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クリスタル・ピラミッド! GP 214 1973年3月

−−光と暗闇のビジョン!

 

  1. (預言)  「あなたの父ダビデに示した不思議を見なさい!」−−クリスタル (結晶)はとても意味深い!−−クリスタルは、神ご自身の建築のスタイルであり、神はクリスタルを左右対称形とされた。創造物の中には、色々な形のクリスタルを見ることができる。神は混乱の中から、秩序あるものを創造する事に喜びを感じておられるようだ!

  2.海水が蒸発すると、塩の結晶が残る。あらゆる結晶はそれぞれ異なっているが、すべての結晶に共通していることは、原子が一つずつ、分子が一つずつ重なることによって大きくなるということだ! クリスタルの基本的な形はピラミッド型になっていて、らせん状になって増えていく。

  3.クリスタルは、私達のまわりにたくさんあるが、そのほとんどは小さすぎて肉眼では見えない。無機物、鉱物、宝石の基本的な形は、クリスタルなのだ!

  4. 「おお、私があなたの父ダビデに与えた言葉に、あなたが信仰を持つなら、あなたにたくさんの不思議を解き明かそう! 石さえも命を持ち、大きくなって、あなたに叫び声をあげる! ダビデのクリスタルに耳を傾けなさい!」−− (まるで主の御言葉が尊い宝石のようであるかのようだ!−−主がこう言われているようだ。 「あなたは、これくらいで素晴らしいと思っているのか?−−私の言葉はもっと美しい!」)

  5.クリスタルの基本的な形は、ピラミッド型をしている! ピラミッド型のクリスタル分子は、この大宇宙の万物の基礎となっている形なのだ。小さな原子から、天の都に至るまで! 最少の分子の形から、ピラミッド型をしたクリスタルの都まで、ピラミッド型になっている! 天の都はピラミッド型をしている! 道理で、エジプト人が、王の墓にするためにピラミッドを建築していたはずだ。それは、天国の象徴だったからだ!

  6.まるで、世界のすべての物が生きているかのようだ!−−岩石から鉱物に至るまで! すべての物がクリスタルでできている。なぜなら、万物の基礎の形は分子であり、分子は原子が集まってピラミッドを形どっている! スペースシティでも、私はこのような円錐形や、ピラミッドや球形やらせん状になったものを見た! すべての物質の基本形であり、最少の物質である分子でさえ、分子の中で、原子がピラミッド形に配列されて形勢されている!

  7. (ビジョン:) 放射線を放ち、光を反射するクリスタルが輝いているのが見える!  「見よ、私がダビデの子供達に与えた光と、光の内の命から放射している色は、何と美しくこうごうと輝いていることだろうか!」  しかし、クリスタルはこの宮殿の屋根を支えている美しい円柱に波長を合わせていなければならない。白熱の光を輝かす、光と共に鼓動する円柱と。クリスタルも、その円柱に結合しているかのように、光と共に息づいている。 「私のしもべダビデに与えた光はなんと美しいことか。このクリスタルが光を反射し、光を吸収している!」

  8.それは、まるで柱と同じリズムで鼓動を打っているかのようだ。私が光を放つと同時に、あなたも光を放ち、同じ鼓動とリズムをもって動いているようだ。 (ちょうどメイクラブをしているかのように!) 柱の力によって、息づいているかのように! あなたは、それに抵抗できなく魅かれ、まるで自分の意志ではコントロールできないかのように、ひかれていくのだ。あなたを、引き付けているのは神の意志であり、あなたはそれに抵抗することはできない! 遅かれ早かれ、あなたは何とか引き付けられてしまう。

  9.−−しかし、闇の中から出てきた手があなたを捕らえ、闇の中に連れ戻そうとしている! 暗闇から、あなたを包み込もうとしているのだ! しかし、その努力も無駄になり、この邪悪な闇の怪物自体、光に抵抗できないほどに引き寄せられて、耐えられない状態になっている! それは、光を嫌っており、光に近付けば近付くほど、光が堪えられなくなってくる!

