DB627

 

思い煩うな!  DFO 317B  1974年11月

 

  1.あなた達の中には、最近の「悪評」と呼ばれるさざ波を気にしている者がいるようだが、それは元を正せば、偽善的、独善的、嫉妬深い律法学者やパリサイ人や、祭司長達によって起こされたものだ。彼らは、少数だが、とても影響力があり、強い意見を持った少数民族だ。私達のリーダーやあなた達の多く、そして、私達の古くからの弟子、新しい弟子の多くも、この民族の出である。

  2.反キリスト者であった彼らの子供達が、誠実で熱心で熱狂的なクリスチャンに変貌し、中には、家族や、前に信じていた家族の宗教を離れる者まで出てきたという事実は、彼らを怒らせ、嫉妬させ、私達に対して口頭攻撃をさせるに十分であった。ちょうどイエスの時代に、彼らが自分達の救世主や、その改宗者に対してしたように。

  3.イエスが、両親や宗教指導者の罪や偽善を公に暴露し始め、その邪悪さを人々に警告し始めた時、真理の敵どもはイエスを恐れた。イエスに暴露されることを恐れたのだ。そして、イエスが非伝統的、非教会的な方法で、神の唯一の愛のおきてをもって、早急なスピードで大衆を改宗させていることに恐れを覚えたのだった!

  4.そこで、彼らはイエスと彼の仕事、彼の教義と彼の従者を中傷することを決心し、又、彼の言葉と仕事、弟子への評判を落とそうと全力をあげて試み、最終的には政府をそそのかしてイエスの弟子たちを迫害し、犯罪者、反逆者として告発するようにさせ、彼と彼の仕事の両方を倒してしまおうと計ったのだ。そして、最終的には自分達の手で彼を十字架にかけ、彼の小羊達までも絶滅させようとしたのだった! 言うまでもなく、彼らは、いまだにそれを続けている! 彼らは全く変わっていない!

  5.イエスが彼らに面と向かって言ったように、彼らは自分の父、すなわち、悪魔から出てきた者たちであって、常に貧しい者達を迫害したり、神の預言者たちを殺したりしてきた。そしてイエスは彼らが、自分達の王である救世主を殺すという、大々的な死罪を犯すだろうと言ったのだった!−−ヨハネ8:44、マタイ23:29-35。

  6.彼らはすぐに向き直り、イエスご自身の言葉を利用して、ローマ政府に対してイエスを、反逆、謀反、神の冒涜、宗教上の罪のかどで訴え、いやがるローマ政府に、イエスを殺すよう説得し、さらには、イエスに従う者達を、国家に対する脅威、ローマ政府に反する危険人物として追跡するよう説得したのだった!

  7.彼らは一向に変わっていない。今でもそれを続けている。彼らは、活動的なクリスチャンや真の神の預言者たちがいる限り、それをし続けるのだ。神の預言者は、真理を語り、彼らの反キリスト的活動を世界に警告し、彼らの謀反や、世界の権力や政治の陰の影響力や、政府や世界をコントロールしようとしている試みを世界に暴露し続ける必要があるのだ!

  8.しかし、彼らのほとんどが、歴史から全く何も学んではいないようで、征服できるはずのない、神の御子、神ご自身、神の聖霊、それに、この地上に散在している数えきれない聖霊に満たされた神の子供達や、神の聖なる天使達をすべて負かそうという、ドンキホーテよりも気の狂った、とうてい実現不可能な夢を見ている。そして神は、悪魔と悪魔の全軍団の「呪いを祝福に変え」、「人の怒りを神の栄光に変え」られる!−−詩篇76:10。

  9.ローマ人や共産主義者、そして、神に反する者達が、歴史を通して発見したことは、彼らが真理を抑圧し、その信奉者をつぶそうとすればするほど、私達はより大きくなり、もっと真理に従うようになるということだ。それは、サーフボードで洪水を止めたり、カップで海をすくい出そうとするようなもので、取るに足らない人間が神に戦いを挑むなら、結局は、自分達がせき止めようとしていたその波にのまれてしまうことになる。ちょうど、ローマやイスラエルのように!

