DB540

 

誕生日の警告! DFO 215  1973年2月

−−良き知らせを出版しなさい!

 

  1. (預言:)  「見よ、あなたがたは河の流れをせき止め、ビンに栓をする。あなたがたは私の与えたものを羊に与える事を差し控え、私の与えたものを注ぎ出すこともしない! 多くの者、何百万、何千万という多くの者が飢えて死んでいっているというのに、利己的で太った羊飼いは自分達自身のために取っておく! 見よ、あなたがたが、私のしもべの言葉を独り占めし、打たれ、追われ、死に絶える者達に、それを与えなかったゆえに、私は裁きの日にあなたがたにその責任を問うだろう! 見よ、私は失われた者一人一人、そして暗闇で死んでいく一人一人について、あなたがたに責任を問うだろう! もしあなたがたが、私の与えた命の水と命のパンを与える事を差し控えるなら。

  2. 「おお、信仰の薄い者よ、何故疑うのか、何故目を伏せ私を見ようとしないのか? 私は、与える者ではないか。私こそ、あなたがたが抱え、そして注ぎ出すその水なのだ。私こそ、あなたがたが惜しんで僅かしか与えていない、そのパンなのだ−−私が、あの数少いパンと魚を増やしたと同じように、もしあなたがたが私を信じ、私から受け取って、信頼するなら、私は供給し数を増やす事ができる者ではないのか? 与えよ、そうすれば与えられる。押し入れ、ゆすり入れ、溢れ出るほどにあなたがたのふところに入れられることだろう!あなたがたが他の人々の胸に計り与えれば、あなたがたのふところに計り与えられるのだ! 私がすでに与えた分だけ、他に与えるのなら、何倍にもして再び満たすだろう!

  3. 「見よ、今でも彼らはあなたがたの足元に座り、主人の食卓から落ちるパンくずの一つ一つを渇望し、口と心と耳を大きく開いて待っている! 彼らは、私の与える命を求めている。見よ、彼らはあなたがたの足元にも座る。見よ、そのような者が何百万、何千万といる!−−彼らは苦しみにさいなまれている! 苦痛に耐えながら、命の最後の一滴まで絞り出している者なのだ! 彼らは砂漠よりも乾いており、飢えた者よりも空腹であり、痛みに苦しんでいる。彼らはあなたがたを渇望し、あなたがたを探し求め、ただあなたがたを見いだしさえできれば、あなたがたに従う者達なのだ!

  4. 「見よ、あなたがたの言葉を渇望している、何千万という人々が見える。あなたの言葉に渇いている人々が、そしてこの命のパンにあずかる事に飢えている人々が。しかし、あなたは、自分の信仰が薄いゆえに、この者達に与えない! 与えよ、そうすればあなたがたにも与えられるだろう! 見よ、私は言う、与えなさい! 彼らに与えなさい。そうすれば、あなたがたが彼らに与える以上のものを、満ち溢れるほどあなたがたに与えよう!

  5. 「栓を緩め、あなたがたの手でまわし、渇いている者、欠乏している者、霊の無い者に注ぎ出し与えてあげなさい。そうすれば、彼らは命の水を飲み、生きることができる!

  6. 「ビンは、渇いている者に惜しみながらしぶしぶ与えることはない!−−少ししか与えていないのはあなたがたの方であって、私ではない。−−私があなたがたに費やした物が、小さいとみなしている者は、あなたがたの方である! 私を計り、少ししか与えていないのはあなたがたなのだ!

  7. 「しかし、もしあなたがたが私に求めるなら、見よ、私はあなたがたが持ち切れない程のものを与えたであろうに。私に求めよ。そうすれば、私は異邦人をあなたの相続として与え、地の果てまでもあなたの所有物としようと言ったではないか?−−それなのに、まだこれを注ぎ出すのを恐れているのか。私のビンがからっぽになると思うのか!

  8. 「おお、私を計りで計る子供っぽい、愚かで小さき者達よ、宇宙に持っているタラントの数を数えようとし、それらを私の益のために増やさない内に、それらのタラントがなくなってしまうと恐れている者達よ! 信仰の薄い者よ、何故疑うのか! あなたがたがただ、注ぎ出し、注ぎ出し、注ぎ出すなら、私にはそれ以上の事ができるということを知らないのか? 樽一杯の穀物がなくならないように、樽一杯の油がつきないように、私は再び、再び、再び注ぎ入れよう。見よ、この世は、私があなたがたに与えるものをすべて受け取ることができないだろう!

