった。何か非常に恐ろしいことが起ころうとしていることを警告するために、神は彼らの目を空に、神自らが書かれた大空の警告の文字に、向けさせようとしておられたのである!  このポスターには、謁見室、つまりコントロール・センターにおられる神が描かれており、父なる神と、御子イエスと、神の尊い聖霊は、そこで 「ガラスの海」 (黙示録15:2) をのぞき込んでいられる。彼らは、その「ガラスの海」を通して宇宙を見つめるのである!−−神は、聖書の中で、地上にいる神の子供たちを気づかう、愛に満ちた天の父として描かれている。神は、すべての物を創造された、宇宙の偉大なる目に見えない根本的動力および誘導燈なのである。また神は、神の聖霊を、理想的なたとえである母として描いておられる。それは彼女が、慰め主であり、愛の御霊であり、三位一体の母の形だからである。結局のところ、人を創造された時、神は 「われわれのかたちに、われわれにかたどって人を造ろう。そこで神は、人を男と女とに創造された!」 と言われたのである。 (創世記1:26, 27; 箴言3:13-18, 8:1-32)  神は、不可思議な方法でその奇跡を行なわれ、そして系統だてて、見事に、また秩序をもって働かれる。世界の出来事や、それが起こる順序を、神は容易に予見することができる。そして新しい、主要な、根底を揺さぶるような出来事を予告、警告、予報するために、御自身のメッセンジャーとしてこの彗星を、人の一生と同じ76年毎に送ることを選ばれたのであれば、それは神の関心事である! 神は、人間の諸々の戦争、残虐行為、また人間に対する非情を見るのを嫌悪しておられ、また間もなく介入して物事を正しくされるつもりであるのだが、まだそうはされていない。何故なら、そうするということは、私たちがここにいる主要な理由であるところの、人間の自由意志と選択とにストップをかけるという事になってしまうからである!−−しかし、神は確かに私たちに警告を与えられる!

  では、この大いなる彗星は、1986年にいったい何を告知するのだろうか? −−さて聖書の預言によれば、また神が私たちに個人的に与えてこられた数々の啓示によれば、地上における人間の歴史と統治の最後の7年間が、この頃に始まることになっている!数え切れないほどの「時のしるし」、つまり終わりの時がいつ私たちに臨むのかを暗示する聖書の預言は、もうすでに成就されている。そして、なお成就されるべき終末の主要なひとつのしるしとは、この彗星が告知しているものであると、私たちは信じている!

  多くの聖書の預言者たちが預言した一番最後に関するこの重要かつ、最終のしるしは、全く神を敬わない反キリスト世界政府の台頭であり、それは実際にサタン自身によって完全に取り付かれてしまう、悪鬼のごとき独裁者によって率いられる! 彼は、7年間の条約または契約をもって世界の舞台に登場してくるのであり、その契約で彼は平和と宗教的自由とを世界に約束する。アラブ諸国とユダヤ人との間に妥協案をもたらし、ユダヤ人に対しては、エルサレムのモリヤ山上に、彼らの神殿を再建する権能を与えることによって、何らかの方法で、中東における現在の危機を解決する。モリヤ山上とは、かつてユダヤ人の古代神殿が建っていた場所であり、今日ではその近くにイスラム教の 「岩の堂」 寺院が建っている。(ダニエル8:23-25; Uテサロニケ2:1-4; ダニエル9:27)

  アンチ・キリストの7年間の統治の前半には、彼がある程度の平和をもたらし、世界の壊滅された経済を再建し、中東危機などを解決するようになるので、人々は彼のことを素晴しいと考えるようになる。しかし彼は、その7年間の統治を半ば終わったところで、突然に契約を破り、北からイスラエルを侵略し、すべての伝統的な宗教的礼拝を禁じ、廃止し、 「私が神だ!−−ひれ伏して私を拝め!」と宣言する。 (ダニエル9:27,8:9-12,11:21-24,28-31,36; Uテサロニケ2:3,4,8,9)