  10.「まかり間違えば、諸君は神を敵にまわすことになるかもしれない。」と彼らの中のある者が警告した! 彼はリーダーに賢く忠告した。「なぜなら、そのしわざが人間から出たものなら自滅するだろう。しかし、もし神から出たものなら、誰もあの人達を滅ぼすことはできない!」 私にも、あなたにもどうすることもできないのだから、彼らにはもってのほかだろう!−−使徒行伝5:38,39

  11.だから、私達の間違いがどのようなものであっても、彼らがどのような嘘を使って戦ってきても、彼らは決して私達に勝利することはできないのだ。私達は、神と神の子供達に敵対する裏切りの暴政に対する、不敗の軍団だからだ! ハレルヤ! 一生懸命試みても、彼らはとうてい私達の勝利に追いつくことはできない。なぜなら、神が私達の味方であり、神は彼らに反対しておられるからだ! 神を賛美します!

  12.だから「神は、神を愛する者たちにとって、万事が共に働いて益となるようにして下さる。」そして、世界で最もニュース価値のある、最もホットで最も反論を呼ぶ私達と私達のメッセージをニュースにし続けることによって、再び、「人の怒りを、神への賛美と変えて下さる」だろう!−−ローマ8:28、詩篇76:10。

  13.だから、敵からの攻撃を心配しないように。彼らの嘘や、いやみや、中傷記事などのちょっとした「悪」報道など、心配無用だ! 

遅かれ早かれ、彼らは自分の蒔いたものを刈り取ることになるだろうし、神は御自分の時がくれば、彼らに罰を下される。それを使って、私達をニュースに載せ、私達に警戒を怠らないようにさせるという目的を十分に果たされた時に!

  14.「『悪』報道というものはあり得ない!」と芸能マネジャーは言っている! 私達をニュースにし続け、そのメッセージを公に広めるためには、神はどんな手段でも使われる。すべて神次第なのだ! 主は最善を知っておられる! アァメン?

  15.それは真実ではないと確信し、そのような悪魔の嘘は信じないことだ。なぜなら、あなたは個人的な経験や、見てきたことから、敵の作り話が本当ではないと知っているはずだからだ! それらのことが本当で、敵がそう証明できるなら、敵は嘘をつく位の事ではすませないとあなたは知っているからだ!

  16.私達が法律に違反したことや、何か悪いことをしているのだったら、彼らはとっくの昔に私達を法廷に引っ張り出していたことだろう! しかし、彼らは私達についての敵の嘘や、不満を抱き、悪意に満ちたバックスラダー、自称「元メンバー」の偽証や吐言のすべてが真実だと証明することはできなかった。自称、元メンバーと言っている者達は、私達とは数時間か、数日しか一緒にいなかったし、自分が反逆者として去ったことで自分を正当化するために、私達に反する偽りの非難をふきかけたのだ。「彼らは私達から出て行った。彼らは私達に属する者ではなかったからである!」−−1ヨハネ2:19。アァメン?

  17.もちろん私達は完璧ではない。間違いもしてきた。ちょうど、他の人達も間違いを犯すことがあるように。それについて、神と他の人達が私達を許してくれるように! しかし、私達の間違いは、一つとして犯罪として訴えられるようなものではなかった。そうだとしたら、私達の敵は、中傷記事で攻撃するのではなく、とっくの昔に私達を起訴していたことだろう!

