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愛と憐れみへの祈り! GP 75 1971年5月

 

  1.あなたは、羊たちに対する同情を持つことを学ぶまでは−−大きな愛と大きな憐れみを持つことを学ぶまでは−−あなたは真に大きなリーダー、真に偉大な羊飼いになることはできない。時には、私達は到底自分には耐えられないと感じ、泣いたりする。私達は、到底そんな優しい気持ちは持てないと感じ、耐えるために、かえって心を頑なにしようとしたりする。でも、それは主の解決法ではない! そうしないで、自分の重荷を主に委ねるべきである。そうすれば、主はあなたを支えられるであろう!

  2.頑なになり、暴君的になることは肉の力でその状況をやり抜こうとしているにすぎない。決して主の解決の道ではない。看護婦たちがよくそのようになる! 彼女達は、自分達の重荷を委ねるべき主を持っていない。誰も、悩みと苦痛を絶えず直視していることには耐えられない。だから、自分達の心を硬くし、最後には、むやみに人間をめった切りするようになったりする!

  3.何といっても、私達は魂の医者である! あなたは、自分が苦痛やいろいろな問題を直視するのに耐えられないからと言って、自分自身が残忍な人になり、他の人達が苦しむのを楽しむようになってはいけない。あなたは神に、優しい心を与えてくださるよう祈るべきである!

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  4.祈り−−イエスよ、イエスよ! 私達はあなたを必要としています。イエスよ! 優しく、愛情深いイエスは、群衆のために涙を流されました。彼は、疲れている時も群衆を憐れみ、その病人を癒されました。彼は、疲れきっておられたが、その心を固くされることは決してありませんでした!

  5.主よ、あなたは心を頑なにせず、群衆に憐れみを示されました。あなたは常に優しく、静かに、謙虚であられました。そして幾度も群衆のために涙を流されたのです。あなたを何より嘆かせたことは、彼らの心の頑なさだったのです−−あなたご自身が集められた者達でさえ、心が頑なでした。あなたは、彼らが苦しむのを見るのを望まれませんでした。私達が心を頑なにしないように助けて下さい。私達は、常に問題と困難に直面しています。私達は常にあせっているので、心を硬くするのです。私達は時間をかけて心を柔らかにし、彼らを愛し、彼らの世話をしてやることをしません。私達は、彼らを優しく扱ってやろうとはせず、急いで彼らを砕いてしまうのです。私達はメスを入れて、切断することを望み、自然療法医のようにはしません。自然療法医は、何とかして病気の根源を発見し、これを治す自然的な方法を発見しようとします。私達は、癌の兆候らしいものがあると、すぐメスを入れて、腕や足を切断しようとし、それを癒す方法を発見しようとはしません。私達は、火で熱した剣をもって患部を焼き、時には傷をいっそう大きくしてしまうのです。

  6.あなたは、頑なな心を度々非難しておられます。どうぞ主よ、私達が頑なな心をもって人を裁くことがないように、私達を助けたまえ。私が悪い者、失敗者であった時に、あなたはとても良くして下さいました。だから主よ、それによってあなたは、私が憐れみ深く、忍耐強く、寛容で、親切であるよう助けて下さっていることがわかります。そして、これらすべてのことは時間をかけなければならないのです。時間をかけないで、突然腕を切り落とすような手術をするなら、時には患者を殺してしまうでしょう! でも、自然の方法には時間がかかります。−−たとえば食事を変えること、景色の変化、励まして運動させること、体を調整させることなど。盲目の人々を優しく手引きしてあげること、あるいは頭の弱い人々を理解することなどには時間がかかるのです! 人々を狭い部屋に押し込め、束縛して、そのひどい取り扱いのために彼らの気を狂わせることもできるし、あるいは反対に彼らの肩に腕を回し、彼らを励まし、霊感し、私達が彼らを信頼していることを示してあげることもできるのです。