  この時に、彼はエルサレムに再建されたユダヤ人神殿に、偶像、つまり彼自身の像を設置する。その偶像は、聖書では 「荒らす憎むべきもの」 と呼ばれており、恐らくは何らかのコンピューター化されたロボットとなるであろう。ものを話し、さらにはそれを拝もうとしない者たちを、何らかの方法で殺させるようにさえするからである! イエス御自身、この偶像、この荒らす憎むべきものが、その神殿に立つのを見たならば、その時に地上における人間の統治の最後の3年半が始まる、と言われた。すなわち、「大いなる患難」の時である! (ダニエル11:31,12:11;  マタイ24:15-21)

   この最後の3年半の期間中は、もはや紙幣は用いられなくなる。アンチキリスト世界政府が、世界統一クレジット制度を設立するからである。そして神を拒み、このアンチキリストを拝むすべての人は、その手か額にクレジット番号で永久に烙印を押されてしまい、その烙印がないと物を買うことも、売ることもできなくなる! クリスチャン、ユダヤ人、回教徒、ヒンズー教徒、仏教徒など、すべての宗教のメンバーが、ひどい迫害に遭う3年半が−−つまりアンチキリストを拝んだり、彼の刻印を受けるのを拒む人は誰でも、追跡され、迫害されるようになる! (黙示録13:14-18)

  著名なフランス人預言者ノストラダムスもまた、このハレー彗星の帰還を予見した。彼は、その帰還の年をこう書き記している、「土星と火星は等しく燃え立ち、大気は乾き切り、長い流星が現れる! 人や獣の恐ろしい破滅が起こる! 彗星が走る時、流血と乾きと飢きんが! 空の火による難儀が! 非常に大きな干ばつが起こる。大いなる飢きんが、一方から他方へと向きを変え、宇宙的なものとなって接近して来るのを見る。−−この飢きんは、実に大規模かつ長期間に及ぶので、人は人を食うものとなる!」

  1986年に 「彗星が走る」 ! −−そしてノストラダムスが予見した 「大いなる飢きん」 が、私たちが主の御言葉によって何十年にも渡り予告してきた、大いなる経済的破局であることは、疑いもない! 事実、ドルに基盤が置かれた世界の経済体制が、もうすでに倒壊していないのは奇跡である! 世界は、もうすでに完全なる破産状態であり、決してそこから抜け出すことのできない負債をかかえている。そしてその一部始終が、無価値な紙幣に対する人々の信仰によってのみ支えられている! 人々が目覚めて、それに気付くのは単なる時間の問題である。−−その時・・・・すさまじい破局が!

  世界の経済が破局を迎える時、かつてなかったような、世界大の飢きんが起こるようになる!−−何故なら、彼らの経済が崩壊して、彼らのお金が無価値なものになり、そして突然、貧民に対する政府のすべての施し物が中止され、ゴミ収集人、バスやトラックの運転手、電気作業員、上下水道の作業員が給料を受け取らなくなり、もはや働かなくなってしまう時に、アメリカやヨーロッパの邪悪で混雑しすぎた巨大な諸都市のほとんどが、どんな状況になってしまうか想像できるだろうか?−−大いなる混乱である! 彼らは、窮地に陥っており、救われる必要があるのを知るようになる!

   そして神の御言葉によれば、その時、人々はこのにせ救世主に自分たちを救ってくれるよう助力を求めるようになる! 彼らは、自分たちとその体制を救ってもらうために、自分の魂を売ることさえいとわなくなるので、それはアンチキリストにとって、頭角を現し、自らを知らせるための、つまり世界の救世主として顕著になるための絶好の機会となるであろう! 

  その時、経済的破局から自分たちを救うために−−人々は、恐らくその時にはもう、それを苦しんでいることだが−−また、差し迫った核戦争による完全なる破滅から自分たちを救うために−−アンチキリストとその平和の契約がそれを防ぐことができる−−人々は、死にもの狂いの状態で、アンチキリストの手に世界中の全政権を置くだろう。それは自分たち自身を救い、秩序を回復し、平和をもたらし、自らを爆発してしまわないようにである。

  アンチキリストの統治の最後の3年半は、 「世の初めから、現在に至るまで、かつてなく今後もないような大きな患難の時」 になると、イエスは言われた。(マタイ24:21) −−世は、獣のごときアンチキリストのもとで、かつて知ったこともないような地獄と戦慄とを味わうようになる! その7年間の統治の前半に彼がその力を併合し強化している間は、比較的平和的なものになるが、後半の3年半は、患難、戦争、核戦争、アンチキリストを崇拝することを拒む者たちへの迫害、そしてアンチキリストの軍勢に対する神の裁きの時となるであろう!

