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美女と野獣!  GP 309  1974年4月

−主の愛で愛する人達への秘訣!

 

  1.昨夜、地元のナイトクラブで私達がダンスをしていた時、とてもおかしなことが私の頭に浮かんだ! 私はいつも全ての事を聖句をもって検討しようとし、この節を得た。「体の内で、他よりも見劣りのすると思える所に、ものを着せていっそう見よくする!」−第一コリント12:23

  2.あなた達は、ある女の子が森の中で道に迷ってしまい、獣がやって来て彼女の世話をしたあの昔のおとぎ話を覚えているかね? 彼女はすべての動物にとても親切にしてあげた! ついにある年とった醜い獣がやってきたのだが、彼女は森の中で最も醜い獣さえも愛してくれた! そして彼女がついに彼にメイクラブをした時、彼は王子に変わり、その他の動物達は彼の家来に変わったのだ! 彼らは呪いにかけられていて、その呪いと呪文が解かれる唯一の条件とは、王女がやってきて、彼らを愛することだった!

  3.私はそこに座って、こう考えた。「将来私達が彼らからの友人としての助けを必要とする時、これらのすべての男性達は私達が彼らに対して親切にしてあげたことを覚えていてくれるだろう。たとえ彼らが日雇い人夫であれ、タクシーの運転手であれ、ウエーターであれ!」 私は親愛なるマニュエルの手が厳しい労働のゆえにとても堅く、しわくちゃになっているのを見て、感動的な思いがこみあげ、もう少しで泣いてしまうところだった!

  4.多分私は少しイエスのようなのであろう。私は、必要とされていて、美しくなく、心の砕かれている人達と一緒にいることが好きだ! (異言:私があなたがたの父ダビデに与えた愛は何と素晴らしいことか!)まるで私はあなた達を私の言葉と愛を持って彼らの所に送り、あなた達が彼らに対する私のキスのようなものだ!

  5.そういうわけで、私はそこに座って考えた。「私は貧しい者達やこれらの貧しい労働者に奉仕することがとても好きだ! 彼らは一日中一生懸命働き、少しの慰めを得たり、女性に触れるためにここにやってくる!」私の心は全く溢れ出す! 私は、ここにいてそれらの男達を少し助けてあげられることを考えるだけで、嬉し涙が出そうになってしまう!

  6.これらのかわいそうな男性達は、あなたを腕の中に抱くことができるだけで本当に感謝するのであり、彼らのほおをあなたのほおにくっつけることは、たとえ数分間であっても彼らにとってはとても大きな事なのだ! 彼らは少なくても少し愛されたような気がする。特にもしあなたが彼らを本当に愛していると彼らが感じ、セックスのためだけではなく、真に愛情を示していると感じるならである!

  7.あなたがしてあげる事が本当に些細な事でも、彼らにとっては大きな事だ。小さな愛は大きな効果をもたらし、愛を全く得ないか、ほんの少ししか得る事のないこれらのかわいそうな人達にとっては大きな事なのだ! あなた達には神の御霊と愛がある! 彼らは愛されていると感じずにはおれないのだ! たとえ彼らが同情と哀れみだけを感じたとしても、それでもやはり愛の形であり、たとえあなたが彼らをかわいそうと思う故にそれをしていると彼らが知っていたとしても同じだ!

  8.しかし私達が彼らを愛しているがゆえに、また彼らのことをかわいそうに思うがゆえに、彼らと分け合い、彼らを元気づけようとしているのだということが彼らに分かるなら、彼らはそれが真の愛であると気付き、そのことにひどく驚く! 非常に感激するのだ! すぐに彼らは皆あなたの言いなりになり、他の女性達とはダンスをしたいとは思わない。他の女性達は真の愛情と憐れみのこもった愛を示さないからだ!

  9.あれらの他の女性達は、ただ快楽のためだけにダンスをするのであり、男性に与えるためにするのではない! しかしあなたは彼らとダンスをしてもあまり楽しくはない。多分時々苦笑しながら我慢しなくてはならないくらいなのだ! しかしそれと同時に、真の愛情と関心と同情と憐れみと彼らのことをかわいそうに思っていることを示すために肩を優しく撫でてあげて少しでも愛情を示そうとしているのだ。あなたからの親切な一言は、それらのほとんどの男性達にとっては、多くの利己的な売春婦達からベッドで得ることよりも大きな事なのだ!