  7.これには時間がかかる! 私達は時にはあまりにも急ぎすぎます。それは小さい赤ん坊に本気で怒っているようなものです。彼らが成長するには多くの年月が必要です。また彼らの両親は、時間をかけて、彼らが自分達で食事することができるように、またトイレに一人で行くことができるように教えてやらなければなりません−−愛と忍耐の年月が必要なのです。子供達が何でも自分でできないからと言って、彼らのことをあきらめたり、彼らに怒ったり、彼らを放り出したりはしません! 私達が忍耐と愛を持つことができるように助けて下さい。霊的に、あるいは肉体的に障害を持つ人々に、親切にしてあげることができるように助けて下さい! 食事を変えるには、あるいは運動をするようになるには時間がかかります。また普通の人よりもっと多くの休息を取らなくてはならないことに気づかなくてはなりません。−−私達はそれを無理やりにやらせることはできません。それには時間がかかります−−私達は、私達の最も醜い部分には、最も多くの世話を注ぐのです! 私達が喜んで時間を取るよう助けて下さい!  「今やってしまわなくてはいけない。さもないと、決して終わらない。」 こんなふうにあわてているのは、信仰を欠いている証拠です。私達は、自分自身の力でそれをしようとしているのです!

  8.現在の私達のようになるには、そして、教育と訓練には時間がかかりました。−−それも最底辺で! 私達は、この下はないという所にいました。主よ、もし何かが成されなければならないのなら、それを成さるのはあなたです! 私達は、あなたがなされるのを待たなくてはなりませんでした! 権勢によらず能力によらず、あなたの霊によるのです! 私達が忍耐強くなり、あなたや他の人々と、あるいはいろいろなハンディキャップのある人、体が弱く不具な人、あるいはベーブ達と、あるいは私達自身のリーダー達とさえ、ゆっくりとした時間を持てるように、私達を助けて下さい。時には私達は、トップ・リーダー達に対処するのに、大きな危険と困難と費用を伴いながら、何日も費やしたことがありました! 私達は、何回も彼らを切り捨てようとしましたが、でも主よ、あなたは彼らを手放そうとされませんでした。どうぞ、あなたの息子娘たちに忍耐と信仰を教え、また決してあわてないことや、まるで自分の力でやらなくてはならないかのように、無理をすることがないように教えて下さい。そしてそう教えるのには時間がかかります。あなたに頼り、あなたがそれを何とかやって下さると信頼することを学ぶよう助けて下さい。すべての重荷を自分で運ばなければならないと思うと気が変になるでしょう。そして、ある人々が持つ厳しさは、その気が変になった一つの型です! 極端になることもありえます。この冷酷さは、私達の目をあなたからそらすことから起こるのです。あなたは、全き平安をもってその思いをあなたにとめている者を守られます。彼はあなたに信頼しているからです。

  9.主よ、あなたに目をとめていなかったために、私が短気になってしまった時のことを許して下さい。時には私は、かっとなって他の人々をぶちのめし、彼らを自分の考え通りに変えていこうとするのです。本当は、あなたが最善と思われる方法で彼らを訓練されるのに任せなければならないのに!

  10.主よ、あなたの大きな忍耐に感謝します! あなたは、私達に最善の癒しには時間がかかることを示されました。そして、それは一晩ではできません。私達は、原因を正さねばなりません。外に現れているのは、内部の疾患の兆候にすぎませんに。私達は、ただ患部だけを切除してしまうこともできますが、実際は根本から治さなければならないのであって、それには愛が必要であり、深くそのことを調べ、マッサージし、優しい愛情で接しなければなりません。すなわち、愛の手、憐れみの手、優しさの手が必要なのです!

  11.私達が他の人々に忍耐強くなれるただ一つの方法は、私達自身がいかに絶望的な状態にあるかを知ることです! あなたは、私達にとても優しくして下さいます。−−あなたは、私達の邪悪さに報いるようなことをせず、私達に忍耐と愛情を注いで下さっています!

  12.もし私達が、これらの子供達に何かを示すことができるなら、彼らに優しさと温和さを示し、彼らがどんなに愛しい存在か−−また主よ、あなたがこれらの迷っている小羊を救うためにはどんな苦労も惜しまれず、あなたの手を、岩やあざみによって傷つけさえされたことを示せるよう助けて下さい。私達が彼らを、私達の胸に抱きしめ、彼らの力と健康を回復させ、彼らを健全な者にしてあげられるように、私達を助けて下さい! 私達を助けて下さい、おおイエスよ!

  13.主よ、私達があなたを見る時、あなたの姿は忍耐、静けさ、愛、温和、寛容そのものです。あなたは、鳩のように優しく求愛します。もし、厳しい扱いや反抗にあうなら、あなたは驚いて逃げ去ります。主よ、あなたは、誰にも、何にも強制されません! あなたの聖霊は優しく降りてきますが、何かあると、すぐ飛び去ります。それは、望まれていない所には決して降りてこないのです。私達が、その獲物に襲いかかって、その爪を立て、それを食い尽くす鷲のようなものにならず、あなたの御霊の優しい鳩のようなものになるよう、私達を助けて下さい!