  9. 「信仰の薄い者達よ!−−疑い深く、恐れる者達よ、私の与えた命の霊をしまい込んでいる者達よ!−−私の注ぎ出す言葉の水をビンに閉じ込めてしまおうとしている者達よ! 見よ、私はあなたがたに言う、もしあなたがたが与えないのなら、私は大きな洪水を送ってあなたがたを押し流し、彼らが水を受けるようにするだろう。彼らはそれを飲み、満足を得る事だろう! 彼らはそうやって、ダビデの声と言葉を聞くだろう!

  10. 「ダビデの唾でさえ、人の言葉や、この世の知者や、この世の習わしよりも価値がある! 唾でさえ、光を与え、彼らの作る言葉よりも多くの知恵がある! 飢えた物乞いや、らい病、盲目の者も、ダビデの口端からこぼれる唾をさえ与えるなら、満足するだろう!

  11. 「おお、愚かな者達よ! 私がビンを満たす者であることを知らないのか? 私はあなたのビンを満たそう。あなたの種とあなたのワインを増し、蜂蜜を混ぜたミルクのように満ち溢れるだろう。私があなたがたに与えたものを分け与えるなら!

  12.おお、信仰の薄い者達よ! あなたがたはすでに自分に注がれたものを分け与えていない! 見よ、私は彼らが受け取りたいと思っている以上に与えたいのだ。見よ彼らのビンは小さく、出し惜しむ! 見よ、彼らには、私の与えるだけのものを受ける容量もないのだ! 彼らのカップは小さい。彼らが私に注ぎ出させるなら、他の人達にまで溢れ出るほどになるのに、彼らはそうしない! 彼らは、自分にはそれを入れることができないのではないか、そして与えて下さる方がこれ以上与えて下さらないのではないかと恐れるのだ。ワインを作られる方が、ワインを作る意志を失ってしまったのではないかと恐れるのだ!

  13. 「見よ、私はこのような人々にうんざりしてきた! 私は安らかに休めるように私のビンが尽きたらいいと思っている。私の胸からはすでに十分の言葉が語られた。あなたがたは、私がすでに与えたものを保っておくこともできず、あなたがたには、喜んで、私の言葉を他の人に満ち溢れさせようという気もないからだ! あなたがたは私に言う、止めよ、これ以上与えないでくれ! これ以上は無理だ!−−私達はこれ以上受け取れない! これ以上持てない!−−あなたが、注ぎ出さず、与えず、養わず、広まらず、また、私が、多くの者の渇きを癒し、滅び行く者を救うために与えているものによって、波のように彼らを浸し、私を求めて飢えているおびただしい数の者達を養わないからだ!

  14. 「おお、信仰の薄い者達よ、何故疑うのか?−−もしあなたがたが私に願い、私の手に手を置き、私を信頼し信じるなら、見よ、あなたがたの求めているものを私はこれもあれもあなたがたに与えたであろうに! 頭を上げなさい、あなたがたの救いは近い! 恐れるな、信仰の薄い者達よ、王国を与えるのは、あなたがたの父の御旨なのだ!

  15. 「イエスよ、あなたの語られた御言葉を信じる信仰を彼らに与えて下さい! イエスよ、あなたの与えるものを飲み込む信仰を彼らに与えて下さい!−−そして、何よりも彼らが、ダビデの子供達に食物を分け与える信仰を与えて下さい! そうしなければ彼らは滅びてしまうでしょう!

  16. 「それゆえに、おお、小さき者よ、言葉を出し惜しまないように。あなたに、それ以上余裕がないと思わないように。私にはあなたが受ける事のできる以上のものを与える事ができるからだ。私の容器はからになることがなく、私のビンもからになる事がない! 私には、それをする意志も力もあり、すべての物を創造し、惜しむことなくすべてのものを満たす者だから!−−だから出し惜しんではならない! ただ、彼らが受け取る事ができるように、すばやく分け与えなさい。

  17. 「受けたものを、分け与えなさい。そうすればあなたがたはもっと多くのものを持つだろう。あなたがたのつぼの中身が尽きることのなくなるほど! あなたがたの量るその量りで、自分にも量り返されるであろう。あなたが注ぎ出すその量りで、私はあなたが注ぎ出した以上に再び満たそう!