  10. 「ダビデの胸に近づけば近づくほど、力はより大きくなる!」  この闇の生き物は、光にも力にも耐えられないのだ。あなたはその引き止める力から、抜け出している。なぜなら、闇の生き物は光から逃げなくてはならない。光は闇を滅ぼすからだ!−−そうやって、あなたは柱に加わることになる! (それはメイクラブのようだ:あなたが、霊の力の内に激しく往復運動すればするほど、不能や不感症や命のない暗闇から解放され、最終的に柱の力の中にある霊の射出によって、あなたは実を結ぶことになる:光の子供達という実を結ぶのだ! アァメン?)

  11.クリスタルはぶどうの房のようだ−−柱の回りをとりまく装飾のように、ぶどうのつたが絡みついているように、柱の回りを巻いている。クリスタルは、柱を愛しているかのように、今、柱から離れず、柱に密着している。そして柱の鼓動に合わせて、同時に光を放っている!−−多くのぶどうの房が、闇の中から光に向かってやってきて、柱にくっついていく! 今、柱は、それで覆われて柱が完全に見えなくなっている。見えるのは、柱の光を受けて光り輝いているクリスタルだけだ! 柱は見えなくなっているが、そこにあるのは確かだ。そしてくっついているすべてのクリスタルを支えている。そのクリスタルが柱の光を受けて光を放っている事がわかる。なぜなら、あの色のついた光の美しい輝きと、同じリズムで鼓動しているからだ!

  12.クリスタルを捕まえておこうとする暗闇からの数々の手にも拘わらず、柱にある力と光は、とても力強く、クリスタルを捕まえようとする物が何であっても、クリスタルはその力に引き戻され、暗闇からもぎ取られるように、柱に引かれていく! しかし、その暗闇の醜い怪物は、闇から出たくはなく、暗闇から離れたくないので、ついには逃げて、クリスタルを手放さなくてはならなくなる。光によって自分の闇が滅ぼされることのないように!

  13.おお、暗闇は何と怒っていることか! すざましく怒っている! 暗闇は、光のクリスタルを捕らえておく力を失いつつあるので、非常に怒っている。暗闇は、たけり狂い、うなり、あらしのように怒っている。しかし、暗闇は光を消すことはできない。それは近づくことさえできないのだ。なぜなら光は暗闇を崩壊させるからだ!

  14.暗闇は回りを取り囲んでいる。光よりも、もっと大きいようだ。でも光に打ち勝つことはできない!−−暗闇は光を消すことはできない! それは光を取り囲み、覆うが、それを消すことはできない! なぜなら、暗闇自体は光に崩壊されてしまうからだ! 暗闇が、光に近づきクリスタルや円柱を滅ぼそうとする度に、暗闇は物凄い力によって破壊されてしまう!

  15. (異言とすすり泣き)  「神の力強い奇跡に、神をほめたたえよ。神が人の子らに与えられた偉大な力を、賛美せよ!」 主よ、あなたの力に感謝します。あなたの光に感謝します。あなたの光なしには、生き延びる事はできませんでした。私達のまわりを囲み、照らし、私達に光を放たせてくれるあなたの光なしには!

  16.暗闇が光を通り抜けることは不可能だ!−−しかし、光は暗闇を鋭い光の光線で突き抜ける!−−その光の閃光が出る度に、暗闇から宝石を持ち帰ってくる!

  17.私は光ではない! 私は柱にすぎない。私は光を通すレンズにすぎないのだ。ちょうど映画館の暗闇の中で、映写機によって光が映るように! 柱はプリズムのように反射する。まるで天国から発射しているレーザー光線のように、宝石を散りばめた柱に焦点を合わせている。それは屈折し、広がって行き、スクリーンに映し出された画像のように、ビジョンを映し出している!

  18.回りは暗闇ばかり! それなのにこの柱から出る、鋭く、まぶしいほどの光はそのクリスタルにあたり、この光線、一瞬の閃光が、命をもたらし、この光で輝きを受けて光を放つ。そのクリスタルは自ら光を放つのではなく、上から光を受けて放つ。 (ちょうどほこりのダイヤモンドのように!)それから、クリスタルは光を放散させ、拡散し、光は虹のような色とりどりのスペクトルの光となり、暗闇に対してきらめく!−−そしてこの色とりどりの画像、又はビジョンは、まるで、薄いスクリーンに映っているかのように、浮いている! そして、すべてのクリスタルは回転しており、その画像を見る。クリスタル達は皆、その画像が好きで、光を理解するのだ!