  14.主よ、あなたは優しく温和な小羊そのものです。決して猛獣ではなく、また貪欲で無慈悲で残酷な動物ではなく、温和な無害な小羊であり、自分がほふられて、生命と力と栄養を与えるための存在−−犠牲の祭壇の上に横たわり、他を生かすために命を捨てる存在です! おお、優しい神の小羊、私達もあなたのような者になるよう助けて下さい! 私達に、あなたの知恵、あなたの忍耐、あなたの憐れみを与えて下さい!

  15.あなたの聖霊は、優しく温和で、幼な子をあやす母のようです。父親さえも、こんなに辛抱強くありません。あなたは、母親のように、上から見守り、待ち、慰め、乳を与え、養育されます!

  16.私達が何かのことでよく知られているとすれば、それは愛によってです。人は、私達を、私達が彼らに対する答えを持っているものとして、また私達が、彼らを助け得るものとして、信頼と信仰をもって見つめます−−それは、あなたが私達の中におられるからです! 私達は、求愛するような声と、優しい響きと、巧みで優しい指を持った羊飼いのようなものです! 私達は、傷ついた心を癒し、傷を優しく包んでやり、囚われ人達を解放します。−−暴力ではなく温和さによってであり−−愛をもって世界を自分のものにするのです! もしあなたが、私達にこの教訓を与えることができるなら、それは信仰よりもはるかに大きいものです。たとえ私達に信仰と知恵があり、異言とその解釈に優れていても、たとえ私達が犠牲的精神を持っていても、愛がなかったら私達の働きは無です。

  17.あなたは言われました。 「わたしは憐れみを喜び、いけにえを好まない」 と。私達は、それが何を意味するのかを学ぶために、あなたと二人だけでいる時間を持たなければなりません! 最も偉大な案内人は、その道を示してくれる人です! 私達は見本です! 主イエスよ、私達があなたのようになるよう助けて下さい! そして私達が敵(悪魔)−−聖徒たちの非難者−−にならないように助けて下さい。心頑なで残酷で貪欲な人間にならず−−神の柔和な小羊のようになれるよう助けて下さい! 私達は、よく人々を正そうとしますが、しばしば心を頑なにし、これらの小さい小羊達に忍耐を示そうとしません。私達は、人を許し、人のことを耐え忍び、私達自身がほしいと思うような憐れみを他の人々に示し、彼らが間違いを犯した時は、私達自身が過ちを犯す時あなたにしてもらいたいとおりに、彼らにもすることができるよう、私達を助けて下さい!

  18.あなたの御霊を私達から取り去らないで下さい。私達を切り捨てないで下さい! あなたの親切で愛のこもった優しさをもって、私達に憐れみを示して下さい! あなたの憐れみによって私達を救って下さい!私達がそれを受けるに値するからではありません。あなたが柔和で優しく、愛と忍耐に富み、忠実でおられるからです。

  19.あなた達の内で最も大きな者は、すべての人に仕える人でなければならない。人の子が来たのは仕えられるためではなく仕えるためであり、しもべとなるためであった! 私達も、人に仕えられ、私達が指をパチッと鳴らすと人がすぐに飛び上がるようになるのではなく、かえって人に仕える者になるように助けて下さい! 私達も彼らのしもべにならなければなりません。

  20.主よ、私達は、これらの小さい者達の奉仕にさえ全くふさわしくないと感じています。私達は、ごく小さいこれらの事柄をしながら、私達に奉仕してくれる彼らを驚異の目で見ます。これらの小さい事柄は、私達の健康と幸福にとって、特にあなたの御仕事にとって非常に重要なものなのです! 私達は、これらの小さい小羊達への、優しい愛の奉仕にさえ値しないと感じているのです。

  21.主が報酬を分配される時、誰が最も偉大な者だったかを知って、私達はどんなに驚くことでしょう! 私達が急いでいるために、踏みつけてしまうこともあった小さい者達が、その謙遜のゆえに大きな報いを与えられ、輝くのです。主よ、私達は恥を負い、彼らは私達以上に輝くでしょう! 私達は、子供達がしたこれらの事は到底できないでしょう。彼らは、私達より偉大です。彼らには、私達以上の信仰と、謙虚さと、勇気と、忍耐と、忠実さがあります! 私達は、多くの兄弟たちのうちで最も小さい者です。私達は、主よ、あなたがどうして私達を使うことができられるのかさえわかりません。どんな人でも、私達より大きいのです、主よ! これらの小さい者達は、素晴らしい聖人達です! 彼らの聖人ぶりに私達は驚嘆します! 私達は、彼らのしもべ以外の何者でもありません−−私達は自分のすべきことを行なっている、ふつつかなしもべにすぎません!