  18.いかなる犯罪においても、宗教だからという理由で、法的に寛容に扱われる事はない。私達が宗教だという理由で告発できないという彼らの言い訳は、全くのお笑い沙汰だ。ユダヤ人がピラトにイエスを告発したようなものだ! ピラトはその告発のすべてを却下し、ローマの法に対して、「この人に何の罪も見いだせない。」と言った!−−ヨハネ19:4。

  19.だから、少しぐらいの「悪」報道や口頭での迫害、また実際に少しばかりの暴力を行使される迫害でさえ、気にしなくてもいい! それによって、もっとニュースになり、収穫を刈り入れるまで、あなたとあなたのメッセージを大衆の前に出し続けることになり、彼らの抑圧にもめげず、数も増えることだろう! 歴史でも実証されているように!

  20.そうやって神は、人々や政府を、あなたと主の側につくか、あなたと主に敵対するかのどちらかを選ぶ決断に追いやり、彼らがどう決断したかに従って彼らを裁き、同時にあなたを、新しい収穫のある新しい国へと追いやられるのだ! アァメン?

  21.たとえ彼らがあなたを刑務所に入れたり、拷問したり、殺したりさえしても、あなたの霊を捕らえたり、真理を刑務所に入れたり、不滅の魂を拷問したり、永遠の神の子供達と神の王国を抹殺してしまうことはできない。そして、この王国は、じき来たる時に彼らにそれ相当の裁きを下すことだろう!

  22.永遠に存在している神と、神のメッセンジャー、そして預言者と聖なる子供達の支配を、何ものも止めることはできない。たとえ、神がこの世界を揺さぶり、邪悪な者達をふるい落とし、新しい世界を作り出されなくてはならなくても、神はそうされることだろう。その新しい世界では、人々が平和と豊かさと、美しさや調和の中で永遠に住むだろう! ハレルヤ!

  23.だから「悪をなす者のゆえに、心を悩ますな。不義を行う者のゆえに、ねたみを起こすな。彼らはやがて草のように衰え、青菜のようにしおれるからである。主に信頼して善を行え。そうすればあなたはこの国に住んで安きを得る。主によって喜びをなせ。主はあなたの心の願いをかなえられる。あなたの道を主に委ねよ。主に信頼せよ、主はそれをなしとげ‥‥主の前にもだし、耐え忍びて主を待ち望め。」

  24.「おのが道を歩んで栄える者のゆえに、悪いはかりごとを遂げる人のゆえに、心を悩ますな。怒りをやめ、憤りを捨てよ。心を悩ますな、これはただ悪を行うに至るのみだ。悪を行う者はたち滅ぼされ、主を待ち望む者は国を継ぐからである。悪しき者はただしばらくでうせ去る。あなたは彼の所をつぶさに尋ねても彼はいない。しかし、柔和な者は国を継ぎ、豊かな繁栄を楽しむことができる。永遠に!」 詩篇37篇のこの残りを読むように!

  25.私は悪魔の仕業や嘘を宣伝することは信じていない。だから、敵に惑わされて、偉大な仕事の手を休めてしまい、彼らと議論し、まぎらわしい油断ならない質問のわなに引っかかたりして時間を無駄にしないように。それは、悪魔の非難を宣伝し、それを聞いたことがなく興味のない大部分の人達に宣伝するだけの目的しか果たさないのだから!

  26.嘘というものは、人々がそれを耳にしたとしても、次第に忘れられていくものだ。だから、思い起こさせる必要はない! あなたの友人達に説明する必要はないし、敵に説明しても、どっちみちそれを信じないのだから! もし本当に真実を知りたいのなら、彼らに来させ、あなた達の見本を自分の目で見て確かめさせればいい!

  27.誠実な質問には正直に答え、誠実な人達に真理を示しなさい。もし彼らが本当に知りたいのなら、神が彼らに示してくれることだろう。アァメン? そうでないのなら、神が彼らを呪われるように! 心配ない、神はそうされる! 主をほめたたえよ! 神があなたを祝福し、守られるように! 神は必ずそうして下さるだろう! あなた達を愛している!

  28.神は、御自分の子供達を攻撃している者達に、報復をする方法を心得ておられる! だから「思い煩うな!」 主は言われる。「復讐は私のすることである。私が報復する!」と。