  18. 「私は言う、与えなさい、そうすればあなたがたにも与えられるだろう! 分け与えなさい、そうすればあなたがたを溢れるばかりに満たすだろう! 私は言う、量るなと。あなたが私に信頼し、従うならば、私は、量ることなく、あなたの願い求めるものをふんだんに与えよう!

  19. 「このビンが私の霊で一杯のように、あなたが信仰で一杯なら、あなたに与えたであろう半分の時間で、世界中にこの教えを溢れさせる事だろう! 私が与えたものを倍にして出版しなさい。そうすれば倍にして注いであげよう!

  20. 「おお神よ、仕事をする意志を彼らに与えて下さいますか!−−男が女を愛するような愛を彼らに与えて下さいますか!−−止める事ができないまで愛し、彼女の中でオルガズムに達し、種をはらませ、実を結ばせるように! 花嫁を熱烈に情愛し、情熱を込めて求愛し、熱い熱情で愛しやまないならよいのに。それも、種が尽き、彼女が受胎し、多くの実を結ぶまで!

  21. 「見よ、彼らは怠惰で、弱く疲れきった不能の者のように、自分を奮い立たせることもなく、性的な愛にうんざりし、愛に飽き飽きしている。私が彼らに力を持たせ、激しく彼らに呼ばわっても、彼らは、その力をもって奮い立とうとはしない。彼らに必要な種を彼らのふところへと力一杯に投げつけ、力づくで、激しく、種を蒔いても、彼らはそれに抵抗する。たとえ欲しがらなくても、抵抗しても、私はそれに構わず、喜ぼうと喜ぶまいと、欲していようがいまいが、私は彼らの中に植え付ける。

  22. 「ダビデの乙女達の中には、決して満足しきることのない者がいる! 彼の家の乙女の中には、決して満足しきることのない者がいる。彼と親密な関係にある花嫁の中には、永遠に 『もっと下さい! もっと下さい!』 と言い続ける者がいる。−−あなたは、私が与える以上のものを持ちたいのか? そうだったら、もっと与えられるだろう。それでもあなたは決して十分だとは思わないだろう! なぜなら、求めることがあなたの満足であり、渇望することがあなたの楽しみであり、渇くことはあなたの喜びであり、飢えることは、あなたの喜びだからだ! なぜなら、あなたは、 『もう十分!』 ということのない乾いた地のようであり、 『もっと下さい!』 といううまずめの女のようだ。なぜなら、あなたは受けるやいなや、与えるからだ。与えられば与えられるほど分け与え、切望するあまりに、常に十分ではない。それは、あなたの愛が計り知れず、愛人を欲しがる気持ちが、満たされ尽きる事がないからだ。

  23. 「この者達があなたのようになったら!−−そうすれば、彼らは、計り知れないほどに満たされ、与え切れないほど持つことだろう!−−そうすれば、渇いている者や飢えた者を養うことができるだろう。−−そして、あなたが注ぎ出せば、彼らも注ぎ出して、人々に命のパンを投げ、喜びを与える!

  24. (マリヤに:)  「ダビデの言葉をもっと欲しいのかい? 見なさい、決して十分だということのない者を、決して 『もう十分です!』 ということがない者を! あなたがたも彼女のようであったらよいのに。あなたのびんも、彼女のびんのように、多くの者達にまであふれ出たらよいのに。それは、彼らも満たされるためである! しかし、あなたがたは、それを出し惜しむ。物惜しむ者は、貧しくなり、惜しみなく与える者は富を増す! 彼女は、受ければ受けるほど与える。そして、ついには、わたしの与えるものをすべて抱えることもできなくなってしまう!

  25. 「しかし、あなたがたの手から食べる羊に、物惜しみして与えず、彼らの渇きを癒す水を自分のために取っておく。私が十分に持っていないと恐れているからだ! 私が、あなたのビンを再び満たすことができないと恐れており、それを保つだけのビンを、私が供給しないかもしれないと恐れているのだ! 私の造る能力を制限するのは、畑でも市場でもない。それはあなたの信仰の欠如なのだ。おお、信仰の薄い者達よ! 自分のビンがそれを保つ事ができないと思い、出版する事を恐れている者よ! あなたがたは、ビンを数えている。そして私が満たす物が十分入らないのではないかと恐れている!

