DB410

 

イエスのことを話そう!

  DFO 20  1970年12月

 

  1.(マリヤ: 最近郵便で、ホームでの告白集会の報告書が何通か届いたので、ある晩私は、ダッドにそれらを読んで聞かせていました。彼は、就寝前のワインを少し飲んでいるところでした。半分ぐらい読み進むと−−ダッドは「もう聞くに耐えられない。」と言ったのです。もう、彼は悪魔の言うことをこれ以上聞きたいとは思わず、あきあきし、うんざりしていたのでした! ダッドは、ビンを手に取ると、それをじっと見つめながら話し始めたのでした。私は、それが聖霊だと知っていたので、すぐにペンを取ったのです。これが、ダッドがその時言ったことです。)

  2.ワインはイエスのようなものだ! この少量のアルコールは聖霊のようなものだ! あなたはすっかり酔っ払って、自分のことも気にかからなくなる。自分のことを忘れ、自己のことなどおかまいなしに幸福になる! あなたに考えられるものはただ、自分は幸福であるということである。他の事は気にならない! これは、過去を忘れさせ、自分自身を忘れさせ、くだらない自分自身から心を解放してくれ、ただ幸福にしてくれる。あなたのろくでなしぶりなど誰が聞きたいと思うか! 誰もが一人残らずろくでなしなのだから、あなたがどれだけろくでなしかなど聞きたくもない! 自分自身でこの上なくうんざりしているので、この上あなたのような失敗者のことはもう聞きたくもない! もう少しましなこと、イエスのようなことについて聞きたい!

  3.ペテロは、自分自身を見始めた時、沈み始めた! そんなことをしても何にもならない! 自分自身を見始めると、すぐにあなたはどんどん沈み (sink) 始める! また、自分自身のことばかり考え (think) 始めると、あなたは悪臭を放ち (stink) 始める! あなたは、目をイエスに留めておかなければならない! あなたは、ワインで満たされているように、イエスで満たされていなければならない!−−イエスに酔っ払って、すっかり良い気分になり、こう惚状態となるので、あとは何が起ころうとも構わないという気持ちにされていなければならない。あなたが知っていることは、あなたがイエスを愛し、イエスがあなたを愛し、その他は構わないということである。それが、事実である! ちょうど酔っ払っているのと同じように! あなたは、ワインに酔っていて、自分がどんなに愚か者であろうと構わない! 他のことなど忘れてしまう! ちょうど酒飲みが酒で悲しみをまぎらわすように、あなたはイエスに溺れるようになる! 自分がどんなに間抜けな馬鹿であろうと誰がかまうものか!

  4.うんざりさせるものとは、私が自分のことを話したいのに、その人自身のことばかり話す人間のことである。最悪にうんざりさせるものは、私たちがイエスのことを話さなければならない時に、自分のことを話す人間だと思う! 私たちは、自分がどんな人間か、自分が何をしたかなどを考えることもできないほど聖霊に酔っているべきだ! 私たちはイエスのことだけを聞きたい! 誰があなたのことなど構うものか。私自身がどうしようもない人間なので、あなたがどんなにひどい人間かを聞きたくはない! 私は、成功した人のことを、たとえばイエスのことを聞きたい! 自分自身のことは忘れたい。自分のことを考えるだけでもやりきれない! 私は、どうしようもない人間だ! もう、見るのもいやだ! 私は、イエスのことが聞きたい!

  5.何かおかしな話しをしようじゃないか。もっと明るく希望に満ちた話を。血や腸や血の固まりや手術用ナイフや医師や薬や手術台などの話はもうやめよう! 私は、誰かのひどい手術の話よりも、その人が女の子たちと楽しい時を過ごした時のことを聞いたほうがよっぽどいい。そうだろう? 彼から、何かおもしろくて、楽しく、希望に満ちた明るい話を聞きたい! 彼のひどい手術を聞くのはまっぴらだ! 私は、私自身の問題でたくさんだ!

  6.お願いだからイエスを見よう! 私は、あなたにうんざりしているし、私自身を見るのも、もううんざりだ。私は、あなたを一気に飛び越してイエスに行きたい! 主にすっかり酔いつぶれてしまおう! それは、私たちがいかに愚かであるか、自分がどんなにひどく感じているかを忘れさせ、人生は素晴らしいものであると考えることを助けてくれる。なぜなら、イエスに酔っているからだ! 私の言っていることは真実である!

  7.私はイエスから喜びを得たい。私は、彼の御霊の中に幸福を見い出したい! 私はあなたの反逆的で、不潔な霊についてはもう聞きたくない! 私は、自分のだけで十分だ。私は、あなたと私の両方を助けられる唯一のもの、つまり聖霊について聞きたい。イエスのことを聞きたい。彼は、何の間違いも犯されなかった。そして、私達の沢山の間違いにもかかわらず、私達を愛し、これ以上間違いを犯すことのように助けて下さるのである!