  10.この世のビジネスマンは、客をもてなすためにいつもセックスを使う! 彼らは接待で酒に多くのお金を費やし、客に女性を買ってあげたりする。私達も自分達の製品、つまり神の愛を売るためにそれをしているのであり、それには何らかの代価がかかる! それについて私が得た聖句は、主がこう言われたことだ。

  11.もしあなたが誰かを宴会でもてなし、勘定を持つつもりであれば、主はこう言われる。「宴会を催す場合には、貧乏人、不具者、足なえ、盲人などを招くがよい。そうすれば、彼らは返礼ができないから、天におられる父が返礼をして下さる!」−−ルカ14:12-14 それこそ私達がしていることだ。そこに行って、男達と交友し、楽しませ、女性さえ与えるのであり、それを無料で与えている! 私達はその代金を全部払いさえしているのであり、神が彼らを愛しておられるがゆえにそれをしているのだと告げている!

  12.しかし彼らの口にキスをしたり、熱いキスを交わしたりすることによって、彼らのばい菌やその他のすべてのものまでも得てしまうなら、それはかなり大きな犠牲だ! あなた達は十字架刑にされたり、釘でうたれたりする用意が整っていなければならないのであり、そのような値のはるルアーを使うからには、それらの魚はそれに値するだけのかなりの大きな魚でなくてはならない! 知ってのとおり、魚釣りにおいてある種類の餌を「ルアー」と呼んでいる! あなた達が彼らと熱いキスを交わしたり、または最後の行程まで彼らと行くほども彼らのために犠牲を払うからには、彼らはかなり重要でなければならない! あなたがそれまでして彼らに主の愛を示し、また彼らの必要を満足させるには、それ相当の必要を抱えた人物でなくてならないだろう!

  13. (マリヤ:でも、あるところまで行って、それ以上行くことを控えることは、人を性的にじらすことではありませんか?) いや、そうではない。セックスがすべてではないのだ! 彼らのさおを穴の中に入れることだけがすべてではないのだ。それは単なる肉体的で機械的な事にすぎず、真の霊的な愛という面について考えるなら、最後に来るし、ある意味ではその重要性は最も小さいことであると言える。

  14.真に霊的な愛や愛情こそが真に重要なものだと思う。あなたが彼らに示す真の愛や関心や、あなたが言う愛情深い言葉、腕に抱いて受ける愛情にあふれた慰め、ただあなたをとても近く感じる感情、誰かが彼らの事を真に愛し、気にしている事を感じることこそが重要である。それには、単なる最終的な肉体的で、機械的なセックスよりずっと大きな、より満足を与え、より長持ちする霊的な価値があるのだ!

  15.私は本当に正直に言うのだが、ほどんどの時私がロードに出ていて一人っきりだった時、女性に出会って親しくなった理由は、女性との交友を求めていたからであり、孤独感をいやすために誰か話をする相手がほしかったからだ。これらの男性達は、あなたのテーブルに座るよう招かれるだけでも、その招待を喜んで受け、ダンスをすることよりも私達両方と話をすることをとても喜ぶ! 彼らの中には私達と話をすることがそんなにも楽しかったので、音楽や、ダンスをすることさえ忘れてしまった者たちがいた!

  16.そういう訳で、彼らは本当に、人との交友や真の愛や、同情に対して飢えており、話し相手や、淋しさをまぎらわせてくれる人、誰か心から彼らのことを気づかって、自分の悲しみや、必要としているものや、問題を分け合ってくれる人を探している。これはほとんどの男性にとって、最終的にあなたをベッドに連れていって、機械的にメイクラブをする事よりももっと重要だ! (マリヤ:年長の男性は特にセックスよりもフェローシップや交友を求めているのです。若い男性は普通はベッドに行きたくてうずうずしていますが、それでも大抵の男性が交わりや、言葉を交わしたりすることを好み、必要としているようで、すぐにベッドに行く事よりも少しの会話を交わす事を好んでいます!) これらの男性の何人かはあなたが彼らにそのような愛を与えてからというもの、とても陽気で、幸せになってきている!−それは伝染するのだ!

  17.私達は世界に色々な愛を示してきた。世界は私達が彼らを助け、その必要に答えようとしている事を知っている。私達は彼らに家、食物、衣服を与えている。私達は彼らに訓練、真理、勝利を与えている! 今私達は他の種の愛、つまり肉体的な愛を与えようとしており、彼らの最終的、かつ最大の肉体的な必要さえ満たそうとしているのだ!

  18.(マリヤ:私達は若くて強い人達が愛を最も必要としていて、最も多くの可能性を秘めていると思い込んでしまって、年長の人達をどういうわけか、ないがしろにしてきたように思えます。でも誰に分かるでしょうか? これらの年長の男性は、私達が彼らを必要とする時に最高の友人となってくれるかもしれないのです!) 私達はキング達からの助けを求め、喜んで彼らに少しの愛を示すようにしてきた。しかし哀れな労働者達はどうなのか? 彼らも他の者と同じくらい愛が必要なのであり、もしかしたらキング達よりももっと多くを必要としているかもしれない! そして誰が知ろうか、困難の日々が訪れた時、彼らさえいつかお返しをしてくるかもしれない。勿論それが理由でこれをしようとしているわけではないのだが!