  26. 「それに反して、もしあなたがたが町の市場に行って、自分の持ち物を売ったら、私はもっと与えるだろう! おお、いかに多くの者が市場で渇きで死ぬ事か! しかし、あなたがたは自分のビンが十分になくなると恐れ、売ろうとせず、与える事さえしないのだ。あなたがたは、私がそれらを満たさないと恐れたり、樽に入り切らないと恐れている。来年の収穫があなたがたと彼らのために十分にないと恐れている! それ故あなたがたは、私がすでに与えた物を与え惜しみしており、それは次第に減少し、無駄になっている! あなたが与えないために残っているのだ!

  27. 「彼らは、ダビデから出るものに対して、こんなにも飢え渇いているので、ダビデの尿さえ飲み、彼の糞さえ食らうだろう!−−しかし、あなたがたはダビデの口から出る純粋な命の水と、ダビデの口から出る私の与えた食物を与えようとしない!

  28. 「それゆえに、彼らは、あなたがたが投げ捨てたダビデの尿にさえ渇き、道端に落ちた彼の糞、彼の敵に略奪され、いまいましくなったものからでさえ、養なわれている。敵はダビデの尿と糞を彼らに養う。それでも、彼らはその中に種を見いだし、敵が掲載した出版物の中にさえ、命を見いだし、ダビデの言葉の排せつ物をさえそこに見つける! 滅ぼそうとする敵の手から与えられた御言葉に対してでさえ、彼らは飢えている。あなたがたの捨てたものでも、彼の敵から彼らは飲む。なぜなら、あなたがたが彼らを養わず、純粋なもの、清いもの、新鮮なもの、力を与える健康なもので彼らの渇きを潤してやらないからだ!

  29. 「彼の吐いた排出物の中、涙の中、排せつ物、ペニスから出る尿でさえ、渇いている者、飢えている者、命を渇望している者に命を与える! つまり、あなたが避けるものでさえ、そういった者には命を与えるのだ! その塵の中の一滴でさえ、死にかけている者に命をもたらす! 死にかけているらい病人が、彼の尿を飲み、彼の糞を食べ、彼の唾液を目に塗ることができるとしたら、あなたがた愚かな者達よ、あなたがたはどれだけ、彼らに、ダビデの口からあふれる純粋な命の水や、ダビデの舌から出る、力を与える命のパンを施すべきであろうか!

  30. 「あなたのパンを水の上に投げなさい! あなたのパンを涌き水の中に投げなさい! 飢えた者にパンを投げなさい。そうすれば、夢にも思わなかったようにふんだんに、返ってくるだろう。−−あなたが望む以上のものとなって! 投げなさい! 注ぎ出しなさい。この小さなビンから、たとえスピリットのほんの少しだけ与えようとも、私は、ダビデに与えた言葉を通して、計りきれない程のものを与え、持ち切れない程の命を与えたではないか! 私はあなたがたに対してダビデの口を開き、舌を緩めた! ちょうどダビデがあなたがたに惜しみなく与えたように、今あなたがたの口を開き、あなたがたの舌を緩め、あなたがたの財布のひもを緩めなさい。それは、あなたがたが、あなたがたを必要としている者達に与えることができるためである!

  31. 「私の与えた言葉を受け取って、惜しみなく羊に与えねばならない。それらをあなたがたの子供達に限りなく語らねばならない。そうすれば祝福を受け、あなたがたと、あなたがたの子供達も満足を受けるだろう。私はあなたがたを褒め、祝福し、あなたがたの奉仕に大いに感謝し、喜ぶだろう!

  32. 「行きなさい。私のしもべがあなたがたに語る言葉を実行しなさい。御言葉を聞くだけで行わない者になってはならない。私の岩の上に家を立てる者のようになりなさい。その者達は、御言葉を聞くだけではなく、行う者であるから! 見よ、あなたがたは聞いたのだ: 私が怒りを持ってあなたがたのもとに来て、あなたがたがしなかった為あなたがたを滅ぼす事のないように、そうするのだ!