  22.私達は無です、主よ! もし私達が何か善を持ち合わせているとするなら、それはあなただけです!−−私達は、何者でもありません。私達の唯一の希望は、あなたが私達の中におられるということです! 私達を助けて下さい、主よ! 人々の上に、彼らが負い得ないほどの重荷を負わせた律法学者やパリサイ人のように、私達がならないように助けて下さい! 私達が、彼らのように、口で言うだけで、それを実行しなかった人々のようにならないよう助けて下さい! 私達が成し遂げたことについて、私達がおごり高ぶらないように助けて下さい!−−それは、あなたが、私達を適当な時に適当な場所に置かれただけです! 私達には、全然何の手柄もありません。(異言とすすり泣き!)−− 「私たちは手に何も持たない!−−私たちは、ただあなたの十字架にすがるのみ!」  私達は全く何の取りえもなき者です!

  23.彼らは、ほこりのダイヤモンドです。この地上で一番小さいものです! とても小さくとても軽いので、空中に浮遊しています! 彼らは、あなたの陽光を集めます! 彼らこそ、輝いている者です! 私達は、不格好な泥の固まり、あるいは床の上に上がることのできない岩や石のようなものです。私達は、床の上にある泥ですが、彼らを受け止め、あなたの息が再び彼らを捕らえて陽光の中に浮遊させるまで、私達の上に休息させるのです! 私達は闇の中にいますが、私達がそこにいるのは、彼らに落ちる場所を提供するためです。私達は無に等しく、目に見えない存在でなくてはなりません! 私達は、床からのぼって行くような馬鹿なまねはせず、これらの小さい者を輝かせなくてはなりません。私達が彼らを失望させないように助けて下さい! 私達がそこにいて、彼らに休息させてやれるように助けて下さい。私達が一歩下がり、彼らを輝かせるように助けて下さい。彼らに、あなたの御霊の息吹に対して身を任せて、向きを変えたり、回転したり、宙返りさせてやれるように助けて下さい。彼らに、意志でも何でも自分のものは全てを捨て、あなたの空中に浮遊し、ゆらゆら揺れ、回転し、きらきら光り輝き、快活でいるようにさせてやれるよう助けて下さい。彼らは、とても美しい! 私達が人々の注目の外にとどまり、彼らが落ちてくる時彼らを受け止め、彼らが降りる場所を備えておくように助けて下さい! 彼らはあなたのスターです。この小さき者達は、あなたが用いられている者です! 主よ、彼らが降りてくる時、私達が喜んで彼らを受け止めるよう助けて下さい! 私達が彼らを叱ったり、吹き飛ばしたりしないように助けて下さい。私達が彼らを、私達自身でかき立てようとはせず、あなたの御霊の息が動くまで待つように助けて下さい。−−私達が、彼らのしもべとなり、あなたが私達にそこにいるように望まれる時、私達がそこにいるように助けて下さい、主よ!

  24.彼らは、あなたが高められた者達です! 私達は、彼らのしもべ−−彼らの奴隷−−彼らの下女−−であり、私達は彼らに仕えなければならないのです! あなたは私達を、ごくありふれた方法のために使われます。ただ場所を準備するためだけのために。−−私達を用いて下さることを感謝します、主よ! 私達が彼らを喜んで受け止め、彼らに反抗して、私達自身を高く見せようとせず、あるいは私達自身が空中に飛び出して、光の当たる所に出ようとせず、隠れた見えないところにいて、彼らを輝かせようとするのを助けて下さっていることに感謝します。私達が実につまらぬ人間であることを知ってさえいるなら! 自分を偉い者のように考える者は、全くつまらぬ人間です。 「立っていると思う者は、倒れぬように気をつけよ。」 −−1コリ10:12

