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ある働き人への手紙!  GP 325  1975年1月

 

  1.あなたが悩んでいたことについて、私達は同情している。それでも、あなたは主を愛し、最善をつくして主に仕えていることを、主に感謝している。私達はあなたが全く大きな祝福となったことを信じている。そしてあなたがいつも祝福であり続けていて、主の奉仕において幸せになってほしいと願っている。

  2.私達はあなたを愛しており、あなたが満足し、満たされた気持ちになり、どんな小さな仕事でも、充実してできるように祈っている。「わたしは悪の天幕にいるよりは、むしろ、わが神の家の門守となることを願います。」−−詩篇84:10。

  3.あなたは大きな助けになっていて、今いる所で必要とされている。あなたが、私達と一緒に主に仕え続けることができるように願っている。神はあなたのためにたくさんの事をして下さり、愛と憐れみと忍耐を示して下さったことだろう。

  4.しかし、全ての声が神からのものではないという事を覚えておきなさい。霊を見極めて、あなたの聞いている声が主からかどうか確かめる必要がある。もし、それが主の御言葉に沿ったものでなく、不満や苦い気持ちにさせ、不幸せにさせ、他の人達に対して批判的にさせるなら、このような声は主からではない。だから敵がそのような否定的な思いで、あなたを攻撃してきたら、イエスの御名によって制するべきだ。

  5.この事から自分を守る最も確実な方法は、忙しく神の仕事に従事し、主においてあなたを愛してくれている人達に従順になることだ。そして、肯定的で励ましになり、力になり、信仰を築いてくれるような主の御言葉からの想いで、あなたの思いと心を満たすことだ。神の御言葉を常に心に置き、暗記し、常に自分に対して暗唱し、敵が攻撃してくる時、御言葉を引用し、神の約束を成就してもらうように要求し、主の御言葉にしがみつくのだ。

  6.次の聖句は、私が気落ちし、精神の悲痛に悩み、疑いや恐れを持ち、敵に攻撃された時に大いに祝福になった聖句だ。「神が私達に下さったのは、臆する霊ではなく、力と愛と健全な思いとの霊なのである。」「愛には恐れはない。完全な愛は恐れを取り除く。」「あなたは全き平安をもってその思いをあなたにとめている者を守られる。彼はあなたに信頼しているからである。」−−2テモテ1:7。1ヨハネ4:18。イザヤ26:3。

  7.「あなたがたは、弱り果てて意気そそうしないために、罪人らのこのような反抗を耐え忍んだ方のことを、思いみるべきである。」「あなたがたの体を生きた聖なる供え物として、主にささげなさい。それがあなたがたのなすべき霊的な礼拝である。」「不当な苦しみを受けても、神を仰いでその苦痛を耐え忍びなさい。」−−ヘブル12:3。ローマ12:1-2。1ペテロ2:19。

  8.詩篇23篇と主の祈りも、私が必要としていた時にいつも、大いに慰めになってくれた。それは、主が私を決して離れないで、決して捨てられないという確信を与えてくれたものだ。それから、「私達に負債のある者を許しましたように、私達の負債をもお許し下さい。」の部分には、常に心の呵責を感じたものだ。

  9.だから、私達が他の人達に対して憐れみを持つことができるようにと、謙虚な心で主に求める必要がある。自分自身も数え切れない罪を許される必要があると知っているからだ。自分がいかに罪人で、どれだけ沢山の間違いを犯してきたかを、常に心にとめておく事は、私達を謙虚にとどめる為に大いに助けになる。そして、他の人に対して批判的になり、非難するあの独善的なプライドの霊を避けることができる。

  10.私達はみな罪びとであり、私達はみな間違いを犯すということを常に覚えておく事は助けになる。「神がキリストの名によって、私達を許して下さったように、互いに許し合うべきである。」「あなたがたはすでに死んだものであって、あなたがたの命は、キリストと共に神のうちに隠されているのである。」−−エペソ4:32。コロサイ3:3。

  11.自分から命を断つ必要はない。神がすでに、あなたの命、あなたの人生を取ってご自分のものとされたのだから。あなたが神の犠牲の祭壇に身を捧げ、人生を捧げますと祈った時に、神はすでにあなたの人生を取られたのだ。それ以来、神は、あなたをご自分の栄光のために使おうとされている。あなたが主に使っていただこうと主に差し出した分を使おうとされているのだ!

  12.だから、そうし続けなさい。すべては主の手の中にある。あなたは主のものであり、主はあなたを愛しており、あなたが、主と他の人達への奉仕において使われ、幸せになるように最善を尽くしておられる。それによって、あなたがイエスの中で見つけた命と幸せを、他の人達にも運べるように。

  13.だから、主の近くにいなさい。そうすれば主は決してあなたを失望させない。主はあなたを決して捨てられない。主は、必ずしもあなたの思う通りに答えを下さらないかもしれないが、主を信頼し続けなさい。そうすれば主は決してあなたを失望させはしない。

  14.他の人達を愛し続けなさい。そうすれば彼らもあなたを愛するようになるだろう。主に仕え続けなさい。そうすれば、主はあなたに仕えて下さるだろう。十分に! 「敵が洪水のように押し寄せる時、主の霊は旗をあげて、敵に立ち向かうだろう。」「悪魔に立ち向かいなさい。そうすれば彼は、あなたがから逃げ去るであろう!」−−イザヤ59:19、ヤコブ4:7。

  15.それから、この事を忘れないように:一人では千人を追い、2人では万人を敗ることができる。あなたが落胆したり、苦難に陥ったり、敵によって攻撃を受けている場合、他の人達と一緒に祈ることは、大いに助けになる。「ふたりまたは、三人がわたしの名によって集まっている所には、わたしもその中にいるのである。」「もし、あなたがたのうちの二人が、どんな願い事についても地上で心を合わせるなら、天にいますわたしの父はそれをかなえて下さるであろう。」−−申命記32:30。マタイ18:19-20。

  16.一緒に祈る事には大きな力がある。だから必要があるなら、祈りを求めることを恥に思わないように。「互いに罪を告白し合い、また、いやされるようにお互いのために祈りなさい。」−−ヤコブ5:16。

  17.それから「小さい事の日をいやしめてはならない。」(ザカリア4:10)主があなたを召したことが、いくら小さな仕事でも、それをいやしめてはならない。責任を与えられるのが少なければ少ないほど、責任を取らされる程度が軽くてすむのだ。しかし、あなたが小さな事に忠実であり、それをあなたに任せることができるという、主からの信頼を勝ち取れば、もっと大きな事を任せて下さるだろう。−−ルカ16:10。

  18.それまでは、「すべての事に感謝しなさい。」「どんな境遇にあっても、貧しくても、富んでも、」(1テサロニケ5:18、ピリピ4:11-12)、あなたの多くの祝福に感謝しなさい。イエスはあなたを愛しており、身近な人達もあなたを愛していて、私達はみんなあなたを愛していて、あなたのために祈っている。あなたが忠実であり続け、信仰とイエスの愛で満ちることによって、きり抜けることができるようにと!神があなたを愛し、守り、祝福として下さるように! 聖句を暗記し、悪魔に立ち向かいなさい!