  19.小さな女の子が動物達に親切にしてあげている光景が頭に浮かんだが、それに似ている。彼女が森で迷子になってしまった時、動物は彼女の世話をしてあげた! それから彼女がその中の最も醜い動物を愛し、キスしてあげた時、その獣は王子様に変身し、その他の動物達は彼の家来に変わったのだ。勿論それが理由で彼女はキスしたわけではなかったのだが。彼女は純粋に非利己的な愛と憐れみからそうしたのだ。しかしそのお返しとして、彼女が彼らを必要とした時、彼らはそこにいたのだ! だから神が何をされるか誰がわかるだろうか。もしかしたら私達に友人が必要な時、主が彼らを使われるかもしれない!

  20.私達は「知らず知らずの内に天使達をもてなして」いることもあるのだ! 「あなたのパンを水の上に投げよ、多くの日の後、あなたはそれを得るからである!」−伝道の書11:1

  21. (マリヤ:私達は、真の価値や必要によってではなく、外見によって判断してしまうことがよくあります。ただ単に誰かが背広を着て、ネクタイを締めてやって来るだけで、私達は彼らの方に特別な待遇をしがちです。なぜなら彼らはダンスをする相手としてより魅力的だからです。 「彼らはもっと魅力的」なのです! けれども彼らのような人々はしばしば皆同じで、あまり多くの必要を抱えてさえいないこともあります。なぜなら彼らにとってはダンスの相手を得ることはたやすいことだからです。「人は外見を見るからです」−−サムエル記上16:7)

  22.私はそこに座り、誰かを幸せにすることがどんなにたやすいか、どんなに素晴らしいかを考えていた! そこに一人の孤独で悲しげな表情をした男性がいて、まるで彼はたった一人の友人を失ったかのようだった。いまにも泣き出しそうだったのだ。そこで私がしたことというのはただあなたに合図を送って、彼を幸せにしてあげるように告げることだけだった! そのダンスの後、彼の顔はとても輝いていて、幸せそうだった! 彼はそのような奇跡が起こり得るなら、他の奇跡も起こり得るということを考えていたのだ! 例えば、朝の3時に車で家まで送ってもらうことのような奇跡を。それを30キロもの道程をだ! そして実際に彼は乗せてもらった!

  23.自分が愛されているのを知ると、他のことに対しても希望と信仰がわいてくる! そのことはすべての面で励ましとなるのだ! 神の愛について素晴らしい点の一つは、神が私達を愛して下さっていることを知っているなら、神がすべてのことを世話して下さるということも含めて、すべてのことがうまく行くようになるとわかっていることだ!これらの男性達があなたの愛を感じ、それが神の愛であることを彼らに告げるなら、「上におられる方が本当に自分のことを愛しているのかもしれない。結局のところすべてのことがうまく行くようになるかもしれない」と感じるのだ!

  24.だから少しでも真の愛を示すことは本当に遠くまで広がる!愛は単に現在において彼らを励ますだけではなく、将来に対してもより明るい見通しを与えるのだ。愛を示してもらうことが一人一人の男性にとってどんなに大きなことであって、またそれでいて私達には少しの代価しかかからないことに気づいた時、私はこう思ったのだ。「どうして拒むことなどできようか!」

  25.しかし何よりも、自分が愛されていて、自分が幸福か幸福でないかを本当に気づかってもらっていて、実際に誰かが自分の気持ちや幸福を思いやってくれていると感じることは、彼らにとって、ものすごい祝福であり、ものすごい励ましとなり、信仰が励まされるのだ! ただ笑顔や、主の愛について少し言葉をかけてあげたり、ダンスをしたり、優しく撫でてあげたり、そして時と場合によってはそれ以上のことをしてあげることによって容易に愛を示すことができるのだ!

  26.少しの愛と愛情の「美女」によって、いかにこれらの「野獣達」を「王子様」に変えてきたことか! 彼らはとても悲しそうで、孤独で、がっかりしていて、一日の長い重労働の後疲れた足を引きずってやってくるのであり、誰かが自分のことに関心を示してくれて、少しでも同情をよせてくれないものかと考えている。しかしあなた達が彼らに少しの愛と少しの関心を示し、少なくとも彼らと少しの間ダンスをしてあげる程の同情を示してあげるなら、彼らはとても幸福になり、とても自由になり、笑ったり、ダンスをしたりする!

  27.あなた達が彼らに愛を与えると、彼らは、人生観全体が変わり、上におられる主を仰ぐようになる! 私達はほとんどすべての「野獣」を少しの愛の「美女」で「王子」に変えることができることに気づいた! そして誰が知ろうか? いつか彼らは私達が森で道に迷ってしまった時に助けてくれるかもしれない!−アァメン?