  25.私達は、対等の身分でさえありません。−−私達は、下級の内の最下級です! 私達が彼らに仕えるように助けて下さい。母親は、その子供にとって奴隷以外の何でしょうか。妻はその夫にとって奴隷以外の何でしょうか!−−内助者です! 羊飼いは、羊の群れにとってしもべ以外の何でしょうか。農夫は、牝牛のかたわらで膝まずいて牝牛に奉仕します。そして、牝牛と、その足もとにいる農夫は、女王としもべのような関係です。リーダーは、自分に従う者たちのしもべです! 私達が、群れのしもべ、あなたの子供達の奴隷となりますように−−尊敬をこめて、相手のほうを優先させるのです。そして主よ、あなたは私達のしもべでいられます。仕えてもらうためではなく仕えるために来られ、私達に仕えておられるのです! あなたは、謙虚さと憐れみの最大の見本です!

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群れの者たちを叱責した後の、羊飼いの祈り:

  26.主よ、私は今朝、彼らを仕置きした後、送り出しました。私は、彼らを養ってもやりませんでした。どうぞ、あなたが彼らを養ってやって下さい! あなたが、彼らを慰めて下さい! 急いでいる時にいつもこんな失敗をしてしまいます! 彼らを叱責したなら、必ずその後で彼らを愛するための時間を取らなくてはなりません。そうしないなら、彼らは落胆してしまいます。どうぞ私を許して下さい、主よ! どうぞ彼らを助けて下さい! 私は失敗したけれど、あなたが彼らを励まして下さい。父親が子供達をお仕置きした後、母親が励まし慰めるように、聖霊によって励まして下さい−−イエスの御名によって! 主よ、すみません。どうぞ彼らを励まし、霊感し、教え、主よ、あなたの御手をもって彼らを導いて下さい! 主よ、私がもっと良い羊飼いになれるように助けて下さい!

  27.彼らは随分働いて立派な仕事をしました。−−期待されていた以上に。(羊飼いは、額を床にすりつけて泣く)−−彼らを叱ったことで、主よ、私を許して下さい。彼らは叱責が必要なことは確かです。でも、叱責の後に彼らを励ましてやらなかったことで、私を許して下さい。私が彼らにもっと大きな関心と愛情と思慮深さを持てるように、私を助けて下さい。私が、彼らを打ちのめすだけではなく、彼らの頭を上げさせ、彼らを高揚させることを学ぶように助けて下さい。イエスよ、私が彼らの重荷をさらに増すのではなく、それを分担して自分も負う者になるように助けて下さい! 彼らを助け、彼らを強め、彼らに憐れみと愛と喜びを与えて下さい! おお、イエスよ、私達はあなたを何より必要としています! (羊飼い泣く)−−私自身こんなに失敗者であるのに、どうして人を叱ったりできるのでしょうか。主よ、憐れみを、どうぞ憐れみを!

  28.私がもっと愛情深く、もっと親切で、もっと憐れみを持ち、もっと忍耐強くなるように助けて下さい! 私が、かっとなったことを許して下さい。あなたのしもべ達が従わず、あなたの御仕事を忠実にしないのを見ると、私達はついかっとなってしまいます。ある意味では、それは私自身のあやまちです。私がリーダーだからです。私はそこのけじめをつけなかったかもしれません。主よ、彼らが理解できるように、私がそのことをもっと単純にするように助けて下さい。私は何も知りません。私はふつつかなしもべです。どうぞ私を許し、助けて下さい。私は、このままではいたくありません! どうぞ、私がいつも謙虚で、心砕かれ、あなたに頼る者でいられるように助けて下さい、主よ! あなたの子供たちを強め、あなたの群れを養い、あなたの小さき者達を導くことができるように、私を助けて下さい。これらの手紙が彼らにとって励ましとなりますように。これが、彼らを養いますように! またこれが彼らの気持ちを高揚し、傷をいやしますように! どうぞ、彼らがあなたの御顔を求め、あなたとの甘い交わりを見出すように助けて下さい。あなたは御霊によって、偉大なる羊飼いでいられるのです。私達が、心を頑なにせず、尊い主よ、あなたのように優しく温和な者になれるように助けて下さい! 私達に、この仕事を成し遂げる力と知恵と愛を与えて下さい。−−それによって彼らが、あなたの愛を感じることができるように−−そして彼らがその頭を上げ、彼らが幸福と喜びと霊感と力を得ることができるように−−イエスの尊い御名によって祈ります! アァメン。