  8.あなたのことなんかくそっくらえ! 私のこともくそっくらえ! 私達はみんなどうしようもない人間どもだ。それが私達の当然の報いだ! 私達に残されたただ一つの希望は、私達がイエスに溺れること、そして、聖霊によって満たされ、あなたや私がどんな人間であるかを忘れるくらい主にひどく酔っ払うことである! 私が関心を持つのは、ただイエスのことだけ。私達が望むことは、イエスを飲み、イエスに酔い、イエスのことを話し、イエスによって満たされたい。そうすれば過去のこと、そのすべてのくそを忘れることができる! それはすべてたわごとだ! もうそれについては聞きたくない!

  9.私は、前にあるものに向かって進み、イエスの召しにすっかり酔いしれ、霊に酔い、救いの酒に満たされ、それによって自分がどんなにくだらない人間であるかを忘れたい! 私はイエスによって満たされたい。それによって、私たちが誰であり、何のためにここにいるのかも忘れたい。ただ私達がここにいるのは、イエスのためだということ以外は! 私が覚えておきたいことはこれ一つである。 「イエスは私を愛して下さっている。なぜなら、聖書にそう書いてあるから!」

  10.あなたが、くだらないあなた自身のことと罪のことばかり話したがるのなら、あなたはイエスを十分に持っていない! なぜなら、霊に酔っていたなら、あなたはそれらのことはもう覚えてもいないだろう!

  11.あなたは全然価値がない! 価値があるのはイエスだけである! もしあなたが今も、くだらないあなた自身のことを話しているのだったら、あなたはまだ十分にイエスに酔ってはいない! あなたは聖霊に十分酔ってはいない。十分酔っているなら、自分の存在さえ忘れてしまっていることだろう! 私ではなくキリストだ! 生きているのは私ではなくキリストである! まだ愚かで馬鹿な自分のことを語っているのなら、あなたはまだ死んでいない! あなたは、御霊にすっかり酔って、イエスのこと以外は何も語りたくないほどにならなければならない! あなたの自己は地獄に行け! そこが、本来の場所である! あなたは、全然感覚もないほどイエスに全く酔わなければならない!

  12.テーブルの下で、誰かがあなたを蹴ろうとしても構わないほど、霊に酔いしれよ! あなたは、神の酒に満たされ、この上なく幸福である! あなたの構うことと言ったら、「イエスをもう一杯」、ただそれだけだ! 御霊に酔おう! あなたや私の得点がどれだけお粗末かなど、誰が構うものか。あるいは誰が勝って誰が負けたかなど、誰が構うものか。ただイエスに酔いつぶれてしまおう! 私達にイエスがいる限り、誰が勝って誰が負けようと少しも構わない! 私は、あなたたちの間にイエス以外の誰も見ないことに決めている! 私の前から姿を消してくれ! あなたのことはもうたくさんだ! イエスだけを見せてくれ! 私に、イエスを飲ませてくれ! 一杯の聖霊をくれ! あなたとあなたのくだらない罪はもうたくさんだ! 地獄から来たものは地獄に帰れ! イエスだけを高くあげよう! イエスのことを話そう! 霊によって、イエスによって満たされよう!

  13.私はただ、イエスのことだけを聞きたい! イエスがこれまで成されたことを話してくれ。あなたの内で、あなたを通して、あなたによって、あなたのことに関して、あなたにたいして、あなたと共に、あなたのために、イエスが成してこられたことを、そしてイエスに関するすべてのことを! それがどんな事であれ、私はイエスのことだけ聞きたい! 

  14.私はあなたをとても愛しているが、あなたのことなど聞きたくない。私は、あなたやあなたのくだらない罪とファックするのはうんざりだ! 私は、イエスと寝たい。私は聖霊から愛されたい! 私は、花婿からファックされたい! あなたとファックするのは耐えられない。イエスと愛の行為をしたい! ホモ行為はやめよう。お互いにくだらない思いをするだけだから! 自分たちを主のために取っておこう。自分たちを主に捧げよう!

  15.イエスのことを語ろう! イエスが高くあげられるなら、イエスは私達みんなをご自身のもとに引き寄せて下さる! イエスだけを見つめよう。どうだ? 私は、あなたがどんなに見えようと構わない! 私自身が十分ひどいのだから! 私たちはイエスを見よう。見て、生きよう! 見たら、生きる! あなたを見、私を見ることは、私を殺さんばかりだ! 私はイエスを見たい! それが私の生きる唯一の希望! あなたは、私を殺す! イエスだけが、私に生きる希望を与える!