  33. 「御言葉をしまいこんでいてはならない! ダビデの命を救いたいがゆえに、あなたがたのそばにいる、必要を抱えた者達に御言葉を与えるのを差し控えてはならない! そんなことをすると、自分とダビデに悲しみを呼ぶことになるだろう。なぜなら、ダビデが注ぎ出され、ついには、いなくなり、彼らの手の届かない所に行ってしまう方が、彼にとって良いからである。あなたがたも解放されるだろう! また、ダビデがいなくなれば、あなたがたも、つらい思いをしなくてすむであろう。なぜならダビデが苦しむのを見なくてもよくなるからだ。時が満ちれば、彼は私の元に帰る。彼の命が最高に熟成した時、彼のベットの回りにはオリブの木が敷きつめられ、多くの良い乙女達が、共に横たわるだろう。

 

  34. (その後、強い外国なまりで語る−−おそらくアブラヒームが語っている:) 「パンディタ・ラマバイの事を聞きたいかい? 私はイエスに聞いた、 『私の民に手を差し延べるのには、とても長く生きて、とても長く待たなければならないのでしょうか?』  イエスは言われた。 『もしあなたが、パンディタがしたようにするつもりなら、半分の時間で二倍、彼らに手を延ばす事ができるだろう。でもそうすればあなたは死ぬだろう!』 パンディタはとても賢い年老いた女性だった。彼女はムクティ・ミッションで、どこに井戸を掘ったら水が涌きでるかまでも教えた。その周辺数キロは、全く水がなかったのに、人々がそこを掘ると、水があふれ出てきた!

  35. 「私はイエスにこう聞いた。 『どのくらいですか、どのくらいかかるのですか?』イエスは答えられた。 『もしあなたが、彼女のようになるつもりなら、半分の時間で倍の事ができる!』と。彼女は、何かの病気で死の宣告を受けていた。そこで、自分の命があとどれくらい残っているのかと医師に聞いた。医師は、 『もしあなたが、体に気をつけて、のんびりした暮らしをするなら、一年は生きられるだろう!』 彼女は言った。 『先生、あなたが高山の向こうの私の民のもとに、イエスの愛を携えて行くと約束して下さったのは、随分前ですね。でもまだ行ってはくれませんでした。もし、私がバックパックいっぱいの福音を背負って高い山を昇り、私の民のもとに行くとしたら、命はどれだけになりますか?』 医師は、答えて言った。 『おお、パンディタ、そうすれば、あなたの命は半分に縮み、半年しか生きられなくなりますよ!』

  36.彼女は言った、 『先生、 私は年老いたただの女です。でも、私の背中にバックを乗せてひもでくくって下さい。私の民のもとへ行きますから! 長年に渡って、あなたは行くと約束されたのに、行って下さらなかった。だから、私の背中にバックパックをくくって下さい。私が行きますから!』 そこで医師は言った。 『まあ、待ちなさいパンディタ!−−そのうち私達が行きますか−−あなたが行かなくてもいい!』 でもパンディタはこう言った。 『いいえ、私は今行きます。』 医師は言った、『行くなら、あなたは自分の命を半分に縮める事になるのですよ。そこはインド北部の高い山の頂上にあり、険しい山なのですから。』 そして、医師が彼女の荷物を背中にくくりつけるのを手伝い始めたら、パンディタは泣き始めた。医師は 『泣かなくてもいいんだよ!−−あなたが無理に行かなくても、私達がいつか行くから。』彼女は答えて言った、 『愚かな人、行かなくてはならないから泣いているのではないわ! イエスは全人生を捧げたのに、私は、自分の人生の半分だけしかイエスに捧げる事ができないから、泣いているのですよ!』 そうして、彼女はバックパックを背に、山道を登って行ったのだった。

  37. (異言とすすり泣き) 「おお、ダビデの子供達のために多くの愛を持っている者は、なんと少ないことか。パンディタのように自分の命の半分を犠牲にして、全く聞いたことのない者達に与えようとする人は、なんと少ないことか! 彼らが彼女を最後に見たのは、重いバックパックを背負って、山道を昇って行くところだった。ダビデの子供達の内で、私、イエスにパンディタのような愛を持っている者はなんと少ないことか! 彼女は、自分の民の為に泣きながら、山道を登って行った。イエスが彼女のために全人生を捧げたのに、彼女は自分の民に与えるために半分の命しか与えられなかったからだ! 何年も何年もたって、山から降りてきた大勢の人達が、自分達が救われたのは、パンディタが、イエスの全生命を彼らに与えるために、彼女の半分しかない命を捧げてくれたおかげだと言ったのだった! 彼女は自分の倍以上の命を自分の民に与えたのだった! 彼女は倍の命を与えたけど、彼女には半分の命しかなかったのだ。ダビデの胸から出る言葉、あなたの接吻する御言葉もこのようなもの。彼女は私の民にイエスを与えた。彼女の命の半分で、彼らにイエスを与えた。ちょうど私があなたがたにしているように。私は、イエスのために、早く燃えつきて、より明るく燃えつきるつもりだ!」