  19.小さなクリスタルには、それぞれ力のオーラがかかっており、クリスタルは、邪魔をしてくるものは何でも滅ぼしてしまう! クリスタルと光とその柱の力との間を邪魔したり、止めたりする物は、それぞれのクリスタルにある光の力で崩壊されるのだ! そのクリスタルは抵抗できないほど、光に魅せられ引きつけられて、何ものもそれを制止することはできない! 何物もそれを止めることはできない!−− 「私の羊は、私の声に聞き従う。知らない者には従わない!」クリスタルは、どこに光があるか、はっきりと知っているかのように、光にまっしぐらに向かっている。何が何でも向かっている!−−暗闇がそれを阻止する手段はない。止めようとはするが阻止できないのだ!

  20. (異言:)  「私達は、暗闇から抜け出して、主の栄光ある光へとやって来た。明かりを失ったものが、光を受ける。暗闇にあったものが、大いなる光を見た!」 (このように、暗闇から引き出された者達が光の命を受けて、光り輝くクリスタル、生きた子供とならないのなら、彼らは暗闇のかたまりにとどまり、生命のない、受精しなかった死卵となることだろう。−−そして、もっと悪いことには、一度生きたクリスタルだった者が暗闇に帰るなら、それは生命のない、死産した赤ちゃんと同様になる!−−後になって、天国か他の所で彼らに会うことができても、彼らが地上で役に立つ事は決してないだろう!

  21.宮殿の山は、まぶしいほど明るく輝いている! 柱の頂上は、まるで花のように、大きく開いている。光は、天国からその花に光を流し込み、花を光で満たしている!−−まぶしい輝きを放っている! あなたはただ、心の花を開き、光を入れるだけでいいのだ! 心の花を光に向かって開くだけで、光は注ぎ込まれ、花全体を満たしてくれ、あなたは、こうごうと色を放って美しく輝くことができる! あなたはただ、心を開いて、光を入れるだけでいいのだ! ハレルヤ!

  22.イエスは世の光だ!  「その裁きというのは、光がこの世にきたのに、人々はそのおこないが悪い為に、光よりも闇の方を愛したことである!」彼らは選択をしなければならない! 彼らは光の美しさとまぶしい輝きを見るが、自分の暗闇を手放す意志を持たなくてはならない。そうしなければ、光の明るさと輝きの祝福に預かることはできない。私達は光の虜になっていて、いうなれば光によって閉じ込められている。しかし、同時に、光に守られてもいるのだ。

  23. 「全能の方の陰に宿り、隠れ場に住みなさい! 輝きのもとに、光のもとにとどまりなさい。」神は光をもって、あなたを覆われる!−− 「いと高き者のもとにある隠れ場に住む人は、全能者の方の陰に宿るだろう!」 その陰には、全く暗闇はない! それは光のオーラのようなものだ、光のオーラが拡散しているようだ。−−この陰は光なのだ。言い換えれば、この天蓋 (てんがい) の下は、すべてが光なのだ−−神の光の陰だ!

  24.ねばねばした暗闇のブロッブは、クリスタルの房を、柱から離れるよう、また他のクリスタルの房から離れるよう誘惑しようとする。なぜなら、一つ一つのクリスタルの房は、柱を取り巻いている他のクリスタルの房と一緒にいると、より多くの力を持つようになるからだ。柱の外側、柱から離れた所では、クリスタルは、まだ暗闇に捕らわれてはいないものの、暗闇へと引きずりこもうとする力から逃れようと、もがいて自転している。しかし、柱についていて、他のクリスタルの房と一緒にいるクリスタルには、それぞれ、安らぎと平安がある。クリスタルは、完全に光に束縛されることによって自由を見いだしている! 光と完全に一体化することによって、暗闇から完全に解放されたのだ!