  このすべてにもかかわらず、神の救われた子供たちは、天国をかつてなかったほどに持つようになる!−−天国的な力、防御、助け、及び保護を! その最後の3年半は、神の子供たちにとっては奇跡の時となるであろう。私たちを救出し、世界をその完全な破滅から救うためにイエスが戻って来られるその一番最後まで、主が私たちを保護し守って下さるからである!(ダニエル11:32b)

  何故なら、鬼畜のごとき、アンチキリストが彼の契約を破り、彼の像をエルサレムに立てた、ちょうど3年半後、つまり全世界が彼を拝み、彼の刻印を受けることを強要した後で、突然に−−ジャーン!−−まるで、晴天の霹靂のように、「 力と大いなる栄光とをもって」、イエスが雲に乗って戻って来られるからである。そして驚くべき、超自然的な 「命の復活」 が起こる!−−死んでいたすべての救われた者たちは生き返り、その時にもなお生き残っているすべての救われた者たちは、雲の中でイエスと会うために空に引き上げられるのである! (マタイ24:29-31; Tテサロニケ4:16,17)

  主はこう言われる、 「世界を止めよ! 彼らに降りてもらいたい!」  そして、神のすべての子供たちは、主と共に雲の中に引き上げられるであろう! 私たちは浮かび上がってイエスと共になるために、敵どもの目の前で、悪魔とアンチキリストの軍勢に対する不滅の勝利の内に、永遠に彼らの手の届かない所へ浮かび上がる! 神はその時、アンチキリストの軍勢に対して、神の激しい怒りと裁きとを注ぎだし、ついに身の毛もよだつようなハルマゲドンの戦いの内に最高潮に達するのである。その時、私たちは主と共に戻って来て私たちの敵どもを一掃し、世界を奪い返して、ついに真の 「地上の平和」 を打ち立てるのである! (マタイ24:21,29-31)

  あなたは、やがて訪れる、これらの地を揺るがす激変的な終末時の出来事に対して、備えができているだろうか? 1759年に世界がハレー彗星を見守った時、ハーバード大学のジョン・ウィントラップは、その科学の講議の中でこう宣言した: 「そのような現象によって人類はその気持ちをかきたてられ、大宇宙の最高統治者に対する、その注目を呼びさまされる。いつも一定不変の状態で、いつの間にか過ぎていくのであれば、人類は完全にその方を忘れてしまう危険をかかえているからである! これらのエキゾチックな星は、私たちの心の中に神への崇高な概念をかきたてる!」

  彗星が来る時、あなたは神のことやまた神によって備えられている、あなたと世界とのための宿命について考えるだろうか?−−それを逃れることはできない! この天からのメッセンジャーは、極悪非道なるアンチキリストとその世界統一政府の台頭を告知している!−−あなたは、わが身の安全のためにこの悪魔の化身にひれ伏して拝み、その魂を破滅させる 「獣の刻印」 を受ける者たちの一人になるのだろうか?−−それともイエスを愛しており、こういった悪魔の軍勢に立ち向かい、挑戦するための神の力を持つようになる、神の救われた子供たちの一人だろうか?−−その選択はあなた次第である! 用意をする時は今、そして用意をする方法とは、神の御子イエスに、あなたの心の中に入って下さいと、お願いすることである!  今、イエスを受け入れることによって、これらのすぐにも起こるべき出来事に、備えなさい! イエスは、 「見よ、わたしは (あなたの心の) 戸の外に立ってたたいている。誰でもわたしの声を聞いて戸をあけるなら、わたしはその中に入る!」 と言われる。この簡単な祈りをすることによって、今イエスを受け入れなさい: 「主イエスよ、あなたが神の御子であり、私のために死んでくださったことを信じます。どうか、私のすべての罪を許し、心の中に入って下さい。あなたを愛し、あなたに従い、あなたの愛を他の人々と分け合うのを助けて下さい。イエスの御名によって祈ります。アァメン。」 あなたに神の祝福を! 私たちはあなたを愛しています。下記の宛先までお手紙を下さるなら、未来に関する胸踊らせる情報と見事なカラーポスターを、喜んで、もっとたくさんお送りしたいと思います!