  25.クリスタルが暗闇にいる時は、ものすごい戦いがある! 暗闇はそれに打ち勝つことはできないが、内容のない風のように打ちつけたり、吹きまくったり、打ったりして、クリスタルを破壊し、吹き飛ばそうとする。クリスタルは、たたきつけられるが破壊されることはない。しかし、柱にたくさんついているクリスタルの房と一緒にいる時、クリスタルは安らぎを見いだす。柱から離れたために、暗闇によってもぎ取られ、引き離されていたクリスタルは、他のクリスタルの房と一緒にいる時、平安を見いだし、クリスタルの房との完全な統合を見いだすのだ!

  26.クリスタルが光と柱の方に向いている限り、光を吸収しているように見え、力を得、より明るく輝き、それに近づいて行く。それに対して暗闇には何の力もない! しかし、クリスタルが柱から顔を背ける時、それは偏光のようになる! 柱に対するポジションを変えることによって、光の一部ををさえぎり、クリスタルが向こうを向くにしたがって光を失うようだ!

  27.クリスタルが、光の方ではなく暗闇の方を向くなら、その輝きを失う。それはまるで、暗闇が、クリスタルのまわりを囲い、クリスタルに対してより大きな力を持つようになるようだ! クリスタルの光が衰えるにつれて、闇が力を増し、クリスタルが柱に引き寄せられる力を弱らせることができるようだ−−暗闇に引き寄せてしまうことさえもできる! クリスタルが暗闇の方に向き、光を失うにつれて、暗闇に引き寄せられる! クリスタルが光に顔を向けるや否や、即座に光の輝きと力を受け、柱に引き寄せられ、暗闇はクリスタルに対して何の力もなくなるのだ!

  28.あなたは、光の方に顔を向けなくてはならない! 光から顔を背けたり、後ろを振り返ったりしてはならない。そんなことをすると、光を失ってしまうようだ! あなたの顔だけが、光を吸収することができるかのようだ。クリスタルが光を放ち、美しさを輝かすためには、光に顔を向けなくてはならないのだ。暗闇を追い出す、光の中にある力に! クリスタルが光を放つ時、暗闇は恐ろしさのあまり逃げ出してしまう! 暗闇は力を恐れている!

  29.しかし、クリスタルが、まるでそれ自体が回転して、自分の力で暗闇に戦おうとするかのように、光に背を向けるなら、光を失ってしまうことになる。柱に焦点を合わせ、光の閃光を受けない限り、クリスタルには何の力もないのだ! クリスタルが背を向ける度に、暗くなり、力は弱くなり衰えて行く。光に顔を向けないで、暗闇に直面しようとすることによって、光が薄れていく!

  30.クリスタルが光に顔を向けている限り、それ自体、力を発揮する必要はない。光が力を与えてくれるからだ。−−クリスタルが光を受けようとして、柱に顔を向けて、光を受けている限り、クリスタルは暗闇から出て、すーっと柱に吸い着けられる! だから、顔を向けることと、主の光を吸収すること、そして主の力で輝くことが、あなたの唯一の望みなのだ。そうすることによって、あなたは輝くことができる。そうすることによって、あなたはものすごい力を発揮することができる。その力は暗闇を押しやり、あなたは、光に向かって難なく滑るように直進できるようになる。そうやって、クリスタルが光と一つに融合するのだ!

  31.光は輝く、クリスタルを通して輝く。暗闇の中には、何千という小さな光線が散らばっている。それぞれのクリスタルから出る、一つ一つの光線が他のクリスタルを引き寄せている! 一つ一つから出ている光線の先端には、その光線によって光を受けているクリスタルがある!−−その他のクリスタルも光の方に向かって動き始めている。まるで、その光線が、一つ一つの小さなクリスタルを暗闇から光へ導く道を作るかのように。それは、小さなクリスタルがすべて、その光線の道を通って、光へとたどりつくことができるようにである。

  32.クリスタルが向きを変え、全宇宙を主の光で明るくするにつれ、私達はこの地上を、この神の光のクリスタルで覆うことだろう。そしてついには、暗闇さえも光で満たすようになるであろう!